マクレディの{ルビ長老教会派=プレスピテイアリアン}の良心は、一旦めざめさせられると、彼を休ませてはおかなかった。
(J・G・バラード『沈んだ世界』3、峯岸 久訳)

 ウェンデルの質問は、も ....
意識の薄明かりの今に至り耀き放ち
夜陰の奥にひっそりと潜み開け広がり
なにひとつもう意味なさぬから
あぁただ声の響きのみ此の世成り立たせ

凄まじくも美しき旋律和音の律動するなり
今日は結婚記念日

親友の誕生日と一日違い
いつも、どっちか分からなくなる

親友の誕生日を思い出してから
結婚記念日を思い出す

おそらく 夫の方は完全に忘れている

試しに ....
あの
恍惚の
さなか

あれらが
恐怖なんだ
ったから
みしらぬ
トイレっとペーパー
を155555555
過ぎたので
それも道路になりました
あの人らは
どこいった
猿 ....
ひかりのひびきのいとの
たぐいよせられはなたれ
またたぐいよせられ
さくれつする
しこうせいめい
からみあう
いちおんいちおん
鈴の音の

脳髄遣い雑音と化すまで 、

光り響き ....
我が愛おしの、カレンダーガール
Yeah!! 好い娘や
我が愛おしの、カレンダーガール
Yeah!! 好い娘や
一年 いつでも、Oh!! 良いや

一月 羽子板持って 二月 チョコレー ....
ちっちゃなあんよで立ち上がる

まっすぐまえを見据えては
幼な子の足に入り居る 、
力漲る内なる緻密な我そのもの

漆黒の瞳の煌々と 宙宇の足跡刻印され

無意識なんです 、 認め識る ....
ひっそりと今夜、また
帰る人がいる
うつむいて
みあげて

思い出す予定はなくても
11月の冷えた溜息が
鼻を 服のすきまを ツンとさわってしまうから
真夜中の華奢なシルエットが
歌 ....
「もう、寝てしまうん?」

酔った頭の横で 
やさしく囁く声がする

──その声が好きなんだな

突っ伏したまま
好い心地で聞いている

時折ぐるぐる回るので
それを止める為 ....
魂の残響名残に依り生きて居る私たち、
何時になったら自ら響きを呼び起こすのか
「苦しみは私にとって一つの福音です」と
言い残し立ち去ってしまったアナタ 、
もういいだろう今一度再び出ておいでよ ....
透明なグラスに注がれたコカ・コーラには西陽が射し込んでいて、そのなかには幾つもの氷が沈み込んでいる、その一番上のものには幾つかのちいさな罅が入っていて、まるで浄土の影がわずかに映っているみたいに、その .... 地に突き刺さる
十字架から
血の迸り
大地へ注がれながら
天空へ噴き上がるを

見届け生き抜き生かされ
すっくと立ち上がるチビ太たち
自らの内に潜み働く神性の
疼き思考脈動自ら実感し ....
はっきり
言って
もうなんも食えないくらい
食いすぎだ
んですわ

バッハさん
もう全部持ってってくれ
地球の教師よ
未練はもうなんもない

追記:政府は
全部知ってるよ
な ....
普通って何
異常が
普通になっちゃった
異常が普通の
顔して歩いてる



私は
無力だ

思うこと自体
おこがましい



さまざまな存在に
感謝することを
 ....
食べても食べても減りません
いつかは無くなるのは
わかっていますけれど


みかんの季節です
待ち焦がれた季節がやってきました

大きなバケツに山盛り
有田みかん 四百円 
「 ....
さよなら
と言いたい夜には
時だけに
いてほしい

さよなら
と告げたい時には
いてほしくない

君には
告げたくない

君にも  告げたくない



さよなら
と言 ....
約束の果てで 果てと
ほほえみの
交わされる時
命は
叶う

その時までに
命に従い生き切るの
命に従い生き切るの
ああ

それぞれが、
世界のあとに在り
世界のせんたんに在 ....
一、 娘は 見目麗しく
    寒さの夜さえ
    せつなく 手を伸ばし 
    家の近くの男たちを徘徊させる

一、 化粧気など 少しもないけれど、
    美しく それはき ....
憂い、哀しみ、懐かしさ
浮き上がるエメラルドグリーン
夕陽の沈み陥没する西の空に
美しき慈しみの色彩明け広がり
憂う哀しみ強き意志の懐かしみ



意識があるとは如何なること
脈打つ ....
私:ケントギルバート著作「儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇」を読みました。
孔子は子が親のために嘘をつくことを美徳と説き、それが拡大解釈されて中国や韓国では家族愛のために他所の人達に嘘をついても ....
鈴の音鳴る鳴る
後頭部 、
いつの間にか
シャンシャンシャン
知らず知らずに明るむ意識
自らの影踏み自らを拡げ
光と色の織りなす海
音響木霊し絶え間なく

生まれて死んでまた生まれ
 ....
カランの曲線、             月光のカーブ、
約束の柔らかさ、               角質のとれた張り紙
絡み合うタッセル  
   ....
夢のなかで喋りすぎて
目覚めた朝の喉は
砂漠の楽器

おはようの声は
なににも震わせず
深い秋の空気に溶けていくだけ

あたりまえのような朝が(声が)
あたりまえに訪れるわけではない ....
多くのミスリードがあったことは
たしかだろう

多くのミストリートがあったことも
たしかだろう

腹を切る覚悟はできたか
おまえの罪を数えろ

まぁ待てと
話せばわかると

言 ....
踏切で通過を待つ献立の色は
徐々に透明を重ねて
温かい食べ物が相応しい
そう思うと
環状線の列車が織りなす風が
調味料の先の方まで伸び
わたしもまた誰かの
呟きのようなものだった ....
僕が惹かれていく人を僕は分かる
この心とは長い付き合いだから

憧れを追う人に僕は憧れてしまう
間違いない、磁石くらいの正確さで

13枚のカードを差し出されて
ジョーカーを撫でる指 ....
 そのときマルティンはブルーノが言ったことを思いだした、自分はまったく正真正銘ひとりぽっちだと思い込んでいる人間を見るのはどんなときでも恐ろしいことだ、なぜなら、そんな男にはどこか悲劇的なところが、神 .... 白鷺の伸びやか宙空滑走し
冠雪耀く富士の遥かな地平
見えるもの追い逃さず
眼差す視界の眩めきゆらら

見えないものすら今、見えるものと
つまんなぃ

僕の中の
いつの日かの
彼女は
いつの日か
言っていた

つまんなぃよ

僕ら
繋がっていたんだね
あ、ヒトラー
俺からしたら
チャップリンなんだが

つ ....
仕事をしくじった

あれだけ丁寧にやっていたのに
しくじった
心苦しさが胸を重くする

このオモリを抱えるのは
なかなか無いことなので
自分を観察することにした



当日  ....
海さんのおすすめリスト(2958)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
全行引用による自伝詩。_09- 田中宏輔 ...自由詩1125-11-13
五行歌、声の貴女・巻き戻される夜陰に- ひだかた ...自由詩525-11-13
気づかない記念日- 花野誉自由詩12*25-11-13
仏道ライト- 弥生 陽自由詩325-11-13
抉る深みの里海にて- ひだかた ...自由詩425-11-12
カレンダーガール(意訳)- 鏡ミラー ...自由詩6*25-11-12
真理静、ハイハイ立っち- ひだかた ...自由詩625-11-11
_- 唐草フウ自由詩4*25-11-11
絆される夜- 花野誉自由詩9*25-11-10
らぶれたぁあ(改訂)- ひだかた ...自由詩525-11-10
コカ・コーラの氷の中にはちいさな罅が入っていて- 本田憲嵩自由詩1425-11-9
レッド- ひだかた ...自由詩525-11-9
バッハッハ- 弥生 陽自由詩425-11-9
※五行歌_四首「私は_普通ではない」- こしごえ自由詩11*25-11-9
みかん地獄- 花野誉自由詩15*25-11-9
さよならと言いたい夜___蒼風薫- エヴァル ...短歌225-11-8
約束の果てで_※(音楽付き)- こしごえ自由詩7*25-11-8
むすめ自慢- 月乃 猫自由詩12*25-11-8
五行歌、憧れ寄り添う- ひだかた ...自由詩9*25-11-8
『公とは、なにか?_ケントギルバート著作「儒教に支配された中 ...- 鏡ミラー ...散文(批評 ...6*25-11-8
思考想い_、舞う言の葉- ひだかた ...自由詩625-11-7
静かな水- 唐草フウ自由詩13*25-11-7
満月- そらの珊 ...自由詩12*25-11-7
説法- りゅうさ ...自由詩6*25-11-7
父の献立- たもつ自由詩20*25-11-7
NとS- 自画自計自由詩525-11-6
全行引用による自伝詩。_08- 田中宏輔 ...自由詩1025-11-6
五行歌、夕を前にしベランダから- ひだかた ...自由詩725-11-6
つまんなぃ- 弥生 陽自由詩525-11-6
しくじり日記- 花野誉自由詩16*25-11-5

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99