からっぽの毎日
からっぽの心


からっぽの未来
秋になってから
一番最初に
彼岸花が咲き乱れる

畦道や田んぼの周りに咲く
毎年ほぼ同じ場所に咲く

ニュースになるほど有名な
場所が三次市にある
辺り一面に彼岸花

紅葉が始ま ....
ミミミみどりのゆめがみみたぶに1ミリきしませてはよるのひるね


あるいちにちがおちるころなきました海辺できみを引用しながら


たよりなく気まぐれな手紙がとどく誘惑してってきれ ....
独り言のようなものでも
毎日投稿しないと
気持ちが落ち着かない
毎日三つずつ投稿していたところが
突然投稿できなくなった
いやーまいった!
ボケ防止に最適と始めた投稿
これじゃあますます ....
彼岸前に咲いた彼岸花
十日も早くやってしまった敬老の日
もう動いてない扇風機
時が早く行き過ぎるように思うのは
忙しいからでも年をとったからでもなくて
たぶん

昨日の空と
今日の空に ....
知人の見舞いに桃を持っていったが
急に呼吸状態が悪くなったと
面会はできず
桃は連れ帰った

食卓に置いた木箱のふたを開けると
縦にみっつ並んで
桃たちは姉妹のようだ
血色よく尻を ....
双子だった祖母方のまたいとこはすこし胸が大きい
潤んだ神秘的な瞳は深くて
同い年なのに
大人に見える
意味深な暗号のように念仏がくりかえされるなか
むかし いっしょに あそんだはず ....
 ユニフォームのボタンがはじけ飛びそうな
 六番バッターがぶるぅんとひと振り
 キッツン
 やあ、スイングだけはホームランだ

 いまやたかだかのんびりと
 打ち上げられた軟式球 ....
 ある、は動詞で
 ない、は形容詞

 おもしろいっすよねおもしろくないっすか
 在ったら動いて
 なかったら形になるなんて

 いっぱしのブンガク青年を気取る
 ぼくの話を聞きな ....
 朝起きると、お父さんが増えていた

 ばさり、ばさ、ばさり
 ず、ずずーっ、んぐっ
 しゅふしゅふしゅふ、おえぇーっ、んがらーっ、ぺっ
 ぶっ、ぶりゅりゅりゅっ、ぷぴぴっ、ぶぴっ  ....
冬の薄暗い回廊を
渡ったところに教室があって
頭痛を抱えたままの君は
そこをめざして歩いていく

壁にはたくさんのテレビがついていて
音もなく瞬きながら
世界中のつらいニュースを
さか ....
殺されたくまへ


くまなく

さがされ
さらされ

うらやま
やましくなしに
かき
消され

くま
アイス
人またいで
またおいで
そろそろゴミ箱から自分の声がして
「馬鹿だなあ、甘い夢が見れるまで、とっとけばいいじゃないか」
と言われて
それじゃあ誰かを思い浮かべるのは
そんなの面倒臭いんで
そのまま寝てしまう夢を見そ ....
 
 
生き方の不器用な父がひとりヴァージンロードを駆け抜けていく
 
 
ベッドで遭難などしないように君のいびきを道しるべにする
 
 
ウソツキとキツツキの違いを述べよ、この戦争が ....
風下から失恋の唄が聞こえる

つらい顔をして 悲しみを吐露して

苦しみを伝えてくれる


風上から失恋の唄が聞こえる

笑って 涙をひた隠して

変わらぬ生活を届けてくれる
 ....
ことばは
かけらだ
かき集めて
かき集めて
つくる砂の城が
ひかりを浴びて
窓に飾る花の叫びだ
レースがひるがえり
それは、かけらだ


宿酔いだから
洗濯に行こう
宿酔 ....
夜が更けていきますね
送電線を伝わって
ふらりふらりと麦畑を行けば
ほら
電線が囁いている
星屑をまとった天使たちが
口笛を吹きながら散歩しているんだ

軍用ブルドーザーに破壊されたガ ....
輪の裏で
小人の群れを掴み
握り潰す
手の端から
零れる体液を頬に塗ると
始まりと終わりの境界を見ることのない
私たちが
夕日を捕らえ
夜に
引きずり込んでいく
えりくすま、え ....
またね
春風から一番遠いところで
皆でそうつぶやいたら
誰かの下唇に
名前の知らない花が咲いた
なあ、せっかくだからさ
もうしばらく
楽しいおしゃべりをしよう
その皇子
東へ進軍し
その剣
雲を斬り
丘を割き
沼を埋め
戦に次ぐ戦
謀殺に次ぐ謀殺
返り血の乾く間も無く
川にかかれば妻を売って渡り
海峡にかかれば妻を売って船を買い
船を打 ....
使っていない電話器が時々鳴る
コードは何処にも差してない
その受話器が持っていた番号は
もう何処にもないんだよ
遠い昔つながっていた
あなたの電話番号も
もう何処にもないんだよ

あな ....
夜が呼んでいるような気がしたので
誰かが待っているような気がしたので
自転車のかごにウイスキーボトル入れて
僕はさんぽに出たのです

どこか遠いところで
凪いだ海のおなかの中
呼び交わす ....
鳥は自由に飛ぶ
一本の線によってへだてられた空間を
風つかいのグライダーのように滑空し
大気をはらんだ凧のように静止し
熊蜂のように羽ばたいて流れの外に飛跡を残したりして
そして時には それ ....
4本の弦を見つめるあなたの写真を見つめる4人の仲間たち まちがいなく
だいじょうぶ、と
つぶやいているときは
すこし
くじけぎみのとき

やっぱり
だいじょうぶじゃないや、
なんて
わはは、って
おいつめられてた
じぶんを
わらって ....
{引用=

夢 やぶれ
    て 帰途

どこからか
いしころ一個の
うなり声}

       んんん ん
 
           ああああああ

        ええ ....
  

ラベンダー絨毯の中
東へ東へ向かうバス
点在するハーブ園
スィングするカラフルな文字
流れる
ラジオから
セージ、パ リ、マリ 、タイム、、、
と聞こえ
行くのですか
と ....
凸凹配位座はいつでも漂っていて
なにかの拍子に
繋ぎ合っている手のひらの合間にもある
ついさっきまで当たり前のことが
風ひとつ吹いただけで
何ひとつ理解できなかったり
その道理に畏れたり
 ....
  

自転車置き場で
空を見上げるのがいい
そこに風でも吹いてくれれば
なおいい
そんなとき
携帯電話の電池でも切れていて
何か大事なことや
大した事じゃないことや
君にとっては ....
ハピネス。
幸せについて語ろうとすれば
それは光のように輪郭をなぞって透けていく
影はすべて
光を雄弁に語るハピネス。
流れ、を捉えることが難しいのと同じくらいに
私たちが生き残るのは ....
wcさんのおすすめリスト(1380)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
平成29年1月27日(金)- みじんこ自由詩117-1-27
彼岸花- 夏川ゆう自由詩216-10-8
よるのひるね- 阿ト理恵短歌2*16-9-27
不投稿- zenyama太 ...自由詩2*16-9-3
ベテルギウスは突然に- 佐々宝砂自由詩115-9-15
御見舞- 自由詩28*15-8-11
血縁- 自由詩21*15-6-30
ファウル- 平瀬たか ...自由詩8*13-3-23
動詞と形容詞の問題- 平瀬たか ...自由詩7*13-3-13
増殖お父さん- 平瀬たか ...自由詩3*13-3-7
冬の回廊- Lucy自由詩21+*13-1-17
News「人襲い射殺されたツキノワグマ」に捧げ詩- 阿ト理恵自由詩310-10-14
ひと_り- id=5239自由詩209-8-16
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旅の終わりに- ダーザイ ...自由詩52*07-1-17
美しいミサイル- いとう自由詩3107-1-5
春だから全員集合- たもつ自由詩12*05-3-13
東征- 片野晃司自由詩2504-11-22
風が唄っていた- ダーザイ ...自由詩33*04-4-7
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ほっぺた- 玉兎自由詩304-3-5
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ハーブ園- AB(な ...自由詩12*03-11-14
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夕焼けが足りない_1- AB(な ...自由詩1503-10-21
ハピネス- いとう自由詩5703-5-12

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