撤去前

北斗無双で全回転





さらば時代よ


希代の名機
前日からトゥードゥーリストで頭が一杯
考えまいと早くふとんをかぶるが
挙句寝言でもそれを呟く

まだ日が昇って間もない時に目が覚めて
高鳴る胸を撫で下ろそうとするが
到底無理な相談のようだ ....
此の秋も
彼の酒蔵の冷やおろし
無事に届いた


月夜
肴よ
とても間違った言いまわしが
ひとに伝わってしまったとしても

とてもお気に入りの財布が
型崩れしていくように
しょうがないことだ

人はエンジンのまわる間は
やすみなく動き廻って

 ....
あの手この手を駆使し
時間にしてほぼ二時間
ぼくは自分がいかにこれまで我慢してきたかを伝える
君は自分もあなたと同じだけ我慢してきたとさらりという
ぼくはこれでもかというくらいほとんど全身全霊 ....
 「本日、登山道の除草をしています。御注意ください」、と、コピー用紙にマジックで手書きしたものを車のサイドガラスに貼り付けたのは朝の五時五〇分。その後今季初の登山道の除草に分け入った。
 八月中に廃 ....
部屋に雲が入って
雨に濡れていく、色も形も音も
僕らはどこにも繋がらない二つの心臓
匂いもたくさん嗅いだ

かつては他の何かだったものが
また他の何かになっていく
記憶に触れれば ....
本物ではないが
似ていると自慢できる
越えることはできないが
映えることはできる

お高くなくても
弾けることができれば
薄い人生でも
クリーミナーな
泡に包まれるかも
左手で何ができるか
考えている
終わらない季節があるのが
どこだったか
どんな街だったか思い出してる

左手でできるのは
右手をつなぐこと
なにか新鮮で見入っていられることが
本 ....
《そこ》では、
だれにも読まれないから、
詩を、
詩のサイトに投稿した。


詩、だから、
詩のサイトでは、
読んでもらえると想った。


でも、そこでも詩は、
読んで ....
登攀する指たちの鮮やかに泳ぐ風景を目の当たりにしては、花を捥ぐ
稲光として照らされるまなざしは避けがたいせせらぎを背なに負うのだ
その熱を委ね夜へと色をうしなっていく様々な病たちがしなだれて
耳 ....
生きることが下手なのに
頑張れだなんて
生活的嫌がらせだよね
あーぁ
ライフハラスメント

一人で居るのが好きなのに
一緒に居たいねなんて
活動的嫌がらせだよね
あーぁ
ライブハラ ....
どーもデウス!待っても待ってもこんにちは!六番目の大腿骨局方面隊隊長代理Kaケラです!

今日はですね、ASNSやセカンASNSでトレンドに入ってるやつ、それの可視面マジなのってことでね。
 ....
記憶の色が
褪せて来たのは
古ぼけた写真のせいだろうか?
アルバムを契機にしないと
過去を思い出すことも
なくなってしまったからだろうか?

テレワークの窓から
望む景色はいつも
突 ....
{引用=この先もこれまでもみな猫の{ルビ洞毛=ひげ}※}

望むでも{ルビ希=ねが}うでもなく雲の蝉


尻取りをしたい宇宙の尻尾まで


雲ひとつぽっちゃり浮かんで{ルビ嗤=わら}わ ....
宇宙の果てに、ひとりでいれば、
虫の音が、眼の奥底に浸みてくる。

  空には人の気配は無くて、
  星も何にも語りはしない。

虫たちは、頭の中の波打ち際で、
幻みたいに、光ってる。
 ....

目が覚めると、今日もプリンの一日です。
円グラフ、黄色で塗りつぶしちゃうのです。



夏の朝、粉ゼラチンを制鞄の底に隠し、隣町へ密輸の旅さ。
その町に住む不登校の友達に、プリ ....
父母の割れた声が響いている
ここは家ではない

扉を閉め、鍵をかけ
空気を隔てても、まだ壁が振動している
ここは家ではない

布団を被り、耳栓を押し込み
脳の奥にツンと一本の線が走る
 ....
この味がどこから来たのか
わかってほしいと思ったりしないで
黒ずんだまま 泡を噴いている
時間が経ちすぎていく
泡はゆっくりと消える

レモン型の炭酸飲料を道すがらに買って
宙に浮かぶの ....
{引用=熟れた太陽}
暑い日だった
「スキンヘッドの大工さんの日焼けした後頭部に
もう一つ顔を描いて冷たい水を注ぎたい 」

マスクをした金魚がエアコンの波に裳裾ひらひら
上気したザリガニ ....
難病に苦しむ人間が
7年半も首相の座に就いたってことは
自称詩人という
不治(は日本一)の病を抱え
地獄のような人生を送っている
お前らにとっては
輝かしいスーパーヒーローであって
決し ....
古くなった器たちに
未練を残しつつ

将棋の神と八人の
タイトルの精霊たちが
選んだのは

初々しい羽織と袴の
さわやかで
やさしい眼差しをした
挑戦者の少年

ビクトリーロー ....
君の骨をみたことある、なんて嘘をつく



部屋に入った深夜、床にすわりこむ



あたらしい夜を探して路地をゆく



生きて、辛くても、啄木鳥



瞳 ....
 和洋折衷、さらにはカジュアルな個々の色彩が一つの流れとなって目的地である広場へと延々続く。両岸にはイカ焼きやタコ焼き、りんご飴やチョコバナナ、お面にくじ引き金魚すくいなど、食欲と郷愁を誘う魅惑の露天 ....  網戸の向こうには、山岳の稜線と薄明るい空がはざかいを浮きだたせている。草むらではコオロギなどの虫の音が、凌ぎやすい朝のうちにと盛んに音を紡いでいる。朝の涼風が頬にあたり、ひさびさのインスタントコーヒ .... 夏風にそよぐ
無数の葉のなかで
蝉時雨を浴びながら
自らに問う

――今日
  ひと時の
  今を
  生きたか 
僕は今日 
仰向けに横たわる 
蝉のうつくしさを、知った
 何かがゆっくりと近づいて来ている。それはやや静かに、それほど大きな音ではなく、それでも耳をすませば確実に聞き分けられるほどの大きさの足音を立てて、僕たちのそばに忍び寄ってきている。人々は早くも悲しみ .... 国道で
風上に向かって泳ぐトンボをみた
光の隙間を
上流に向かうメダカのように


少し斜めに傾いて揃って空を見上げる街路樹

一斉に翻る木の葉
光を透かして揺れるエノコログサの長い ....
日本国憲法は
完璧なものであり
ただの一言も変える必要はない
憲法改正には激しく反対する……ってね

日本国憲法第二十五条
「すべての国民は健康で文化的な
 最低限度の生活を営む権利を有 ....
wcさんのおすすめリスト(1940)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
撤去前_北斗無双- TAT短歌1*20-9-9
月曜日- haru_5自由詩220-9-7
此の秋も- TAT短歌1*20-9-6
むき甘栗食べながら書いているのでごめんなさい- 梅昆布茶自由詩1120-9-6
鈴虫- 道草次郎自由詩6*20-9-6
地鳴き- 山人散文(批評 ...6*20-9-5
長雨- たもつ自由詩920-9-5
発泡酒美人- イオン自由詩3*20-9-5
CO&2- 竜門勇気自由詩3*20-9-4
なんだって、読まれ読まれて、なんぼなら。- 秋葉竹自由詩420-9-1
簡単なさようなら_- すいせい自由詩320-8-30
ライフハラスメント- イオン自由詩2*20-8-30
達花田博物館に行ってみたら循環節が来ちゃって椅子になれなかっ ...- 竜門勇気散文(批評 ...1*20-8-30
相模屋- 花形新次自由詩120-8-30
猫のひげ- 道草次郎川柳3*20-8-30
夏の夜中- 由比良 ...自由詩420-8-30
プリンの一日- クーヘン自由詩3*20-8-30
ここは家ではない(らいこう28)- れつら自由詩1*20-8-29
ルートビア- れつら自由詩420-8-29
延長戦- ただのみ ...自由詩5*20-8-29
ばーか!- 花形新次自由詩120-8-28
続・四百年に一人の少年- st自由詩220-8-28
嘘つく、啄木鳥- 秋葉竹俳句320-8-28
千億の花火- 済谷川蛍散文(批評 ...220-8-27
稜線- 山人散文(批評 ...6*20-8-27
夏の歌- 服部 剛自由詩120-8-27
晩夏の空- 服部 剛自由詩120-8-27
予兆_―プロフェシー―- 岡部淳太 ...散文(批評 ...2*20-8-26
ポプラ並木の上の空- Lucy自由詩7*20-8-26
日本国憲法改正要求- 紀ノ川つ ...自由詩2*20-8-25

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