日替わらないランチ
花曇集中力が続かない
ワクチンを売るためウイルスばらまいた
密談の海を冷酷にすすんでいた
感情の海に難破船がゆれていた
黒雲がわれ光の束がさしている
嵐のあとの静けさは自由だった
終わりが始まる
裏切りと
切実が連環する ...
時々、訳もなく泣きたくなる。
今日がそんな日だった。目に映る何もかもが煩わしくて、それでいて、執拗にそれらに触れたがっている、もう一人の自分がいた。放っておいて欲しいのに、見捨てられたくない ...
窓をあけると風が気持ちいい
晴れてはいないけれど清々しい
鮮やかなコンクリートには
空の模様が映しだされている
どこからか子供の声
くるくる舞っている
駆けだしてい ...
きょうもなんの予定もなく
ぼんやり居間のひとところを
みつめるでもなくながめていると
ターミナルのベンチがうかびあがる
そして・・・こんどは
うすっぺらのまぶたをとじてみると
なぜか・ ...
赤い女が
椅子に座っている
詩のような塵と
塵のような詩が
電子のように周囲をまわる
アーモンド
バームクーヘン
傷ひとつない夕暮れ
...
博士 オリンピックが終わって寂しいです。
あの感動は4年後まで 待たないと再び戻ってこないのですよね・
南君 勝ち負けを超えた 彼らのあの限界に挑戦する姿こそ 時代を作っていくのだ、しかしその ...
春の嵐が吹き飛ばす
取るに足らないことなどを
春の嵐が吹き飛ばす
明るい緑そよがせる
薄いひかりが雨粒たちが
明るい緑そよがせる
もいちどはぐくむ霊能が
...
みず色を捨てられぬまま成人し 春をうっては剃刀を買う
上等の夜と下着とかみそりは薄っぺらいほど ななめに刺さる
春の背に流れていたのが情でなくただのいつもの赤い血だったら
よれよれの野球帽をかぶった
一人の男が歩道に立って
車の往来を眺めている
肌寒い初春の朝に
ジャンパーのポケットに突っ込んだ
両の手をもぞもぞさせ ...
雨風に凍えながらもはりついて いずれ連なる肉のかたまり
正しさ醜さにくたびれたときひもとくもの
たとえば詩集
靴紐を解いて
靴下を脱いで
握り締めていたものが失われ
冷気にじかに触れ
はだしだ
ぼくははだしだ
裸体 その尊さを噛 ...
雨音に目を閉じる
雨粒を受けて揺れる枝先
こぼれ落ちる花弁
夜の闇
面識のない知人の母の死を思う
嵐の来る日の前の晩
帰路
桜並木との交差点で
信号に照らされる君を見つけた
...
ねそべるだけが得意の女の子に
バタクリームいっぱいのせて窒息
させたいできれば
僕には愛はないが憎悪がある
草木がそだつすこやかさを穿つ雨みたいな
裏がえって粟だった憎悪だから
女 ...
ちょうど百年まえにも
こんな日があったね
うす暗い部屋に
暴力的な光がとびちって
あなたの背中から
夜が逃げていく
どんなふうに笑ったら
夜は戻ってくるだろうか
あなた ...
ジップロックに
水分をよく切って
細かく刻んだ
糸こんにゃくを
一杯入れて
そのなかに
ポコチンを
突っ込んでみて下さい
そう、その感覚が
ミミズ千匹です
作っても作っても作れない
愛しても愛しても愛せない
中途半端な極道は哭くことさえ許されていない
言葉だけがすくいだった
孤独の淵から這い上がる力をくれたんだ
遠くにある星 ...
……夫の死に際して
ああ、あなたは行ってしまった――わたしは一人残されて
なんという憂愁の時を過ごさねばならないことでしょう
喜ばしく輝ける太陽は没し去り
光輝の国にも闇が ...
口溶けしないチョコレートが
不思議だ
口から 5ミリ四方の
サイコロ状を
舌で押し出すように手のひらに
転がしてみる
やはりチョコレート色のチョコ ...
二人のホームレスが同じ公園に暮らしていた。一人は家庭の不幸により、暫時行き場所を失った優秀な青年。もう一人は幼い頃からの窃盗の常習犯で長く浮浪生活をしていた。二人は意気投合し、配給される食事を一緒に食 ...
見送った背中を思い出しながら食べたケーキはしょっぱかったの
謝らない代わりにケーキを買ってくる君をやっぱり許してしまう
大きめのプリンをふたりで分け合った夜は月さえ ...
私は父親の顔を知らない。
けれど私の顔は、父親にそっくりだと
ある日酷く私を殴った後、母が吐き捨てるように言った。
腫れて赤くなった頬を氷で冷やしながら
私は鏡を覗いていた ...
thought things are yours
and, all of things are yours
i drive car for over the sea
there is very ...
色んな歌を歌ってきた
たくさんの歌を歌ってきた
だけど今俺の胸に残っているのは
ただ1つの歌
あんなに強くあった悲しみも
天に昇るほどだった喜びも
なぜ俺の胸には残っていないのか
こ ...
優しさだけで、生きていけると思ってた頃。
どうしようもなく、若かった頃。
けれど限りなく、輝いてた頃。
電話して 写メ届いたか 母に聞く 父は遠くで 照れて喜ぶ
偶然ばったり
柔らかな心がぐにゅり
私とあなたがひとつにぐにゅり
目と目が合い笑みがこぼれて
また心はふたつに弾けて跳ねて
たんとんたたった
たんとんたたった
...
ヨシ倒れ 田植えに合わせ いざ芽吹く
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
日替わらないランチ
北大路京介
自由詩
4
13/4/7 15:26
花曇集中力が続かない
〃
俳句
2
13/4/7 15:25
ワクチン
〃
川柳
0
13/4/7 15:24
難破船
吉岡ペペロ
自由詩
5
13/4/7 15:05
やさしい世界
まーつん
散文(批評...
2
13/4/7 14:02
はるのこえ
灰泥軽茶
自由詩
6*
13/4/7 13:35
おしくら 十
信天翁
自由詩
0
13/4/7 11:34
赤い女
草野春心
自由詩
3
13/4/7 11:30
ドウリンピック“北(ぺ)博士の野望”
ぎへいじ
散文(批評...
5
13/4/7 10:43
春の嵐
吉岡ペペロ
自由詩
2+
13/4/7 10:10
かみそり
はるな
短歌
5
13/4/7 10:08
影のような男
草野春心
自由詩
3
13/4/7 10:07
肉のかたまり
はるな
短歌
0
13/4/7 9:44
きぐるみ
三田九郎
自由詩
4
13/4/7 9:11
落命
〃
自由詩
2*
13/4/7 8:52
憎悪とバター
はるな
自由詩
3
13/4/7 8:33
百年前
〃
自由詩
5
13/4/7 8:20
ミミズ千匹
花形新次
自由詩
1
13/4/7 7:40
自然に
梅昆布茶
自由詩
8
13/4/7 6:11
メアリ・シェリー『帰還』(“Absence”)
春日線香
自由詩
0
13/4/7 2:58
ミカン色のミカンなら
芦沢 恵
自由詩
17*
13/4/7 2:11
詩想
葉leaf
自由詩
4
13/4/7 1:46
恋するデザート。
永乃ゆち
短歌
7*
13/4/7 0:46
父
〃
自由詩
6*
13/4/7 0:06
in the america
番田
自由詩
0
13/4/7 0:02
この歌
文字綴り屋 ...
自由詩
0
13/4/6 23:55
限りなく。
永乃ゆち
自由詩
2*
13/4/6 23:19
老いた父母
小川麻由美
短歌
1*
13/4/6 23:11
ソフトテニスボールのような気持ち
灰泥軽茶
自由詩
4*
13/4/6 22:48
営み
小川麻由美
俳句
0*
13/4/6 22:12
2713
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2730
2731
2732
2733
2734
2735
2736
2737
2738
2739
2740
2741
2742
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2744
2745
2746
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2748
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2750
2751
2752
2753
3.67sec.