湿り気を帯びた水曜日の午後
回し忘れた回覧板の中で
『実りある都市計画~その概要』のパンフレットが
気まずい折り目をちらつかせながら
遅々として進まない事業の行く末を気に病んでいる

テー ...
雨編む朝は天邪鬼
いま忌む意味を遺書にして
嘘に倦んでは海に埋め
えにし選べず益を得ず
恩は怨へと惜しみなく

春は華やか白知の波乱
昼の日中に日照りの蛭か
古き深井戸腐の吹き溜ま ...
飛ぶだけが飛行機じゃない八重桜 春コミケあんぱんの餡でちゃったよ 朝寝して父にあんぱん喰われたの 寝言聞いて欲しい みんなの三連休はオレの三連勤 母子手帳で突く i wrote many things. maybe they were happy things for everyone. but i looked it by alone. i did not ...   ひかえめな大きさの
  山の中腹に建つ小屋で
  ハリネズミと時を共にする
  ところどころに開いた隙間から
  緑色に澄んだ風がしのびこんでくる
  ひどく惨めな小屋
  私 ...
ちいさなころ
そだたなかった
相互理解のうえに
築かれる
友情という名の
つながりを
恋するあなたがいない場所でも
ひとりで
作っていけるように
なりたいと思う

足りない
足 ...
極めて毒性の高い
虎インフルエンザが
インドの山奥で修行中に
虎に襲われて
大ケガをした
元レインボーマンの
松島とも夫さんから
検出されたと
厚生労働省が発表しました
インドの山奥 ...
食欲の操作感はすこぶる悪い
体を甘やかしちゃいないのに
君は俺がやつれたと言う


不揃いな髭は口を揃えて
どう生きるかを考えなさいと言う
イメージで完結した影を眺めていた
黙り込んで ...
若ぶっても
オッサンだからね
つい最近まで
初音ミクって
知らなくてさ
元なんやらのアイドルだと
ばっかり思ってたんだけど
そうじゃないんだって?
ばーちょるな世界の話なんだってな
菜の花の咲く
野の道よ
橋の高みより
見る魚影


名の無き者の
乗る風よ
端の深みへと
身の射影


空気はたたずみ
見渡すかぎり
のっぺらぼう


勇気は ...
いじわるしないで
気づいてるんでしょ

あたしだって気づいてるよ
君がちらちらこっち見てることぐらい

ねえねえわかって

「どうした?」なんて聞かないで

袖をつかん ...
昔々の記憶辿りに いくつもの合格印を押された 自分自身に

振り返れば 優しい向かい風が顔を触る 
振り返れば 眩しい流れ星の中を泳ぐ

肯定の印の背骨をしゃんと伸ばす 見渡す見渡せない全て ...
二十六時の幻想協奏曲
メールの着信音はアフリカのサバンナ
飛行する
     (ここは何処でもない
      北極点から南十字星への瞬間移動)

       *

明日は三十四億年 ...
1.

朝と
朝を灯す鳥たちと
団欒
指さきで契約する
(チチチ(チチ
(チ



2.

だらん と
のびた舌
その先にある
春のかたちにくりぬかれた
水平線

...
目をつむれば
かたちは動く
ふちどりに触れる
濁音の息


風から風へ
羽と脚
枝のなかの重力
踏むごとに星の曇


やまない雨をなだめながら
手のひらと ...
遠い海の平原で

誰かが眠っていようと

俺の心は目覚めている

世界の起床に合わせて

クジラが潮を吹く時

俺の魂は凪いでいる

この大海の前に全てを供出した

その見 ...
【 桜の散った街を往く 】

立ち止まるしかない 踏切では
たちどころに 遮断機がおりて
多くの人の思いが 通り過ぎる

伝えようとした言葉が
伝えられないときは
立ち止ま ...
陽気なバカと陰気なバカが
いるとして
俺には銃があるとすれば
どちらを撃ち殺すかというと
迷った振りをしたあげく
バカというバカを
片っ端から
撃ち殺して
スッキリしたら
ニンジンベ ...
ちんぽこを
しごいてみせる
猿の君
存在するということは いつも決まって挨拶だから 時間が渦を巻くところに 僕も決まって挨拶を返す 今日も歴史が生まれましたなあ いえいえ単なる磁場ですよ そうして僕は踵を返し 存在しないということは い ... そのこは蜂の巣を見て
「気持ち悪い」と言っておりました。
そんなそのこの手をひく母様は
「蜂さんから見たら私たちのおうちも気持ち悪いものよ〜。」
と言うので、そのこは少ししょんぼりした顔をし ...
きみが家具の本を読んでいるなんて知らなかった。僕は豆のスープとベーコンサンドがあれば午後には何かしらの腸詰めづくりがひかえている朝でも全然だったし、そういう日の夜に限って首が痛むのを我慢すればきみが座 ... たくさんのどきり

わたしの世界がくるり

ころりころりと転がっていき

すっかり忘れていくうちに

ここはどこだか見覚えのある馴染む感覚が

ぽたぽたと濾過していく仕組み

...
      歯磨きを
      玄関のドアを
      シャンプーを
      あなたを

      ためらいはいつだって此処に在る






...
明日が来る前に
思い出す人がいる
眠る前のひとときに
浮かぶ笑顔がある

届かなかった場所に
それだけで幸せになれる人がいる

僕の勇気や誇りが小さく萎むとき
いつも思いだす人がいる ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
at the zoo佐東自由詩4*13/4/17 23:57
戯言/口元のゆがみただのみきや自由詩21*13/4/17 23:46
飛ぶだけが飛行機じゃない八重桜北大路京介俳句413/4/17 23:45
春コミケあんぱんの餡でちゃったよ俳句013/4/17 23:45
朝寝して父にあんぱん喰われたの俳句013/4/17 23:44
寝言聞いて欲しい自由詩513/4/17 23:36
みんなの三連休はオレの三連勤自由詩413/4/17 23:36
母子手帳で突く自由詩813/4/17 23:36
blue sky番田 自由詩113/4/17 23:33
ハリネズミ草野春心自由詩313/4/17 23:06
ちいさなわたしへはなもとあお自由詩3*13/4/17 22:01
虎インフルエンザ花形新次自由詩013/4/17 21:01
献立村正自由詩013/4/17 20:36
ミクに恋したろう花形新次自由詩013/4/17 19:45
名の無き者シホ.N自由詩313/4/17 17:20
知らんぷりジュリエット自由詩013/4/17 16:59
過去も未来もこの世もあの世も・・・・・・・・・・・朝焼彩茜色自由詩4*13/4/17 16:43
乱太郎自由詩13*13/4/17 14:45
朝のすきまにはさまっていたクリアファイル佐東自由詩3*13/4/17 11:56
暮れと水木立 悟自由詩613/4/17 11:04
冥王星からyamada...自由詩113/4/17 8:35
【さくらの ゆくえ  その二 桜陰編】 三篇るるりら自由詩22*13/4/17 7:51
野菜ジュース花形新次自由詩013/4/17 6:49
_俺の中の変態川柳013/4/17 6:13
twitter葉leaf自由詩713/4/17 3:58
そのこsucia ...自由詩113/4/17 3:18
ズー自由詩1*13/4/17 2:03
濾過装置灰泥軽茶自由詩6*13/4/17 1:47
もの想う石田とわ自由詩7*13/4/17 1:25
明日が来る前にうみこ自由詩4*13/4/17 0:45

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