翳りの動き
白い文字
午後の無縁碑
何も導かない天使像
径を埋める雪が
無数の閉じた目に融け残る
止まる炎
狭く白い
水の行く先
石の上の声と ...
発表会 毎日が発表会
ステップの音は前と頂に向けられる
スピーカーの性能に頼らず
メガホンにスワロフスキーのデコ
発表会 今日もギリギリ合格
目的を梅見月に乗せる 桜も便 ...
日常なんて
詩人のためにあるようなもの
戦場なんて
詩人のためにあるようなもの
現代詩フォーラムなんて
詩人のためにあるようなもの
でも残念ながら
そこに詩人はいない
詩人なん ...
トルコをさした
ダーツの矢が全焼した
火の国、とおもった
ダンスパーティーを欠席して
ひとり自室の床をみつめ
タイル一枚いちまいの
個体差は
なかったが
なんともおもわなかった
...
ねえ みんな聞いてよ
昨日も行ったんだけど
今日も行くの
大きな病院に
朝食抜きなのに
思わず食べそうになって
あわてたわ
とりあえず薬は飲まなくちゃ
メイクする気にもなれず
...
路地裏で静かに咲いて枯れていく短い花の命に触れる
ふと疑問湧いてあなたに聞いてみた予想と違う答えに戸惑う
ポスト見て君から届く手紙あり異国の地から愛のメッセージ
川沿いを歩きつつ見る ...
それが基底の違いであるなら
直交するだけでも
直交するという
ふれあいがあるし
同じでなさが
その内積からわかってしまう
同じでなさは
同じであるという
望みがあって
それが果た ...
小さな水たまり
暗い冬空を映して
薄氷が張っている
メリ…メリ…メリ…
靴底で踏みつける
ヒビが広がる鈍い音
囚われた心と身体
メリ…メリ…メリ…
...
沈黙は木のようにそこにある
人が美に感動した時
恋に心奪われた時
どうして、言葉が介入する余地があろうか
沈黙ができなければ
その空白は饒舌で埋める他ない
...
自分や自分の愛する人が
明日隕石に当たって命を落とすとは
恐らく誰も思わないだろう
だから
いつも通り私達は
目の前の人にお休みを言って
今日という日を
当たり前のように見送る
あ ...
甘くて形のない形
二十歳の盛りに夜は硬い
直ちにわたしに欲しいのは
探しに来てくれる人
でもだってのに!
ゼリーの売り場は甘くて形がなくて
そんな運命を独り占め!
景色が見える窓の近 ...
耳をすませてみてよ
聞こえるかい ギターの絃のはじける音
シンセサイザーの 機械的に透明な音
地を這っていくような 重たいベース
いくつも重なり合うドラムの心拍数
張り上げたボーカルの肉声
...
君が居なくなった時
ほんとうにだめだと思った
これは、まじで、まともに
しんそこからだめだと思った
僕は多分君を全然大事にしなかった
空気の中の酸素ぐらいに思ってた
精々数%のなけ ...
子供の僕が見ていたもの
それは踏切の向こうにゆらめいていた
遠い記憶のように思える
水の中の 何だったのだろう
高速道路の
名前すら忘れてしまった
パーキングエリアのように
ぼんやり ...
1月の曇天は、この田舎町に
たくさんの雪うさぎを放ちます。
最近は、昔ほどは多くはないけど
それでも今年も雪うさぎが放たれました。
雪うさぎたちは、放たれた ...
生きる事が許されなかった子供達が
大人になったいま
それでも生きると
決断する事の
哀しさ
生きる事は許されない
ただ生きるだけである
自然にも社会にも逆らい
生きるだけで ...
世界に呼びかける
世界がふりかえる
世界に呼びかける
声が返ってくる
価値があるから
交換するんじゃなくて
交歓するから
価値がある
一人では成り立たない
人の尊厳も ...
結婚式に300万かかるという話を
ハンバーグを食べながら聞いた後
ムータンのことを考える
かわいいし
たぶん
へいこうせかいだと
いっしょになれたけど
へいこうせかいじゃないから
むり ...
大きなサイロの下に身を潜めて
電柱に止まるカラスそっくりの雲を撃ち落とし続ける
大胆な予想はいつもはずれて
てきとうな優しさに骨が溶けそうだ
もしもロボットになれたら
光とか匂いに包まれ ...
涙して書く詩なんて
これからいくつもあるだろう
そう思いながら
ナポリタンを食べる私
食べながら涙が出てきた
何なのよ このシチュエーション
思わずケーキセットを追加
椅子の上の荷物 ...
今日の月は白かった
明日の唇は蒼いだろう
震える夜を通り過ぎ
突風の下で木漏れ日を待つ
嗚呼 緑は何処へ行った
追い駆けて 捕まえて
口に含む寸前で
調味料を 間違えたようだ ...
台所の片隅で
シーフードカレーが腐っている
作ってくれた人は
新しい冷蔵庫を買いに行ったきり
帰ってこない
蛇口からシンクに落ちた水滴が
一筋の水脈となり
排水 ...
デブのほうが
早く落ちるってのは
間違いで
むしろ表面積がデカイぶん
空気抵抗が大きくて
遅く落ちるんだよ
納得いかないから
このラブドールのアリサちゃんと
一緒に
ピサの斜塔から落 ...
暮れなずむ冬道を
人は家を目指して
せかせか歩む
一つ路地を曲がると
落日が
真っ赤な柿の実のように
目に飛び込んできた
夕日よ
こんな ...
佇んでいるだけで受け取って欲しい
阿吽と 目と目をぼかして
オブラートを貫いて直立に佇む 鑑を増やし
優しさにふやかし 手のひらも筋の通る表側もバイリンガルに
動かない手を振る
佇 ...
ある意味かわいいので、きょうも3さいながく生きちゃった
結果は死んでみないとわからない
葬式でかけてくれが口ぐせ
エンディングテーマが表面張力あふれてるコップの水の映像がきれい
のどがなる夏は ...
ネット通販で
藁人形を探していたら
呪いもセットで
380円が最安値だったので
購入しようと思ったが
セットの呪いは
いったい誰に対して
付いてくるのか
ひょっとして
買った本人にじ ...
毬藻なら目に優しいし苔ティッシュ美脚モデルの仮想変装
女だと思っていたよ秋櫻子恋する前に知って良かった
ブランコを欲しがったのは私
それを父にせがんだかどうかはおぼえていない
どうだ こんな大きなブランコ
どこにも見たことないだろう
校庭にあるブランコよりも
はるかに高い木の柱と
長 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ひかり しるし
木立 悟
自由詩
3
13/2/22 18:06
発表会
朝焼彩茜色
自由詩
3
13/2/22 17:31
詩刑
左屋百色
自由詩
2+*
13/2/22 13:40
死ぬかとおもった
マシュー=ハ...
自由詩
1
13/2/22 10:49
いってらっしゃいと言ってください
小川麻由美
自由詩
5*
13/2/22 9:09
路地裏
夏川ゆう
短歌
1
13/2/22 8:49
ベクトル
佐藤伊織
自由詩
2
13/2/22 7:53
【 薄氷 】
泡沫恋歌
自由詩
13*
13/2/22 7:06
沈黙と言葉
yamada...
自由詩
3
13/2/22 5:42
奇跡が連続するキセキ
夏美かをる
自由詩
21+*
13/2/22 5:31
ゼリー
竜門勇気
自由詩
1
13/2/22 0:39
live(ライブ)
凪 ちひろ
自由詩
4
13/2/22 0:37
空っぽのままで
竜門勇気
自由詩
2*
13/2/22 0:12
ストリーム
番田
自由詩
0
13/2/21 23:58
雪うさぎ。
元親 ミッド
自由詩
12
13/2/21 23:49
青空
佐藤伊織
自由詩
1
13/2/21 23:47
呼び声
渡辺亘
自由詩
0
13/2/21 22:46
ムータン
6
自由詩
3
13/2/21 22:46
めんどうな人たち
カマキリ
自由詩
5
13/2/21 22:39
私的なレストラン
小川麻由美
自由詩
4*
13/2/21 21:06
歩けようぞ
藤鈴呼
自由詩
1*
13/2/21 20:53
水脈
たもつ
自由詩
3
13/2/21 20:44
ノリ突っ込み
花形新次
自由詩
0
13/2/21 20:19
落日
オキ
自由詩
2
13/2/21 20:18
威圧
朝焼彩茜色
自由詩
4
13/2/21 19:59
男の子ばかばか
ともちゃん9...
自由詩
5
13/2/21 19:55
ネット通販
花形新次
自由詩
3
13/2/21 19:35
苔
北大路京介
短歌
2
13/2/21 19:00
秋
〃
短歌
4
13/2/21 18:58
父のブランコ
Lucy
自由詩
23+*
13/2/21 18:58
2709
2710
2711
2712
2713
2714
2715
2716
2717
2718
2719
2720
2721
2722
2723
2724
2725
2726
2727
2728
2729
2730
2731
2732
2733
2734
2735
2736
2737
2738
2739
2740
2741
2742
2743
2744
2745
2746
2747
2748
2749
5.28sec.