煙草屋のわきに
ポストがたっている
阿呆みたいに
屋根をつたって
落ちてくる雨だれをうけ
それは錆びてしまっていて
もう誰も近づいたりしない ...
ツイッターで返信が無いのは
嫌われてるから
でも
まあ
だって
きっと
そうなる
さだめだったから
つきあえないから
てが
とどかないし
むしろ
さいしょから
こうなるべきだ ...
デジタルな回路に発泡酒を流し込む
血が通う人のように
音を立てて動き出す
痛々しさのトリガーハッピー
死んでみなさいよ?
ハートが警告を発している
明日がある、明日がある
ヘッドセッ ...
しらないことを
データベースに問いかける
もうそんなふるくさいことは止して
問題は解決しない
それは人生だもの
はやく踊りに行きましょう
下痢便と吐瀉物が
どっちが汚いかで
言い争っているのを
痰つぼの痰が
五十歩百歩だろうよと
腹抱えて
笑っているようなもので
あんたとあんたの
どっちが美しいか論争と
それを馬鹿にし ...
潅木を編んで作った毬に
緑色の毛糸が絡まっている
そいつが風に遊ばれて
砂埃を上げながら
僕の景色の中を転がって行く
「どんな人間も不幸なのだ。」
ほんとうに
あの人も
あの人 ...
電話で予約してリムジンも手配して
態々サヴィル・ロウ15番地の
ヘンリー・プールまで赴き
スキャバルの服地で創ったオーダーメイドの
スーツに身を固めトゥールダルジャンで
まずアペリティフにド ...
けだものがけだものをほどき
同じけだものを編もうとするが
うまくいかず
やがて 泣き出してしまう
見向きもされないものを負い
どんどん重くなるばかり
進めなくな ...
森の入口には、狐が腹這いになって寝そべっていた。
私が森に入ると同時に、狐は見えなくなったが、行く
先々で、炎のようなものが、私の周辺を漂っていた。
淡い狐色が、橙に染まっていったり ...
君は透き通り始める
すべての色に
染まり終えたあとで
それは
詩の終わりでもある
私は君に
世界を見る
ガラス越しに出会う 朝のように
...
白いのはフニャフニャなのが多いから
黒くて長いのがいいわね
これこれ
これがよさそうだわ
300ドルでどうかしら
いきなり350ドル?
うーん、人気高そうね
それじゃあ400ドル!
ど ...
海とよく似た青いパンプスが欲しい
女の子は 愛に生き 愚痴を喰らう
すこし綺麗でいたいと思う
化粧をおぼえて 誘うことをおぼえる
何処で習ったのかは 自分にもわからない
遺伝子のなか ...
さみしいアスファルトに薄い雪化粧
その上にきりとり線を描いてゆきます
おなじ歩幅で 一直線上に
きりとり線を描いてゆきます
振り返らない足あとは
戻らない昨日によく似ている
...
鉄格子越しに見える空は
いつも哀しい程蒼い
罪人には空が無いのだ
空虚な自分と向き合っているだけなんだ
時々差し入れられるちょっと冷めた食事は
少しだけ生きている実感を与えてくれるの ...
わたしがわたしに出会った日
風が吹いていたかなんて
憶えちゃいない
詩人じゃあるまいし
ただ胸の痛みに耐えかねて
指を切った記憶がすこし
わたしがわたしに出会った日
花の中で虫は死に ...
ムカッと腹が立った時
握りしめる その拳
そいつで一発殴っていいですか?
ゴミ出しルールを守らない
近所の主婦
どうして生ゴミの中に
プラッチックと缶を混ぜるのよ
だから違反ゴミ ...
美術館には
翡翠のテーブルが 御座います
園の遊歩道にも
ひすいの椅子が 鎮座しています
テーブル、と 豪語すると
え? 椅子じゃないの? と
突っ込まれたりも いたしますので
...
僕を守って
ディスカヴァー
晴れた夜を 見つけるんだ
灰になったまま
飛べない鳥になるんだ
風に凪を渡して
かわりに底の浅い靴をもらって
葦の原をかけていく
僕を守 ...
呼び声はまだ
きえてはいない
癒えてはいない
たずね人はまだ
絶えてはいない
やんではいない
ましろな雪は
ゆめの燃えがら
はる待つ
まくら
かたく一途 ...
冬の旋律に
シンクロする
シナプスは
イタミをともなう
モノトーンの夜は
何も答えない
荘厳なリズムを奏でながら
天球は旋回する
なにかが足りない
...
ビニール傘から眺める景色は
どこか私がもう存在しない
未来の街を眺めているようだ
柔らかくて弾力のある筋肉で覆われた景色の下には
機械化された金属のリズムとメロディが
コ ...
忘れ物を知りませんか?
白と黒の世界で、迷子になりました。
忘れ物を知りませんか?
声を出さずに、埋もれたまま
化石に成り果てました。。
忘れ物を知りませんか?
忘れ物 ...
言葉を貰うのは
贈り物よりも嬉しい。。。
「ありがとう。」の一言で
大事が大切に変わるから。。
「どういたしまして。。」
当たり前の事から
労りの瞬間が
また一つ生ま ...
泣いているのは、逃げる事を考えていた私。
掴みかけた物を取り上げられたからなのか…
潰されることが悔しいからなのか…
五感を封じて、傷を広げている。。
(ココニイルコト/ドウ ...
私は小学校の校庭を思い出す
雨に煙るその校庭を・・・
その光景に、私は写っていない
その光景に初恋のあの子は写っていない
その光景に、一番怖かったあの先生 ...
小学校のとき春のことを
春の感じを
ぱっぷくどんって呼ぶのだと知った
理科じゃなくて国語で
国語の教科書にのってる詩のことばだった
だからこのみずみずしい不安や
ぽ ...
寂しい歌を聴いていた
それは 流れていた
肌寒い部屋の中を
過去の記憶を呼び起こすかのように
悲しい風景を連れてくるのだった
僕が 昨日
無印で 目星をつけていた
毛皮のコートは売れ ...
年をとること
ぼくじゃなくって 両親が年をとるのがさ
いつか いなくなっちゃうんじゃないかって
ニュースで 同じ年配の方が亡くなるたび
ふるえが 走る
明日目を開けたら もう魂ぬけちゃっ ...
都会の人々が
いっせいに蝋燭に
明かりを灯したその夜
ひとつの灯が
消えた
わたし…
それっきり
くちびるは動こうとは
しなかった
友人の一人は
彼女の瞳は笑っていたと ...
東北は雨です。
夕方、歩道橋の上で東京へ帰りたいと話す女子高生。彼女の家は勾当台公園の近く。隣りを歩く子が、あんたんち、東京なの?と笑う。そうそう、と彼女は答えた。東京から毎日、新幹線で通っ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ポスト
草野春心
自由詩
7*
13/2/13 21:50
ふつう
6
自由詩
1
13/2/13 21:41
寝るための思案 2
机
自由詩
0
13/2/13 21:35
金曜日
はるな
自由詩
5
13/2/13 21:25
誰が一番美しいか
花形新次
自由詩
0
13/2/13 20:55
僕の景色の中を
和田カマリ
自由詩
3*
13/2/13 20:21
幸せとは
HAL
自由詩
7+*
13/2/13 20:19
誰も 誰も
木立 悟
自由詩
3
13/2/13 20:11
狐火
オキ
散文(批評...
4
13/2/13 19:49
ガラス
まーつん
自由詩
11+*
13/2/13 19:32
ペニオク
花形新次
自由詩
0
13/2/13 17:08
女の子
川上凌
自由詩
9*
13/2/13 16:06
きりとり線
〃
自由詩
5+*
13/2/13 15:47
牢獄からの便り
梅昆布茶
自由詩
9
13/2/13 13:57
こころメッタ刺し
左屋百色
自由詩
6*
13/2/13 12:43
【 一発殴っていいですか? 】
泡沫恋歌
自由詩
15+*
13/2/13 12:28
金指輪
藤鈴呼
自由詩
1*
13/2/13 9:58
ディスカヴァー
竜門勇気
自由詩
0
13/2/13 9:13
冬枯れ
千波 一也
自由詩
10
13/2/13 7:56
題「2013年の空の下で」
ジム・プリマ...
自由詩
0
13/2/13 3:50
雨フル傘フル
灰泥軽茶
自由詩
6*
13/2/13 2:42
東京煩い
梓ゆい
自由詩
1
13/2/13 2:36
懸け橋
〃
自由詩
1
13/2/13 2:27
決意
〃
自由詩
0
13/2/13 2:21
雨に煙る校庭
yamada...
自由詩
3
13/2/13 2:13
ぱっぷくどん
吉岡ペペロ
自由詩
12
13/2/13 2:12
リズムのない夜
番田
自由詩
1
13/2/13 2:10
ぼくのこわいもの
椛
自由詩
1
13/2/13 0:49
小鳥
乱太郎
自由詩
22+*
13/2/12 23:57
ホテルドランカー
ブライアン
自由詩
0
13/2/12 23:31
2702
2703
2704
2705
2706
2707
2708
2709
2710
2711
2712
2713
2714
2715
2716
2717
2718
2719
2720
2721
2722
2723
2724
2725
2726
2727
2728
2729
2730
2731
2732
2733
2734
2735
2736
2737
2738
2739
2740
2741
2742
3.81sec.