流れていく この水の流れは何処まで行くの

歩き続けて 何処まで行くの

いつか疲れて立ち止まる場所 そこは一体 何処なの


『ねぇ、見て

 貴方は知らないでしょうけれど
...
どうしても どうしても

ころがり続ける 藍の玉

瞼 閉じたら?

たくさんの手だけは 見えなくなるんじゃないかなぁ?

ほら 逆さまに降る雨は

しとしと しとしと

...
人それぞれとは言えないメダリストがあらゆる人々に感謝の気持ちを口にする 。
それは
わたしの人生が虫けらのように小さく縮こまってみえるとき 。
オレンジの月が

まっぷたつになって浮かんでいる

はんぶんの月が

悲しくもないのににじんでいる

だからなんだというような景色が

あらわれてはビルに隠れている


子犬 ...
1.私は生体解剖されるために産出された

2.私たちは段々と大人になっていくんだね

3.君と私は舐め合うよりも傷付け合うことの方が多かった

4.血は減らないね

5.昨日の私とどっ ...
戦争があれば

ひとを殺しに来る夜がある

若さや才能や平凡を踏みにじりに

ついに来たかというような

そんな運命が

想像を超えた化学や感情が

戦争があれば

ひとを ...
それは命を宿す なみだをながす そして朽ちる

やがてこどもたちはそれぞれの死を選択せねばならない
たやすく眠らせるようにやってくるのだから

ぼくがあの子を選ぶのに理由なんていらない
指 ...
結局のところ
友達と呼べるものが
充分には居なかった
念の為に
少なくとも
手に届く範囲ではと
慎重に限定してみれば
確実に居なかった

ぽっかりと空いた空白の
360度の一点にル ...
                120811





マグロが好きだったが
いつもカジキマグロで誤魔化されていたようだ
たから本当はマグロが好きなのか
カジキマグロが好きなのか分か ...
河の流れには魔物が住んでいる。
黙っていても
向こうのほうから
おまえと話すことはない
おまえと話すことはない
と言っては、逆流して近づいてくる。

話すことがないなら
話すことはない ...
海から
魚が 脚に噛み付くので
地面を 飛んで
逃げ回った

夜寝ているときも
ベッドまで 来るので
夢を見ないようにした

道は
歩いても 走っても
やってくるので
負ん ...
僕達は小さな距離のなかでひしめき合っていて
森の木のみえない生き物なのだ

下ばえのひんやりとした塊の世界で緩慢に
じぶんにつまずいてゆく愚か者なのだ

僕たちの祖先は宇宙の果てから流れ着 ...
ぬるい夜風に吹かれてた

たばこをつける音がする

スーツのしたは汗べとべと

ウォーキングの音もする

電車が遠く聞こえている


汗で髪をなでつける

爪でかたちをつくっ ...
ポリープが見つかりました原爆忌

夕涼み羽根軽くなる軽くなる

歯で弾いたギター燃やして夏の月

神々の人間いじめ天地炎ゆ

ハードルを全部倒して氷水

睡蓮がさりげなく咲く猫 ...
例えば。

自然界の中に、
唯一不自然に生きる生命体。
人間。

そんな私達に、
唯一出来ること。

飾らず自然に生きること。
ある日の天気予報で、
「本日は肌寒くなります。」
そんなことを耳にしたもので、
久しぶりに半袖を着て、
出歩いた。
そしたらどうだ。
思いの外、
日差しが強かった。

そんな立秋。
...
ぴたりとふれる

ふるるとないて

きみはとおくの

ひかりかなたへ


はなをそなえて

はなをくすぐる

あかりともせば

いのるちいさな

いのちふるえて

...
埋葬される私の胸に
日記帳がのせられていた
長い乾期が始まり、色褪せた紫丁香花が
垂れ下がっている

台風を待てば故郷は救われる
そう言って村人をつなぎ止めた
かつての独裁者の像が見下ろ ...
俺様が
天下を取った
暁は
チョメチョメ半島
実効支配





弱腰の
政治家非難
する前に
チョメチョメドラマ
すぐ止めやがれ
 褪色したかこはモノクロ
 セピアのくすむ
 鉄錆の
 あかがね色

 ふくざつに入り組んだそら
 四角い工場群がある昭和のはじめは卵の
 ちいさな箱
 筒状のえんとつ
...
*
やあ天気が良いからなにか灰皿の代わりになるものを持ってきてくれないかと言うと掌をむける。あまりに白くて使いものにならないな、どこにいたって日かげをつくってくれるのならまだしも。
これはほんとう ...
固く強張った叫びの表面から
水が剥がれる
一枚の皮膚のように
音もなく
樹齢千年の眼差しに救われて

水は
季節の波紋を揺すり
懐かしい演奏を軸とする
流れと
陽光の到着を待ちなが ...
鳴るように
色付いて
はばたくように
ふれあう

それは
ひどく
不器用な鳥たちが
抱きあい
落下する 夕暮れ
 ここ1年余り、自分は沈黙について思いを巡らさざるを得なかった。端的に言って震災によって亡くなられた方々を直接の被害が軽微であった場所から安易に話すことに抵抗を覚えたからだ。「語りえぬものについては人 ... おばあちゃんが言った
ふりかえっちゃいけないよ

茄子の牛に乗って空へ帰る人たちを
見てはいけないと言った

だってさみしくなるだろう
送る方も
送られる方も、さ

藁を燃やして送 ...
ひとを
見下し笑えたら
わたしの優位が成り立ちそうで

ひとを
けなして罵れば
わたしの優位が守られそうで

拳は
きょうも独りきり
石くれ気取りも甚だに
閉じたつもりの ...
例え握りつぶしたとしても
きっと
手は汚れないと思うんだ


乾いてひび割れてきている田んぼにも
まだ新しいビルの真っ白な壁にも
しっとりと重たい町屋の歪んだ屋根にも


よろよろ ...
長男が
本屋で突然
叫び出す
「ママ、細木数子が大キライ!」




(なんでまた
今どき細木数子なの?)
地獄に落ちたく
なくて止めとく
生きるってめんどうくさいことだらけだし
案外つまらないですね。

スピーカーから。

メイコさんは、カップを、割れた手で。

お母さん、とても若いですね。
信号機は、黄色だと、とてもき ...
先方は 意外と 
疎遠だなんて 
思って居ないのかも 知れません 

気にしているのは こちら側で 
多忙な 毎日の 中では 

日々の循環が 
あっと言う間だったりも 
するのでし ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
私は問う 闇雲に黒ヱ自由詩012/8/11 6:39
酷く乱暴に 鬱に自由詩012/8/11 6:35
オールアバウト・マイヒストリーアラガイs自由詩4*12/8/11 4:22
はんぶんの月吉岡ペペロ自由詩512/8/11 1:55
Ånorёxia由比良 倖自由詩412/8/11 1:52
ひとを殺しに来る夜吉岡ペペロ自由詩612/8/11 1:29
梅昆布茶自由詩1012/8/11 0:54
休日リザーバーで釣りをする北村 守通自由詩412/8/11 0:47
マグロあおば自由詩8*12/8/11 0:10
魔の河灘 修二自由詩3*12/8/10 23:40
てつてついてゆう自由詩212/8/10 23:12
距離梅昆布茶自由詩912/8/10 22:57
ぬるい夜風吉岡ペペロ自由詩212/8/10 22:57
俳句2012 8月上旬北大路京介俳句7*12/8/10 22:49
ぱんげあ。唄種自由詩112/8/10 22:41
さんさんさん。自由詩112/8/10 22:37
ふるえてそらの とこ自由詩112/8/10 22:32
つちmizuno...自由詩112/8/10 22:10
山城新伍短歌1花形新次短歌012/8/10 21:34
フリーハンドのくろい線石川敬大自由詩15*12/8/10 18:48
米と三角はるな散文(批評...0+12/8/10 15:35
水路綾野蒼希自由詩15+*12/8/10 13:55
(            )はるな自由詩612/8/10 13:48
「沈黙」についてのノート--ヴィトゲンシュタイン、G.スタイ ...N.K.散文(批評...3*12/8/10 12:32
盆送りそらの珊瑚自由詩2312/8/10 10:59
千波 一也自由詩3*12/8/10 10:54
きみは、あ。自由詩512/8/10 10:45
細木数子短歌1花形新次短歌112/8/10 10:11
ストーリィ由比良 倖自由詩3*12/8/10 9:01
気にしているのは こちら側藤鈴呼自由詩6*12/8/10 8:58

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