今朝、革靴がこっちを見ていた。
私は目を逸らしてスニーカーを履いて出た。
夕方、スニーカーを脱ぎ捨てて革靴を磨いた。
私はスニーカーを靴箱にしまい込んだ。
青空の埋め立て地に粗大ゴミの山
私はクレーンを操作して
はさみでゴミをよりわけ
何かの電線に絡まりながら
つややかに光り生えている
赤いリンゴをもぎとり吊り上げる

そのリンゴは生きてい ...
  夜には涙を流し
  昼には歯を食いしばり
  そんな 見苦しい表情を
  想い出の中に焼き付けてきた

  大勢の自分達

  心の物置に積み上げた
  記憶のフィルムに踊りだ ...
俺の言う通りにしないと
髪を肩まで伸ばして
きみと同じになったら
ギター片手に
あの素晴らしい愛って
歌い上げるぞ
いいのか!

私が
先に歌詞を
言いますので
皆さんは
私に ...
梅雨探し心をほぐす君の声

白百合の汚れない色空を目指す

蛍飛び明日の光作り出す
チクリ チクリ
人の後ろから 
心を 射抜く 音がする

子供の頃 怖がった
あざみの花びら

美しいだけじゃあ
ダメなんだと
知った日

小さく 丸まって
押入れの中で
蹲 ...
コーヒーカップを手に取ろうとして
指がないことに気付く
指の付け根には掌もなく
掌の元には腕もない
外では桜の花が咲いていた!
不穏な蜜で大気はべったりしていた!

ワープロを立ち上 ...
焦りと不安が狂わせた

備えという名の独占

街から安全な水が消えた

走り回るのは血眼の乳母だ

理不尽がまた増えた

臨界点の明滅をみる

なにもできないままで

空の ...
どんどん小さくなる世界で
名前も小さくなってゆく
美しいものから順番らしいので
わたし最後の方だからよく見える

あの建物に言葉が激突して
全部砕け散ったら
それが現代詩になるなんて
...
まどろみの
虚ろに耐えている
生物がいると
伝えてくれたこともあり
それならばこのようにして
指を浸し
呼び止めるならば
花は花を覆い
応えた面影の数にだけ
ゆるく髪を梳かし
蛇行 ...
流れている
あの冷たい鋭さも
巻き上げるすこし生ぬるい風に
変化という言葉の意味を知らされる

数多の言葉をもちながら
いちばん汚い形容詞を選んで
残る、取り残されたような感覚に
停滞 ...
苦い顔隠しネットで探してる審査が甘い消費者金融 私はあなたを愛さない



私はあなたを愛さない

あなたは雨土に包まれない
あなたを信じない

私の世界には眩いくらいの星空と
晴天朗らか山々がある

あなたの効 ...
道化師の赤い付け鼻花水木  かんたんにバイバイできるんだ虚子忌 ドローフォーで突く 出せなかったラブレター盗まれる 母から親の顔が見たいなんて言われてDNA鑑定 全国へ桜の明かり広がって魅力溢れる仄かな香り

ひび割れたアスファルト見る家の猫熱を溜め込み環境に悪い

夜に見る桜も綺麗だと思うライトアップが魅力引き立てる

喫茶店窓から見える花畑「詩 ...
 「生きてく理由は見つからないが、何故死なないでいるのかが解らない、そういう時に生きる悲しみがラスコオリニコフの胸を締め付けるのである。」という一節が、小林秀雄の「罪と罰?」にある。
 僕は自分のく ...
ある朝のことを、君たちに話そう。
文体のことは考えないでほしい、それはけっして
と言いかけたときに
船出の音がした、なめらかな櫂が
長い時間に晒されて
すり減ってしまったきみたちの
船出の ...
失恋って
誰かと共有する必要が
あるのかな?

一人飲み
布団かぶって寝るので十分
明日は
誰もそんなことがあったなんて知らない

そんな顔で
リセットしたいね
体育の授業でできなかった
隣に座る女の子が休み時間に
ぼくを誘ってくれた
ふたりで校庭をはしって
鉄棒につかまり
練習を始めた

雨の降らない日は
休み時間のたびに
ふたりで鉄棒をす ...
生まれた時から軋みを聴いている

トンネルばかり走る列車の足音だ

時々思いがけない景色が見えて

映した窓を切り出しては

懐かしい無人の駅に送る

随分と乗り換えないでここまで ...
品屁一覧(おならのいろいろ)

[疑問屁] 高音。尻上がり。愛嬌あり。
[接続屁] 短音。連続性がある。スタッカートほどではない。
[間投屁] 低音一発。直腸のおくびめく。
[感動屁] 最大 ...
i do not know what i do to. all the ground i can look was gray. she goes to school, i waited her by ... 花がちってしまう
僕の手は届かない
見ているだけで辛い
生命のメッセージが剥ぎ取られてしまう

僕はそれを止めたいけれど
力なく歩くこともできないのさ
普通の幸せ平凡な幸せ
そんな ...
浮かび上がる

限り無い 私という誰か

そいつは とどまることができない

永遠の繰り返し 間断なき 不確かさ

導かれたのは 絶望ではない いつもの腐った風景

もし あなたの ...
やわらかな ・ ひのひかり ・ ぬるいかぜ ・ はるのあめ
ゆきがとける ・ つもり ・ つもった ・ ときが ・ とける
とけて ・ あらわれる ・ いろたち
いまが ・ うごきはじめる

...
失恋して相手を嫌いになるのは幼稚な恋愛ごっこ

失恋して悲しみから逃げて身近な人に身を寄せるのは寂しさに負けた人

失恋しても諦めきれないから時間の流れに身を任せてみるのは成長の証(しるし ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
思いつき志賀羽音自由詩113/4/15 22:11
リンゴもぎ灰泥軽茶自由詩3*13/4/15 20:27
空に浮かぶ棺まーつん自由詩613/4/15 20:22
長髪行為花形新次自由詩113/4/15 19:19
白百合夏川ゆう俳句113/4/15 18:57
あざみ藤鈴呼自由詩1*13/4/15 18:48
葉leaf自由詩213/4/15 17:16
麩を買う老人村正自由詩1*13/4/15 16:34
ゴチャゴチャうるさい現代詩左屋百色自由詩5*13/4/15 15:28
春日線香自由詩313/4/15 14:11
AquAri...自由詩113/4/15 12:54
北大路京介短歌113/4/15 12:48
私はあなたを愛さない田園自由詩3*13/4/15 12:48
道化師の赤い付け鼻花水木 北大路京介俳句113/4/15 12:47
かんたんにバイバイできるんだ虚子忌俳句113/4/15 12:47
ドローフォーで突く自由詩4*13/4/15 12:46
出せなかったラブレター盗まれる自由詩713/4/15 12:46
母から親の顔が見たいなんて言われてDNA鑑定自由詩113/4/15 12:46
雑誌夏川ゆう短歌013/4/15 9:02
「生きる悲しみ」についてyamada...散文(批評...013/4/15 7:39
luck-lackDebby自由詩413/4/15 4:46
リセット鵜飼千代子自由詩13*13/4/15 4:17
逆上がり殿岡秀秋自由詩713/4/15 4:15
最終列車村正自由詩3*13/4/15 2:23
分類学 [へ]の項salco自由詩5*13/4/14 23:35
some idea番田 自由詩013/4/14 23:30
花のちり方杉原詠二(黒...自由詩1*13/4/14 22:06
誰かnia自由詩013/4/14 22:06
はる北野つづみ自由詩313/4/14 21:31
失恋しょだまさし自由詩0*13/4/14 21:12

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