愛妻が愛人に出す浅蜊汁 春遅しツンデレ風紀委員長 顔照らし黒に再生する芝火 ボーナス無しで十時十分 母が達者で花咲いている 羊に睡眠薬飲ませている 二重の夜が終わり はじまり
縦の星雲と重なるとき
呑みこまれる花 新たに低く
咲きうつる花


山から流れつく闇が
丘を切り取り 脈打たせてゆく
種を土に刺す月の指 ...
?

君に戦場で会ったなら
私は君を殺すだろう
そして首をかしげるだろう
君は一体、何者だったのだろうかと

私達を敵と味方に分けたのは
一体なんだったのだ ...
海外に移住するより日本がいい生まれ育ったこの地で生きる

島と島結ぶ架け橋夜光る人の心も結んでいる

引っ越した友達の顔忘れない今現在は海外にいる

美しい心は花のようなもの七つの色が虹を ...
まばたきには
ばね がついていて
どれだけ
すばやく
まぶたを
弾ませられるか
競いあっている
{ルビ双子=シンクロ}

持ち主に
気づかれてはだめ
そんなに
凝視しても
真 ...
春から
いちばん遠い季節に
吐息は
ゆれる

遥か
列車の通過の幻想に
疑いもなく
聞き耳
立てて



苦しまぎれの憧憬が
いつかの砂地で
花開く

もう
誰 ...
知らないところで打ち合わせ

くだらない

くだらない

助けてやらない

知らないところでまた打ち合わせ

電話やラインやスタバの2階で

助けてやれなくなるからな

悲 ...
国道四号に抜ける
夕暮れの千住の小道に
スタンドバーの看板の
男の顔の上半分が赤くなる

大人になればこの店で
夜を過ごせるのか
まだ小学生のぼくは
家に帰るしかない

日の光が消 ...
冷たい水で髪を洗う
まだ群青に満ちてる部屋の
片隅で猫を抱く
爪をそろそろ切ってやらなくちゃ
金色の目が私を見返す
あなたはあたたかいね
雪解けの匂いがする
小さく鳴いて
するりと闇に ...
ピアノでショパン弾いていたおねーさんがわって立ち上がったあと防音壁にへばりついて穴だらけの壁肌を撫ぜながら急に使命感に打たれたようにあー埋めなきゃ埋めなきゃこれ埋めなきゃーって言い出したとき


...
終点を持たない電車が君を連れ去ってしまった夏の陽炎

洋菓子が際限無しに湧いてくる祖母の漆器はいわくある品

人ひとり縊られるほどの激情を秘めて佇む小春六歳

「砂粒もあまさず愛せ」と説い ...
蛙の世界の王様は、大きな大きなガマガエルです
沼の淵の一番高い岩の上を玉座にして、毎日世界を見下ろしています。その視線は、つねに安定したさざ波に注がれました。
若々しい雨蛙は王国の奴隷です
王様 ...
茹でてふやけて

むいて食べる

ほっこほこの里芋にっころ

喉がころころ鳴っており

何かおるのかな

うっすら朝もやけのなか

鳥の声と緑の香りがする畑の中から

里芋 ...
草を踏む
表紙をひらく
頁をめくる

一行目に木洩れ日
天使が羽を
休めている

睫毛が落ちる
ふっ、と息を
ふきかける

濡れたたてがみ
あたたかい
蹄の音
まだ、息は ...
理由をつけてきた
僕も理由をつけては
いつしか 辞めてきた人たちのように
色々な仕事を 辞めてきた



子供を産むのはなぜだろう
僕が 生まれたときは
よくわからないけれど
...
あのね って 声が 響いた
振り向いたら 誰も 居ない

ここまでは 良く有る話
ここからが 良く効く話

だけど 良く聴ける話では無いの

耳を 欹てても
そこいらじゅう 凝視して ...
仕事から帰ると嫁さんが 
「はい、これを見て!」と新聞を手渡した 

※今週の本・Top10※ 
1位… 
2位… 
3位柴田トヨ「くじけないで」 
4位… 
5位… 
6位柴田トヨ ...
この世に生まれてから 
今日に至るまでの一日々々を 
風に捲られてきた暦は 

人生の旅路の果ての
終着駅に至るまで 
捲られる暦は 

どれほどの厚みだろう――? 

産声をあげ ...
柔らかさ強さと一緒にまとめ買い

遠くには港もないけど筏船

胆石を患ってから知る臓器

美輪さんの美に酔いしれて酔いつぶれ

マイ・ギター埃の積もりて音もせず

わすれたころに君 ...
思い出が深すぎるから
小石で埋め立てる
その上に犬小屋を建てて踊る脳
YES,NO枕が不気味に笑っている
時間
時間、だいきらいなのに

夜、あいしているのに
思い出が薄すぎるか ...
ああ

疲れたな

また

明日も 疲れる

毎日 毎日 巻き込まれていく

歯車と歯車の間



砕かれて泥になった体は

ちょうどいい腐葉土かもしれない


...
人が人を検閲することはできない
それはいちばん姑息な魂だから

人は人を弾圧することはできない
それは怯懦の表明に過ぎない

それらを振り払った魂のあり方こそ自由の別名だとおもうのだ

...
バスはC県からT川を超えI県へと進むローカル路線バスだった。
俺はI県側にあるテレビ工場に勤めていたので、毎朝一時間に一本しかないバスに乗って通っていた。
工場に勤める人をはじめ、多くの人は自家用 ...
さびしいし

つかれている

賠償問題も不調

でものりこえらる

と、

のりこえられないものを

うけいれたくなかった

どっちもさきだ

こんなときは

だれ ...
すごく気にしてるんだ
うんうん
チョコレートの…数
うん、いつから?
生まれた時から

あり得ないこと言う君だけど
送ったよ
人助けだから

誤配が心配で追跡してみる
「十三時十 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
浅蜊汁北大路京介俳句4*13/2/15 14:29
春遅し俳句113/2/15 14:28
芝火俳句213/2/15 14:28
ボーナス無しで十時十分自由詩213/2/15 14:27
母が達者で花咲いている自由詩313/2/15 14:27
羊に睡眠薬飲ませている自由詩5*13/2/15 14:27
応え まばたき(棘 羽 花)木立 悟自由詩313/2/15 10:50
君に戦場で会ったならまーつん自由詩14*13/2/15 8:46
海外に移住夏川ゆう短歌013/2/15 8:27
ばねそらの珊瑚自由詩20*13/2/15 8:20
火から生まれた千波 一也自由詩613/2/15 7:57
また打ち合わせ吉岡ペペロ自由詩313/2/15 7:22
夕暮れの影殿岡秀秋自由詩613/2/15 7:03
箱庭Mélodi...自由詩513/2/15 4:11
或いはぬるい祝福を送るくらいしかできない一尾自由詩513/2/15 3:33
故郷とは似て非なる町水瀬游短歌213/2/15 2:44
王様月形半分子自由詩413/2/15 2:18
里芋にっころ灰泥軽茶自由詩8*13/2/15 2:16
森を読む人sample自由詩413/2/15 1:27
時の詩番田 自由詩013/2/15 1:25
その声は かぁ藤鈴呼自由詩3*13/2/14 23:57
柴田トヨさんの声  服部 剛自由詩6*13/2/14 23:50
日捲りカレンダー自由詩3*13/2/14 23:32
たまには俳句梅昆布茶俳句9+13/2/14 22:46
寝るための思案 3自由詩213/2/14 22:46
種子よ2012自由詩4*13/2/14 22:36
検閲者梅昆布茶自由詩1313/2/14 22:17
僕のマスターベーション6花形新次散文(批評...513/2/14 21:44
僕の愛し方吉岡ペペロ自由詩113/2/14 21:30
二月十四日のソネットもっぷ自由詩313/2/14 19:07

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加筆訂正:
人魚脚/ああああ[13/2/15 3:17]
誤字を修正
3.94sec.