にしのうみべで
さんぽしてると
あるくそくどで
けしきがみえる
あるくそくどで
こどももみえる
くるまのまどから
みえなかったもの
誰のために歌うの
季節はずれのうぐいす
カナリヤなんて知らない 見たこともない
チョウチョが飛んで行く お盆の朝
もうすぐ 彼岸花咲くね
川辺がきれい
狂い咲きのバラが 迎えてくれた日 ...
優しい人かと問われたら
優しくないでしょう
それでも想いやることは
きっとできるでしょう
だれかがだれかの役にたつ
そんな幻想を
人は捨てることはできなくて
だからこそ
生きてるの ...
命は生まれ、命は消える
終わりなき命の連鎖には
百の千の虚しさがある
無駄な命など無いさと
何度も自分に言い聞かせてみた
人の意識に留まる事もなく
人の心に残る事もなく
理解 ...
雑木林に音符降る
腐葉土にリズム浸み
時間の奏でる音楽
人工もまた自然です
燃料棒が溶け落ちてしまって
コンクリートを65cm沈む
山肌のみどり色が抜けきって
...
曇っているのだけれど
海のむこうまで見えた
青っぽい灰色
輪郭は鮮やか
きょうは風が強そうだ
つめたい風が強そうだ
ドブ板生まれのふしあわせ好き
笑っちゃう位不遇な蟋蟀
そろそ ...
苦しい
辛い
泣きたい
痛い
人を助ける事は大変だ
幸せになって貰えるように
導く義務がある。
同じ過ちをしないように
何時間も只働きをして
負債を返してゆく
見ず知らずの ...
雪だ雪だ雪だ
世界が真っ白
恋の季節
温まりたい
雪合戦して
雪だるま作って
カマクラを作る
手袋はビショビショ
サンタさん願いを
叶えてください。
赤い糸を下さい。
真 ...
もう君はいない
一緒に食べたマック
一緒に寝たベット
一緒に歯を磨いた
一緒に朝コーヒーを飲み
一緒に音楽を聞いて
一緒に話しをして
一緒に泣いて
もう君はいない
楽しかった ...
白髪ビン底めがねの厨房はきたなく はうつたは茶色く粘としていて カウンターにきりたつ壁のむこうは
ブラックボックスなんだ どんな方程式でもって 死化粧をほどこすのだろう
あら くろいのよ ...
捨てられた孤島の美術館を支える大理石の柱の気丈さ
黒くつつまれた肌は梅雨の泡立つため息をかたくなに拒み
妖しい香の静けさはシベリアの狡知を委縮させた わが世の春 素晴らしき家庭菜園
...
鏡には包み隠さず映り込む過去も未来も一つになって
木登りを教える君は子供の目入道雲に触る夢見た
穴を掘る道具は錆びて脆くなる愛がなければ心は脆い
君を待つただ待つだけは辛い夜星 ...
OTOKO
この奪われた町には、もう本当になにも残っていないのさ。ああ、巷ではそれをサードインパクト、学者の連中はね、シンだって噂している。もし、悲しみや喜びが、実際にいるって言うなら信じるよ。 ...
土は乾いていて、サラサラと。
女の手より柔らかい風が、表面を削っていた。
粒と粒が懸命に腕組みをしている。
もう少し湿った深い所は、虫の墓場であった。
背中を下にして、動いているカナブン、
...
watashiha とても気持ちが悪い いわゆる「キモい」「キモい」「キモい」「キモい」「キモい」…エンドレスのその岩。
差し出しているのは希望でも感動でも憤怒でもなく、 新しく溶けてしまうその過程 ...
Y一家北国に行く
鹿児島から、蒸気機関車にて
二晩寝て座席から転げ落ちた
到着、霜月、小雪
窓から永遠に降る雪を
あきず眺めた
二階まで積雪
道から雪の階段を下りて
やっと ...
雨の降りはじめる 特別な においがして
猫のヒゲがゆれる
森の虫が 鳴いて その余韻の先で
おこめのたける匂いは
のりしろのにおい
やま と たに を
のりづけしようと ...
薄暮に出現する影は
限りなく
薄い
太陽が西に消え
その魔力から
逃れた
サターンが
息を吹き返す
何処へ
行くのですか?
柊の赤い実が
真面目な顔して
問う
ええ、この ...
洗面器に彼女は顔をつけたまま
これっぽっちの水で溺死すべきではない
近所に駅が開通し、都心へのアクセスがスムーズになったが
人身事故による遅延の恐怖で外出できない
歴史的な労働力が堕落する ...
切り立った崖から
見下ろす景色は
紅潮した頬を持つ
前途有望な少年の瞳には
どう映るのだろうか
気だるさは
深刻さと無縁だったが
ある一定の速度で
おまえの中心を
確実に蝕んでい ...
ベイビー
あたしのことをそう呼んだのは
最初の飼い主だった
本当の名前はコインロッカーベイビー
長い名前はめんどうなので
いつしかベイビーになっただけ
生まれてすぐ
まだ眼も開い ...
月曜日
突き刺す気嵐の中
若い女が ビールを振る舞う
突き刺す気嵐の中
マネキンの片手に数羽の鳥が止まる
火曜日
隕石が飛び交う真夜中
若い女が アイスを振る舞う
隕石を避けて生き ...
草むしりをする最中
うぐいすが唱える
私は、
この一本に活かされている
むしる事により
今を(ずっと透けているのは闇といっしょ
私は秘密だ
むしって来た千草一本一本に感謝 ...
【整形手術は進化したの会】
(きみは、 豊胸してるね)
)え、なんでわかるの?
(ヒトも動物だからね)
)今度脱毛するわ
全身脱毛よ
(眉毛もかい?)
)ばかね(笑)眉 ...
暗黒鶏冠の羽飾り
土地の人々追われ出て
千の砂地の蜃気楼
駱駝に揺れるカンテラの
古い燈火に点るのは
螺旋模様のアラベスク
鐘楼の夢塔の夢
みな朽ち ...
ふるえるのは
百万の宇宙の
軋み
もつれ
私は言う、還れと
持ち前の笑顔とやらの裏にある疑心のやり場がまだ見当たらず
舞い込んだ平穏にさえ整合性 求めてしまうみだりなユーウツ
孤独だと自惚れるより幸福を受け入れるほうがよっぽど難儀
...
詩を書いた
夢の中を さまよい歩いた
僕は流れた だけど 留まることなく
君との約束を握りしめながら
{画像=111201004459.jpg}
太陽が液状化する
とろけながらも
雲の絹糸を伝い這うように向かう先は
飽きもせず西の空だが
絶望じゃない
繰り返しは絶望じゃない
私は ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
モータリゼーション
小川 葉
自由詩
4
11/12/1 23:02
チョウチョ
凪 ちひろ
自由詩
4
11/12/1 21:59
よるに
朧月
自由詩
3
11/12/1 21:46
月の囁き
菜穂
自由詩
2*
11/12/1 21:38
いのち透明
吉岡ペペロ
自由詩
5+
11/12/1 21:10
つめたい風
〃
自由詩
3+
11/12/1 21:03
唖やゴブリンの為に
TAT
自由詩
1*
11/12/1 20:22
人助け
ペポパンプ
自由詩
4*
11/12/1 19:52
スノー
〃
自由詩
4*
11/12/1 19:52
君と過ごした日
〃
自由詩
2*
11/12/1 19:52
B定職
いかりはじめ
自由詩
2
11/12/1 18:35
無題
〃
自由詩
1
11/12/1 18:27
鏡
夏川ゆう
短歌
0
11/12/1 17:02
濡れた土地
長押 新
自由詩
1*
11/12/1 16:52
皿に乗せられた
〃
自由詩
2*
11/12/1 13:45
牧場は汚物まみれだ。
狩心
自由詩
0+
11/12/1 13:18
青森行き
木原東子
自由詩
10*
11/12/1 12:17
桃源郷
るるりら
自由詩
11*
11/12/1 11:23
薄暮に
そらの珊瑚
自由詩
5*
11/12/1 10:23
非暴力の拡散的スピード
timole...
自由詩
8*
11/12/1 10:01
ダイソンの吸引力、恐れることはない
花形新次
自由詩
0
11/12/1 9:07
閉所恐怖症の猫
そらの珊瑚
自由詩
6*
11/12/1 8:17
マネキンの若い女
subaru...
自由詩
16*
11/12/1 7:22
連なる独唱
こしごえ
自由詩
7*
11/12/1 6:56
整形手術
アラガイs
自由詩
4*
11/12/1 6:43
唱歌
高濱
自由詩
3
11/12/1 3:33
まだ終わらない夜
within
自由詩
4+*
11/12/1 2:51
憂鬱になれる内が花
faik
短歌
9*
11/12/1 2:07
アイ ラブ ユー
番田
自由詩
0
11/12/1 2:04
太陽に倣う
凛々椿
自由詩
11
11/12/1 0:53
3219
3220
3221
3222
3223
3224
3225
3226
3227
3228
3229
3230
3231
3232
3233
3234
3235
3236
3237
3238
3239
3240
3241
3242
3243
3244
3245
3246
3247
3248
3249
3250
3251
3252
3253
3254
3255
3256
3257
3258
3259
4.73sec.