力石の
アッパーカット
...
それぞれに様々な「ことば」が書かれた無数の箱の前で男は沈思する 名詞 熟語 接続詞 形容詞…吟味に吟味を重ねた末 男は箱を積み上げて建物を建て始める
実存の子 ...
弱者のつもりなどなく。
俺は少し変だけど死にたいって思ったことは無かったことに今はしておいてと言える権利を持っている。信じてる。利用はしたこと無いが。
ショットのダブルの皮ジャンが似合う ...
あんまり寒くて
鼻水が出た
そんな時
あなたが好きだと
ふと気付く
この抑え切れない気持ちを恋と呼ぶなら
僕は恋に落ちたのだろう
この溢れ出る気持ちを恋と名づけるなら
僕は恋に落ちたのだろう
君に触れたいという感覚を恋と呼ぶなら
...
ボクが好きなのはキミ
キミが誰を好きでも
キミがボクを嫌っていても
キミが誰かのものでも
ゆるぎない真実
ボクが好きなのはキミ
よぼよぼになっても
二度と会えないくらい遠 ...
太陽が違うぐるりを回って
ぼくのところへ戻って来る
おはよう
気持ちはおんなじまんまです
月が違うぐるりを照らして
その影の影が光っています
おやすみ
気持ち ...
咲き方がわからなかったので
見渡そうと思った
女はホースで庭に水をまく
小さく集まった緑色はより濃厚になり
葉の先からぽたりと落ちる
はねっかえるのは強すぎる太陽
夏だ。
...
風邪をひき、治ったと思い油断していたら、ぶり返しこじらせ、ここ二三日ベッドから出れずに居る。
紅茶に蜂蜜を阿呆ほど投入し、飲んでいる。からだは温まるが、おそらく風邪が治ったころには、からだに重みを感 ...
ね・・、きれいでしょう・・・。
踊り子は楽屋のソファに胡坐をかくように両膝をたてて
物憂い女陰をひろげて見せた
ラッパのふくちゃんは太鼓腹をきゅうくつそうに折りた
たんでひたいに汗を滲 ...
朝方の西の空に貴女は浮かんでいた
ほっそりした横顔に憂いを湛えて
あなたは未だ登ってこないの 私は帰ります
だいじょうぶですよ お月さま
お日様は地球の裏側から貴女を見てますからね
安心 ...
小高い丘に向かってだらだら延びる道
リードを着けた猫と一緒に
だらだらと線引き
一呼吸ごとに振り返り督促する猫
漸く丘の端にかじりつき
突き当たりのフェンス越しの滑走路
滑走路を飛び立つ赤 ...
譲れる花 ゆとりある胸中
譲れない花 窮屈な嫉妬
晴眼のように 総てが見通せる
不思議な胸中
邪魔な信念が総てを遮る
不可解な嫉妬
譲れる花 お人好しな花
譲れない花 揺るぎ無い ...
かつての詩人は宿命的であった。中原中也や萩原朔太郎、そして吉本隆明や田村隆一といった詩人もまた、部分的には宿命的であった。彼らの詩が良い詩であるということと、彼らの詩が一つの宿命の主調音を奏でている ...
君らはまるで幽霊だ
口だけ喚いて
実体は影も形もない
他人を殺して自分の存在を
その自存を図ろうとするが
君等は所詮影の中の影
風がぷうっと一吹きすれば
影形 ...
私は
鏡の中で火傷の痕を
そっと
指先で確かめる
年月を経て
それは大分薄くなって
セピアに変色した
フォトグラフを連想させる
右頬に
てん、てん、てんと
程よい距離を置いて存在す ...
ノルウェイの森を、久しぶりに読み返していて、七章に差し掛かったところで何かおかしいな、と思えば、43ページ目(つまり44ページ目も)がきれいに破りとられていたのだった。ワタナベと緑が昼間から酒を飲 ...
僕が資材調達課で関根さんが天体望遠鏡を組み立ていた頃総務の峯岸さんが3びきの柴の仔犬をもらってきた
工場の片隅食堂の裏の朽ちかけた木造の社員寮のあたりでわんこは皆に可愛がられながらコロコロと遊ん ...
ふたつの果実
なんで生まれてきたんだろう
なんで生きているんだろう
くりかえし熟して
大きな赤ん坊に育ってしまった
耳の魔女がささやく
真実はひとつ
おっぱいはふたつ
膨らんで ...
天地創造/泥の人形/吐息/わたし
塩の柱/エノクの復讐/飛び去った
ヤコブの梯子/密室の蝶/花瓶/一滴
砂丘の椅子/はためく背広/空の鳥かご
要らないなら
それで 良かった
軋む木造の床は
此処に僕以外の誰かが
居る事を教えてくれている
まだ音は止んでない
疑心、疑心、
欲しくなっても
もう 遅い ...
マンションの手付け金のうち、
8万5千円が戻ってきたので、
どうしようか、
談志のDVD全集を買おうか、
ブルーノートの再発レコードをまとめ買いしようか、
カートリッジやスタビライザーを ...
水際に赤と黒が目立つ
君は慎んで生と死を受け入れた
見事なまでに人間だ
老いた男が手を叩く
皺の隙間を呼吸が縫った
砂埃が舞い上がって
裾を払う絵がいつも描かれた
線路は目と鼻の ...
ここあ どこあ
うまいここあ
カチカチ鳴らして
余韻を楽しむ
そこあ どこあ
ももいろのここあ
ドアを開ければ
底冷えピエール鼻が鳴る
ここあ どこあ
そこあ こ ...
こどものゆめ幻なんかじゃない
サンタクロースは社会的想像の産物だ
小学生のころ私のサンタクロースは消えた
べつのメルヘンを育てていった
自分が罪びとであるかのような
...
起きて 動いて 眠る
起きて 動いて ただ眠る
はっと目が醒めれば
朝なのか 私は誰なのか たじろぐ
ただ淡々と過ごす日々は
だんだん世界が甘く柔らかくなっていき
マショマロのようだ ...
学校とお家のあいだにバイト先があった
それは地理的なことだけではなかった
それは社会的なことだけでもなかった
それはこころの問題のような気がしていた
空が澄んでいた
影が水色だった
なまえ ...
今日は焼肉食べに行こう
ユッケ塩タン上カルビ
にんにくホイルは真ん中に
ハラミ豚トロ上ロース
私はビビンバ
あなたは雑炊
最後はつるんとシャーベット
今週はどこへ行こう
...
世の中がすきと嫌いの
ニ色だったら簡単だけど
その分あじけなくなるうすっぺらいね
大丈夫って言葉が軽くて
あたしの口がぱくぱくするの
君が言うはずだった言葉も
とんでいっちゃった
...
君は なぜ泣く
いずれ全ては 塵に帰るだろう
その時涙を流すのは たぶん空の雨雲だけ
君は なぜ泣く
瞳の奥に築いてきた{ルビ堰=せき}が 崩れてしまったのかい
人の言葉が 痛ましい眺め ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
だからクリスマスソングは嫌いなう
TAT
短歌
1*
11/12/21 21:11
空転突飛腹八分目
ただのみきや
自由詩
12*
11/12/21 21:03
俺は食うよ
榊 慧
散文(批評...
1
11/12/21 20:59
遠い人
牛
自由詩
12*
11/12/21 20:45
MY NAME
文字綴り屋 ...
自由詩
1*
11/12/21 20:00
動かない愛
ジュリエット
自由詩
0
11/12/21 17:45
おはよう
吉岡ペペロ
自由詩
5
11/12/21 16:49
わたしは咲く
あ。
自由詩
6
11/12/21 16:35
終りの季節
DNA
散文(批評...
1
11/12/21 14:24
あの日のマリアへ 2011
たま
自由詩
30*
11/12/21 12:54
モーニングムーン
たにい
自由詩
1
11/12/21 12:42
つくば
……とある蛙
自由詩
11*
11/12/21 12:26
譲れる花 譲れない花
subaru...
自由詩
18*
11/12/21 11:11
詩と宿命
yamada...
散文(批評...
2
11/12/21 10:58
幽霊と朝日
〃
自由詩
1
11/12/21 10:24
しょっぱい宝石
そらの珊瑚
自由詩
9*
11/12/21 9:48
43ページ、つまり44ページ目
はるな
散文(批評...
3
11/12/21 9:04
柴犬のいた日々より
梅昆布茶
自由詩
12
11/12/21 8:30
ふたつ
yo-yo
自由詩
10*
11/12/21 6:31
スピンクス
高濱
俳句
4
11/12/21 4:38
ハンプティ・ダンプティ
こういった
自由詩
1
11/12/21 3:43
おしまいの女
はだいろ
自由詩
3
11/12/21 3:29
Good morning
ネハン・フラ...
自由詩
1
11/12/21 1:32
ここあここあ
灰泥軽茶
自由詩
1*
11/12/21 1:26
私のサンタクロース
吉岡ペペロ
自由詩
6
11/12/21 1:16
マショマロ
灰泥軽茶
自由詩
4
11/12/21 0:58
青い帰り道
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
11/12/21 0:34
カニ食べに行こうー
木屋 亞万
自由詩
3*
11/12/20 23:16
ニ色刷りの本
朧月
自由詩
2
11/12/20 23:16
君はなぜ泣く
まーつん
自由詩
5
11/12/20 23:13
3214
3215
3216
3217
3218
3219
3220
3221
3222
3223
3224
3225
3226
3227
3228
3229
3230
3231
3232
3233
3234
3235
3236
3237
3238
3239
3240
3241
3242
3243
3244
3245
3246
3247
3248
3249
3250
3251
3252
3253
3254
5.46sec.