今日は特別に晴れている訳ではない
相変わらずのうす曇
今日は特に暖かいのでもない
昨日と同じ肌寒
いつもの仕事が目の前にある
一つ一つやるべきことをこなしてゆく
昼になれば同僚 ...
始めから、カップは空だったのだ。
ゆらゆらと天井から吊らされた裸電球にまとわりつく湯気は
確かにそこにあったけれど。
暗い部屋、何度も叫び、黙る、その、錯乱。
底なしに、女である ...
詩にかなしみは必要ない
詩人がかなしげである必要はない
でも思い込みの枠を外す
鍵を手に入れるには
かなしみが必要なのかもしれない
詩は沈黙
そうである必要はない
誰でも入れ ...
短歌を超える詩が、あってもいい
詩を超える短歌が、あってもいい
詩人も、歌人も夜はおなじ寝床で肌をよせあって
眠るのだとおもう
今日はもうなにも書けなくて
はやくお風呂にはいってあし ...
私が
こうして
文字を綴るのは
この
鉛筆の芯がなくなるまでのこと
あれ
もう芯がないや、と
気づいてしまうその時を
想像すると
やはり切なくなくなるけれど
きっとその朝は
...
二月の天空は
コートも着ないで
冷えるのにまかせているせいか
時々
くしゅん、くしゅしゅんと
くしゃみして
そのたびに小さな雲をまきちらしている
いや、雲ではない
あれは羽じゃない ...
人間だけが
笑うのは
きっと
それだけ
悲しみを背負って
生きているからなんじゃ
ないだろうか
ワズ
この物語はフィクションであり実在する人物・団体とは一切関係がないということ
?.
ツナ缶を買った
マグロ100?
つまびらかさんは赤味を好まない
その色はどうしようもなく ...
ピアスの片方を失くしてしまった
お気に入りのピアスだったのに
あの日 あなたとふたりで
ショーケースを覗き込んで選んだ
高価だからと遠慮する わたしに
いつも着けてくれるならと
あなたが贈 ...
恋しからずや朝の雨
まだ暗きそぼ濡れに
恋しからずや朝の露
僕たちは遠いものをおいかけるばかものだ
ただしくおだやかにいきていればいいのにそれを破る不穏な生き物だ
知ったように愛を歌い罪をとわないばかものだ
僕の愛は発酵する
饐えた ...
羅針盤のない船はどこを目指しているのだろうね
まさかハッブル望遠鏡でしか覗けない120億万光年のむこうかな
たぶん神様だって行けないところだよ
でもね昨日のあの娘の笑顔が宇宙に満 ...
とどかない手紙のなかにしたためられた言葉はどこへいってしまったのだろう
それは終わらない最終章
この部屋に一人きみの薔薇を飾る
危険なゲームはもう終わりなのだね
孤独な ...
ケースというよりステップ。
蜘蛛の巣は破壊され、
空に放り出される。
閉じられた平和なガラスの中の少女は
僕の完結しない気持ちを無視して
無理やり今日の夕日を沈めた
閉館のお時間です(不安かい?
閉館のお時間です(ゆらめいています
少女の目は鮮やかなグ ...
雨が降る日はねむれない。
目をつむれば嫌な夢
幻覚のまがいものまで見えるから
頭でもいかれたのかと思った。
あまりに私が眠らないので
男の人はお家 ...
遠くの音がする
ペットボトルはコポコポと
目はきらきらと輝いて
真っ黒な髪が揺れる
潮風が吹いた
彼女は目を瞑る
涙がひらりと落ちて
防波堤から
波を追う
だんだんと
足は ...
チョコレートを渡して
告白が出来る日が
あることを知ったのは
中学二年の時だった
愛の言葉を探しながら
一晩かけて手紙を書いて
お年玉で
14日の朝、お菓子屋さんで
高そうに見える ...
これからの時代は
中卒だけでは
仕事に就けないと
頑固で怖かった親父に諭され
反抗することもできず
集団就職の夢を
敢え無く断念した
フォークシンガーになったのは
世の中に拗ねてた ...
さようなら、ピーター・パン
大嫌いな方の僕を いつか置き去りにしてきた
長い時を経て 離れたつもりでいたんだ
たくさん歩いてきたけど 結局同じ場所に戻っていた
変わらない姿の「そいつ」は ...
雪が融ければ ぼくは
陽射しを探しながら
現れた冬の排泄物に
いつものようにがっかりするだろう
春が 出入りする雀のように
あちこちでさえずる時
ぼくは自分の年齢を思い出して
陽炎が ...
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からっぽな心 / 電車の影を追って
電車の窓から外を見ると冬日の光の影が
併走す ...
...
世界をつくろうとしていた
素晴らしい世界なので
それをつくろうとしない人を
気づかせたいとがんばった
ただそこには
なにかが足りなかった
なにかが過ぎていた
...
意味の分からない英語のロックンロールが刃物になって
嬰児だった俺を八つ裂きのサンドバッグにしたように
...
左目からなみだがとまらない
そして胸が痛い
右目だけが自由に生きていた
すべてこの身で感じている
このくらいが丁度いいんだ
追憶の道筋は
源から発する
り ...
たらりたらりと
バリウムみたいな空気が
どんより、
且つほんのり。
汚れた肺で、
ニコチンと添い寝。
灰つぶれる虹彩
はい、つぶれる交際
頑張る頑張らないが、あたまに混 ...
みんなのこころを
ひとつにする
それが、こころざしだ
そのためには
みんなのこえなきこえを
めとこころとみみで
きくんだ
みんなのこころを
ひと ...
わたしはそれを
したことがない
そのおそろしい
けいけんを
おそれているうちは
まだいいのだと
とおりすがりの
かぜがわらった
だから日本には
子育てを支援するための
子ども手当てが必要なのです
いや、子育てを支援するには
親が大人になることが大切です
そのために大人手当てが必要です
いや、手当の使い方が大 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
何気ない日常
たにい
自由詩
3
12/2/6 12:59
逃避における錯乱
Ohatu
自由詩
4
12/2/6 12:43
かなしみ
深水遊脚
自由詩
8*
12/2/6 11:38
このわたしを超えていくもの 2012
たま
自由詩
47*
12/2/6 11:34
風の棺
そらの珊瑚
自由詩
20*
12/2/6 9:41
みちくさ
〃
自由詩
6*
12/2/6 9:22
理由
HAL
自由詩
2
12/2/6 7:32
ワズ
メチターチェ...
自由詩
5*
12/2/6 7:14
【 ピアス 】
泡沫恋歌
自由詩
6*
12/2/6 6:50
朝の雨
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
12/2/6 6:14
遠いもの
梅昆布茶
自由詩
2
12/2/6 5:56
星と船
〃
自由詩
8*
12/2/6 5:24
永遠の昼下がり
〃
自由詩
1
12/2/6 4:54
追及
プテラノドン
自由詩
1
12/2/6 3:14
完結させない
c
自由詩
2
12/2/6 2:55
雨の日
晝
自由詩
3
12/2/6 2:27
潮騒
opus
自由詩
1
12/2/6 0:51
バレンタイン・デー
板谷みきょう
自由詩
3*
12/2/6 0:45
おじさんは笑ってた
〃
自由詩
8*
12/2/6 0:25
さようなら、ピーター・パン
itukam...
自由詩
2*
12/2/6 0:08
春はその子供たちを見つめ続けている
ただのみきや
自由詩
11*
12/2/5 23:09
からっぽな心 / 電車の影を追って
beebee
自由詩
28*
12/2/5 23:04
それ以上頑張ったら死ぬよ?って言われてもさ…
TAT
短歌
0
12/2/5 22:49
世界をつくる
吉岡ペペロ
自由詩
1
12/2/5 22:35
ラグランジュ・ポイント
TAT
自由詩
2
12/2/5 22:29
繋がり
吉岡ペペロ
自由詩
4
12/2/5 22:13
快活のうみ
小脳
自由詩
2
12/2/5 22:03
志と聴と
吉岡ペペロ
自由詩
1
12/2/5 21:55
未経験
小川 葉
自由詩
0
12/2/5 21:55
大人手当て
イオン
自由詩
2*
12/2/5 21:04
3211
3212
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3214
3215
3216
3217
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3219
3220
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3222
3223
3224
3225
3226
3227
3228
3229
3230
3231
3232
3233
3234
3235
3236
3237
3238
3239
3240
3241
3242
3243
3244
3245
3246
3247
3248
3249
3250
3251
5.51sec.