ゆうべ
きみのまとう
しろい布にふれました
それはやさしく湿っていて
かみさまの一部のようでした
ゆうべ
窓のそとでは
たくさんの雪が ...
またきたか 雪
せいぜい覚悟して降れ
消されるくせに
やっと生き残った枝をへし折り
修理した屋根を壊し
道をうめて無くし
叫び声さえ凍らせるなら
覚悟して私に降れ
美しい冬 ...
人間が人形にしか見えない
人形が泣いて 笑っているんだ
気味が悪いね
人形が めそめそ げらげら わくわく ぱこぱこ
せかせか ぴこぴこ ぴーぽーぴーぽー
じゃかじゃか ぞわぞ ...
光よ 私を彩って
世界を この手で強く輝かせて
夕闇に紛れ 声を失った
涙を片手に握って 俯き歩きだす
何気ないライトに照らされて 驚く暇もなく立ち止まった
今はただ切なくて
...
空のひとすじ
とぎれとぎれに
たましいたちの渡り
祝祭の予感が
はりつめて街に灯る
肌をかさねる
こいびとは柑橘の香り
湿り気を母音に換え
いくつも降らせ
打ち上げて
土く ...
Get up,Boy.
Get up,Boy.
Girls are playing.
Get up,please,
The sun is shining.
Get up,Boy. ...
なんてことない不在の言葉に
愛しさを汚されたその時は
無情の荒野にうずもれて
枯れ草毟ってやり過ごそう
なんてことない不定の言葉に
審美眼を汚されたその時は
悲観の海をたゆたって
船 ...
ウシとウマが
うつ伏せになって
ウサギを見ている、そんな
現という名の
美しくない嘘
右折すると
海が広がっている
うまくいかない遊びみたいに
浮き輪が浮かんでいる
...
大阪市のあたらしい市長がニコニコ笑っているテレビ、独裁者が死んだ、知らない言葉、知らない人々。ずっともう昔に、キリストは死んだらしい、日本の政治は永田町でなにやら絡まっています、名刺交換、ミサイル ...
午後4時半
早くも暮れ始め
街を彩っていた紅葉がぼやけてきた
しかし 信号の赤が取って代わって鮮やかだ
もうすぐ冬至
一番 昼が短くなる
西の空を見るともの悲しくなる
しかし この日 ...
指先をしんじる夜に降ってくるアルファベットの雪はすぐ溶け
藍染の布をわたしは首に巻き 宇宙にかえる準備を終える
キッチンで味噌を溶きだす母がいてしんだばかりの父がわらって
街角でうま ...
冬は寒い
冬は日が短く、夜が長い
どこに冬がいますか
私のベランダに冬がいます
部屋の中に冬はいますか
私の部屋に冬はいません
なぜいないのですか
冬は暖房器具に弱いからです
冬の ...
【わいぱあ】を
最速にしても
効かない
激しい雨が
フロントガラスをたたいていく
きっとこんな風に
前後不覚になるほど
ぐちゃぐちゃに
泣ける人は
幸せなんだろうなあ
思い ...
drumの最後の一撃が吸い込まれてゆく夜明けに
トラックを転がしている
この時間の国道は意外に詩的だ
ベックのクールミントな響きにふさわしいあさだ
世界はguitarの一弦 ...
穏やかな音楽が聞こえる
創造の逢い引き
あなたは梅の香り
土曜の通勤電車
吊革にいにしえの歌をぶら下げる
待ちわびる歌が揺れ
誰もが輪を外さない
子どもの在り方 ...
朝の光が 羊毛の絨毯の上にうずくまっている
まるで まぶしい水たまりのように
君は 寝癖だらけの髪のまま
そこに まだ生まれ落ちる前の 思い出を探している
揺れるレースのカーテン 風は優し ...
この口は 冗談が言えない
石切り場のように 殺伐としていて
この目は 花を愛でない
照準器のように ただ狙いをつけて
この指は 傷を縫わない
ナイフのように 切り裂くだけで
お ...
このサイトの中で行われているポイント制度は、本来意味を持つべきである、詩作の中であまり意味を持つ物ではない。また、このサイトだけではなく、日常生活の中における勉学などにおいても、恐らく、ポイントが ...
掴もうとする指と
突き放そうとする腕は
どちらが速い?
駆け出そうとするつま先と
立ち止まろうとする踵は?
ねえ、教えてよ
みんなものごとの始め方ばかり
教えようとするんだ
...
君の恋人として過ごした22日間
君と出会う前の退屈な16年間
16年という長い闇から君は私を見つけだした
たった22日が私をどんなに強くして、どんなに弱くしたのか…
長 ...
窓際にクリスタルを置いている
西日があたると椅子に虹ができる
赤
黄色
きみどり
水色
青
この順番でくっきりと現れるのだ
窓際にクリスタルを置いている
色はその色を跳ね返す
跳 ...
トゲは深くて
抜けそうにないから
指で えいやって
押し込んでしまうの
あたしの奥へ
はいったトゲは
いつか命の元になるんです
傷つけ
傷ついて
でも案外ヒトって平気なんです ...
顔面の二割も記せはしないマナコ。
糸で宙吊り、糸吐きエンジェル。
天に向かったはずなのに
海に夢中な鼠が一匹。
凸が
いつかの哺乳ビンの口だとしたら
凹は
海鼠の口とでも言う ...
意外な早さで唐突に、その日が来
実にあっさりとその死去が伝えられ
ほんの数日前に安否を取り沙汰されていた、あのおばさんアナが
黒いチマチョゴリで元気な姿の、沈痛な面持ちに小声で
哀悼のニュース ...
文庫に救われて
どうにか今も生きている
河童
変身
世界の終わり ...
アイビーが空間を探っている
感覚だけをたよりに
つかまえて 己のからだを寄り添わせ
まだ見ぬかたちを具現しようと
精一杯手を伸ばし
探している
探している わたしも
この感覚だけを ...
いつだって味方でいてくれて
泣きたいときに胸をかしてくれて
頑張ったねって褒めてくれて
あたしは君が好きで
君はあたしを愛している
「君は幸せになりたいっていつも言うけど
...
言葉はしめっていたがよく燃えた
ガス・スタンドの男と
寝てきたせいだろうか
無理に考えて
こたえをだすけど
それ大抵はマチガッテル
それはアッテル
無理にいそいで
もどろうとするけど
それいつでももう遅い
それもアッテル
悲しい時間は
すぐ思い出すの ...
目を閉じてはならぬ
悲しみも喜びもここに在るのだから
目を閉じてはならぬ
歩くべき道がそこに在るのだから
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
しずかなよるに
草野春心
自由詩
9*
11/12/20 21:15
熱の陣
砂木
自由詩
12+*
11/12/20 21:01
人形のこと
八男(はちお...
自由詩
2
11/12/20 20:51
小さな光
アヤメ
自由詩
0
11/12/20 20:07
即興(多摩、12月)
あまね
自由詩
14
11/12/20 20:07
Get up ,Boy.
生田 稔
自由詩
1
11/12/20 19:58
相性
faik
自由詩
16*
11/12/20 19:02
うつつ
たもつ
自由詩
3
11/12/20 18:49
初雪
はるな
散文(批評...
4+
11/12/20 18:30
冬至
たにい
自由詩
0
11/12/20 16:49
夜に寄せる
野中奈都
短歌
2
11/12/20 12:27
冬
いぬぐす
自由詩
4*
11/12/20 10:17
わいぱあ
そらの珊瑚
自由詩
4*
11/12/20 8:40
ZipRock
梅昆布茶
自由詩
5
11/12/20 7:50
ラブレター
たちばなまこ...
自由詩
13*
11/12/20 7:14
羊毛の絨毯
まーつん
自由詩
6*
11/12/20 3:10
安宿
〃
自由詩
3
11/12/20 1:44
ポイント制度について
番田
散文(批評...
0+
11/12/20 1:12
ハロー・グッバイ
マチムラ
自由詩
2*
11/12/20 0:17
22日と16年
ジュリエット
自由詩
0*
11/12/20 0:16
赤黄色きみどり水色青
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
11/12/19 23:20
内側のトゲ
朧月
自由詩
3
11/12/19 23:14
萎縮してゆくマ(な)ナ(ま)コ(こ)
yuugao
自由詩
2*
11/12/19 23:14
12月19日
salco
自由詩
2*
11/12/19 23:11
文庫に救われて
TAT
自由詩
1+*
11/12/19 23:00
感覚遊泳
ただのみきや
自由詩
7*
11/12/19 22:47
吐露
AquAri...
自由詩
1
11/12/19 22:46
オイル
はるな
自由詩
6
11/12/19 22:15
えらいえらい
朧月
自由詩
1
11/12/19 21:51
存在の果てに
文字綴り屋 ...
自由詩
0*
11/12/19 21:09
3215
3216
3217
3218
3219
3220
3221
3222
3223
3224
3225
3226
3227
3228
3229
3230
3231
3232
3233
3234
3235
3236
3237
3238
3239
3240
3241
3242
3243
3244
3245
3246
3247
3248
3249
3250
3251
3252
3253
3254
3255
加筆訂正:
モンキーズが好きだった
/
竜門勇気
[11/12/20 8:52]
2011/12/20
沈思する
/
花キリン
[11/12/20 7:25]
俳句に投稿すべきを短歌に投稿してしまいました。申し訳ありません。削除以来をだしております。
5.24sec.