ぼくの電卓は、
太陽電池ではないのだけれど、
計算式を入れると、
しばらく考えて、
いっしょうけんめい考えて、
ときどき、
ほんのときどき、
計算を間違える。
でも、そんなとき ...
わたしに出来る
精いっぱいは
信じること、
です
だれの目にも
やさしく映るだろうほほ笑みを
信じること、
です
かなしい言葉は
もう、たくさんと
言い捨てる言葉は ...
1
Yの祖父は最初Yの男親であった
強く頑固で笑わず坊主頭の大男
金色に光る錦江湾と
七色の完璧な稜線を持つ桜島を
並んで眺めた
たった一冊の絵本を読んでくれた
少しでも間違って読む ...
停滞した健康的な単一の団地の典礼は薄弱な電子の季節に破れた通学路の出入口の散光の挙動不審者の個展みたいな暴動を細部まで追悼する。青いガリガリ君は全速力で電球に溶け明日伊藤誠を殺傷する計画を夢想する少年 ...
東京よりも冷たい 氷の陸地
夜もしんしんと深まって
冷え切った雪が
我慢出来ずに
{ルビ懐=ふところ}に落ちていきます
散らばった日本語が
冷たい雪で{ルビ埋=うず}もれます
私一人 ...
もう止めるな始まるな
ノートに出た警察官 尿を取るこれくたぁぁ
出るな近寄るな方面を切り落とすな ゆっくりとボールからゴールを引き離す 守りを
深き空間は 始まりの中の積に 負を見意改める のだ ...
小便をする
壁紙の黒い点をみつめる
じっと張りついたのは(3?)にもみたない小虫
紙で捻りつぶして小便とながす
垂直と視線は戻された
朝から留守番をしていた
これも人生である 。
...
何の為に生まれて
何をして生きるのか
答えられないなんて
そんなのは嫌だ
今を生きることで
熱いこころ燃える
だから君は行くんだ
微笑んで
そうだ!
嬉しいんだ生きる喜び
たとえ胸の傷が痛んで ...
それは彼らの所有物ではなかった
頭では納得できないが
気持ちでは納得できた
誰のせいだとか言うよりも
この国をどうしてゆくのか
そこが問題なのだろう
謝ると嘘になる ...
だから好きになる
だからたしかめ合う
だから生きている
冬と夏の気温差は20度もある
人間だったら
体温だったら冬眠か死レベルだ
だから厚着をする
だ ...
僕が一人の詩人だとして
全ての嘲笑を受けたとして
そして最後にはひどいやり方で惨殺されたとして
それが一体何だろう?
僕の詩のあり方は変わらないのだ
・・・そして、例え僕 ...
たいして欲のない親父にも幸せ願望はかろうじてあったのですー
ある日親父は彼女には大好きな彼氏がいる事を悟りました
恋愛に悟りなんて必要ねえしと
思われるかもしれませんが
仏陀の ...
針葉樹が生い茂る
森の奥深く
みづうみがあった
風もなく
濃緑(こみどり)をたたえた湖面は
鏡
同時に
境界
線
そこに映る景色は
さかさま
あたかも
そこに
もうひとつ ...
やっとの思いで座った席の足元に
コーヒーの缶が置いてきぼりにされていて
気付かなかった僕は
かかとでそれを蹴飛ばして
駅のゴミ箱に捨てようと
何気ない顔で拾って
カバンに突っ込んで
...
宇宙は在る
重力は在る
時間は在る
空間は在る
みんなみんな
在るところから説明されている
それは間違ってはいない
みんなみんな
そこからが大切なんだか ...
大事にしたから大事にされるわけじゃない
大事にしてほしいから大事にする
同じことだけど
どっちも罪じゃないけど
大事にされたい人の
想いが救われるといいな
その中にあたしがいて ...
夏休みの音楽室
四階までかけあがって防音扉を開けた瞬間の熱気みたいな
背中を伝う汗はつららみたいにきもちよかった
あのね
グラウンドを行き交う少年たちの未熟で雄々しい掛け声よりもアンサンブルの ...
熟+語+順+番+長+寿+命+
日+没+落+葉+脈+拍+手+
相+性+格+言+動+物+欲+
望+外+国+策+略+取+材+
料+金+目+標+的+確+実+
質+問+責+任+用+意+思+
想+念+ ...
機械仕掛けの花園に機械の番人不朽のきらめき
薬壜に蟻閉じ込めて粗製蟲皿
暗黒に白木蓮の木を伐り
ウラノスの陰茎海の泡複合生物
髪は波打ちばら色の頬駄作失敗作
大理石ア ...
精神遅滞カスパー・ハウザー
変身譚流離の貴種の白痴図
葦小舟小人の貴族びっこ引き
聾唖者の会話とめくらの視力検査用紙
奇人隣人手をとって亡霊殺し
下手人のナイフ・バタ ...
誰かが信じている
僕(ら)の未来を
そっとしておいてほしいんだ
僕はいま目をあけていられなくて
あまりに僕の周りが眩しく閃光しているから
いつもじぶんの影を見つめているけれど
きみが僕 ...
瓶をかかえて
あなたが眠る横にたっている
ふたは
なくしてしまった
起きて
なにか
当たりまえのことを言ってください
たまりにたまったドロドロを
吐いたり書いたり出し続ければ
少しはすっきりするものです
だけどやっぱりドロドロは
またまた心にたまってふえて
苦しくなって苦しくなって
吐いて出さずにはいられ ...
夕べの光に
目を見ひらいて
手をのばし
口をとがらせて
あなたは今
急がなくていい
あなたは今
想うだけでいい
新しい子
新しい子
...
微生物にとって
わたしのお腹の柔突起は
きっとかれらの全て
微生物は
生まれてから死ぬまで
わたしの姿形を知らずに
過ごすのだろう
サンタの熊のぬいぐるみを
貰って満足する。
傷ついた心を癒す。
愛に飢えた孤児。
つばを吐かれ
暴言を吐かれ
蹴飛ばされる
悪事なくても
食べる物がない
寝る愛情もない
着 ...
二年なる月日は
あっという間である。
最近中2だった子が
もうすぐ高1が終わる。
変わらないのは自分だけ
麻雀に明け暮れて
競艇をやり
女をする。
カラオケで騒ぎ
借金まみれ ...
今日は化粧のノリが
厚い
勝負師の匂い
積極的な行動
今度お茶にでも
誘おうか?
欲望のお目当て
今夜は舞踏会
今回は負けた
フリをしよう
引いて押して
距離を詰める
...
将来は皮なめし職人か首切り人夫
それか旅人の三択で
...
授業をこっそり抜け出してみたり
夜の校舎にしのびこんでみたり(そのあとは校庭で花火する)
屋上への扉の鍵をあけてみたり
自転車の二人乗りをしてみたり
どれもこれも、いけ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ときどき計算を間違える電卓
はだいろ
自由詩
7
11/12/7 20:47
スマイル・アゲイン
千波 一也
自由詩
1*
11/12/7 20:33
ふるさとの点景
木原東子
自由詩
10*
11/12/7 19:35
子、誤認する推進の実技
反現代死
自由詩
4+*
11/12/7 17:52
雪が降り始める頃
subaru...
自由詩
12*
11/12/7 17:08
私「 チにヤイタ レンジ、
狩心
自由詩
0
11/12/7 16:15
排水
アラガイs
自由詩
2*
11/12/7 13:19
アンパンマン
ちゃんこ
携帯写真+...
3
11/12/7 12:17
謝ると嘘になる
吉岡ペペロ
自由詩
3+
11/12/7 12:03
だから好きになる
〃
自由詩
1+
11/12/7 11:51
詩の真実
yamada...
自由詩
3
11/12/7 11:34
親父の訣別
梅昆布茶
自由詩
7
11/12/7 10:35
みづうみ
そらの珊瑚
自由詩
10*
11/12/7 10:22
心の闇って、そんな大袈裟な話じゃないだろう
花形新次
自由詩
7*
11/12/7 8:43
そこから
吉岡ペペロ
自由詩
4+
11/12/7 8:41
あなたとあたし
朧月
自由詩
2
11/12/7 8:32
ねむりのエレクトロニカ
否々
自由詩
7
11/12/7 6:44
熟語
葉leaf
自由詩
2+*
11/12/7 6:26
ガラテア
高濱
俳句
2
11/12/7 2:35
ドッペルゲンガー
〃
俳句
0
11/12/7 2:32
過去の未来くん
c
自由詩
5
11/12/7 2:11
瓶
はるな
自由詩
7
11/12/7 0:52
泥どろ
ただのみきや
自由詩
9
11/12/7 0:28
ノート(NEU)
木立 悟
自由詩
3
11/12/6 22:18
微生物の世界
マフラーマン
自由詩
8*
11/12/6 21:59
プアなプーさん
ペポパンプ
自由詩
1*
11/12/6 21:32
光陰夢の如し
〃
自由詩
1*
11/12/6 21:31
濃い化粧
〃
自由詩
3*
11/12/6 21:31
それか旅人
TAT
自由詩
4*
11/12/6 21:18
いけないこと
森未
自由詩
4*
11/12/6 21:18
3213
3214
3215
3216
3217
3218
3219
3220
3221
3222
3223
3224
3225
3226
3227
3228
3229
3230
3231
3232
3233
3234
3235
3236
3237
3238
3239
3240
3241
3242
3243
3244
3245
3246
3247
3248
3249
3250
3251
3252
3253
4.72sec.