詩人になりたくて
カエルは右手を草影に隠し
知識を公園のベンチの下に捨てた
詩人にはなれたけど
なんか思っていたのと違う
詩人をやめたくて
詩人は右脳と心臓を入れ替えて
言葉を海に沈 ...
気休めだって
いいじゃないか
飛び降りたのが
二階だろうが
三階だろうが
大した違いは
どこにもないし
叩かれたのが
右の頬でも
左の頬でも
痛いのは痛い
仕方な ...
励ます誰かの言葉より
一緒に歩く仲間になろう
哀しみ哀れむ涙より
心に響く歌声が
砕けた心を蘇らせる
失ったことを忘れないこと
それと同じくらいのこと
これから何かを求めるため
進 ...
別世界に行ってみたいなぁと思う瞬間
ちょっと自分は 疲れているかなぁと思う
憑かれているよりは マシかぁなんて慰めた後で
衝かれて歌う 三時間
久し振りに 自由気ままに奏でたけれど
...
朝
まっさらな白い紙に
一篇の詩を書きつけ
それを食す
奥歯でかみしめていけば
罫線はよじれ
句読点が記号に戻っていく
口腔内の温度で意味の糊付けが剥がされ
構築された言葉はゆるり ...
レイアウト用紙の束を抱き締めた。
暑さが厳しい8月15日
数年前の挫折を思い返しながら
カット袋を抱えて行き先を告げる。
これから先の節々がが
まだまだ遠くから聞こえ ...
開いた唇から落ちるのは
無意識の反動で
顔を伏せた瞬間
「それでも良い。」
の一言が
(覚えのない傷を、増やしたのかも知れない。。)
…気が付いたのは、いつの頃か ...
わたしのなかのみんなが
はしりさっていきます
わたしはおいていかれるけど
みんながてにもっているのが
わたしです
わたしはおいていかれるけど
地下鉄を何度も乗り継いでいた
会うというわけでもなく 誰かへと
僕たちは 流れていくんだね
きこえてきたのは 君の好きな 音楽だ
色々な そして 曲がり角を曲がって
半蔵門線から三田線へ ...
如月の
微風吹きしは
春匂ふ
泣いて深く澄む眼差し
君を奪い去っていくわけありの嘘
君が隣で眠るのに怖い夢見たなんて言えない
お詫びして訂正します妻と子は妄想でした実は独身
田楽や高いところからのビンタ
飯喰ってちょっくら山焼いてくるわ
ありがとうとか
そんな言葉に心ふるえて
でもやっぱり
だれかをうらんだりしている
いいひとだけではいられない
それってみんな おなじ?
あたたかいお茶いっぱい
それだけであなたが ...
この間
タトゥーを入れたのね
右肩に
エリマキトカゲが
二本足で立って走る姿
見る?
いい?
あ、そう
左肩には
ウーパールー・・・
見ない?
そう、わかった
...
ウディ・ハーマンが
新しい星を見つけていた頃
カウント・ベイシーが
新人と呼ばれていた時代
バードの吹くサックスは
なにを聴いても余りに切ない
そこがトレーンの吹く
サッ ...
かわいさが
はんてんして
はんてん
まだら
もよう
ひふに
まだらが
うきでて
くるのは
かわいさが
はんてんして
はんてん
まだら
もよう
てをくんで
うれしいー
...
ロンドンからのサイレン
夜は言う
耳をふさげばいいよと
やさしく夜は言う
愛してやまず
愛されたくて
そうだね、と返す
けれどウソだと知っている
けれどやさしいから
やさしいから
...
休み時間は
呼び出し時間だ
学校の休み時間は
呼び出し時間だ
それは
だれもが知っているようで
知らないことの
1つでもある
さて
今日も学校で
誰かの名前が
...
ファミマのレジで
俺が角煮まんを
注文しようと
機を窺っていると
俺の前に並んでた
現場作業員風が
二個しかない角煮まんを
二個注文しやがった
俺は二リットルの水で
奴の後頭部を
...
知らを切る切なさから来る事の真実
見かねっつらからの吐く息情けに見える
事から下っ端も泣くに正しくなるに見る情け
張り切りに勝る優者だけどと私
耳にかさすり機嫌だけと悟るふりの自分
時だ ...
僕は何もかも言い尽くした
それでいてどんな言葉も
からっぽなんだということに
気づいてしまった人の様な気分で
さらに 新しい言葉を
青黒く汚れた綿を繋いだ空に
探していた
神様 ...
栞の代わりに挟んでいたミルクをこぼして
僕らはどこまで読んだかわからなくなった
立春が来たことに気づかないまま
掃除を始めた人たちみたいに
ひどく狼狽えた気持ちになった
...
あなたも
私も
同じ穴のムジナ
愛しのムジーナ
どうして
あなたはムジーナなの
答えは
いつも
風に吹かれて
爪先が痛い
私、自覚症状はない
でも
数値は
40過ぎて ...
僕が思う現代詩と合唱の関係について(8)
(7)で述べたように、僕の部活ではこのように曲を作っていく。他の合唱団はどのような
取り組みで曲を作っていくのかは全然知らないのだが、家の部活ではこの ...
大きなお世話を
売る店が
だいぶ減って
しまったから
世の中は
だいぶ自由になって
他人の
一挙手一投足を
監視したり
嘲笑したりして
ときを
費やしている
...
それは 真夜中の出来事だった
白いシーツにくるまった
私の鼓膜をくすぐる
乾いた漣の音
胸騒ぎが
私を揺り起こした
その音が響いてくるのは
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夕方は悩んだ方の負け
左屋百色
自由詩
4*
13/2/28 15:17
気休めだって
カルメンオジ...
自由詩
0
13/2/28 13:26
応援歌
……とある蛙
自由詩
15*
13/2/28 12:22
地獄演出
藤鈴呼
自由詩
3*
13/2/28 10:16
朝食
そらの珊瑚
自由詩
13
13/2/28 8:08
二回目
梓ゆい
自由詩
0
13/2/28 1:52
さようなら。。
〃
自由詩
2
13/2/28 1:32
みんな
佐藤伊織
自由詩
10
13/2/28 1:08
東京メトロ住民
番田
自由詩
0
13/2/28 1:07
訪れ
色麻
俳句
0
13/2/28 0:11
泣いて深く澄む眼差し
北大路京介
自由詩
4
13/2/27 23:42
君を奪い去っていくわけありの嘘
〃
自由詩
3
13/2/27 23:42
君が隣で眠るのに怖い夢見たなんて言えない
〃
自由詩
6
13/2/27 23:42
訂
〃
短歌
5
13/2/27 23:41
田楽
〃
俳句
0
13/2/27 23:27
山焼
〃
俳句
0
13/2/27 23:27
君の背中
朧月
自由詩
4
13/2/27 23:15
タトゥー
花形新次
自由詩
0
13/2/27 22:00
新しい星だったのだろうか
HAL
自由詩
2*
13/2/27 21:38
グリミアス,グリモイアス
6
自由詩
0
13/2/27 21:37
寝るための思案 5
机
自由詩
0*
13/2/27 21:12
「或る呼び出し」
赤青黄
自由詩
3*
13/2/27 20:57
角煮まん
花形新次
自由詩
0
13/2/27 20:49
酒
ダミー
自由詩
1
13/2/27 20:28
二0一二年九月のある日、早朝の都市間バスに乗って僕は・・・
Lucy
自由詩
14*
13/2/27 20:06
代理睡眠
たもつ
自由詩
9
13/2/27 19:33
愛しのムジーナ
花形新次
自由詩
0
13/2/27 18:47
僕が思う現代詩と合唱の関係について(8)
赤青黄
散文(批評...
3*
13/2/27 18:42
大きなお世話
千波 一也
自由詩
8
13/2/27 16:50
月あかりの羽ばたき
まーつん
自由詩
14*
13/2/27 16:16
2703
2704
2705
2706
2707
2708
2709
2710
2711
2712
2713
2714
2715
2716
2717
2718
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2720
2721
2722
2723
2724
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2726
2727
2728
2729
2730
2731
2732
2733
2734
2735
2736
2737
2738
2739
2740
2741
2742
2743
5.06sec.