暑かった
熱かった
悲しかった
なじられた
なにもしなかったことを
娘さんに睨まれた
奥さんに凄まれた
無気力になっていた
涙がへばりついていた
...
みえてるオモテの
裏はオモテ?
裏の裏の裏は…
考えたってわからないことを
ぐるぐるまわって朝がくる
ただしい を基準に並んだら
きっと私もはじかれる
あなたの大事に私がいな ...
ほっぺたの大きなニキビ{ルビ理由=わけ}にして恋することから逃げ続けてた
少しずつ爪の先から侵されてその他大勢になってく私
お互いがお互いの為生きているコールタールに花の咲く時
潰さ ...
ことばをつぐみ、すいへいせんを、
ゆびでなぞれば、やわらかいひふの、
あいだから、ひんやりとした、くうきと、
あまいたいえきが、あふれて、
できそこないの、くすりゆびを、
だらしなく、ぬらし ...
0.はじめに
心斎橋を歩いていると、すれ違う人々の肛門の悉くに言葉の端子を捻じ込んでやりたい衝動に駆られることがある。(中略)だがその無数の肛門に捻じ込みたい言葉は、なぜか優しさに満ちている。
...
明日晴れたら
真顔 ダル顏 眠顏
いつも通り
あれよあれよ
一日が終わって
明日は終わってしまう
明日が終われば
また次に期待しよう
そうするうちに
...
私たち逃走していた。かすりきずに錆びついたボディーは、夕日の射光に身包みをはがれ、匂いがするようなレモンの色にそまってしまい、塗装が晴れてしまった下地の部分の、心臓みたいな銀のフレームがばれて、わたし ...
HBの鉛筆が発する甘い匂いに誘われて
細い線が集まり大きな夜を作り始める
ラッピングされた携帯電話から漏れ出しているのは
長い長い休み時間の喧騒
大人と子供と
そのどちらでもない者の声が ...
宇宙からあなたの引っ越しを見つめた
それは1ミクロンにも満たない移動だった
この1ミクロンのために
あなたは新居をさがし手続きをし
引っ越し屋さんから段ボールをもらい詰め
...
虫が好きだと、少年のままいられる
手塚治虫の言葉だ
虫にいろんな一字を当て嵌めてみる
月
星
緑
青
まだまだ当て嵌めてみる
金
城
良
...
夜。アデルを聞いている。アデルはかつとくんが教えてくれた。アデルを教えてくれて、そのあとわたしたちは結婚した。
このアパートには若い夫婦が多い(わたしたちを含めて)。生まれたばかりみたいに見える ...
ぼくの街は牧場にあって、家畜と牧草が丘陵の途切れた柵のとなりで圧縮されて濃密な蒸留水となった朝露を落としている窪みに高層ビルが並んでいた。毎朝、ぼくは上着や革靴に花粉をつけたサラリーマンが灰色 ...
まず
音が出てゆき
次に
色が出ていった
そして
文字が去り
時間が去った
残った
ささやかな温度を
抱きしめて
抱きしめて
眠る
飢えも
渇きも
なかった ...
クエスト
テニスは制覇した
ゴルフも制覇した
競泳にもスケートにも進出した
クラシックに白鳥の湖、ポロやクリケット
黒人の登山家っているのか
少なくともアフリカ大陸にいないとすれ ...
ある高名な批評家が
まだ若い頃
恩師に言われた
君が君自身のことを思うほど
他人は君のことを
思ってはくれないよ
当り前のようだけれど
これほど人性を的確に
表した言葉があるだ ...
一枚の紙切れほどの価値もない
小さな詩に ありがとうという言葉を
付け加える
小さな詩よ ありがとう
そうすると 小さな詩は少し大きく見えるものだ
小さな詩よ ありがとう
そうすると 小さ ...
あてもなく昼下がり
運命の意図に手を伸ばせば
終わらない旋回の始まり
エナメルの細い義肢が
つかんだ銀のフラフープ
とてもきれいで嫌いな色
錆びついた金属帽子が
口笛にあ ...
膝小僧の原にうたいながら
幾度も幾度もくちづけながら
鉄を見捨てぬ鉄の味の背
赤錆の行方を見つめていた
ふたりの終わり
既知につながり
ひとりには帰らず
果実のよ ...
木の内側に棲む蝶を
一羽の鳥がのぞきこむ
撫でられるたび
変わる冬
割れた石の階段の間を
雨が流れてゆく
破裂する水色
映る鳥
雪が雨を昇り
曇は曇を ...
何処かでブランコが揺れる音
軋むリズムに心臓を預け
此処に在らずな僕らは きっと
誰かに拾われたいのさ ずっと
目の前に居るのに
思考は遠く向こうを目指して
飛んでる鈍痛
...
目に鮮やかな色たちの
間に間に空のかけらが見えて
深まる秋を吸い込めば
他の誰でもない僕がひとり
ああ こんな燃えるような色をして
今年もまた 瞳の奥に小さな手形を残していくのか
...
おなじ影を踏んできた
きみの影の長さを
わたしはとてもよく知っている
光に射抜かれたきみが
どんな影をしているのかさえも
例えば冬の優しい日差しや
夏の真夜中の蛍光灯に照らされて
...
濃縮されかけ
広かった
集合のあとのゆうべ
くらむ
景色と
寒さのなかに
伸びる指先の
ひどく ながい
影の はやくとどけ
のりものにのるから
てのひらの
離れないと
しる ...
たりらりら…
...
ジュリオ・ゴンザレス
金槌と鑢と金床のある
小さなアトリエで
エプロンを着け
殴りつけ
削って
溶接する
ジリジリ、ぴかぴかとちょっと不気味な仕事場で
トンテンカン、トンテンカン
...
走り出す瞬間に 行き先を決めるのが
いつもの やり口
いいや 違う
行き先が 決まっているから
出発時間を 設定して
タイヤを 鳴らすんだ
駐車場いっぱいに 響く
きゅっ とした ...
マグマかプレートか知らないが
エルニーニョかラニーニャか知らないが
陸地も海洋も 息を秘めて生きている
というのに
アクロバットかサーカスか知らないが
そのまね ...
オホホホホホ、
マアこんな時間だワ!
帰らなくっちゃ
帰らなくっちゃ
帰らなくっちゃ
日焼けした夫が
冬になる前の、今日のような、
黄色い夕方に、
うんと、沢山の、
栗やら、芋、 ...
冷静沈着というよりは枯木死灰だ
天衣無縫というよりは無知蒙昧だ
多面的というよりは気まぐれだ
ひたむきというよりは妄執だ
奇抜というよりは悪ノリだ
繊 ...
新横浜で降りたほうが別宅に近い
そう言えばまだ一度しか泊まっていない
辺りはたしか家ばかりだった
今夜すこし散歩でもしてみようか
行きつけの銭湯が見つかるかも知れない
行 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
熱暑の街
吉岡ペペロ
携帯写真+...
0+
11/11/26 8:43
変わらない光り
朧月
自由詩
2
11/11/26 8:24
恋愛哀歌
永乃ゆち
短歌
1
11/11/26 5:01
ときのわすれもの
かいぶつ
自由詩
2
11/11/26 3:40
さよならパリ——高塚謙太郎とボードレール
葉leaf
散文(批評...
2*
11/11/26 3:34
明日のオマージュ
短角牛
自由詩
2
11/11/26 2:18
観覧車に亡命
コーリャ
自由詩
9
11/11/26 2:05
大きすぎる朝
健
自由詩
3*
11/11/26 1:57
光の世界
吉岡ペペロ
自由詩
4+
11/11/26 1:37
虫が好きだと
〃
自由詩
3+
11/11/26 1:35
みんな眠ってしまった
はるな
散文(批評...
2
11/11/26 1:09
習作
ズー
自由詩
3*
11/11/26 0:23
ふるえて
はるな
自由詩
4
11/11/25 23:28
ちょっとした疑問
salco
自由詩
3*
11/11/25 23:27
酔っぱらって何が悪いんだ、金曜日だろ
花形新次
自由詩
5*
11/11/25 23:18
小さな詩に ありがとう。
吉澤 未来
自由詩
3
11/11/25 23:18
ブロックフィッシュの背びれ
в+в
自由詩
2*
11/11/25 22:58
ノート(消えたひとへ)
木立 悟
自由詩
3
11/11/25 22:57
めぐり ふらす
〃
自由詩
6
11/11/25 22:55
溺死
こういった
自由詩
2
11/11/25 22:43
もみじ
八布
自由詩
3
11/11/25 22:36
影
マフラーマン
自由詩
4*
11/11/25 22:09
ねずみ
根岸 薫
自由詩
2*
11/11/25 21:43
二十日はジャスコ
TAT
短歌
0
11/11/25 21:22
ジュリオ・ゴンザレス
m.qyi
自由詩
2
11/11/25 20:30
きゅっと ぎゅっと
藤鈴呼
自由詩
2*
11/11/25 20:27
アングラの緞帳(八)
信天翁
自由詩
1
11/11/25 20:11
夫の夏
長押 新
自由詩
0*
11/11/25 18:49
「孤独というよりは当然の結果だ」自由律十伍篇
faik
俳句
15*
11/11/25 18:32
今夜の散歩
吉岡ペペロ
自由詩
3+
11/11/25 16:58
3226
3227
3228
3229
3230
3231
3232
3233
3234
3235
3236
3237
3238
3239
3240
3241
3242
3243
3244
3245
3246
3247
3248
3249
3250
3251
3252
3253
3254
3255
3256
3257
3258
3259
3260
3261
3262
3263
3264
3265
3266
加筆訂正:
酔っぱらって何が悪いんだ、金曜日だろ
/
花形新次
[11/11/26 6:58]
素面になって、訂正。
7.09sec.