わに
ヘラジカ
アルマジロ
アザラシ
キジ
二匹のりす
コブラ対マングース
むささび
剥製たちの焦点のあわない目玉。
宇宙の銀河がもやもやしているところ。
なるべくラブリーなトーン ...
さっきぶつかった振動でストーブがきえてしまった。
やわらかいひかりにてらされる指先をキーボードの上に。
ラテはツイッターをみながらチャイをのんでる。
諏訪とラテは20年以上のつきあいだが、つ ...
いくら待ってもその時は来ない
どこまで歩いても空は終わらない
誰も迎えに来ない疑似逃避行
回復を図って腰を下ろすが
いくら待ってもその時は来ない
道すがら拾った意志だった ...
精一杯
愛したい
胸いっぱい
愛されたい
いつからこんなに
乙女になったんだろ
いやだなぁ
君のせいだよ
君を好きになったせいだ
いっぱい ...
全く、窓辺の風よ
そうやあやあと声を張らず
少し黙っていられないのか
私の爪先ももちろんそうだが
なにより、カーテンが困っているよ
お前の冷やかな愛の歌が
彼女の心を惑わせているよ
...
左バッターボックスから走り去って行く
塁を目掛け
片手には指輪をしのばせた花束を
スパイクには脛を
脛には花弁を
唇に口付けを済ませたなら
左バッターボックスから走 ...
怒りと感謝は相反するものでありながら
どちらも無くては存在できないほど惹きあう物
怒りの裏に愛と感謝があり
悲しみの裏側に喜びと慈しみが存在する
善と悪が裏表であるように
紐解けば ...
今朝 世界樹が目覚めた
満開となって白い花粉を散らした
世界は彼の逞しい腕に抱かれて白く霞んだ
雪は地面に着床するまでの暫くの間
授かった命に感謝し舞い踊った
雪は大地を受胎させ
...
どうだい甘いかい
どうだい酸いかい
どうだい上品かい
どうだい下品かい
どうだい生臭いか
どうだい美味いか
どうだい苦いかい
ピンポン
それが真実の味だよ
もう一度食べてみるかい ...
便利やで。このひと。
うれしいと泣く。
哀しいと笑う。
恋もできる。
歌も唄う。
故障は少ない。軽くて丈夫。
充電式やから停電に強い。
環境に順応。
ええ仕事する。みんな欲 ...
街へ倣え、倣え、倣え 境遇的快楽だとしても
街へ倣え、倣え、倣え 世代的快楽だとしても
街へ倣え、倣え、倣え 数値的快楽だとしても
街へ倣え、倣え、倣え ...
あらきょうも学校へいかなかったの
僕を見上げて母が言う
僕はもう、あきらめられた人間だけど
飲みかけの牛乳と自分で焼いたパンだけをいただく
ありがとうお父さん
僕の電気代 ...
一人じゃないよって言うけれど
一人じゃないのに孤独だよ
だから
一人じゃないよなんてまぼろしなんだ
でもそれでも
好きという気持ちが残るんだ
あなたのために存在したい
ずたずたになって ...
ファスナーがいつも従順だと思ったら
それは思い込み もしくは 先入観みたいなもので
生地を喰うことがある
貞淑だった人妻が
何を思ったか豹変し
畏れをしらぬ 厄介なうえ 世にも面倒な 小 ...
なんだか知らないが
兎に角 最初の一行が出来あがる
なんだか知らないが
次の行は誰も知らない
もちろん自分も
なんだか知らないが
行と行の間には
深い深い溝がある方がいい
つまり驚 ...
小石は沈む
一瞬の音をたて
ふかく
しずかに
...
十六夜の月の下、夜の庭に釣り糸をさげ
きみと並んで話をしよう
安い焼酎をいつものように飲みながら
...
多数決でなんでも決めるのは素晴らしい。
かなしいときは、
アップルパイをぼろぼろこぼしながら食べることにするのはどうだろう。
賛成、そうしよう!
反対の人はしつ ...
深夜の海で独り船に乗っていた
やがて風は強まり、波はざわめき
震える両手をあわせ、必死に祈った
遠い暗闇からひかりの人が
こちらへ、歩いてくる
ずっと昔から私をみつめる目が
...
フフフンノフン〜
ジャバジャバダバダ〜
ムチャ〜チャシソレ〜
ポケットの中から何やらハミングが聴こえてくる
携帯電話が通話中になっており
お爺さんらしき人がそれはたぶんお風呂に違 ...
中学生は残酷だ
高校生ほどのためらいもなく
小学生ほどの無邪気さもなく
言いにくいことをズバリと言う
中学生は恐ろしい
高校生よりももっと鋭敏で
小学生よりも知恵があり
とたんに嘘を ...
どこか、遠い、ある日に作られた柔らかな言語で
その柔らかさよりずっと柔らかく、けれど反響する言葉で
夕立が襲う屋根の下の静寂のように
あるいは待ちわびるスピーカーのざわめき、そのよ ...
子供にとっての問題は、大人のわがままであることだろう。きっと全ての人間には、ありのままであることが確かな感覚なのかも知れないと思っていた。
生まれぬ仔を
待望して止まないように
生まれぬ言葉の
形なき存在を想う
非存在という
存在のありかた
存在なきことは
ひとつの救いでもある
発そうとした言葉を
失いつづけ ...
{画像=120120002940.jpg}
心の触手を伸ばして
感性を解き放ち
触手を伸ばし給え
心を拡げよう
静かに静かに拡げよう
両手を拡げて感じよ ...
久しぶりの雨が、何粒も何粒も、朝から夜中のいままで、つめたく道路をぬらしている。照らされるアスファルト。フィンガーチョコレートの包み紙によく似ている。静かで、しわくちゃで、でもしっかりと厚みのある。吹 ...
君の美しさを写真に収めようと思ったけど
解像度が足りなくてあきらめた
だから
心のフィルムに焼き付けたよ
一番奥の
一番深いところに
だれの目にも
触れないように
...
アボカドが空を飛んでいるのを見たことがある
ひゅーほーって鳴いて飛んでいる
アボカドの鳴き真似をしてみるがなかなかむずかしい
ひゅーほー 言葉にすれば簡単だが
厳密にはひゅ ...
まだ
誰一人として
踏みしめてはいない
ふわりとした新雪のままの
土手に重なって 遥か遠く
超然とした白雲が広がり
それを 微かに淡い
冬の空がつつんでいる
こがね色の午後の日差し ...
うだで めんこい だはんこき
いいふりこいて おだってる
へなまずるくて たふらんけ
みったくなしは あっぱくせぇ
そったらことで ばくるんだら
なして かまかして ごっぺがえす
ご ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ハッピーエンド/2
モリマサ公
散文(批評...
1
12/1/20 19:18
ハッピーエンド/1
〃
散文(批評...
0
12/1/20 19:17
散在
徘徊メガネ
自由詩
4*
12/1/20 18:38
責任
ジュリエット
自由詩
0
12/1/20 18:36
窓辺の風
faik
自由詩
14*
12/1/20 18:26
初夢
徘徊メガネ
自由詩
1*
12/1/20 17:29
境界線
菜穂
自由詩
3*
12/1/20 16:30
初雪
たにい
自由詩
3
12/1/20 15:55
満漢全席
HAL
自由詩
1
12/1/20 15:16
だれか買うてんか
たま
自由詩
40*
12/1/20 14:43
街へ、倣え
komase...
自由詩
1*
12/1/20 12:54
手の鳴るほうへ
小鳥遊儚
自由詩
3
12/1/20 11:32
まぼろし
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
12/1/20 10:21
我が愛しき小娘(ガーリッシュ)
そらの珊瑚
自由詩
8*
12/1/20 8:33
詩論
浩一
自由詩
2+
12/1/20 5:02
沈黙
石田とわ
自由詩
6*
12/1/20 4:26
十六夜の庭
〃
自由詩
5*
12/1/20 4:05
多数決
八男(はちお...
自由詩
2
12/1/20 3:54
ひかりの人
服部 剛
自由詩
6*
12/1/20 2:52
ハミング爺さん
灰泥軽茶
自由詩
8*
12/1/20 2:41
中学生
浩一
自由詩
2
12/1/20 2:26
相談
山中 烏流
自由詩
4*
12/1/20 2:11
人間教育について
番田
自由詩
1
12/1/20 2:05
存在の秘密
シホ.N
自由詩
6
12/1/20 0:37
心の触手を伸ばして
beebee
自由詩
22*
12/1/20 0:30
雨のこととチョコレートのこと
はるな
散文(批評...
4
12/1/20 0:30
ネガティブフィルム
プリクソス
自由詩
1
12/1/19 23:36
ひゅーほー
八男(はちお...
自由詩
6+
12/1/19 23:31
美しいものは流転する
ただのみきや
自由詩
12*
12/1/19 23:29
さけほいど
板谷みきょう
自由詩
3*
12/1/19 23:16
3232
3233
3234
3235
3236
3237
3238
3239
3240
3241
3242
3243
3244
3245
3246
3247
3248
3249
3250
3251
3252
3253
3254
3255
3256
3257
3258
3259
3260
3261
3262
3263
3264
3265
3266
3267
3268
3269
3270
3271
3272
加筆訂正:
【季題】 冴ゆる
/
こしごえ
[12/1/20 18:17]
タイトルに【季題】と明記する事にして、タイトルを再修正致しました。度々失礼致しました。拝礼。
【季題】 冴ゆる
/
こしごえ
[12/1/20 16:14]
有り難く、指摘されたので、表題修正。失礼しました。拝礼。
5.45sec.