またひとつ季節が終わる頃に
君には喋らないでいてほしい
まだ人のいる砂浜を横目に薄暗いトンネルに入る
さっきとは違いひんやりした空気に安心する
たくさんのことを思い出しながらだから ...
昔、明治の終わりに岐阜に標題の名の人がいて
彼は門下生に
殺し
歌
...
{ルビEKBO=エクボ}
エッジワースカイパーベルト天体
微笑みをぜんぶ君にあげる
ワイ惑星
わいわい村の子供たち
太陽系ラジオ体操は朝寝坊したらあとが怖い
村はずれ
ヘリオポー ...
花束と札束
どちらが欲しい?
私は札束
見たことがないから
幾らぐらいからなら
横に立つとか
縦に立つとか聞いたのだけど
ほんとかな
もし宝くじに当たったらどうしよう
十 ...
八月が終わってゆきます
良いキップルも悪いキップルも
満載だった夏休み
絵日記および感想文ひきうけます
詳細はお電話で
自由研究には
インターネットお気に入りサイトに対する
巡回セー ...
中絶に反対のカウボーイ
レイプによる妊娠について
「ヒィーハァー!神の摂理により、
防御機能を備えた米国の女性達は、
レイプで妊娠することはネバー。」
と
ロープを振り回し叫んでい ...
山のあなたに辿り着き
人生全部吸い込んで
空に向かって叫んでみたら
先っぽ なぜか膨らんだ
どういう訳か膨らんだ
いつまで経っても捌け口は
見えぬ病のその先に
空に向かって叫んだら
...
いつまでたっても電信柱のようにたっています
恋は百万遍すどうりしてほかの誰かをむすんでます
それでもけっこう嬉しかったりするのですが
もうちょっといい脇役にもなりたかったりして
ギ ...
深い傷 浅い傷
大きい傷 小さい傷
ずきずき痛む傷、甘酸っぱい傷・・・・
どれもこれも、私の体に残っているものならば
全て抱いて生きていこう
ひとつひとつが 生きてきた証だから
失いた ...
肌を濡らした水辺で
黒鷺の下に犀が立っていた
汗を流すことの
大切さは
父親が教えてくれた
輪島塗の小さなタイピンを
わたしの不注意で
無くしてしまった
9時をすぎても帰ってこ ...
読みかけの本を閉じて結んだ髪をほどく
夜は音もなくすべってゆくベルベット
やわらかに{ルビ項=うなじ}にまとわりつき
わたしは旅に出る 夜の時間に分け入り
夢の中で出会ったあなたに会い ...
あらかじめ仕組まれていた
夏の日の終わり
目の前の景色が
ゆっくりと麻痺していくのさえも
そんなの当たり前とばかりに
君は背伸びをして見せた
土曜日の午後の
彼女の笑顔や
...
孤独はあたたかい
闇はあかるい
しずかに私をつつみこんでくれる
そしてその中で胎児のように眠るのだ
罵倒や嘲笑・裏切り・暴力
全てから私を護り
私の存在を否定しない
理想的な母親のよ ...
どこかにかくれたきみのこと
みつけることができなくて ないてかえったぼくだった
ふたりはとてもなかよしで いつもいっしょにあそんでた
いたずらだいすき ...
泣いて
泣いて
泣いて…
もし君の中にはいれたなら
君の気持ち
今よりわかるのかな
私のすべてで
君を抱きしめられたなら
私の気持ち
今より伝わるのかな
...
120823
ふと考えた
藪から棒に驚いたのさ
藪から小綬鶏が走り出し
頭上高く飛んでったのさ
突然のこと
驚かしたのは当方の無頓着な歩行
...
やる気スイッチ
押しすぎて壊れちゃった
水をやっても動かない
強く押しても
かたりともいわない
困ってしまって
優しくしても
今さらなんだと横むいてる
走らなければ
間に ...
善意と酸素に満たされた部屋で
私は彼を歌にする。
彼の夢に出て来た女の子すべてに
私の名前をつけてあげるかわりに。
粘膜、殻です。
頭のふたつある蝸牛、忸怩たる思い。
じょうろ、ぶらんこ、あいろん、きれいです。
泥濘と透明のまたたき、晩夏にのみ許される不穏。
あ、え、い、を、ん。
不細工な男の ...
踊らないか ぼくと一緒に
踊り尽くして一生を終えないか
そうすればきみの一生もぼくの一生も
意味あるものとしてこの世を去れる
だからぼくと踊らないか
壁の花になることはなく
ホールのセ ...
僕は派遣だから
正社員の友人と
どこかに出かけるにしても
何をすることもできない
気づいたらこうなっていた
僕が選んだというわけでもなく
君はいつもそこにいたわけだ
...
さびしさとタスクバーの片隅にひかる閃光全身で雨
名付け/ず/に//季節/を/過す////青春/////の/区/切り/を憂うこ/と/の/な/き/よ/う
カーテンやライトをすべ ...
{画像=120823231310.jpg}
なにも変わらなくて
加速していく、
愚かさを携えて
滑らかな鎖骨の線を
辿っていく途中に
君を見失う
ねえ
熱くて
どうしたらいい ...
僕らは ひとりじゃいられないから
引かれ合って
手を取り合って 近づいて
抱きしめ合って 求めて
もっともっと
互いの境界線さえ越えて
ひとつになって
融け合って
ぐちゃぐちゃにな ...
症状は悪化する一方
健常を装って吊革にしがみつく
どうにもなりようがないと自分を諫めても
慰めになってない
痛みで脳が壊れていく
窓の向こうは薄墨の壁
何か願いでもあればいいけれど
...
水晶の谷に雪が降る
青い量子の雪だ
ゆらぐ
水晶はちらちらと輝く
輝ける季節
冬も夏もない水晶の谷に雪が降る
ララ、歌おう
水晶の谷にいま雪が降る、雪が降る
...
息の吸いかたも
息の吐きかたも
忘れてしまった
私は愛しき敗残兵
顔の作りかたも
その戻しかたも
忘れてしまった
夏が逝きます
今度こそ
言葉 ...
暗きより 暗きへ移る この身をば
このまま救う 松かげの月
これは松永伍一という詩人の母が残した、辞世の歌らしい。
暗闇の中で人にとっての救いとは何だろう。
明かりが ...
外だ
飛び出してみれば
黒いはずの木の外際に
粘菌がかかれてた
決めた
そう思って辺りは暗く
誰の虫の音も聞こえない
分かった
これは
意味のない白線引きの
後を追いかける ...
山ぶどうに覆われた丘陵地沿いに車を止め
アキアカネの静止
止みきらない雨
昼から夕へ傾むいてゆく
キリギリスたちの単調なコーラスに
ヒヨドリの絞り出すような歌声が響いていた
この辺りの ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
灯台へ続く道
カマキリ
自由詩
5
12/8/23 20:03
モンキー・ひとごろし・スパナ
TAT
自由詩
0+*
12/8/23 19:57
太陽系ラジオ体操の歌
海里
自由詩
3
12/8/23 19:21
札束と花束
〃
自由詩
2
12/8/23 19:18
詩しゅん期の新学期
〃
自由詩
1
12/8/23 19:13
誤解も6階もない
和田カマリ
自由詩
1*
12/8/23 17:47
さきっぽ
……とある蛙
自由詩
16*
12/8/23 16:22
いつか詩人になれるなら
梅昆布茶
自由詩
24
12/8/23 16:17
傷
夏美かをる
自由詩
13*
12/8/23 14:29
frozen river
mizuno...
自由詩
1
12/8/23 13:51
瓶詰の夜
石瀬琳々
自由詩
9*
12/8/23 13:47
焦燥プール
в+в
自由詩
6
12/8/23 13:25
あたたかい孤独の中で
れもん
自由詩
9
12/8/23 12:57
「やっとみつけたきみのこと、とおいむかしのかくれんぼ」
秀樹
自由詩
3
12/8/23 12:15
君のしるし
ジュリエット
自由詩
1
12/8/23 10:51
抜群
あおば
自由詩
9*
12/8/23 9:40
壊れたスイッチ
朧月
自由詩
4
12/8/23 8:37
Veronica
青土よし
自由詩
4
12/8/23 3:39
わたしはあなたにとって慈悲深い存在であるという証し
〃
自由詩
2
12/8/23 3:17
ぼくらは踊る
HAL
自由詩
6*
12/8/23 3:10
戻れない時
番田
自由詩
2
12/8/23 2:47
ヘリウムガスと絶望と恋
佐伯黒子
短歌
6
12/8/23 1:13
熱帯夜
AquAri...
自由詩
0*
12/8/23 1:12
ビッグバン
結城 希
自由詩
3
12/8/23 1:07
対峙
chocoa
自由詩
2
12/8/23 0:39
この世のどこかにすべてが水晶でできた谷がある。
高原漣
自由詩
1*
12/8/23 0:18
私の愛しき敗残兵
吉岡ペペロ
携帯写真+...
6
12/8/23 0:02
暗闇の中で
シャドウ ウ...
散文(批評...
0
12/8/22 23:46
090712
mizuno...
自由詩
1
12/8/22 23:33
境目も変わり目もなく ただ足音が響くだけ
ただのみきや
自由詩
14*
12/8/22 22:58
2921
2922
2923
2924
2925
2926
2927
2928
2929
2930
2931
2932
2933
2934
2935
2936
2937
2938
2939
2940
2941
2942
2943
2944
2945
2946
2947
2948
2949
2950
2951
2952
2953
2954
2955
2956
2957
2958
2959
2960
2961
5.29sec.