小さなあまりにも小さな
小さなあまりにも小さな
ことにかまけて
昆虫針でとめられた一羽の蝶のように
僕は身動きひとつできない
僕のまわりを
すべては無声映画のように流れてゆく
...
いちおう様々な料理らしきものは食べてはいるが
いつも冷蔵庫の残り物から逆算してメニューが決まるような気がする
この前は大根一本が処理しきれずおでん風の鍋
その前は残った豚コマですきやきみたい ...
夜に、バレエのおけいこから帰る道で、
もうすぐ家につくというとき、
住宅街の隅で、若草色のネグリジェを着た女の人が猫と喋っていた。
ふたりは向かい合って楽しそうで、とても、きれいだった。
車の ...
神よりも偉いのだけど蟻よりも偉くないのだ四十二歳
逆月を飲み込んでより変顔にナイル川にも鯖がいました
寝てる間にあなたの眉を剃りまして走らせましょう銀河鉄道
個人情報売った銭で食いつなぐ
薔薇が青ざめている
あなたがいても あなたが淋しいと淋しい
夜汽車の音を聴きにいく
眠れぬ夜のなぐさめに
長く尾をひく汽笛
行く人のさよならのように
旅のゆくえを指し示す
線路のむこうは闇に溶けている
行かない者のさみしさを
私はぼん ...
癒してくれる。
助けてくれる。
理解してくれる。
会ってくれる。
世の中を光り輝くものに
してくれる。
勇気をくれる。
生きる希望を与えてくれる。
自分に自信を与え
その気に ...
私は油性ペンが好きな時もある
泣きながら書いた手紙
泣きながら書いた詩
涙がこぼれ落ちても
にじまないから
私は油性ペンが嫌いな時もある
「これは私のものです」という印に
布に名前を ...
会いたくて
今すぐ君に会いたくて
駆け出しそうになるけれど
僕がどんなに手を伸ばしても
君の足元にも届かない
だから
うんと努力しよう
いつか 君と
肩を並べて 歩ける ...
今日も詩を書いていた
何が僕に詩を書かせるのかを考えながら 窓に沈む 夕日を
一人で眺めていた
新宿の平たい街角でビルに沈む夕暮れを眺めていた
人は思い思いの方向に進む だけど それらが交わる ...
虹を浴びていると存在がくるくるまわる。自傷。叡智。笑い。堪えきれなくなる。きみどりいろの空。大きな大きな卵に温められた空色のことり。
コップ一杯の涙を電気会社に支払う。何度も何度も、√の形に区切られ ...
さみしいヒト。
かなしいヒト。
全部食べたら、幸せになれる?
いいよ。
泣きたいなら私を貸してあげる。
好きに使えばいいよ。
さみしい、かなしい。
食べてあげる。
...
黄色を暗がりで見ていると金色に輝く草原の満月だった 牛が骨を売って旅していく 寿司ネタは左からまぐろはまちサーモンの順で並び口穴へ消え失せたが 最後の紅しょうがの味がいつ ...
痛みに目を閉じた朝は
白痴だった電気羊の剥製と共に
世界中の飢餓の残骸となって
瀕死状態の純粋を嬲った
声だけの恋人は
「愛する者」と訳されて
一生分の夢より幻想的な
あやま ...
物憂い溜め息は朝を灰色に変え
私の指先をぬらした
冷凍室的空想は
剃刀を尖らせた
息を吸ったしゅんかん
喉に蝶が止まる
三月はみずみずしく
くちばしを持った少年は歩く
花々の祝福
光は前方から差し込む
北北西の智者は
彼に泉を与えた
棺桶を開けるとそこには見知った筈の大きな顔と、見知らぬ血色があるばかりで、周りには花なんか添えられているし、ついつい「久しぶりだなあ」と場違いな言葉が喉を震わせた。本当はこんなところに来たくなんかなか ...
私の声は
とってもいい声だから
アエギ声なら
100万人の男だって
同時にいかせることが出来る
だけど
飛びきり上等のアエギ声を
出させてくれるような
素敵な男が一人もいないから
...
寒さのあまり目が覚めて
気がつけば、職場で椅子に座ったままで
くしゃみが鼻先で誘爆すると
まるで冷たい水中にいるのではないかと思うほど寒かった。
いつの間にか、窓は真っ黒に塗り ...
コスモスを見に行こうよ。とキミが言うから
その日、僕らは旅に出た。
思いつきで、旅に出た。
できれば、車はオープンカーの
アメリカンなおっきな車が理想だけれど ...
思想がない
煙草を吸うことも
通りを歩くと
そこが表の道だったか
裏通りだったか
もうまっくらで
風の音ももちろん
タイヤを削る
だけで
空中を
あるいていたら
仏様にあ ...
膝までの深さの
泥水のプールに
君と潜ってはしゃいでいた
君と潜ってはしゃいでいた
僕たちは19歳で
怖いものなんか何もなかった
僕たちは無敵で
青春は永遠だった ...
路肩に吹きだまる枯葉
新銅の輝きに縁取られた灰色の雲
ベランダに放置された色褪せたサンダル
つぎはぎだらけのアスファルト
遠くでたなびく商店の幟(のぼり)
...
四階のパソコン使い無為な歌書くわれの前はにちゃんねる見る
記すためノートに力込め書くもちびた鉛筆筆跡薄く
鉛筆を削る手に込めた力はただ廻す為ではないと思う
キー叩 ...
茎干からび転げる掘り起したままの花園に名もしれず
向日葵が花咲く中潜る蜂羨ましく思う夏過ぎ
自転車の百千並びに差す秋陽その長し影から出れずに寒し
歩き方忘れたように並木道 ...
あたし
知ってる
フォアグラを食べて
脂肪肝になったら
ミイラ取りが
ミイラになったって
あなた嗤うのでしょう?
いいの
それでも
あたし
泣きながら
フォアグラ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
黒田三郎詩集 現代詩文庫を読む
葉leaf
散文(批評...
10*
12/11/13 17:28
サラダそば
梅昆布茶
自由詩
14
12/11/13 15:05
きれいなひと
小鳥遊儚
自由詩
5
12/11/13 12:59
偉
北大路京介
短歌
4
12/11/13 12:47
逆
〃
短歌
0
12/11/13 12:46
眉
〃
短歌
2
12/11/13 12:46
個人情報売った銭で食いつなぐ
〃
自由詩
0
12/11/13 12:45
薔薇が青ざめている
〃
自由詩
6
12/11/13 12:44
あなたがいても あなたが淋しいと淋しい
〃
自由詩
8
12/11/13 12:44
夜汽車
そらの珊瑚
自由詩
19
12/11/13 8:25
愛の力
ペポパンプ
自由詩
10*
12/11/13 7:17
油性ペン
小川麻由美
自由詩
9*
12/11/13 5:40
星に願いを
結城 希
自由詩
2*
12/11/13 3:32
新宿のどこか
番田
自由詩
2
12/11/13 2:44
光
由比良 倖
自由詩
3
12/11/13 1:00
いとしきみへ
茅野ゆき
自由詩
1
12/11/13 0:53
お茶を薄める
ヨルノテガム
自由詩
1
12/11/13 0:36
トポロジー
青土よし
自由詩
1
12/11/13 0:32
浮力の実態
〃
自由詩
3*
12/11/13 0:22
伝説は書き損じられた
〃
自由詩
1
12/11/13 0:19
A
ピッピ
自由詩
5
12/11/12 23:59
もったいない
花形新次
自由詩
2
12/11/12 22:56
11月の海流は。
元親 ミッド
自由詩
7*
12/11/12 22:28
コスモス・ドライブ。
〃
自由詩
3*
12/11/12 22:25
ゆっくりと
佐藤伊織
自由詩
5
12/11/12 22:23
夏の死体に埋もれて
ホロウ・シカ...
自由詩
12*
12/11/12 22:17
逃亡者。
元親 ミッド
自由詩
2*
12/11/12 22:15
スプロール化Ⅱ
すみたに
短歌
0
12/11/12 21:31
スプロール化Ⅰ
〃
短歌
2*
12/11/12 21:29
アン肝
花形新次
自由詩
3
12/11/12 19:58
2912
2913
2914
2915
2916
2917
2918
2919
2920
2921
2922
2923
2924
2925
2926
2927
2928
2929
2930
2931
2932
2933
2934
2935
2936
2937
2938
2939
2940
2941
2942
2943
2944
2945
2946
2947
2948
2949
2950
2951
2952
加筆訂正:
サムライブルーブルース
/
すみたに
[12/11/12 21:26]
レイアウトなど
4.85sec.