白いハンカチを
一枚買いました
うすいうすいハンカチで
...
振り返る時は 慣れた椅子に座りたい
真夜中の冬のような 音のない音の中で
Lalalalala Lalalalala
今はメトロノームも止めて
目を瞑り座ったまま 時の旅を始める
五 ...
もしも神に出会ったら
すがり付くだろうか
狂った歯車を止めてくれと
飛びかかるだろうか
生きる痛みの責めを負えと
それとも
お茶に招くだろうか
穏やかな春の午後に
...
きっと ありふれた速さで
壊れる君のベッドルーム
朝まで待てなくて
落ちたスポットライトの中
遠い目で主張を繰り返す
勘違いしたまま 夢
逸れる陽射しが辛いよ
僕ら眠れなくて
...
吹き荒ぶ二月の夕刻
山裾の疎らな住宅を
訪問営業でまわるのは
実に 切ない
長靴ギリギリの雪をこぎ
通りから玄関までの細道を通りぬけ
もはや顔面がかじかみ
鼻水が垂れている感覚すらない ...
なぁ、もう啼いてもいいっしょ?
まだはやかんべ
...
肉体労働者はバカになる。
勉強をしなくなる。
頭が働かなくなる。
寝てばかりいる。
女の事ばかり考え
ひまをもてあます。
一昨年は勉強しまくった。
資格を取らなくては
現況には ...
ボーリングで突き指した。
シュート回転の球を投げ
指を痛める。
ターキーを取った。
スペアが取れません。
12ポンドを使ってます。
フォームは綺麗です。
結果がなってません。
...
大嫌いだ
人の話は聞かないし
自分は絶対正しいと
思っている。
部下はロボットだと思っている。
人の気持ちなんて関係ない。
自分の妄想で生きている。
男にもてない独身娘。
お陰 ...
かごのなかから
かたちのよい
みかんをえらぶ
どれでもいいのに
なぜか
えらんでしまう
だれでもいいのに
なぜか
わたしはこいびとを
えらんでいた
だんらん ...
あてじをして
かいていたのを
ほんとうの
かんじの
つかいかただと
おもって
おやに
きいて
たしなめられたときから
20ねんたっても
はいぐうしゃが
できなかった
ときは
...
ハイブリッドタイヤでアスファルトにプレスされた鳩が、赤い薔薇の刺繍のついたスカーフの様になって風になびいていた。眠り過ぎた瞼が熱を持っていて重たかったが、コンピューターでプログラムを書き換えた ...
とがらせろ
とがらせろ
ながれのすべてを
とがらせろ
握りしめた力が
入水した紙粘土のように ...
私は意識を吹き替えす
まだ夜は明けない
執拗に響く
まほうのことば
おおきなあなたを
ねかしつけて
なみだをふいた
あの日がまた
近付く
ひと みな ひとり
ひとみな ひとり
ひとみなひとり
青空にいる
奇人変人大集合の彼
生きてるんだってよ!
飼っていた黒猫が突然行方不明
家の玄関の鍵は掛けていた
どこか窓が開いていたのか
窓から見える風景は
空っ風舞う冬景色
街路樹の葉はあらかた落ちてしまい
魚の骨の並木道
ふと見る ...
ドアを開けて、男が入ってきた。僕はその男をすんなりと迎えた。ーーーどうして僕がその男をすんなりと認めたのかはよく分からない。・・・多分、それが夢だったからだろう、と僕は思う。そう、きっとそうに違いな ...
ああよく寝た
こんなに寝たのは久しぶりだ
大きく背伸びをする
薄暗いベッドルームを抜け出し
ひんやりとした大理石の床を踏み
白い柱列を巡って神殿の外に出た
燦燦と降り注ぐ春の陽光が ...
XXは シュールと見せかけて
XXは 実はリアリストである
XXは 計算なしで泣くと想わせながら
XXは 正確な解答を知る数学者である
XXは 傷ついたのよと訴えながら
XXは 舌を ...
強く高みを掴んだ
脚に力を射して
秒速の息づかいを届けた
筋肉の震え
ハチドリの余韻
ふたごの虹
高音域を続けたのち
からだをつらぬく絹糸
歌はすべて感情から生まれ
歌はすべてあ ...
私たちは過ちを犯した
しかし、この過ちに対してとる態度が一人ひとり違うことが面白い
過ちを犯してしまったことを認め、正しい方向に転換しようと言う人
過ちを犯してしまったことは認めるが ...
君が自力通学を始めた
家のドアを開けるところから
養護学校の門をくぐるまで
たった独りで
独りっきりで
君はもう17歳なんだし
大したことはないじゃないかと
他の人は思うだろうけれど ...
生きていることは素晴らしい
生きているだけで素晴らしい
ここで呼吸して、こうして過ごせるだけで素晴らしい
ここで呼吸して、こうして過ごしてくれるだけで素晴らしい
ここで呼吸して、こうして過ごし ...
私は精神物理学博士である
本日は私が発明した自己励起システムを紹介しよう
当システムは精神に埋め込んで使用します
今朝はことのほか寒かった
少しくらいは遅れてもいいだろうと思って布団の中で ...
ぽっかりあいた
空洞は
ただ ひたすらに
まっている
「おかえりなさい」と
言う時を
夜の孤独は
しんしんと冷え
柱時計が時を刻む
ぽっかりあいた
スリッパの
空洞の ...
なんのために
歩くのか
それが死への行進であっても
もはや
退くこともできず
ただ祖國の土を踏むことだけを
夢見て
凍土を踏みしめて行く
泣く力はとうになく
乳さえ吸う力もない
赤 ...
電車に乗ってどこいくの
みんなどこかをみてる
想いめぐらせている
ちいさな箱でゆられて
りんごのようね
不揃いな私たちの人生
壊さないよに歩こ
がたがた電車は進む
ひさしぶりの渋谷文化村通りを歩く
フェルメールに会いに行くのだ
ハチ公前で待ち合わせて雑踏に紛れる
風は冷たくて肌に突き刺さる
沢山の愛や希望が行き交う街で怪しいふたりは浮いて ...
ふたりでいる
この静寂は なんだ
思い切り叩きつけて
ボクは
てから血を流しても
きっと後悔しない
涙を流すよりは
ましなのだから
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
白きハンカチ
石田とわ
自由詩
7*
12/2/3 2:40
静寂の中で弾く過去は
邦秋
自由詩
2*
12/2/3 0:24
もしも神に出合ったら
まーつん
自由詩
5*
12/2/3 0:05
子供の王様
こういった
自由詩
0
12/2/3 0:01
かまぼこ型 どんぶり型
ただのみきや
自由詩
19*
12/2/2 23:46
春告げ鳥のうた
石田とわ
自由詩
5*
12/2/2 23:45
肉体労働者
ペポパンプ
自由詩
5*
12/2/2 23:44
ボーリング
〃
自由詩
3*
12/2/2 23:44
パワハラの上司
〃
自由詩
2*
12/2/2 23:43
団欒
小川 葉
自由詩
3
12/2/2 23:12
癌駄無
6
自由詩
2
12/2/2 23:04
街のにおいを少しだけ嗅ぐ
ホロウ・シカ...
散文(批評...
1*
12/2/2 21:58
『とがらせろ』
あおい満月
自由詩
8*
12/2/2 21:58
白鷺
杳
自由詩
1
12/2/2 21:44
ひとり
草野大悟
自由詩
1*
12/2/2 19:58
写真を見てひとことvol.29
花形新次
携帯写真+...
0
12/2/2 19:35
鏡の中の猫
……とある蛙
自由詩
24*
12/2/2 18:31
反転した世界ーーー夢
yamada...
散文(批評...
0
12/2/2 14:50
夢の中で起きる夢
たにい
自由詩
2
12/2/2 14:30
XX
HAL
自由詩
9
12/2/2 14:22
ひかりと歌とふたごの虹
たちばなまこ...
自由詩
23*
12/2/2 13:35
みんなで考えよう
ぐりーん
自由詩
0
12/2/2 12:25
小さな旅立ち
花形新次
自由詩
7*
12/2/2 12:03
生きていることは素晴らしい
komase...
自由詩
1*
12/2/2 11:58
新発明
たにい
自由詩
1
12/2/2 11:13
空洞
そらの珊瑚
自由詩
8*
12/2/2 10:52
チチハルからの渡り鳥
〃
自由詩
10*
12/2/2 9:32
りんご電車
朧月
自由詩
2
12/2/2 9:24
109
梅昆布茶
自由詩
11
12/2/2 7:16
冬の午後
風音
自由詩
2
12/2/2 5:27
3215
3216
3217
3218
3219
3220
3221
3222
3223
3224
3225
3226
3227
3228
3229
3230
3231
3232
3233
3234
3235
3236
3237
3238
3239
3240
3241
3242
3243
3244
3245
3246
3247
3248
3249
3250
3251
3252
3253
3254
3255
5.81sec.