今宵 上弦、白銀の半月
すぱっと夜空に切り取られ

何度も写し取られ来た
時の打刻、垂直に

イノチのチカラの
絶えること無く

宇宙エーテル透かし彫り
思考力動が私の脳髄踏み
 ....
だって
もう
そういう
時代じゃないの

昔の話じゃね

生意気ちん
生意気まん

僕らは
こーやって
楽しんでるだけさ

あーーー

まげまげまげー

ちかごろは ....
感触の変わらない物ばかり見せられて
満足を刷り込まれている

見てもいない物を滑らかな舌触りで
「それはフェイクだよ」と得意げに

いつからだろう
ポーカーフェイスな言葉で
ベイビ ....
荒涼と大雪原
垂直に落ち来る盾、

何ものにも靡くことなく
打刻される時の 最早誰も居ず

私ひとりの魂 ひとつ、
思考流動の奥底から

白銀の光り輝き出る
上弦の夜 呼び込みつつ ....
娑婆をしゃば云う可愛さ

あーもーこんな感じー

でしかない でしかない

だってメイド喫茶だから

ご主人様
今日は2万円です

僕はね
大企業だから
2万円は2000円な ....
青く青く透ける
魂は
この
体と
共にある
喜びと
悲しみで
脈動する
いのちなのだ。


引かれる
大切な
こころの
傷の
記憶

(不安は尽きない)
(けれ ....
かぜのつよい日の、
晩秋の白い寒空のした、
剝き出しのコンクリートの壁に、
ただじっと、
垂直に命(いのち)している、
垂直に命(いのち)している、
冬、
という死の季節がきわめて近づい ....
ぽぉんぽぉんぽぉん
柏手三つ打ったなら
響き光り放ち映像となり
まぁるいまぁるぅい
円を描き返って来

肉のぶつかり戦う音
ぱんぱんぱん
掌魂の交わり喜ぶ音
ぽぉんぽぉおん
ぽゎぁ ....
 それはぼくの口をついて出たけれど、そのたびにまぎれもない呪いとしてできるだけ離れたところへ遠ざけ、忘れようとした。もっとも不当な予感だったし、書きつけることによって、それが現実のものになるのを恐れた .... 1名様?

はい
ビールですねー

てんぷら
てんぷらと
てんぷら


てんぷらですねー



てんぷら
てんぷらと
てんぷらですねー

かしこまりましたー
 ....
生まれて初めて見た
こんなにも沢山のチマチョゴリ

京都で暮らしていた頃
頼まれ仕事で
結婚式場へお弁当を届けにゆく

式場は由緒ある場所
黄緑の木々が繁る、厳かな静けさの中
黒光り ....
新月の
夜陰天空
太りつふと
現れ上弦の
半月へ向かい
少しずつ形なし
よりふっくらと

夜月の充ちて
丸くまぁるく
円を描きて
白銀の輝き響き
放ち奏でる迄に

然るべき ....
私何も見えなく開くなればいいのに


聞こえなくなればいいのに

言えなくなればいいのに

感じなくなるのが一頭いい(例えば空腹)
そんなことばかり考えるカケスは
カケスの中でも異端 ....
新聞という情報ツールに
改めて、心底感心させられる

新聞配達をしていた十代の頃
それは重くて辛い紙束
それはただの新聞紙

日曜日の午後、夫の髪を染める
風呂場へ行く夫を見送り
足 ....
しばれた
しぐれ煮
かじかんで
つかめない箸
きざはしのくま

どんぐりあけびさるなしこけもも
ハチミツたべたいなあ、
くりすとふぁー
しっとりと濡れ開いて
桔梗の花の紫、いよいよ艶めき濃密に

しょぼんと萎び項垂れて
桔梗の花の蒼白、いよいよ掠れ薄れいき

秋、冬、春、夏、
秋、冬 そうして春へと

円環を閉じては ....
めいめい

そんなちんけな捉え方を
こぎつねな甘さでどうしろと
意味をもらったよ

走り疲れたあんた
まだわかりまへんの

不器用ですから
いや、不気味ですから



司法 ....
{引用=
白のなかの白、のなかの白。のなかの 白、白。白という色彩。 白、光線と あわい影、と白、のなかの白、白。白色光のなか、白と 風と、光と、白と、砂のなか。白。淡い色彩 白色の塗料。白、のなか ....
黒に青が混じって 紺
夜に空が混じって 海
髪と瞳が混じって 睫
うちの眠った 場所はどこ
約束のトンネルに咲く花の色 
ちいさな嘘を薄めたら もっと哀しい
泣いた朝を薄めたら もっと止ま ....
朝、西の港にちかい道路で白いセンターラインから少しだけずれて、一羽のカモメがその羽を閉じながら蹲っている。前方に何台か続いている自動車がほんのすこしだけハンドルを切りながらそれを避けてゆく。寿命なのか .... 道を間違えて迷い込んだ学生街
近隣でもっともお安かったから入ったのだ
その店の名は「クマリマー」
大きな窓辺にガネーシャが並ぶ
とてもすいているカレー屋さんだ
最近の学生は裕福なのだろうか( ....
忘れられた
未来を
予感する
思い出の
果実は
見守っている
どの道終わる歩みを
一歩一歩
大丈夫だよと
終りまで 終りまで。ああ

人類は
何万年もの大昔から
争いをやめな ....
全ての果ての全ての果てを
物凄い速度で追い越し
光の街路を遡り
取り囲む風のチューニング
避けようもなく吸い込まれつつ

意識の奥の奥に自ら敢えて入り込む

  ★

いつしか此処 ....
自分の弱さを隠したくない夜がある
誰かのせいにして誰かを求めている

そうやって明日のパズルを組み立てながら
崩れそうな不安を積み上げている

ガードレール越しで携帯を覗く子
 ....
巨大なるもの暴走する
わたしの頭のなか
知らない私の真っ白な視界 

廻り巡り廻り巡り
次第唐突
つぅうと垂直
舞い落ち流出する

萎びつつ在る物抉り出し

もう用済みだと 、
 ....
突然の電話で私の詩を褒めちぎる
たまたま同人誌への掲載作品を読んで
ここがこう素晴らしくて感動しましたと

その批評は見事で褒められて嬉しくて
こちらもデレッとしてしたところで
この詩を多 ....
裸の枝に実る柿

菊西 夕座


季節が頭をめぐらせて仰ぐ空へと囁くたびに
懐かしさは生まれた日の ....
つたのお家は さびしいね
 枯れ葉が ほろほろ はだかんぼう


秋のお庭は さびしいね
 のこったアサガオ ひとりぼっち


月夜のデッキは さびしいね
 子猫が 母猫おも ....
崩壊し構築しまた崩壊し
渦巻く意識の視界の
奥深く沈み込みながら
より明るみ明るまされ
照らされ浮き出す光道の
明日にだけ向かい伸び拡がり
この肉身の今にも崩壊し構築され
何れ完璧に滅び ....
秋というのは 死の匂いがかすかに漂い始める季節
そういえば 私の右目も死につつあります
光は来る けれど 深く沈むように
匂うように闇が染み渡る
枯れゆく広葉樹の葉の裏に
荒ぶる海の影が揺れ ....
海さんのおすすめリスト(2968)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
思考ノ竪琴/EndlessRepeat- ひだかた ...自由詩825-10-31
低俗ハレルヤ- 弥生 陽自由詩525-10-31
ノーガード- 自画自計自由詩425-10-31
思考ノ竪琴- ひだかた ...自由詩725-10-30
しゃば- 弥生 陽自由詩325-10-30
青く青く透けて_※(曲付き)- こしごえ自由詩8*25-10-29
讃歌- 本田憲嵩自由詩1225-10-29
アクセス・ポイント- ひだかた ...自由詩625-10-29
全行引用による自伝詩。_07- 田中宏輔 ...自由詩1025-10-29
さんりゅうてんしゅ- 弥生 陽自由詩225-10-29
チマチョゴリの咲く庭- 花野誉自由詩11*25-10-28
変容する意識- ひだかた ...自由詩425-10-28
カケスすなぜ、泣かないの__蒼風薫- エヴァル ...自由詩325-10-27
足元の新聞- 花野誉自由詩12*25-10-27
収穫- wc自由詩625-10-27
秋の想い/私と云う舞台- ひだかた ...自由詩725-10-27
意味をもらったよ- 弥生 陽自由詩525-10-27
白の素描- ryinx自由詩925-10-27
NAVY- 唐草フウ自由詩11*25-10-27
無常戦争2- 本田憲嵩自由詩925-10-26
学生街のカレー屋さん- 松岡宮自由詩1225-10-26
思い出の果実_※(曲付き)- こしごえ自由詩7*25-10-26
はい!VISION_- ひだかた ...自由詩7*25-10-26
ガードレール- 自画自計自由詩725-10-26
点火- ひだかた ...自由詩725-10-25
食物連鎖の同人誌- イオン自由詩9*25-10-25
裸の枝に実る柿- 菊西 夕 ...自由詩13*25-10-25
みすゞ- 月乃 猫自由詩16+*25-10-25
ディープ・キス- ひだかた ...自由詩625-10-24
右目の歌- みじんこ自由詩5*25-10-24

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