月が
ぼくのまわりを
淋しそうに回ってた
日はびっかびっか
空はつんつるてん
いつもより空は青
そこで意味は止まった
いつもより空は青
引力が減っていた
宙が近づいていた
月が ...
空が飛ぶ
飛んで燃え広がっている
白い夕陽
幾つにも降り積もった雲の波はどこまでも続いている
生き物の影は見えない
分厚いガラス越しに呟きかける
姿の見えぬ渡り鳥にあこがれるように何度 ...
口笛の素朴な響き過去になる少女の頃に習った「冬景色」
遊び癖抜けず授業で怒られる窓に映った悪戯な雲
引っ越しの名残が今も部屋の隅夫婦茶碗はまだ箱の中
「さんづけで呼ぶのはよそう ...
水色の陽射しが降る 浴槽に
14歳の夏の終わりを浸して
青いと 吹き渡る 風の音色
わずかな力で笑っている
白い馬に乗って どこへ行こう
...
さかなウオは宙空を飛翔し、
そのウロコの窓から少女は
口をあけて地球を眺め望みます
ひとまわり大きくなるころに
少女の瞳は星のネオンの棲み家となって
着陸 ...
捨ててきたモノの中になにがあっただろう
後悔と戸惑いの他には
苦いコーヒーのようなものさ
ぼくのこころは柔らかに準備をしているところさ
足りないものを補って
余っ ...
そこは30畳ほどの、奥行きのある長方形の、真っ白な空間であった。
四隅をピンで留められた写真たちがぶっきらぼうに並んでいる。
草木。
ドラム缶から立ち上る火。
テトラポッドに打ちつける波。 ...
失われた星座暗謡家の歴史は
壊れた受話器垂れ下がる電話ボックス
あれはオリオンガラスの窓の植物園
残酷なる希望駅にて・キネトスコープ
砂の履歴ピラミッド・ラビリントス・廃墟の壁文字
壁物語壁抜け男壁の裏
死者の伝言奇語怪声の移動ベッド
手術台百の鉗子の切開穴
首吊死体(ケラケラ)投身死体(オー)
それは旧いものとは限らない
それは暗いものとは限らない
それは悲しいものとは限らない
初めてのはずなのに どこかで会ったことがあるような
気持ちが晴れ晴れするけど 決してざわめか ...
一体どうしてしまったと言うのだ
ぼくはきっと正直に生きすぎ
疲れきったたましい入りの
肉のかたまりだったのだろう
客席はすでに埋まりはじめていた
観客は老夫婦から ...
{引用=私たちの諸言語は存在するという動詞を中心として織りなされている。だが、私たちの諸言語は、いかなる王権よりも強く、また、廃位することもない存在の王権を単に反映しているだけではない。そうではなくて ...
冬至に至るのだなあ
ゆずだ かぼちゃだ
忍耐を希望へ切り替える
あとは冬を乗り切るのみだ
小さな種を埋めておくこと
冬至の後は
明るさが増すのみだから
きのうまでとは大違い ...
曖昧に融ける
金曜日の書庫に、は
ぼふん、と
イマジンに道が出来る
置き去りの教室で
靴をそろえたら、逝く
放課後の倫理に則して
ティーをたしなむ彼女は
金曜日の書 ...
キャベツさん太郎の為に
...
{引用=存在とは他なるものーー存在するとは別の仕方でーーというénoncé 言表は、存在と無を隔てる差異のそのまた彼方なる差異を言表しているはずだからだ。存在とは他なるもの ...
青く濁った空が
微睡む午後だ
鈍く光った釘で
突き刺す風景
クダラナイって
投げ出した日々に
浮かんだ心を
忘れたくないのは我が儘?
黒く空いたその穴を
覗き込んで
...
こどもたちよ
きみたちが考えている大人だって
実はそうなんだ
失ったことに目をそむけて仕事などしているんだよ
悲しくてさびしくて恥ずかしいお話だけど
こどもたちは地震には関心がないようだっ ...
九月の市民球場を
木枯らしがさらってゆく
土埃を巻き込んで
ピッチャーのいないマウンドと
帰る者のないホームベース
永遠のような
0対0
僕は欠け ...
何の為に生きているのだろう。
人の為?
そんな人いない?
自分の為?
そんなの情けない。
金の為?
みすぼらしい。
愛の為?
愛欲の成す術!
子供の為?
そんなものいない。 ...
111222
江戸城外堀を3ヶ月で掘ったエネルギーの蓄積が現在の日本にも潜んでいるのだと解説者は力説するが、大東京と大逢坂が鉢合わせする摩擦熱 ...
{引用=存在を排斥しようと努める否定性も、存在を排斥した途端、存在のうちに没してしまう。空虚がうがたれるや否や、il y aの無言の呟き、あるの匿名の呟きがこの空虚を塞ぐ。喩えて言うなら、たったいま死 ...
朝から好きです
それ以外はぜんぶ嘘です
この星は海です
それ以外は地上ですか?
ぼくは馬鹿や
ぼくは馬鹿や
ぼく以外はみんな賢こや
恥ずかしくてたまらんわ
ぼくは馬鹿や
ぼくは馬鹿 ...
雪山の上の神殿に行きなさいと言われて
どこにもそれらしい道がないので
ジャンプしながら崖を登った
急に音楽が変わって空気(パッド)が振動する
黒いドラゴンが空を旋回してる
とてもとても敵いそ ...
まだテラフォーミングされてないからと
きみは海の上を歩いていた
寒い冬だったので僕はコートの前を合わせながら
狭い足場に立っていた
波に揺られてすこしずつ離れていくきみの
髪は前よりずっ ...
アイキャンゲンノウノウのところでタイムカードがガシャピーと鳴く
昼休みひとに会わない公園で齧るおにぎり冷えてカチカチ
小便のあとで鏡に中指立てて廊下で上司にお疲れさまです
...
鉛筆で駅舎の絵を描く
沿線にある家の
縁側に弱い陽が差して
映画館の片隅では
液体をこぼした子どもが
延々と泣き続けている
エンドロールが流れ始め
遠近法で描かれた ...
「さて、問題です。」
「はい。」
「この世でいちばん大切なものは?」
「...チョコレイト!」
「正解。」
生物学的にあなたが
好きだ
指でしっかりとなぞって
あたしのスケッチブックに
デッサンしたい
異性として
あなたが好きだ
相性が合うのか
確かめてみたい
手を絡め
...
愛憎ちゃうから
愛だけやから
裏表ちゃうから
表だけやから
ほんまやからな
冬至の朝の日の出を待つ
なんでこんなに暗いのだ
幾時間かが経ちまして
冬 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
いつもより空は青
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
11/12/23 13:23
飛行機から、いま
宮岡絵美
自由詩
4*
11/12/23 11:41
少女の頃
夏川ゆう
短歌
2
11/12/23 8:51
青い夢
マーブル
自由詩
3
11/12/23 7:06
賀春
ヨルノテガム
自由詩
6
11/12/23 6:23
メリー☆*::*:☆MerryXmas☆:*::*☆
梅昆布茶
自由詩
9*
11/12/23 6:07
中平卓馬『キリカエ』展に関する覚書
DNA
散文(批評...
0+*
11/12/23 4:11
歩行矯正器の歴史・揺籃から
高濱
俳句
3
11/12/23 3:28
考古法医学
〃
俳句
1
11/12/23 3:22
懐かしいもの
たにい
自由詩
4
11/12/23 3:16
ある映画祭
吉岡ペペロ
自由詩
7
11/12/23 2:40
III Autrement qu'être ou ...
イリヤ
自由詩
2
11/12/23 1:19
大好きな冬至の日,讃歌
木原東子
自由詩
23*
11/12/23 0:55
金曜日の書庫
うわの空。
自由詩
2*
11/12/23 0:48
バッカス&ラミー
TAT
自由詩
0*
11/12/23 0:21
II Autrement qu'être ou ...
イリヤ
自由詩
3
11/12/23 0:21
Reborn
こういった
自由詩
2
11/12/23 0:06
つなみ
吉岡ペペロ
携帯写真+...
6
11/12/23 0:06
野球場
草野春心
自由詩
8
11/12/22 23:55
何の為?
ペポパンプ
自由詩
4*
11/12/22 23:47
スマホ(お利口な多機能型携帯電話機?)が犬橇を曳いてゆくね
あおば
自由詩
6*
11/12/22 23:34
I Autrement qu'être ou a ...
イリヤ
自由詩
4*
11/12/22 23:28
ぼくは馬鹿や
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4
11/12/22 23:16
tat
mizuno...
自由詩
2
11/12/22 23:08
marry
〃
自由詩
1
11/12/22 22:46
ロカリーマン
ホロウ・シカ...
短歌
5*
11/12/22 21:35
鉛筆エンドロール
たもつ
自由詩
6
11/12/22 21:10
問題です。
國朗
自由詩
1
11/12/22 19:16
生物学的に
森の猫
自由詩
12*
11/12/22 18:48
愛憎ちゃうから
吉岡ペペロ
自由詩
3
11/12/22 18:10
3212
3213
3214
3215
3216
3217
3218
3219
3220
3221
3222
3223
3224
3225
3226
3227
3228
3229
3230
3231
3232
3233
3234
3235
3236
3237
3238
3239
3240
3241
3242
3243
3244
3245
3246
3247
3248
3249
3250
3251
3252
加筆訂正:
I Autrement qu'être ou au-delà de l....
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イリヤ
[11/12/23 5:30]
Autrement qu'être ou au-delà de l'essenceI
II Autrement qu'être ou au-delà de l...
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イリヤ
[11/12/23 5:30]
Autrement qu'être ou au-delà de l'essence II
III Autrement qu'être ou au-delà de ...
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イリヤ
[11/12/23 5:29]
Autrement qu'être ou au-delà de l'essence III
三日月に梯子をかけて
/
まーつん
[11/12/22 23:07]
加筆変更
5.14sec.