冬桜が咲いてた
可憐にまばらに咲いてた
星のようだった
寄り添うようだった
僕はあたらしくなった
確かあしながおじさんは
ジュディに求婚したけれど
僕は逃げられちまったよ
冬桜が咲 ...
日だまりの道で
おーい
ここだよー
たましいが
おたがいに呼んでいた
おーい
ここだよー
日だまりの道で
ぼくらは人生をやさしく見すぎていたね
すこしばかり時間にうるさい所だったね ...
あさのたいように
あかく
よみとかれる
せんせいのかみは
はちうえにかくれても
はげしくもえて
とどこおるものがない
きょうしつは
かすんでいる
けむりにつつまれて
ここにいるもの ...
心の声を聞くのには
耳鳴り程度がちょうどよい
不必要な言葉は聞こえない
でも
自分の愚かな声は聞こえてしまう
月と太陽が逆さになって
月明かりで過ごすこの世になったなら
余計な ...
遡り
私は
消え
進み
私は
残り
今を
私は
立つ
葉緑素のような若々しさが抜け落ち
いのちはその住所に透明になるのだった
いのちはくれないだった
たしかに若さは欲望だ
いのちはきいろだった
傍若無人の欲望だった
いのちはちゃいろだった
...
その娘はいつの間にか貴女になっていた
貴女の全部を愛しているから
こんな気持ちになれるのだろう
貴女の全部を愛してゆくから
こんな気持ちになれたのだろう
出勤中いつも ...
別の女の
別の乳房を吸う
長い街道を歩いてくる
晴れた日の草原のような
パッヘルベルのカノン
男は捻じ曲がった枝
女は雀蜂の巣
青空の ...
嫌なものはイヤ!
そんな思いと折り合う
でも、おとなの分別とかじゃない
ひとが生きるって
爪先から血が滲むほど世間ってやつにしがみついて
それで何とかまっとうできる
違うかな
...
生まれた時から
その声はいつもこう尋ねる
右か左かどっちなんだ
だから、生まれた時からいつも決断して来た
その結果がどうであろうと決断しなければ進まない
そのつどそのつど決断した。
...
夕焼け空を見て「時をかける少女みたいに、飛び込んだらあの日に帰れるかなぁ」って微笑んだ三浦さんは、握ってた携帯のバイブを無視してそのまま川に投げ捨てた。
大阪土産のたこ焼きを被ったキティーちゃをの ...
ひゅうひゅうとうなる電線に
歳月の涙をひっかけ
贈り物を待っている貧しき子供ら。
聖誕祭の晩はひときわ北風がつめたかった。
だが見よ
子供らの頭上にほしぼしはこんなにも輝く。
その中の一つ ...
爪は残る
ひとはいない
しめった沈黙をやぶるとき
いつも声が漏れている
いつも雨が降っている
河になる 河になるA
(ひとのこえきこゆれど)
(さむざ ...
白い空の下、
好きなように嘘をついて
朝になれば、
また、
やり直せるはずだった、
どこでも好きなところから
学校の切れ端も、
たくさんのやりかけも、
全部 ...
ストントストント
タンスがストンと
山に捨てられている
ストントストント
タンスの口はひらきぱなし
のっそり木立の間にストント佇む空気
ストントストント
そこ ...
詩とは何だろうか?詩の意義とは何だろうか?その意味とは?・・・・こんな朝日新聞の三面辺りに載っていそうな議題を打ち出してきたのは、この問いに答えるためではない。この問いを破壊するためである。詩人は、 ...
階段が、坂が、川が、ゆっくりと幅を狭めて、水から炎へ、その蔓の雨から暴風に向かって、感覚を遠く、近く、また遠くへと、ねじれた船舶の直線をたわませて、神殿は太陽を覆した、階段が、また階段へと、大理石の ...
言葉はいつもいじわるだ
なにもかも明らかにして
正しくもない検証をして
並んでるだけで
なにもしやしないくせに
それをかいたのが
だれかなんてどうでもよくて
言葉はただ
言葉のまま ...
[http://kai-you.net/interview/528とhttp://dproject2.iza-yoi.net/about.htmlとhttp://www.otherman-record ...
私の街には雪は積もらない
降ってもすぐに溶けて消えてしまうの
私の願いはたったひとつ
一度でいいから一面の雪景色を見てみたい
朝起きて窓を開けたら
世界は白一色に覆われているの
隣の屋 ...
誰も見ていないところで河原の小石を拾う
誰も見ていないところで河原の小石を投げた
誰かに当たればいいと思う
あなたに当たればいいと思う
誰かに当たらなければ意味がない
あなたに当 ...
漂っている
田の畦の
名もない雑草の根元に
捨てられた溜め池の
透き通る水の中に
細い目で鳴くアマガエルの喉に
咽び泣くような曇天の中の
炭焼き小屋の煙の中に
確かに漂っているのだと思 ...
「たまにさ、いや僕はわりと頻繁にこう思うんだけど、人間を、一切を、何もかも、殺してやりたいって、壊してやりたいって。」
「わたしも、そんなこと思うわ。そんなことを思うたびにね、優しさとか、苦 ...
風見鶏器械幸福のうしろ髪引き
不幸表裏の私製姉妹老婆の声音
人体損壊罪偏愛症のバラバラ氏
人形愛高じて人間愛説くフロスト氏
単純な愛憎装置 溶媒abc…国歌def…
...
欲しかった
ほんとは
赤いビー玉の中には炎がある
青いビー玉の中には星がある
僕が欲しがるから
くれないんだ
欲しがらなければ
悲しくはならない
欲しかった
ほん ...
僕は偉くなりたかったのだ。無敵で、黄金で。野原に独りでたつ風車みたいに清く正しく。あるいは、おおきなメダルをさげて、僕はあなたちの守り手に。なりたかったのだ。そして明日に咲く花を収集して、素敵な名前で ...
八月半ば 空気は舌がしびれるほど甘い
ページを捲ることを諦めた詩集を捨てる
ただ長くて行ったりきたりするそれだけの詩集だ
誰もが一度口には運ぶけど
飲み込むものはいない
{引用=眠るよう ...
僕の彼女にはストーカーがいて
僕は2番めのストーカー
夜のアスファルトを這う獣
15の夜から変わらない獣
今日も素面で盗んだバイクで走り廻ってる
軋むベッドを今で ...
街は核に犯され
ニグロの大統領
何かが起 ...
十二月某日
この地はまだ吐いた息が白くならない
気温はこの時期にしては穏やかである
相反して 福岡の繁華街は喧噪としている
次から次へと
多系統の行き先を掲げた市バスが滑り込み
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
冬桜
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2+
11/12/5 20:28
日だまりの道
〃
携帯写真+...
2
11/12/5 20:11
煙
えりくさちえ...
自由詩
2+
11/12/5 20:06
耳鳴り
菜穂
自由詩
6*
11/12/5 20:04
時
りり
自由詩
1*
11/12/5 19:42
いのちくれない
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2+
11/12/5 19:33
貴女の幸福
〃
自由詩
5+
11/12/5 19:24
別の女
草野春心
自由詩
4
11/12/5 18:50
師走のひと
恋月 ぴの
自由詩
26+
11/12/5 17:17
そのこえ
……とある蛙
自由詩
5
11/12/5 16:23
河川敷
mad.ra...
自由詩
0
11/12/5 15:48
降誕祭の不思議
非在の虹
自由詩
0
11/12/5 15:04
昼顔
根岸 薫
自由詩
2*
11/12/5 14:51
ぬるい
Ohatu
自由詩
0
11/12/5 13:43
ストントタンス
灰泥軽茶
自由詩
4*
11/12/5 12:53
定義を破るーーー詩についてーーー
yamada...
散文(批評...
1
11/12/5 12:04
シベリウス 交響曲第六番第四楽章
葉leaf
自由詩
3*
11/12/5 11:22
もじ
朧月
自由詩
3
11/12/5 10:15
ペンタブで鳥類に翼を与えてもgiogio鳴かねし
反現代死
自由詩
3
*
11/12/5 9:15
スノードームに願いを
未有花
自由詩
13*
11/12/5 9:13
ネット詩
アラガイs
自由詩
4*
11/12/5 6:24
漂っている
山人
自由詩
8*
11/12/5 5:56
天使ちゃんと悪魔くんの秘密決起会
c
自由詩
0
11/12/5 3:58
アンドロイド時代
高濱
俳句
2
11/12/5 2:20
いらないらない
竜門勇気
自由詩
1
11/12/5 1:42
【連詩】空を飛ぶより楽しいこと
メチターチェ...
自由詩
6*
11/12/5 1:29
長い詩を読んでいる
竜門勇気
自由詩
1
11/12/5 1:14
ストーカーの夜
梅昆布茶
自由詩
4
11/12/5 0:50
死ぬまでには生きてみたい
TAT
自由詩
3*
11/12/5 0:29
「ね」はあげたくない
subaru...
自由詩
14*
11/12/5 0:06
3215
3216
3217
3218
3219
3220
3221
3222
3223
3224
3225
3226
3227
3228
3229
3230
3231
3232
3233
3234
3235
3236
3237
3238
3239
3240
3241
3242
3243
3244
3245
3246
3247
3248
3249
3250
3251
3252
3253
3254
3255
加筆訂正:
長い詩を読んでいる
/
竜門勇気
[11/12/5 1:17]
捨てた詩の数修正
4.98sec.