星降る夜に

 思い出になったはずの

 記憶がよみがえる

 後悔というよりも

 自分の情けなさをかみしめる

 あの時電話をしておけば

 いつもと変わらない君の笑 ....
空の青がとても悲しくて
黄色い銀杏の葉が飛ぶ時を待っている
中庭に降り注ぐ陽射しは眩しくて
{ルビ眼=まなこ}を閉じて五体を開き暖をとる
ときおり吹く風は透明な北の便りを運んできた

午後 ....
朝の冷たく透明な空気を吸って
土手路を歩き
川面に浮かぶ鴨を数えたら
六羽が静かに泳いでいた
鴨鍋にしたら何人前になるだろうか
などと考えながらコンビニへと向かう

紫と白い小さな菊が寒 ....
いまだに90年代を引きずってる奴なんて、ろくでもない老害に決まってるじゃないですか。ひろゆきなんかも、あれは遅れてやってきた90年代表象みたいなものですから、最近は老害の代表格としてバッシングされてま .... 本流が埋められてから幾年か歴史から消えそれでも残り
詩人らが過去の栄光誇るなら1度を除き新たな芽なき
君の名を忘れることは生きるため互い理解し枝はわかれて
分岐点マイルストーンに名前なき伝え ....
 金の星の光 滴り落ち
 ひとしずく ひとしずく 

名も無き人に うた歌い

 響かせ 刻み付ける 自らを
 金の光の涙充ちて溢れ出し

寄り添い馴染ませながら突き放し

 一雫 ....
現在だけしか感じない 001


ルモンドの美味しさに
うつつをぬかしていては

僕たちの前に現れた
ペガサスは宙を駆け巡らない

紅葉シーズンの修学旅行 の
バスから降りた集 ....
そろそろと人間が影絵になる頃
通い路の柳がそのうでを
わたしのほうへ
やさしくのばす
はらっても
はらっても
しなやかなそのうでは
あきらめることがない
からめとられたら
わたしも
 ....
 冬の石畳みの
 陽だまりを愛しながら
 時計の針で刻めない
 とおい未来から届く昨日を
 思い起こしてみる

 追いもしない記憶に追われもせず
 そこに立ち止まって
 年齢を重ねる自 ....
昨日、みぞれ交じりの雨が終日降り続き、積った湿雪はさらに重く
あたりを一面の白さに塗しつけている

どこからともなく、なけなしの高揚した気持ちが芽吹いてしまい
はずかしいくらいの言葉を書きなぐ ....
草の根と息吹と
あなた、忘れていったね
飛行船の落とし物みたいに

剝がしたり叩いたり
転んだりしながら過ごした毎日を
何と呼べば良かったのだろう
丁寧だったり雑だったり
胡麻 ....
おむすび、
お出かけする、
にちようびの晴れた朝に、
握ってくれた、
台所の海のかたまり、
炊きたての、
白いゴハンの湯気に混じって、
海苔と塩の蒸せるような香りが、茶の間にまで活き活き ....
夕暮れの中庭のベンチに腰をかけ
{ルビ鋼色=はがねいろ}の空を見上げると
鳥が矢印のような隊列を組み
還るねぐらを目指して
陽の沈む方角に飛び去っていった

病棟に戻り
やがて食事のアナ ....
一瞬一瞬の思考が鷲となり大空を飛翔し
昂る感情が獅子となり大地を疾走し
持続する意志が牛となり草を喰み反芻し

私は自らの内奥の光に身を委ね
十字路を大股で過ぎっていく 、
車椅子の車輪を ....
このログを読んでくれた方々が詩に対して何処かで、より「関心と理解を深め」て
いただけることを期待して、以下、載せておきます わ 、、、ー、、ー、、わん

この問題をテレビやネットで知った ....
磨きぬかれた回廊が朝日に照らされピカピカと輝く頃
眠りに就いていた患者たちは目覚めの一服をふかし
何時もと変わらない挨拶を何回もする
そして名前を呼び合うことで互いを認識するのだ
ぼくはブラッ ....
        


',
, 髪の毛が十勝フイールズ
, ジャマイカなストロベリーフイールズ
, 何食わぬ顔でスノウドーム
, 逃げ込むオピニヤォン

',&# ....
断っておきます。
かなり重く暗い話です。
藤枝静男という作家の小説に『空気頭』というタイトル
の小説がありますが......これはそういうお話ではなく、
よくわかんないんだけど、いちおう現実の ....
 冴ゆる風にこぼれて舞う
 レモン色した木の葉のひと翳り
 そういうもので
 詩を書きたいとおもう

 心に満ちる平穏な日常は、
 わたしの気付きもしない情景のなかで
 なにものとも く ....
その人はネットが開始されると近い将来に日本の現代詩は役目を終える選択もあると感じてはいたからなのかわからなくなっていても長い時間を使ってノンフィクションで現実を書くことに専念しているのだろう。今後 .... 髪の毛の先
緊張の震え
暮れゆく空
遠足の傷痕
絆創膏の鼻

鴨池に懸る
猫の目の橋
鵞鳥よりも
鳴けぬ者も
るるるると
啼声の元は
水底からか

放物線描く
牛の背中に ....
出発だ
朝の家から
交わり戯れる
人や花や蝶々や
雪原に穿たれ進む
野ウサギの足跡にまで

   、

ひかりうずまく
廻る色々万華鏡
いしきのしかい

奥まり高まり波立ちな ....
アサシン養成所の子どもたちは最後の卒業のときに親友と殺しあうページはパターン化している。闇バイト(の情報を聞いて)育っている今の子供たちは細くなりつつある日本経済のなかで育つにつれ暗殺者を認めてしまう .... {引用=
いつからか生きていて、
それから
名称のない日をきょうもおくり、
ゆくゆくの事も
少しは考えるけれど、
いつか
夢の
なか
ゆめにゆられて
ゆめの
なか

ような ....
 そこに行けば、また詩人に会えるだろう。そう思って、葵公園に向かった。魂にとって真実なものは、滅びることがない。葵公園は、賀茂川と高野川が合流して鴨川になるところに、その河原の河川敷から幅の狭い細長い .... あるきはじめてから
やっと息をすることを
感じたものだから
四つん這いにすすむことが
やっとで
匍匐前進した先で
どんなに頭を上げても
見えないものは見えないだろうなって
息が上がって ....
父さま ふらりと旅に出た
おむすびひとつ 手にもって 
あの山こえて ひとまわり
ここはいったい どこやろか

父さま ぼんやりしすぎてよ
きた道わすれて おおまわり
いちばん星が 見え ....
これはいつもどこでも
おこっていること
まいばんねむりながら
ねむりのうちに
いしきのしっかり
めざめてさえいれば
あしたをまつまでもなく
どよめくうみのどまんなか
なまなましくおもい ....
神田神保町にある定食屋のメインはカレーライス
それが次第に香辛料が手に入らなくなって、
 人々はその度唐辛子を増やしていた
あまりの辛さにある者は内蔵を壊し
またある者は舌を焼かれて
 ....
 今でも時たま
 わたしを誘いに来るお月さま
 凍てつきはじめた冬空で
 消えいるような音符を奏でます

 かつて紅い原野から湧いた
 孤独なアンサンブル
 じぶんの柔らかかった下腹部か ....
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