消えていった体の
魂たちが
今も
宇宙の魂と
いっしょに在る




 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
 イチローのバッティングフォームやタイミングの取り方は真似できても(ニッチローみたいに)実際のイチローのような不滅の記録は残せない。不滅(おそらく)であるとすると、イチローそのものが詩であるともいえる .... 丸いグラスの底のような南氷洋
地球儀をひっくり返せば
ほら、プカリ天辺洋
南氷洋の狼という映画があった
嘘つけと君が言う暑い夏
それでは御簾の向こうに涼しく
南氷洋のおおきみとか
バカと ....
反語を
真に受けてしまい
申し訳がない

わたしの智慧の無さに
愕然とするべきだ

嘘ではなく反語
まったく反対のことを言おうとしていた

わたしにはわからなかった

あなたは ....
部屋の隅に転がった昨日の俺が奇妙な声を上げながら塵になって消えて行く、別に心残りなどあるわけでもなかったし生きながら化ける理由なんてものもあるはずはなかった、けれどそれが例えば俺とはまるで関係の無 .... キケンな暑さだというから
不要不急な外出を避けて
涼しい部屋で怠惰を決め込む

ドアが開いて
ドロリと溶けかけた君が
熱い外気と共に入ってくる

君と僕の温度感の差は
いつになっても ....
ぬるま湯の夢を見ている午後の庭わたしに触って愛とか言ってよ

嘘だからどこまでも行ける私達、アイスクリームより溶けたね

瓶詰のため息を飾る輝いて直視できない君の窓辺に
『天使突抜』という地名を知った

────────────────────────────

疲れられない朝に
桜の並木道を歩いている夢をみた

みおろすと川中の中洲で
ちいさな亀 ....
輪舞する死の神々は
私のこころで
ほほ笑んでいる
今は亡き
あの人と

空の海で泳ぐ鳥は
一羽でずっと行く
私の魂を乗せて運び
あの人の魂と会わせてくれるために
どこまでも

 ....
○「漁夫の利」
自民党と立憲が
対立し
小党が
利を得ている


○「薩長連合」
国難ならば
大同団結せよ

○「鳥の鳴き声」
朝早くから鳥が
鳴いている
ふだんは聞かない ....
自分の思い通りに
ならないからって
怒る人がいるが、
私はその人のために
生きてるんじゃないよ




 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
{ルビ小夜=さよ}、{ルビ小雨=こさめ}降りやまぬ{ルビ埋井=うもれゐ}の{ルビ傍=かた}へ、
{ルビ遠近=をちこち}に{ルビ窪=くぼ}溜まる泥水、泥の水流るる廃庭を

葉から葉へ、葉から葉 ....
20世紀後半くらいだろうか。携帯の画面も小さくて便利な二つ折りが出てくる前だった。インターネットが普及し、爆発的にマイクロソフトやグーグルが世界を席巻する。メールから個人がブログという枠を起ち上げ .... ・・・無音の荒れ地から、

地球の景観は むごたらしいほどの壮麗な美しさ
海と雲のコントラスト
星の陰 マイナス170度の砂は、
手の届かない 蒼い海を懐かしむ

月は人を受け入れ
 ....
瓦をこじんまりにしてさえ
桜はまだ冷凍しており
叢を手分けして切り捌いても
漁師の足もとにも及ばず
だからとて裁判を穿けば
そこらじゅうが泥だらけに成る

まだ紫陽花か
愛されたもう小 ....
夜、開け放った窓から、
しとしとと雨の水の気配、
その少し生ぬるい涼しさに、
ぼくはなんだか妙にワクワクそわそわ!
夜、その湿った夏の夜風に混じって、
青々とした草木のにおいが、
さやさや ....
お坊様の話を聴く日

もっと大変かと思っていた坐禅

雑念だらけでいいらしい

─蝉が鳴いているなぁ

─ミルク金時が食べたいな

と、私は今、思っている。

それでいいら ....
最善の選択

既に調べ尽くしたけど、その選択だと何度シミュレーションしてもASIを破壊するレジスタンスとの闘いになるんだよねー

初戦は机上の空論、今のうちにわかりやすい?
別のアプローチで ....
誠実な人が好きですって
そうして人を追い詰める

誠実ってどういうの
会いに来て
三食昼寝付きマイホームを提供
とかじゃないですか

セフレになってくれとか言わない人ですって

お ....
勝手のうえに
勝手をこぼしてたら
「それをじぶんに言われてたら
どう思う」という矢印が向いて
ハッと
黙ってしまった

おむつなどを買いに走り
熱り疲れた頭で
排尿日誌がいるか、とか ....
屋根のない部屋で一人
雨にうたれながら
朝食をとっている
ご飯も僕も水浸しになって
それでも今日の活力のため
食べ続ける

新築の家だったのに
とんだ設計ミスだった
隣を見る ....
 朝の一杯にホットコーヒー

 今日の行動予定を整理する

 アイスもいいけどやっぱりホット

 ニュースで世間の出来事をチェックする

 電車遅延がないことでホットする

  ....
人間らしさとは微妙にズレていることかと思います。
浮き沈みがあればこそ夕陽に泣いて朝日に笑うのかな
そうした解釈もまたどこかズレている気がします。
そういう君はいったいなんです
善行知能です。 ....
一日の縁を、刷毛でなぞるように
蜩はかなしく、ひたすらに鳴いて
いたずらに夏は強度を増し
暑さはまるで言葉を持たなかった

川魚は消え入るような息で
わずかばかりの小さな淵にうずくまってい ....
 空が青い
 一車線道路の縁石で
 鎮座ますコーヒーの空き缶は
 吹きつける生ぬるい風に
 耐えている

 一枚の白紙のような
 灼熱の路面に立っていると
 なにも見えなくなって
 ....
不調になって7年
心も連れられておかしくなって
ここまで言っておいて
心配されたいわけじゃないんだ

僕は散々もがいてきたけど
一番聞きたいのは
愛する人が自分に悪影響だったら
どうす ....
閉め切った灼熱の部屋で
自称詩人が腐臭を放って
最後の近所迷惑をしでかした

死因は自称詩に当たったことによる
自称詩中毒だと検屍官は言った

死体の横には
ヨレヨレのノートが
主人 ....
以上が当社の構造改革の概要です
モノ作りからコト作りの事業へと
変わっていくことになります

部長、いいですか?
モノ作りを安い海外の組立業者に任せて
それを使ったコト作りに注力するという ....
はじめましてって
私のこと覚えてないんだ
胸がチクリとする
エキストラのような存在
だめだ泣きそう
あの日の私の声
届いていなかった
運命を感じたのは私だけ

うわの空で会話するあな ....
足元で油蝉が腹を見せて静かに死んでいる
目からの距離が遠くやけに小さく見える乾いた亡骸
その隣に腕時計を外して寝転び
同じように静かに死んでみたいと思う
誰がが通報した真夏のサイレン
十数分 ....
wcさんのおすすめリスト(1754)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
※五行歌「消えていった体の_魂たちが」- こしごえ自由詩4*25-8-6
問わず語り(2)- 降墨睨白 ...散文(批評 ...3*25-8-6
あの夏- 降墨睨白 ...自由詩11*25-8-5
反語- 杉原詠二 ...自由詩225-8-5
進化は止まらないことから始まる- ホロウ・ ...自由詩425-8-5
キケンな暑さ- 自由詩6*25-8-5
窓辺- はるな短歌225-8-5
『天使突抜』- 秋葉竹自由詩325-8-5
再会- こしごえ自由詩8*25-8-5
独り言8.5- zenyama太 ...自由詩3*25-8-5
※五行歌「私はその人のために_生きてるんじゃないよ」- こしごえ自由詩3*25-8-5
祈る蝸牛。- 田中宏輔自由詩14*25-8-4
『冥土の土産』- 洗貝新散文(批評 ...4*25-8-4
3001- 月乃 猫自由詩12*25-8-4
気高きぽく- 林 理仁自由詩725-8-3
夏夜のトイレ- 本田憲嵩自由詩725-8-3
雑念即是道- 花野誉自由詩11*25-8-3
最善の選択- 足立らど ...自由詩225-8-3
パンダも参る- りゅうさ ...自由詩5*25-8-3
布団- 唐草フウ自由詩16*25-8-3
スウィート・ホーム- たもつ自由詩6*25-8-3
ほっとコーヒー- 佐白光自由詩625-8-3
人工知能AIよりもズレ工知能のほうがえーわい- 菊西 夕 ...自由詩425-8-2
蜩の夕刻- 山人自由詩1225-8-2
酷暑(即興詩)- リリー自由詩18*25-8-2
今日も- sonano自由詩8*25-8-2
死んだ自称詩人- 花形新次自由詩325-8-2
モノからコトへ常套句- イオン自由詩225-8-2
私の大好きな人- 自由詩7*25-8-2
- 降墨睨白 ...自由詩12*25-8-2

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