月の話を聞いている
祈るために聞いている
祈るとは
どんな奴らの幸せでも
もっともっと幸せになりやがれと
捨て身で想うことなんだ
だからオレは
月の話を聞いて ...
中学のとき
それが休日の過ごしかたのような気がして
よく一人で映画館に行った
暗い映画ばかりを選んで観ていた
いまでも思い出すのが
神田川とミ・アモーレの鐘という映画 ...
ハンス・ギーベンラート
ホールデン・コールフィールド
小林左兵衛
...
逆立ちしてみれば
総てが180度 別世界であります
たった一人 逆さまな様は
見ず知らずの者から見れば 滑稽であります
この視線で眺めれば
ぞんざいな気の流れが
清浄な気の流れに見 ...
何が詩なのかわからない
リズムか テーマか
メッセージか
愛か 平和か ロマンスか 堕落か
時が満ちたらわかるのか
わからないさ
雲のことなど
人のことなの ...
ズバズバと
生きたいんですが
上手くいかないんです
バサバサと
切っていけたら
楽でしょうね
まー
それできない俺も好きなんですが
...
力強い声で
新しい船に乗れ!と
子供達を 叱咤激励する
父ちゃんの姿が有った
一瞬 時を忘れて
見入った TVドラマ
もう 数年
もしかしたら 数十年前の?
若かりし 俳優 女 ...
世の中はヨーイドン
クラウチングスタート、で
ピストルを待つの
ぬかるみに膝を付いて
やっと立ってる右足が、
世界とのバランスを崩す
宗教戦争の外、に出る
...
Eテレの白熱教室で
選択というテーマでインド系アメリカ人の先生が
比較調査の結果を喋っていた
都合良すぎで胡散臭かった
幸福という概念ですら
決めつけた枠組みだけで調査結果を説明していた
...
晩から降り始めた雨も
今朝はすっかり上がり
空は青いスカーフ
ところどころ浮ぶ雲が
銀色に輝くペンダント
よそいきの装いのなか
からすが一羽
北へ向かって
真っ直ぐに飛んでゆく
...
両手いっぱいに広がって
宙を描いているひかりのすむ家
くるくるまわるものだとか
静かに揺れる物だとか
激しく飛び出すものだとかが
集まる場所
ここにキミの想いも ...
頑固のかたまりが
意に反して崩れていく
駆け出した午後七時
目の前にいるのに届かなかった
臆病の時間
アルコールにばかり手が伸びて
消えていく炭酸が
僕らの距離を近づけて ...
君はいつも洗い立てのシャツを着て清潔で柔らかな香りを漂わせて。
君のお家が温かく幸せなことを振り撒いている。
君が僕の家に来ると僕らそれしかないから硬いベッドに眠るばかりで。
何にもない何にもな ...
頭とか口でしか
ひとの話聞いてない
祈りながら
聞いている
こちらも気持ちいい
あちらも気持ちいい
あったかくてやさしくて
変わるものと変えるもの
...
好きやってんでと、うつむくわたし
知ってたよと、うそぶくあなた
きらめくネオンの街で、さようなら、さようなら、
裏側に隠れた事実探すのか母子を繋ぐ韓流ドラマ
目覚めれば外は大雪銀世界子供心は今も生きている
透明な孫の心に救われる年寄りだけど派手な服着る
木材で作られている電柱が鄙びた町の ...
凍えるような
朝
遅刻の崖から身を乗り出し
思う
湯たんぽこの身にくくり付け
布団の海に
身投げしたい
誰かがここで何かを話しかけている、だが俺はそれをはっきりと聞きとることが出来ない、俺の神経は摩耗しきっていて、壁にかけてあるシャツが一枚ハンガーから床に落ちるだけでプツンと途切れてしまいそうだ ...
頬を撫でる男の手は熱い影でできていて
影ってゆく白い女の左頬を震えた手で包んだ
歓びのあまり震えが止まらなくなると
月の女は夜空に幾千の氷菓子を抱きかかえ
男を待ち焦がれているというのに
...
むかし少女は白いひとだった
おひとよしの少女は
なんでもひとに奪われた
普通というのがわからずに
怒りということを理解されずに
それが社会なのかと思った
ただ祈りだけ
願うこ ...
先を争って{ルビ水面=みなも}を目指す たくさんの 泡
ほどけたネックレスから 飛び散った
真珠のように 輝きながら
晴れた冬空の 明るさで染まった
水の中を ころころと 駆けあがっていく
...
月が隠れる
空には星が
集まっているように見えた
きょうからあしたにかけて
月が欠けて
満ちてゆく
何億年前から決まっていた
そんなことなんだすべては
...
混沌色した大食漢。
(詰め物には、詰め物ナリの希望が)
─私はこれを、偽装とは呼びません。
選択肢が欠落した後に残された
たったひとつの手段だったのですから。
...
梅の木みたいに
花になっても
梅干しになっても
種になっても
あなたを楽しませられたなら
いいな って思う
古くふるくなっても
枯れてもだれかの目を心を
和ませられたらいいな ...
お坊さんが走る
先生が走る
毎日、たくさんの
言葉を話しているのに
僕らは皮膚の外に
たどり着けない
ふと立ち止まる
地球の匂いがする
昨日昼寝してん
起きたらなんともいえない虚無感
夢は思い出せなくて
ただ心に埋め方がわからない穴があった
夜ご飯食べて
勉強して
今日は赤い月が見えると ...
六月
君は椅子に掛けて
ジグソーパズルをやっていた
薬缶が沸くのを待ちながら
壁にもたれて
僕がそれを見ていた
六月
外は雨で
夕方の部屋に ...
ベッドに沈み
夕べの闇を
身に
充填する
目で見るもの
耳で聞くもの
その他すべての感覚器
研ぐ
身を貫き刺す
光のひと突き
止め
闇への蹂躙
何も見ない
何 ...
.
さびしさは都会でこそ味わうもので
見知らぬ人間の真只中での心地よい
感情だ人のいない世界にさびしさはなく
青いきょうふに身体の芯まで透き通る
.
ボクハイツデモキミノスグソバニイ ...
月は地球ぐらいじゃ消せないね
干し柿みたいに見えてるもんな
雲のほうがすごいよな
風のほうがすごいよな
海のほうがすごいよな
月は地球ぐらいじゃ消せないね
干し柿みたいに見えてるもんな
日付順文書リスト
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日付
月の話を聞いている
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3+
11/12/12 1:05
中学のとき
〃
自由詩
4+*
11/12/12 0:58
美しくもないなら死ね
TAT
自由詩
1*
11/12/12 0:54
十二月十二日の水
subaru...
自由詩
19*
11/12/12 0:00
雲のことなど
短角牛
自由詩
2
11/12/11 23:41
『切り捨てゴメン』
木製金属
自由詩
2
11/12/11 23:28
新しい船
藤鈴呼
自由詩
2*
11/12/11 23:16
ワスプの庭園。
うわの空。
自由詩
4*
11/12/11 22:14
白熱教室
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3+
11/12/11 21:34
手紙
佐倉 潮
自由詩
3
11/12/11 21:09
ソラ
みどり
自由詩
3
11/12/11 21:01
10月3日
AquAri...
自由詩
2*
11/12/11 20:55
[君は幸せ]
東雲 李葉
自由詩
1*
11/12/11 20:09
器の法則
吉岡ペペロ
自由詩
2+
11/12/11 18:57
さようなら
殿上 童
自由詩
24*
11/12/11 18:29
韓流ドラマ
夏川ゆう
短歌
1
11/12/11 17:36
投身自殺
ただのみきや
自由詩
11*
11/12/11 17:21
BORN TO LOSE
ホロウ・シカ...
自由詩
6*
11/12/11 15:50
白い女の頬を撫でる影
マーブル
自由詩
4*
11/12/11 13:58
祈り
みどり
自由詩
5
11/12/11 13:22
泡
まーつん
自由詩
3*
11/12/11 13:01
セレナーデ
吉岡ペペロ
自由詩
3+
11/12/11 12:55
de.f.ra.g
yuugao
自由詩
1*
11/12/11 12:15
梅の木
朧月
自由詩
2
11/12/11 12:02
師走
たもつ
自由詩
4
11/12/11 10:14
昨日昼寝してん
篠
自由詩
2
11/12/11 9:33
六月
草野春心
自由詩
10*
11/12/11 9:30
夕べ
シホ.N
自由詩
2
11/12/11 3:11
夜泊
Giton
自由詩
4*
11/12/11 1:44
地球ぐらいじゃ
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1+
11/12/11 1:40
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4.63sec.