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裸の枝に実る柿
菊西 夕座
季節が頭をめぐらせて仰ぐ空へと囁くたびに
懐かしさは生まれた日の ....
Ⅰ.
夢はすべからくすべすべとしたまるい顔
ひとよんでのっぺらぼうという名の妖怪
さそわれて、肩たたかれて、ふりむけば
人まちがいだろうけれど「なんかようかい」
夜空は月の目玉を ....
「くうみ」が空っぽの身だからといって無意味などころか最大のより所にもなる
ということで神は服をお脱ぎになって今夜はすっかり「くうみ」となりおおせた
神の不在をなげくどころか不在にこそ神の裸体がある ....
言葉の通じない川に言葉がさらわれて
おととけななな、おととけななな、と笑う川
いますぐに言葉をはなしたまえと川に告げれば
おととけななな、おととけななな、と運ぶかーぜ
風でな ....
歯がはえて、歯たちがきれいにそろったら
きみはもう、はたちをむかえたおとなです
居ならんで、自他がひとつに緊密し
糧をえる、顎の砦を築くのです
歯のひとつ、それがきみの立場でも
べつ ....
おれらのマミーはすっかりダミーでどれが実母か実像ぼやけちゃってる
あっちじゃ酒マミーれ、こっちじゃマンマミューズ、そっちじゃ年じゅー夏休マミーさ
オウ! 擬態にあけくれるヒビとヒビ割れるマミーの愛 ....
海さんの菊西 夕座さんおすすめリスト
(6)
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日付
裸の枝に実る柿
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菊西 夕 ...
自由詩
12
25-10-25
月は夜を統べる、幻想の義眼を髑髏にはめて。
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菊西 夕 ...
自由詩
8*
25-8-15
執着を消し去る入魂トロールマシン_~トロールの神話~
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菊西 夕 ...
自由詩
3*
25-4-20
川にはまった言葉の泳法
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菊西 夕 ...
自由詩
5*
25-3-8
せめてきみの歯くらい人間であれ
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菊西 夕 ...
自由詩
6*
24-12-21
病におかされちゃってもダミーのダメージにマイっちゃダメーさ( ...
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菊西 夕 ...
自由詩
2*
24-8-15
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