シリカゲル燻したネクタイが舞い
TOKYO の秋はもの静かに始まる
文化の日で
休日やというのに
大学では授業があったみたいで
文化の日の前の日に集まりたいって連絡すると
つぎの日に授業がありますので
というので
じゃあ、授業が終わってから集まろ ....
こんな冷たい雨降る夜は
夢を見ないことがある
こんな冷たい雨降る夜は
とても寂しく人恋しい
濡れたアスファルトに街灯が映り
水溜まりのありかを教えてくれる
傘をさしては手のひら擦り ....
{引用=漂泊の 時のなかに ゆめのように 揺蕩う ゆめの、なかで 夢から さめて あてどない 意識に かすかな ゆめの 名残に 仕舞いこまれた 時間と めにうつる ゆれる 視界のなかに 沈む 夕日と ....
「君の名は。」
{ルビ秋=アキ}といふ選手の名知りボディビル
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
どん兵衛に五分待たされ秋愁ひ
「羊たちの沈黙」
....
何故、東南アジアは、こんなにもいろいろな言語があるのかフィリピンでは英語が使えるといっても、全員流暢なわけないし、ベトナム語とタイ語の文字は違うし、ラオス語はタイ語に近いのか?ミャンマー語は、日本語に ....
なにもない壱参捌億の静かな宙
喧騒の我らはONE STAR覚え,,
ひとつとせ座敷童子と手鞠する
ひとりあそびか これはニ人?
オープンにする意識の段階で
読み手いれれ ....
歳なれどバッタみたいに跳ねてみる
歳時記もそろそろ冬のページかな
毒に死ぬドラクエのキャラ鳥兜
午後{ルビ紅茶=ティー}を買ふ自販機も壊れ冬
ハロウィンや職質なれど笑むカボチャ ....
私という現象は何処から来て
何処に往くのでしょうか
月の女神に聞いても微笑むばかり
いま私は銀河を超えて
星巡りの歌をうたいます
昨夜は皿のような月が出て
そこにおだんごが乗ってたら
なんて
月を手のひらに乗せてみる
だいすきだよ
だいすきだよ
あなたがくれた
とうめいな指輪
くるくる回っている
....
吸う呼吸で自然を迎え入れる・・・
吐く息で自然にじぶんを差しだすように・・・
ずっと一人だった
世界と隔絶しているような
気がしていた
瞑想の呼吸法がすべてを変えてしまった・ ....
きわどい経験は何もなかったのだろうか
日本中から選択されて入るニュースは
いつも表層を滑っている毎日のなか
私と貴方は歳だけとってしまった のか
すでにSNSで得る判断後 ....
書きとめられることのなかった言葉は
綿毛のように目の前をただよい
掴もうとする指の間をすり抜け
風に流され消えていった
明け方に見た夢を思い出そうと
目を瞑っても白く掠れていくイメージ
....
野菊 八句
足元に落ちてる様に野菊咲く
誘ふごと微かに香る野菊かな
永遠に翅音聴かざる野菊かな
野菊のみ逸れて地を打つ雨の糸
青い空雲ひとつ持つ野菊晴
野 ....
宿命は銃弾のように生身に食い込んでいく、それをペンチで引き摺り出すみたいに取り除くには相当な数のポエジーが必要になる、俺が馬鹿みたいに言葉を並べるのはその為だ、小奇麗でおしとやかな世界を偽造するた ....
彼女はゆらゆらと深海魚のように
磨かれた廊下を歩く
手のひらに握られたピースがあまやかに香った
休日の病棟はとても静かで
耳を澄ましてみても無音の廊下は揺るがない
空気は澄みわたり
光の廊 ....
ハロウィン 七句
ハロウィンのドアに小さなノックかな
ハロウィンにヤクザの白いお菓子かな
「おいでやす。」ハロウィンに言ふ京女将
ハロウィンや和菓子を貰ふ京都の子
....
難波から紅いひのとりに乗って、
ひとり険しい顔で電光石火へと向かった
本店は広島にあるのだけど、
東京と名古屋にも店があったのだ
鉄板に載った人にやさしくは、
贅沢にも肉の量がダブルで
....
悠揚たる時空の逍遥、
紫炎の鳥の群れが飛び
無数の光の樹林聳え立ち
血縁切断した剥き出しの自我 、
着地する新たな地盤の響き聴き入る
水空に為って逝く迄に鼓動刻み
ゆっくり凍り付 ....
そして医者がわたしのカルテに新しい病状について書き込んでいる
その手元を盗み見るがあまりの悪筆でまったく読めない
日本語ではないのかもしれない
秋が失われて久しいのだけど
秋のことは覚えて ....
夜はね
深い海の底と同じなの
光が届かなくて
うまく動けなくて
苦しくて
だけど静かで
恐ろしいくらい落ち着いて
ただただ
美しいの
恐ろしいぐらい
一人が好きだ
こんな孤独でいいのかって思うような
夜が好きだ
気が向いたら煙草を吸って
好きなだけゲームして
時には山積みの漫画を読んで
頭の中で旅をして
って
書け ....
長く生きてると
ここ数十年ワープしてるような感覚になる
この映画が10年前?
この漫画が20年前?
その間一体何してたんだろう
好きな物から離れないから
自分が新しいものを上書きしない
....
叫びも、怒りも、悲しみも憎しみも、愛も祈りもすべてはスピードの中へ―本当の思考はある種の速度が生み出す興奮の中で初めて意味を成す、それは俺の為のオリジナルのフローチャートであり、全貌は明らかにはさ ....
二つだった、いや、一つで
よかった
うらやましくて、豪雨
一人、部屋に
夕焼けを吐き
指をひたした
いつだったか
考証の必要な
マイケル・ジャクソンの歌にあった
地球で一人の ....
与えられた一日を
弛まず営み努め
時をかち割り続け
次第唐突に現れる
沈黙の凝縮
瞬間と云う時点 、
ゆるり延べ広がり
直進する時の
現れ 新たに為し
響き放ちなから展開 ....
核の冬まるい地球も腹立てる
ぼくだけのご馳走キュウリ・マヨネーズ
あの秋のテープを指で巻き戻す
白いもの髪に混じりて僕も秋
鯛焼を待つポケットの手も温し
元気よく風で後ろ ....
光バイト 銀行口座は以下の通りです。貴殿が数ヶ月の余命宣告を受けたならその1割でも良いので振り込んでください私たち家族の生活が楽になります。私たち家族が幸せになれます。よろしくお願い致します。
....
きょう
新しいディスクマンを買おうと思って
河原町に出たのだけれど
買わずに
四条通りのほうのジュンク堂に寄って
自分の詩集がまだ置いてあるのかどうか見た。
一階の奥の詩集のコー ....
片足に秋の小蝶の影淋し
野良猫の影のか細く冬隣
基次郎レモンをひとつ置く書棚
さつま芋ご飯をつまむ{ルビ新=さら}の{ルビ箸=はし}
金柑を中心に秘めお饅頭
ふた口で終は ....
海さんのおすすめリスト
(2586)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
2行端子
-
足立らど ...
自由詩
4*
24-10-30
THE_THINGS_WE_DO_FOR_LOVE。
-
田中宏輔
自由詩
9+*
24-10-30
雨の夜
-
レタス
自由詩
8*
24-10-29
01.1..
-
ryinx
自由詩
8*
24-10-29
映画で一句シリーズ_part_1
-
森田拓也
俳句
9*
24-10-29
さあ、今日も、猫の額にキスして、ぱにゃにゃんだー
-
足立らど ...
散文(批評 ...
3*
24-10-29
ひとつの星に生まれて、
-
足立らど ...
短歌
3
24-10-29
ジャンプするのはつらいけど
-
森田拓也
俳句
4*
24-10-29
五行歌__遠くへ
-
レタス
自由詩
6*
24-10-28
思す
-
唐草フウ
自由詩
7*
24-10-28
呼吸法
-
田中教平 ...
自由詩
3+
24-10-28
キーワードはX
-
足立らど ...
自由詩
3
24-10-28
フラグメント
-
ヒロセマ ...
自由詩
14*
24-10-27
翳りあるイメージの収集
-
森田拓也
俳句
5*
24-10-27
言葉憑き
-
ホロウ・ ...
自由詩
2*
24-10-27
病棟日誌
-
レタス
自由詩
5*
24-10-27
メリーさんもひつじ〜俳句で童話_part_1
-
森田拓也
俳句
6*
24-10-27
人にやさしく
-
atsuchan69
自由詩
10*
24-10-27
招宴の自我
-
ひだかた ...
自由詩
4*
24-10-26
カルテと文鳥
-
そらの珊 ...
自由詩
13*
24-10-26
リキッドメタル
-
ガト
自由詩
6*
24-10-26
どうでもいい
-
ガト
自由詩
5*
24-10-26
ご隠居
-
ガト
自由詩
6*
24-10-26
アクロバット・プレイ
-
ホロウ・ ...
自由詩
3*
24-10-25
フランチェスカイエロー
-
トビラ
自由詩
5*
24-10-25
Drums_Between_the_Bells*
-
ひだかた ...
自由詩
4
24-10-25
禁句・クリムゾン〜迷作アルバム_part_1
-
森田拓也
俳句
7*
24-10-25
光バイト_ーホワイトユーモアは光
-
足立らど ...
散文(批評 ...
8*
24-10-25
もうね、あなたね、現実の方が、あなたから逃げていくっていうの ...
-
田中宏輔
自由詩
14+*
24-10-24
夢泥棒
-
森田拓也
俳句
9*
24-10-24
1
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