みずのうえにすっくりとたつ
ちいさなきいろのはなになりたい
そのうてなにつゆをみたして
なみだにくれるひとにさしだしたい
あまりにもすべをもたないから
あまりにもなにもできな ...
なにも映せない、一枚の歪んだ鏡の塔のようだ、鏡のむこうに空が抜けて、地面が抜ける、わたしと思う人(問い一)もさくりと抜けてしまうのに、わたしと思う人(問い二)の舌だけが粘り強く、鏡の縁を這う、たしかラ ...
洗濯物をたたみながら
あたしたち、
ずっと 一緒に
いれるかな、
ねえ、
きょうはさ
くっついてねむってみない?
...
この手がどう生成され、
動かせるまでに至ったかを
僕は知らない。
この脳がどう出来て
発達し
僕専用になったかを
僕は知らない。
なにもわからない中で
唯一確かなことは
...
一月二十四日
「それで、あなたの若い成年の日にあなたの偉大な創造者を
覚えよ。」伝道の書一二章一節
若き日に神を知るこそふさわしき老いても主なる神忘れまじ
主に仕う両親は子を教う ...
温もりを思い出して
物憂げに眺めているワケじゃないの
空が、空がね
涙を流しそうで
理由を、理由をね
聞き出そうとしているの
笑顔を思い出して
物憂げに眺めているワケじゃない ...
巨大なショッピングモウルには
きらびやかな自由時間が陳列されていて
選んでいる間は 人生一時停止
「ごゆっくりお愉しみください」
アナウンスがスロウメロディに混ざって流れてくれて
何だか安心 ...
常に集団でいる者よ
世界には君たち以外にも人は暮らしているんだよ
もちろんよくご存知だね でもうざいから無視しとけですか
そんなことより大事なのは仲間と仲良くすること
一人だけ目立たないよ ...
二歳くらいのまだ舌足らず
睫毛の長い女の子と
並んで待つ間に
若い母親と世間話など
診察室のてんやわんや
医師はくり返した「きっと泣くよ、泣くよ」
彼もいやだったろう
施術は長く、泣 ...
その海は
私の海とつながっている
嵐がくれば
たちまちぷつりと切れてしまいかねない
一本の麻のロープの
あやうさで
私の心とつながっている
その海は
もはや この地のどこにもない
...
校庭に響くチャイムが空にまいあがってゆく
ぼくは思いっきりボールをけってはしる
ボールはぼくの意志のように草むらにとまる
ねころんで見上げるとぼくが世界の中心になった
大地 ...
生まれ変わりたい
何度願ってきたことだろう
見つめることをなおざりにして
そうこうしているうちに現実はモノクロとセピアに呑み込まれていって
どうしようもない現在 ...
愛玩物ではない
友だちでもない
生贄なのだ その金糸雀は
愛くるしい黒い瞳に
健気にも
青い空を映し
そのさえずりは
未来の鈴の音のような かろやかさ
あばら屋に
不似合いな
...
午後から晴れるといっていた
天気予報があたらなくて
午後になっても
憂鬱な雨が降り続く
湿った食パンは味気なくて
作りかけのジグソーパズルに
八つ当たり
床中に散らばったピース ...
あなたにされていることを浮かべていた
生きたままナイフで切り裂かれるようだ
ぼくもおんなじことをしていたのだろう
あなたは戦線を離脱してしまったけれど
ぼくはなんとか踏み留まって堪えている
...
ほんとのことが分からへんまんま
みんな死んでしまうねん
分からへんこともすぐ忘れる。
やから学校で戦争の事学ぶ
やから学校で犠牲の事学ぶ
やから先生は泣いてん ...
ジンクス
それは運命学それは
統計学だ
失意の回避と
得意への道筋
ジンクス以外に頼るものがあるとすれば
それは愛だ
ぼくは信号を守る小学生だった
...
電子が世界を占領するいま
ぼくは回路に置き換えられて存在できるのだろうか
HAL2000は感情あるいは心をもった電脳なのだろうか
ボーカロイド初音ミクが歌う愛のうたは確かになにか ...
後退する幾人かの天使。
(天使とはそこで愛を伝えうるもの。)
天使は光の環をもつ。それは決して比喩ではない。
もちろん暗喩でもなければ直喩でもない。
ましてや換喩なんてもので ...
深い亀裂に射し込んだ座標軸の影
鳥たちの鳴き声がする
目が覚めるとほとんど記憶を失っていた
二日間眠り続けたその男は
夢の中で一生を終えたと言う
男はしばらくしてすっかり人が変わってし ...
あの豆腐屋の
角をまがったら
朝がくる
豆腐屋の朝は早く
...
教育や自分の今後の未来について考えている。方向は変えられないようだった。未来の自分の姿を、人は選ぶことはできない。苦しみもがくことに何の意味があるのだろう。詩など苦しみの根源である。一体、それが人 ...
同じ雲の下に
同じ陽のひかりに
でも
遠い日の記憶
あの頃は
淋しくなかった
蟻んこの墓は小さ過ぎて見えない
やっぱりそれは土の中
甘い罠にはまった末の
ガラスの蟻地獄でもない限り
だとしても
斥侯も出さない女王蟻が
弔意を示す訳がない
無きに等しい一介の
労働 ...
どうやって生きていくのだと
彼が言うから
私はわたしのままだと
そういう雰囲気で返したら
それにも理由があるやらないやら
どうでもいいこと言いやがってさ
かなしい気 ...
真正面を切って 話し合えたら
スルーすることも
絡み合うことも
いがみ合う必要も ない会話
真意も 誠に まかり通る
そんな世の中に なりは しないか
★,。・::・°☆。・:*: ...
はなしたいとき
はなせたら
それがことば
はなそうなんて
おもわない
それもことば
そんなふうに
はなせたら
きみとふうふに
なれたのに
刻限を意識するほど
うまくいかないものだから
晴れ渡る眠りの中で
もう一度あめつち築きます
鍵と塔を
きつねと日々を
川原と月を
陽ざしと雨を
ニールサイモンが言うように
人間が要塞を作らざるをえない時代がそして世界が哀しい
死は単純に
すべての哲学を超えて真理と思う
アンチエイジングいらね〜しそれよりも
こ ...
しょうふは
おかねでかわれた
そのうみを
ふかいふかいうみを
おかねでかえない
きみをうみが
とおくみている
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
コウホネ
はなびーる
自由詩
5*
12/1/25 17:58
鏡の塔 (生体反応の設計)
乾 加津也
自由詩
10*
12/1/25 17:44
ふゆのおわりに
みなみ
自由詩
2*
12/1/25 17:02
題「僕の詩」
神木♪龍
自由詩
4
12/1/25 16:12
日々の聖句(8)
生田 稔
短歌
1
12/1/25 14:59
絵空事
徘徊メガネ
自由詩
5*
12/1/25 14:54
セイルモウル
藤原有絵
自由詩
8
12/1/25 14:26
集団利己主義
たにい
自由詩
2
12/1/25 14:21
耳鼻科で泣く
木原東子
自由詩
17+*
12/1/25 12:14
海と海
そらの珊瑚
自由詩
9*
12/1/25 11:57
あったかで大好きでさわれないもの
梅昆布茶
自由詩
8
12/1/25 11:25
バタフライエフェクト ポエム
komase...
自由詩
5*
12/1/25 10:18
金糸雀
そらの珊瑚
自由詩
5*
12/1/25 9:34
【 Rain of June 】
泡沫恋歌
自由詩
12*
12/1/25 9:27
朝の陽射し
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4
12/1/25 9:27
ニッポンジン
晝
自由詩
2
12/1/25 9:24
ジンクスと愛
吉岡ペペロ
自由詩
3
12/1/25 8:47
テクノBLUES
梅昆布茶
自由詩
3
12/1/25 8:34
Here Comes The Sun
ブロッコリー...
自由詩
2+*
12/1/25 8:13
カノープス
アラガイs
自由詩
5*
12/1/25 6:17
豆腐屋で朝をみる
石田とわ
自由詩
12*
12/1/25 3:47
感じることの必要性
番田
自由詩
1
12/1/25 2:16
遠い日の
風音
携帯写真+...
2
12/1/25 1:22
墓について
salco
自由詩
9*
12/1/25 0:48
『哲学とエゴ』
木製金属
自由詩
0
12/1/25 0:26
話し合い
藤鈴呼
自由詩
1*
12/1/25 0:24
離す
小川 葉
自由詩
3
12/1/24 23:57
刻限
理来
自由詩
2
12/1/24 23:45
僕は孤島
梅昆布茶
自由詩
4
12/1/24 23:43
娼婦
小川 葉
自由詩
4
12/1/24 23:08
3226
3227
3228
3229
3230
3231
3232
3233
3234
3235
3236
3237
3238
3239
3240
3241
3242
3243
3244
3245
3246
3247
3248
3249
3250
3251
3252
3253
3254
3255
3256
3257
3258
3259
3260
3261
3262
3263
3264
3265
3266
5sec.