気温が高い
紅葉しているけれど
ゆっくり紅葉している
そこまで厚着しなくても
快適に過ごせている
冬の入口が見える
もうすぐ気温が下がり
寒さがやってくる
紅葉の眩しいぐら ....
早朝の待合室で手袋をとってひと息入れる遠い国から
たくさんの秘密を分け合おうよ。ときには魔女のように下卑た笑みをいっぱいに浮かべながら、沸きたつ好奇心に駆られて、たくさんの楽しいことを。
たとえば小学校の男子用トイレ。その鍵がかけられた個室のドアー ....
雨の子になってみたいな 魂が渇くことなく笑えるでしょう
レインツリー 逃げ込んだなら枝の下 母に似た君に会える気がする
さぼてんが奏でる音色レインスティック 何かと問う声ふるえは止まず
....
微分したキャンディーは溶けて
積分した気持ちは夕焼けに
またひとりの友が溶けてなくなった夜に
泣き屋はパンを返してくれた
そのパンは固くなってしまって
食べるには自分の ....
清らかな
水流、蒼天を流れゆく
鳥の啼き声、辺りから鋭く響き
きらり、きらり
太陽の光滴 蒼天の水流を飛び跳ね
ふと躍り入る巨大 宇宙の心音在り。
自分のこころが
話し相手の私
悪も私
善も私
いろんな私
一日がこぼれゆこうとしている
どこへ
だれの手によって
疑問符は
フェイクファーのふかふかの中で
あくびを噛み殺して
目を閉じる
ここはやがて誰の手も届かない場所になる
別府湾を切 ....
今一番見失われているものは
信じる心ではないか
詐欺の多い時代ではあるが
人を信じないでは生きていけない
たとえ生きていけたとしても楽しくはない
人間の喜びは
人を信じることとともにあ ....
透き通るように白い肌を薄く削ったらカラフルな内臓がみえました
先端から雲がもくもくまとわりついた飛行機がトマトの味がするように
右手の人差し指で僕から眠った星に地平線を引けば
左手で ....
心音の意味は未だ口にしない
逆さまの三月にサーカス探す
ぞんざいに存在してるお惣菜
虎の七と八を切り分けた刀
あかんねん 茜さす目が開かんねん
許され ....
「冬の詩人」
やがて
夜明けはおとずれ
薄暗い空へ 一羽 また一羽
飛びたってゆくとりたちのざわめき
眠らない草花で
静まらない木々の枝 ....
これでいいのだ
と
言えばぶっ飛ばされそうな
木枯らしが吹く
秋の夕
僕は掛け値なしに
いいやつだった
それを知れただけで
俺たちは
満足なんだ
でも生活の問題は
据え置 ....
好きな詩人はたくさんいるが、石原吉郎ほどその言葉の碇が時代を超えて突き刺さる詩人はいない。私にとってもその都度読み返す大切な作家のひとりだ。
花であることでしか
拮抗できな ....
そんなことありえないって言いながら
しゃがんで花火をするローライズの腰から
見えちゃってる果汁100%
東京にもこんなに静かな夜の場所があったの
という思いが油っぽい湯 ....
乾いた大気
緋色砕けて心臓響く
天上は真夏
大柳
烟り散る冬の湖面
壊れた
あるいは
壊した季節
散らばる破片を
君は今は
振りむかずともよい
君が遠くを歩いているあいだに
それをそっと
継ぎ合わす手がある
月と星の光を熔いたもので
ひとつひと ....
○「インターネットオタク」
ものすごい怖さを感じた!
多感な時期の中高生が
毎日さまざまな有害情報に接している
SNSで危ないやつとやり取りしている
今や親に自分の履歴を見せられる子供が
....
台所を独壇場にする、
梅干しよりも止めどない、
はるかに暴虐的な唾液の滝、ほとんど果汁にも紛うほどに、
強烈な、そのかおり、
それでいて、
主役の実力を才能以上に引きだす、きわめて個性的で有 ....
Museum of Broken Relationships
星のきまっている者はふりむかぬ
私がニューヨークへ
映画のプロモーションに行くと
朝5時半から行列ができた
8時の開場までに ....
長年カーよいなれた湖畔のドライブインがゴールインしたというので、祝いにいった。
助手席には白樺がフロントガラスをくりぬいて座り、はやくも車を湖沼にみちびいた。
故障にしずむクラッシュカーに枯葉がお ....
味わいに
静かさ奥行き
感じる我、
其処に
静かさト遠さ 在りと。
静かさ遠さ、
〉とおさしずかさ〈
今に在ります
これ、微妙な感性の震え
只今捉えがたく一つに在り。
まさるの家で山羊汁があると聞いて出かけた
子供のうちは山羊の脂に中るということで
その場に呼ばれることはない
その時計の狂っていることを祈りながら
向かいの能登屋の蒸し器か ....
アフターダーク 影は踊るよ
張り詰めた宙 小声で歌うよ
月 星 現れ 宇宙 火花 生まれ
暗くなってゆく 本当の内証…
天高く月が昇ります 白銀の女王よ
夜の風景に溶けてゆく呪 ....
転覆してしまった
砕氷船は
海のど真ん中
沈んでいくよ沈んでいくよ
孔雀と戯れている少女の言う
夜陰の街並みを
大勢の南国の人々
ぞろぞろ歩む一方向に
あれは何?と少女に尋 ....
冬至過ぎれば
米粒一粒ずつ
日が長くなるよ
と祖母が言っていたという
冬を越すぞ
・
冬になる分
一日一日
春は近づくのだ
どの道
あったまる
三分咲の桜が好き
と云う私に
葉桜が一番好き
と 笑った彼女
「なんで?」
ほのぼの香る色にも
一閃の青をみる
硬質感ただよう清らかさ
結婚前の彼女は答える
....
とおく
らいめい
また
いのちにもどる
そうきめた
+
よりそう
じしょたち
きょうは
ことばの
おそうしきのひ
+
しずかな
かみのね
おわらない ....
鯖の切り身に湯をかけて
霜降り ぱちゃり 血合い取り
砂糖と酒と水と鯖 生姜もいれて くつくつと
落とし蓋 煮汁が飛ぶのをおさえつつ
甘い蒸気よ 換気扇
外に抜ければ 冬の街
....
昨夜の飯はおろしそばに納豆と生卵で腸内善玉菌が喜んでいます。可哀想な人達に生命エネルギーが注ぎ込まれてきたのは否応なくわかるんだけど、可哀想じゃない人達が痩せていって良いんじゃ、本末転倒だね。
....
wcさんのおすすめリスト
(1933)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
冬の入口
-
夏川ゆう
自由詩
2
23-12-1
2023年12月1日、遠い国からおはようございます。
-
足立らど ...
短歌
5
23-12-1
卵
-
本田憲嵩
自由詩
6
23-12-1
雨のうた
-
福岡朔
短歌
7*
23-11-30
gastronome_41-50
-
AB(な ...
自由詩
4*
23-11-30
意識の光景10(改訂)
-
ひだかた ...
自由詩
5
23-11-30
※五行歌「自分のこころが_話し相手の私」
-
こしごえ
自由詩
7*
23-11-30
まがいもの_やがて夜にのまれる
-
そらの珊 ...
自由詩
11*
23-11-30
信じる心
-
zenyama太 ...
自由詩
3*
23-11-30
硝子を割って
-
暗合
自由詩
2
23-11-30
弾んだ音弾いた
-
水宮うみ
川柳
1*
23-11-29
冬の詩人_2023
-
丘 光平
自由詩
2
23-11-29
隙間風
-
りゅうさ ...
自由詩
4*
23-11-29
沈黙と言葉
-
ワタナb ...
散文(批評 ...
3
23-11-29
gastronome_31-40_
-
AB(な ...
自由詩
3
23-11-27
五行歌_一首「花火」
-
リリー
自由詩
3*
23-11-27
継ぐ手
-
塔野夏子
自由詩
8*
23-11-27
独り言11.27
-
zenyama太 ...
自由詩
2*
23-11-27
檸檬
-
本田憲嵩
自由詩
9
23-11-27
春_~Judy_Garlandに
-
カワグチ ...
自由詩
3
23-11-26
めぐる季節にドライヴィン・ローリン・クリスマス
-
菊西 夕 ...
自由詩
2*
23-11-26
詩想39〇しずかさとおさ、五行歌借り
-
ひだかた ...
自由詩
4
23-11-26
gastronome_21-30
-
AB(な ...
自由詩
4
23-11-26
(翻訳詩)アフターダーク
-
足立らど ...
自由詩
9*
23-11-26
深紅のスカート
-
ひだかた ...
自由詩
6*
23-11-26
※五行歌_二首「冬至過ぎれば米粒一粒ずつ日が長くなるよ」
-
こしごえ
自由詩
2*
23-11-26
さくら
-
リリー
自由詩
6*
23-11-26
あまやどり(手帳の断片より)
-
たもつ
自由詩
6
23-11-26
作りすぎたのよ
-
短角牛
自由詩
6*
23-11-26
2023年11月26日のAIとの会話ログ
-
足立らど ...
散文(批評 ...
2
23-11-26
1
2
3
4
5
6
7
8
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11
12
13
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30
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36
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38
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40
41
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45
46
47
48
49
50
51
52
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57
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59
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