必ずしもすべては
完全ではありません
色が堕ちていきます
新しい明るさ
下層階級だった明るさ
空気を囲むかもしれない明るさ
彼女の腕を破損する明るさ
エーテルのように
厳密にカ ...
路線図の名前をとおりすぎるたび夕暮れの記憶となって
建設中のクレーンをかすめる金属音の反響
かりそめの服を着たらもう祖父の葬式だった
東京は暮らし辛いねと母が呟き
落とした花を持て余している会 ...
遠くに居ても
いつだって…
応援してるから!と
言い合った親友…
いや、大親友が
僕には居る
事実…もうかれこれ
2年近くは会っていないけれど
僕は今でも応援してるんだ
その ...
「愚者の幸福」
木の若芽
憎まず嫌わず怒らすにいるのはやさしい
仲良く思いやって許し合うのはやさしい
それが
もともとのありかただから
争って悲しませて傷 ...
「ないしょだけど」
木の若芽
草木や鳥が好きで好きで…
空と雲が好きで好きで…
こういう話を始めると
わたしの目は緑色になり
髪から葉のついた蔓がのびてくるの ...
「森を求め」
木の若芽
街を行きつ戻りつ
毎日歩いているにつれ
ここがうっそうとした森に見えることが
ふと 起こるようになった
ビルの壁の連続は
薄暗くしめっ ...
坂道の途中
ぽつんと一つ、ゴミ箱一つ
昔ながらの黒いゴミ箱
黒く塗られたゴミ箱一つ
ゴミ箱の蓋に
膝を抱えた子供が一人
ぽつんと座り
虚空を睨む子供が一人
唇咥えた子供が一人
...
今日はどんなことがあった?
いいことがあっても
嫌なことがあっても
笑ってる君も
泣いてる君も
今日の君を
僕はたくさん愛しました
明日もきっと
いろん ...
銀色の泥棒が気配を殺し
しとしと駆けてゆく
暢気なマーチのような
秋枯れた並木道
なにか、この先必要なものを
玄関口に忘れてきた
そんなふう ...
恋に恋してた、あの頃の僕
今思えば、少し尖っていたのかもしれない
僕が好きだから君も好き。だなんて勝手過ぎる思いに酔いしれ、
形ない日々を、ただひたすらに生きて ...
恋心
夕暮れ
雲は
血が滲む
まだ何もわからない頃に
考えるよりも先に
ためしに一つ作ってみようと思った
手が捏ね回していたら
くびれて腰になって
悪ふざけで尻ができ
二つつまんで胸になり
ゆびで裂いて股をつくっ ...
たんぱくしつは
熱せられて
固まる
夏に固まった
たんぱくしつが
秋にゆっくり冷えていき
やがて
土に還っていく
冬にほどけた
たんぱくしつは
僕との螺旋の約束を
のんび ...
{画像=121013084742.jpg}
遅れ咲 ただ一輪の 白き花 朝の寒さに 凛と美し
少し肌寒くなり始めた街角には
人知れず落ちる涙のようなバラッドがある
まだ見たことのないそれを僕らもどこかで分かっている
僕がここから居なくなるとき
君がここから居なくなるとき ...
ips細胞使いEカップにする手術嘘じゃないって!
忙しさって
人それぞれだと思うけれど
押しなべて 人生の山谷が同じだよ なんて
称される様に
感じ方も バイオリズムみたいに
異なるんだよね
例えば 今月は
後半に 勤務 ...
希望はどこにある
学校では教えない
学校では平等を熱心に教えるから
紙面を探している
昨日までの絶望が長く語られている
今は夜ではない
だから空が静まっている
おしゃべりな残像は ...
アミン大統領の食人気質は
如何ともし難く
側近のムガベ君(仮名)だって
デザート用に取っておかれただけで
明日はホイップクリームまみれの身かもしれない
わたし待つわ
いつまでも
待つ ...
やまびこは
いつだって待っている
誰かが
自分の方へ
声をくれるのを待っている
やっほーに
どれだけの意味があるのか
ないくてもいいし
もちろんあってもいいのだが
ただ
や ...
月が青くて
やけにざらつく夜は
次の昼間に
訃報が届く
大きなカセットを
持て余しながら
余生のたるみを
巻き上げるんだ 昔は、君も俺も少年だったな
ヴィデオホームシステムブル ...
夜道を歩く。
住宅地を歩く。
誰もすれ違わない路地を歩く。
明かりのついた窓を見上げる。
一人で歩く。
気が済むまでぐるぐる歩く。
何かを取り戻せるような気がする。
憎けりゃ殴るし欲しけ ...
言葉は言葉に生み出された
それっぽい比喩でお茶を濁して
なにかを言ったような顔をして
結局のところ何も伝わらず
自分だけが悦に入ってる。
言いたいことがあるのなら
わかりやすく伝わりやすく言えばいいのに。
生き ...
ふたつの色の丸が見えると
きみはしずかに笑いはじめる
先端のなくなった世界で
分厚い空気をくぐり
人びとが屋根をたたみだす
鳥が
まっさかさまに飛びだしてゆくと
いよいよきみ ...
重たい鉄兜を被せられた人がいる
気がついた時にはすでにそうだったから
それが自分だと思い込んでいる
ゆらゆら不安定に生きていて
ある日たまたまどちらかに傾くと
それっきり右なら右
左なら左 ...
何十億といる人間というとるにたらない存在の一つが
何をぐだぐだとくだをまいているのか
KASS!!
そんな暇があったら さあ 空を飛べばいいじゃないか
屋上の端から さあ 空を ...
どこか遠くからきたりんごが
台所に座っていた
母親が小言をいう
父親がだまってテレビをみている
そんな普通の家庭に
憧れる私の目の前に
この時期しか売られないんですよ
売り場の女 ...
僕の声は
君を
空間を透過して
霧散する
音にならなければ
伝わらなければ
飽和して
溶け出してしまう
僕の範囲は僕だけだ
僕だけだ
全身タイツのようやぴたりと
僕の中だけだ
部屋は広すぎる
空気が多すぎる
空間が広すぎる
年老いていけば
自分ですら自分の ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
晩秋
和田カマリ
自由詩
1*
12/10/13 16:32
(仮)
ことこ
自由詩
7*
12/10/13 16:26
意気揚々
清風三日月
自由詩
3
12/10/13 15:06
愚者の幸福
木の若芽
自由詩
3
12/10/13 14:38
ないしょだけど
〃
自由詩
3
12/10/13 14:37
森を求め
〃
自由詩
2
12/10/13 14:35
空き家
……とある蛙
自由詩
11*
12/10/13 14:21
明日の君
ジュリエット
自由詩
1
12/10/13 14:04
玄関口
草野春心
自由詩
5
12/10/13 12:52
恋に生きる
世江
自由詩
1*
12/10/13 12:33
秋の夕暮れ
真音
川柳
0
12/10/13 9:53
(仮)
木屋 亞万
自由詩
3*
12/10/13 9:39
たんぱくしつ
そらの珊瑚
自由詩
7
12/10/13 8:50
無季節
ドクダミ五十...
短歌
6
12/10/13 8:49
リツイート
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
12/10/13 8:48
豊胸短歌1
花形新次
短歌
0
12/10/13 8:47
気分の「忙しさ」
藤鈴呼
自由詩
4*
12/10/13 8:47
希望探し
朧月
自由詩
4
12/10/13 8:33
愛しのアミン大統領
花形新次
自由詩
1
12/10/13 8:21
やまびこ
そらの珊瑚
自由詩
10+
12/10/13 7:20
Video Home System Blues
竜門勇気
自由詩
1*
12/10/13 3:49
夜の中に
子役大好き
自由詩
2
12/10/13 2:01
_
番田
自由詩
1
12/10/13 1:43
すごいっす。
子役大好き
自由詩
0
12/10/13 1:40
笑いはじめる
はるな
自由詩
3
12/10/13 1:02
虚しい夜に描いた詩
ただのみきや
自由詩
27*
12/10/13 0:37
KASS!!
2012
自由詩
1*
12/10/12 23:06
りんごの夢
朧月
自由詩
9
12/10/12 22:44
飽和する前に
reo
自由詩
0
12/10/12 22:39
下り坂の何処にて
短角牛
自由詩
2
12/10/12 21:46
2917
2918
2919
2920
2921
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2929
2930
2931
2932
2933
2934
2935
2936
2937
2938
2939
2940
2941
2942
2943
2944
2945
2946
2947
2948
2949
2950
2951
2952
2953
2954
2955
2956
2957
4.25sec.