納豆たまごかけごはん

自家製チャーシュー

丸ごとトマト

きゅうりの浅漬け

チョコレートアイス
渓に静と動あり

静は岩

動は水

森はそよぎ

小鳥がさえずる
明日の天気は午後から大雨の予報

明後日は1日上天気だという

日曜日は釣り人が押し寄せて釣りにならない

渓谷の王や女王に臨むのは来週になる

ただぼくは仕掛けを作るのみ


 ....
深緑の
葉の
光合成をする
魂(いのち)の
静かさ
 昔 暗い電柱の蔭に
 鮮やかな口紅を咲かせていた女と
 細くしまった腰をもった男との
 悲しい抱擁を見た時
 思わず浮かび出た詩は
 美しかったけれど

 月が厳しい弧を描く
 夏の ....
愛情の渡し方には方程式があるみたいだ
式を間違えると渡すことができない
そんな顔しないでほしかったけど
たぶん間違えたのは私の方だ

こんなに不自由なら
渡さずにしまっておくほうが良かった ....
これほど繊細で美しい釣り竿は無い
先端径は1mmを切っている
細くて見えない糸で
これで30cm以上の渓魚を釣るのだ
30本に上る竿たちは
袋に納めるとどれがどれだか解らなくなっている
仕 ....
文字通り{ルビ酒盗=しゅとう}というものは酒を盗む
土佐の山之内容堂公が名付けたといわれる
カツオのハラワタを塩辛にしたものだ
ちっとも生臭くなくて香ばしい
メーカーによってはとても塩辛くて食 ....
歩んできた日々を
振り返る

一週間前に通り過ぎたばかりの
森の出口で道は消え失せている

歩んできた日々を
振り返る

あなたが遺した道が途切れてから
見知らぬ景色の中を彷徨 ....
 いつか、詩人は、わたしに、森 鴎外の『舞姫』のパスティーシュを書きたいと言っていた。


 愛がわたしを知るとき、わたしははじめて、愛が何たるものかを、知ることになるのであろう。言葉の指し示す ....
サボテンとの別れ

きみとは何万語のことばを交わし
無言で見つめあったろう
きみはわたしの髭を
わたしはきみの棘を
お互い数え飽きなかった日々が
あえなく終わろうとしている

サボテ ....
7 いいいいいいいいいいい!
8 いいいいーーーーー
9 いいいいいーーーーー!
10 い
11 い
12 あぁ

13 うぇあ!
14 ぎゅぇあ
15 ぎゅえあ

18 
1 ....
涙の夜に
生と死を思い
絶望を失った。
生を楽しむ
そう決めた
明日は梅雨の中休み

曇りのち晴れだという

渓谷の奥深く入り

源流の王イワナを狙う

バッハの無伴奏チェロを聴きながら
未だ幼木の胡桃の木の後ろには籾乾燥施設があって
霧はそれらを囲むように包んでいる

疲労という疲労は
体のあちこちに固形物のようにしこりとなってとどまり続け
筋肉や腱を蝕んでいるような気がす ....
グラスの縁を
指でこする
音は
遠いあの日とつながっている
あの日もじんわりほほ笑んでいた
ゆっくり上がって
ゆっくり下りる

破綻のない円を
描き続ける密室の中

あなたと向かい合った

あなたが指差す方向に
ひきつった笑顔を向けながら
まだ信じることが下手だったわ ....
 陽のかげる時
 美しくなる人だった
 陽の輝く時は
 自分から遠くなった心を
 捜しかねているのだ

 まして雨の時など
 濡れた頬に
 昨夜のベーゼが生き生きと甦っている

  ....
「真実なんて、どこにあるんだろう?」と、ぼく。
「きみが求めている真実がないってことかな?」と、詩人。


でかかった言葉が、ぼくを詰まらせた。


文章を書くということは、自分自身を眺 ....
 朝から雨
 雨はすき間だらけ
 貴女へと降りそそぐ雨

 雨傘の下の
 雨漏り
 或る足音を乱す雨

 アルコールを和らげ
 甘く染まり
 悪童に遊ばれる雨

 雨に出会うと ....
大気の芯はつめたく溶けた硝子で出来ている

濃い影に瞳を浸し

耳は遠い過去でボートを漕いでいた

死んだ男の携帯番号を消していないのに気がついた

やせっぽっちの若造のまま逝ったやつ ....
風景が霞むほどの雨のあと
水たまりには青空が映る
梅雨明けも近い

空を見れば
もう次の雨雲が控えていて
ころころと変わる空模様

そんな空の下を
こどもたちが
笑いながら走ってい ....
あー、なにも変わらない、ボロの部屋
ゴミ袋の中の昨日と分別中の今日 
そして明日も良い天気かな 少し不安
とりあえず、納豆&卵かけゴハンを食べる

おそるおそる粘つく息をして 咳き込む
叫 ....
{引用=


   日々のいたみを忘れるように
   ときおり視野の淵をはしる線
   四季の陰影をかなでる奏者
   モノクロームで、ことたりる
   もう
   彼方からの
   ....
光の骨をなぞる指のことを もう思い出せない

言葉を思いかえすほどに
少しずつずれて嘘になってゆく
そのグラデーションをせめて美しく
夕映えに織り込んで
待っているうちに
身体は闇の鱗で ....
メーカー希望価格の最高級ラインが2,500円
大手釣具ショップで2,200円くらい
それがネットでは1,400円から3,400円で売っている
釣り針も大手釣具ショップで16個入りで200円くらい ....
降らないと思って降る雨よりも
     降ると思って降らない雨のほうがいいにきまってる
                             It don't come ea ....
{ルビ渓=たに}と渓が合流する遠い澱みには
銀鱗の女王が潜んでいると釣人たちはいう
普通のロッドと仕掛けでは逃してしまう
いよいよ本流竿の出番がやってきた
7mで250gの本流ロッドは軽くしな ....
月が欠けてゆく

今宵は更待月

琥珀の水を傾け

夜は更けゆく

明日を占う指先が震える
{引用=たった一杯のカクテルに託した夢物語}{引用=月の流れのように見えたのは
私が酔っていたから
あなた自身の美しさを知らないあなたの
金糸雀の様な笑い声を
頭上高くに聞く}{引用=そのシル ....
海さんのおすすめリスト(2971)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_晩餐- レタス自由詩4*24-7-5
五行歌_【渓流】_- レタス自由詩7*24-7-5
五行歌_【渓流】釣り待ち- レタス自由詩3*24-7-5
※五行歌「光合成をする_魂(いのち)の_静かさ」- こしごえ自由詩5*24-7-5
赤い髪- リリー自由詩6+*24-7-5
すなわち- 四十万  ...自由詩424-7-4
渓流竿- レタス自由詩5*24-7-4
酔いどれの戯言- レタス自由詩5*24-7-4
- 夏井椋也自由詩9*24-7-4
Sweet_Thing。- 田中宏輔自由詩7*24-7-4
サボテンとの別れ- soft_machine自由詩624-7-3
叫び- 林 理仁自由詩2+*24-7-3
※五行歌「絶望を失った」- こしごえ自由詩4*24-7-3
五行歌【渓流】源流行- レタス自由詩5*24-7-2
霧の朝- 山人自由詩11*24-7-2
※五行歌「あの日もじんわりほほ笑んでいた」- こしごえ自由詩7*24-7-1
観覧車- 夏井椋也自由詩11*24-6-30
或る女- リリー自由詩15*24-6-30
The_Show_Must_Go_On。- 田中宏輔自由詩8*24-6-30
- soft_machine自由詩824-6-30
葬夢- ただのみ ...自由詩6*24-6-30
雨に濡れても- ヒロセマ ...自由詩12*24-6-29
たぶん、きっと- atsuchan69自由詩11*24-6-29
短詩- ryinx自由詩1124-6-29
水へ還る- 塔野夏子自由詩13*24-6-27
【渓流】摩訶不思議な相場- レタス自由詩6*24-6-26
見上げれば曇になる- アラガイ ...自由詩8*24-6-26
【渓流】銀鱗女王- レタス自由詩5*24-6-25
五行歌_月を眺めて- レタス自由詩6*24-6-24
モヒート- リリー自由詩11*24-6-24

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