それでも
命ある限り
命に従い
生きる私は
今を味わう
別に大人になって青年の主張をしたいのでなくて
  人恋しくてメールが欲しいわけではないんだ

  しみたい気持ちで詩みたいな文字羅列を読み
  死にたいわけでも狂わしいわけでもないんで
 ....
笑っているの?
橋に見えるもののところで
食べているの?
空に見えるもののところで

ぜんぶ君のまぼろしだから
ぜんぶ人のまぼろしだから

強く洗わないで
ふるえる箱から覗く 両眼を ....
 高いところを飛ぶ鳥に近づいて見れば
 見あげる姿と違ったよ

 原始宇宙に漂う 網目のような雨
 試されて 行き来する

 はじまりは 雲にそっくり
 私にもよく似てる 落ちながら
 ....
どの恋人だったか
アヲハタのサイトがかわいいと
ポインタ空に漂わせ
無心にクリックしたあの頃

やり直せないかな
目が覚めて
自分を嫌いになるまでの
ほんのわずかな時間帯を
まき戻せ ....
午後の水泳の後のような
細く眩しい筆跡
液状のカーテンでは
不都合なことが多々あり
懸案となっていた模様替えの
おさらいをしておいた

燃えるごみの日の
温かな坂道の傾きを指で ....
親ガチャか
前に国ガチャと
時ガチャに
感謝して
今を生きている
冴え返る
静けさに
雨音のみの
真夜中
しみる
「先週の生産状況は以上です
 次は工場の修繕計画の件ですが
 和式トイレへの改修案が出ていますので
 工場長よろしくお願いします」

「はい、なんのこっちゃと思いますよね
 社長から各事業 ....
追い詰められた枝先で
黙り込んだまま
幾つかの季節を
背中を丸めて受け流した

独り言を蹴飛ばして歩いた冬と
味のない言葉を噛み続けた春と
溶けた爪先で帰ろうとした夏を越えて
束の ....
○「投資サギ」

「そんなにもうかるなら
人にすすめないで自分でやれよ!」

「甘い言葉ともうけ話には
厳重警戒!」

「お金は昔から
汗水流してかせぐもの
楽して増やそうとするか ....
おもひみをつれゆかむこのたましひは松林へ

おもひみつれゆかむこと海辺をゆかむ

道におる玉ひかるましろの小鳥

かすかましろの小鳥の羽音

さびしさは海のなせる

青海なせる ....
父の祈り母に添いたる秋の夜

秋を見て父を見てただ心静けき

送りまぜ今日はかくやと嘆きおり

父の背に後の月を見し夕間暮れ

十六夜の月は空にはとどまらず
この雨を人にそむいてわれゆかむ

茫々とときに朗々とひかりをひとりゆかむ

雨に海に身をさらす赦されない身を

海よ空よゆるせよわがこころ人に赦されず

ふたり夜の海見るたましひと ....
君と過ごす時間
安心出来る空間になる
言いたいことを言えて

喧嘩もするけれど
時間が経てば落ち着く

大きな喧嘩はない
些細なことばかり
ちょっとした口喧嘩

基本的な考え方は ....
幌馬車にゆられ
ぽつんと大地に置かれた
ゆられ、ゆられて
何処でもない場所に産み落とされた
幌馬車の上で巡り会う
出会いと同時に別れの挨拶もした

私に仕事を与えてください
信じる ....
11月2日、「Now And Then」がリリースされ、
11月5日、阪神タイガースが38年ぶりに日本シリーズを制覇した。
何かが終わり、何かが始まる。僕は足掻いた。

どこを漂流し、どうやっ ....
吐く息の白さで
秒針が溶けてしまいそうな朝

そうなったら
きっと今よりもゆっくりと
呼吸が出来るはず

窓の外を眺めながら
あなたのことを考えたり
意識だけなら
高く飛べるから
 ....
不器用に生きている君の笑顔が好きでたま
らない僕は、なおのこと不器用なんだろう。
そんな日々で幸せを数えてゆきたい。
 
 
 
さあおいで
僕はいつでも心のこのへんのとこ
開けて ....
百パーセントの
善人も居なければ
百パーセントの
悪人も居ない ああ
人間は複雑でしょう



悪や善と
言うのは
ヒトのみであって
うん ヒトも
自然の一部ですね

・ ....
海哀しこの身たよりに恋をおもう

あめつちもなしこの身がたより

海、山哀しここにぐっとこらえる

恋のひとみの焦点のうるむ、山

風わたるくさはらのくさが避けて

はつなつの青空 ....
立冬の朝ワイフを乗せて美容院へ行く途中で
自転車をこいでいる二人の知人に会った
一人は同級生
車の免許証は取ろうにも取れないので
八キロあまりの道を
自転車をこいで人妻にしばしば会いに行く
 ....
私はうたおう哀しみどものわけ捜す

酒にもひとへもいかぬ哀しみをこらえる

おとなりのピアノのおとに酔ってしまうよ

燃える若さもなし智慧を武器にいく

艶やかな妻の髪と鬱屈しているわ ....
 
 薄ら陽を

 追いつつ鉢を離れ得ず

 小さき金魚の褪せし思いして

 胸の底 暗く重く

 ちろちろ火の燃え続ける
薄紅葉家の庭にもあったっけな

惚けてはうつつに帰る秋の昼

母の味欠けていたのは椎茸や

そぞろ寒戸外に出るも少し震え

果てしない夜中にまんじりともせず目覚め

秋の朝見上げる ....
雨を
置き忘れた
夕べ、

裏庭に回り

ぬらり
滑る
陽の光、

黄金に渦巻き
風が吹き、

 私を笑う

時に
取り残された
夕べ、

刻み込まれる
宇宙の ....
蒙昧なお前を吐いて俺となり、
俺はお前のたましいを喰らう



inkweaver
それは日本語で「Ignorant fool, I shall vomit you out, beco ....
雲は消えると
雲の墓場に行くんだよ
とあなたは冗談を言うのですが
本当に墓場はあるんだよ
雲はそう言うのです
それはどこにあるのですか
ほら、そこだよ
雲は指差そうとするのだけれ ....
夢を見るのだ

希望の夜を枕にして
明日を迎えるのだ

たどりついた朝に

さびれた心を晒すのだ
うずくまる彼の悲しみの昨日も

そうしてくれてゆく周りの人の胸にも
種を蒔いてゆ ....
雁の使はるか果てまで独り言ちて

蓑虫のなつかしさかな手を伸べて

愛らしや鶏頭の声千の風

渡り鳥今はまだ季節に遠く

悲しみの扉を開けて秋静か

玩具箱固い扉に秋深く
wcさんのおすすめリスト(1363)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
※五行歌「それでも_命ある限り」- こしごえ自由詩5*23-11-12
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まぼろし- soft_machine自由詩623-11-12
- soft_machine自由詩3*23-11-12
青旗- soft_machine自由詩423-11-12
駅前- たもつ自由詩4*23-11-12
※五行歌「ガチャガチャガチャ」- 足立らど ...自由詩423-11-11
※五行歌「しみる」- こしごえ自由詩4*23-11-11
ハムストリングス- イオン自由詩4*23-11-11
渋柿- 夏井椋也自由詩8*23-11-11
独り言11.12- ホカチャ ...自由詩4*23-11-11
自由律2003.11.11.- 田中教平 ...俳句2*23-11-11
つれづれと俳句- 朧月夜俳句5*23-11-10
自由律2023.11.10.- 田中教平 ...俳句4*23-11-10
喧嘩しても- 夏川ゆう自由詩323-11-10
稜線- 妻咲邦香自由詩4*23-11-9
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silence- ミナト ...自由詩423-11-9
okaeri.com_21-30- AB(な ...自由詩523-11-9
※五行歌_三首「けれど_人であるのだ」- こしごえ自由詩3*23-11-9
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終活- ホカチャ ...自由詩5*23-11-9
自由律2003.11.08- 田中教平 ...俳句4*23-11-8
五行歌_一首「未練」- リリー自由詩6*23-11-8
つれづれと俳句- 朧月夜俳句8+*23-11-8
宇宙の秒針- ひだかた ...自由詩9*23-11-8
「ここは、「もうmy理想」の領域だ。」- 足立らど ...短歌323-11-8
雲が消えたら- たもつ自由詩423-11-8
船を出すのだ- AB(な ...自由詩4*23-11-7
つれづれと俳句- 朧月夜俳句4*23-11-7

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