紅い涙の河を渡ったら
青い星が一粒落ちました
それを拾おうと旅にでかけます

暗い夜道は白く浮いていて
寂しさは少しだけ薄らいでゆきました

突然の別れは胸を突き
思ったように息ができ ....
蝙蝠どもがイラつきながら宵闇を殴打する頃、俺は早い睡魔の中で人を殺める幻を見ていた、時間は輪転機を思わせる忙しなさで過ぎ、なぜか無性にカップベンダー自販機のブラックコーヒーが飲みたかった、ハナから .... 読み書き、、、

ネット詩サイトに入って30年以上が過ぎてしまい、いつのまにか、
当時年長で何でだかなんだか(なぜだか)威張っていたような人達
よりも歳を重ねてしまっているわけなので、彼らの中 ....
今、仄か温かく
微風のそよぎ素肌撫ぜ
しんと快晴の明け 、

深々と到来するこの朝に

あすこでボール投げ合う
あの子この子の声 木霊して

やり過ごしてしまった時の
実に宏大な奥 ....
 
 先日、確認したところ、「銀河騎士隆盛記 零」が、なろうのSF小説の宇宙部門で、ランキングの48位にランクインしていたと書いたが、それは週間ランキングだったみたいで、再度、確認してみたら、週間ラ ....
ながれるながれる
意識の流れ
いつものように
すずのねならして
しゃんしゃらしゃん
留まること知らず
瞑目の視界を
銀白に色付かせ 、
そうして
私と云う眼差し、
意志を其処へと
 ....
父から電話がかかってきました。
「お母さんがな
救急搬送されたって
病院から電話がかかってきたんやが
おまえ今から迎えに行けるか?
大事はないみたいなんやが
家族が迎えに行かなあかんらしく ....
静寂を沈めた海が、満月を映している

白い泡を浮かべた幾度目かの波が、
今夜も踊らない砂浜を濡らして、
ひとりの足跡が、塔のある岬までつづいた

打ち寄せる羽ばたく声と、
幼い飛沫が果て ....
巨大な三大陸、
ぶつかり合い壊し合い
阿鼻叫喚の巷
騒然とする時空 、

何一つ誰一人として
それぞれの宿命から逃れられぬこと
露わにされる一方 、

突然に宙から投擲された
黒い ....
るんは風の中 るんは風の中
思い出の空の彼方へと、飛び去っていったよ
それでその後、どうなった?
こんなな空の果て こんな空の果て
穴の中へと、消え去っていったよ
それで、アキラはどうなった ....
足元で小さな花が咲いて「こんにちは。」と微笑んでいる
庭の水仙たちが「私に名前をつけて。」と囁く
ハンバーガーショップのガラスケースの中で
美しい緑色のグリーンサラダが「私を食べて。」と僕を ....
ポケットから出した手を
温んだ風の中で
大きく振りながら
まるで音色みたいな
あなたの名前を呼んだ

読み飽きた季節の頁が
温んだ風の中で
めくれるように
まるで花弁みたいな
 ....
ちいさな舟が夜の海をゆく
破れた帆にわずかな風をうけて

帆柱には古ぼけたカンテラ
光はにぶいが少しあたたかい

月のない夜だから
真っ暗の水面は永遠みたい

とじこめられているのか ....
チョコレート海老入りマスタードサバランを
隣のテーブルで頼んでいる

水たまりに隠した亀が
もうじき鳴きそうだわ
席に着くなりその話
をするとA子さんは
足早に
過包装の雪の中へ
飛 ....
滑走していく冬の夕空を
概念が凪いで金魚と泳いでる
熱の籠もった長靴下、
そろそろ君ともお別れだ
糸が引き千切れた 
正月凧、
風に流され遠く  
とほくすきとほりいき
春へと 遠くか ....
「流れ星に願いをかけて」
「それが 流れ星に もう一度 流れて って願いで」
「また 流れた流れ星に」
「また 同じ願いをかけて」
「・・・ずっと繰り返したら どうなるのかな?」
君がふと溢 ....
この弱った国 腐り切った国
弱り果てた国 弱いものを助ける気すらない国
くだらねえタレントがのさばり、農薬まみれの国
神の国だった時代は、今や昔 皆でこの国を貶めた
劣化ジャパン 弱体化した国 ....
{引用=




うしなわれたものは、いつもやわいかたちをしている
それならば、うしなわれるまえに
きずつけずに、たいせつにしていたらよかったのに。

水色の浜辺にちいさな時計をてに ....
オルゴールのふたをあけると
ことりが砂浴びをしていた
昔のメロディで
ほんのりと温められた砂は
極上の石鹸で
泡こそ出ないのだけれど
日々の汚れを落としてくれる

ふっくらと
よみが ....
消えないことが
したかったんじゃないでしょうか

何、犯罪というんじゃない
運命を決定づける行為

タトゥーもそういう衝動から
という面もある

やめたほうがいいですよ
犯罪に堕し ....
今日もパソコン画面を相手に、老いた老人のように腰を歪め、片手でマウスを弄りながら、画面を物珍しそうに眺める猿のような私がいる。

ネット詩は個人主義の時代を象徴する独白のようで、その組織力不在の表 ....
ぴーすかぴぃい
うんにょい、うんにょい
ぷっぷっぷっ

お空の晴れ晴れ
体の冷え冷え

(今朝のコーヒーは只々ニガく)

うんにょい、うんにょい
やまいだれ 
だりぃからだ
た ....
最初の出だしはこうよ。
ポプラ並木に寒すずめが四羽、
正しく話してると、
うつくしい獣たちが引き裂くの。
クレープが好きだと言ったわ。
魚座の男が好きだとも言ったわ。
鉄分の多い多汁質 ....
線を引いていたら
昔の友だちがきて
一緒に手伝ってくれた
昔の友だちは
昔と同じように
慣れた手つきで
丁寧に線を引いていった
相変わらず上手いね
と言うと
はにかんで笑う
 ....
なんにもないところまでいくまで
随分と時間がかかるよね

でも其処にこそ僕ら求めているもの
あるのかも

  ☆

ぐにゃぐにゃした熱い時空に
無数の卵
生みつけて
僕らのことを ....
音も無く過ぎ去ったものたちが語らなかったものを洗いざらいぶちまけていく明け方の夢、目覚めた時ベッドのヘッドに食い込んでいたサバイバルナイフ、それは俺のお気に入りのものだったがそれが俺の手によって行 .... やがて、その日が来て 声が枯れ果てれば
(フーッ)私の 生きていることさえ 嗚呼、もう
意味がなくなれば なに頼りにその後、生きよう
エイ、あの 野花にも、心があるように
嗚呼、もう 夜中にも ....
悲しくて
苦しくて
切なくて
ポロポロ涙が{ルビ溢=こぼ}れます

心が透明になったら救われるのでしょうか
この身体が朽ちたら救われるのでしょうか

今はただ 
輝く川面を眺めては
 ....
群れに馴染めぬ
奴だった

明るいひなたの縁側に
ちょこんと座りながら
いつの間にか
丸まりしばし
ねむりにつく

ひょうびょうと
人肌の
ぬくもり
かほり
そっと開いた
 ....
チョコレートにリキュールで
モーツァルトらしい

モーツァルトを聴かせて作られた
蔵粋らしい

酒にモーツァルトを聴かせたものらしい
くらしっくと読ませるらしい

生きてる間に聴くも ....
海さんのおすすめリスト(2411)
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