寒くて
一歩も布団を
出たくないから
念力でエアコンの
リモコンを引き寄せようとしたら
間違えて
じいさんの股引きが
近づいて来た
それを追ってじいさんも
使えない能力だな、くそっ!
歳時記も棺桶に入れてあげよう 童貞きどってるやつ 二人子がいる 爪先まで宇宙 ランナーがいるとヒットは打ちやすいむこうはチャンスこっちはピンチ バカだからわからないっす梅花祭 春ショール大人フェミニン小顔ボブ 今夜も
うちの犬と猿が騒がしい
/妻、戌年、息子、申年

犬猿の仲とは言うけれど
喧嘩するほど仲がいい
とも言うんだな

だから毎日大賑やか

おれは酉年
鳩は、クル ...
夕方のバウムクーヘン

夜10時のナポリタン

そのあいだに

息つぎに忙しい水泳のように

祈りや移動や鍵置きやメール


どんどん近づいて

どんどん過ぎてく


...
聞かないようにしているだけ
モスキートーン

そんなにいやなら
はっきり聞こえる音で伝えてください



どうせなら誘蛾灯
なんならホイホイ

まぁすり抜けますけど



...
ひどく熱い台の上で
亡きひとの骨を
拾う

幼い
わたしを
抱き上げてくれただろう
腕をひとつ

もう二度と
わたしを呼ぶことのない
喉をひとつ


かつての命は
...
桜の木々にダイヤが孵化し始める
誇れるこの世に 二つの目だけで十分だ

I think 爽

夢や希望を視力検査の片目で描ける かもしれない
この張れる胸こそ不可思議の姿勢を正し始める
...
ファミマで買った
モズクサラダに
ドレッシング付いてねえもんだから
味しねえし
他は昆布のおにぎりだし
なんかぼやけた昼飯になっちまったなあ
味噌汁でもありゃ良かったんだけどさ
そんな気 ...
聴こえないくらいの
静かな声と
三歩分くらいの間が
水平線に似ていて
ちょうどいい
液晶に触れるような
ハウリングする月と
居るだけの夜が
いとおしい
きみは阿片を吸ったことはある?
もちろんないよね当たり前だよね

ぼく?
答える必要はある?
答えて欲しい眼だね
香港でね一度だけ

でも阿片窟に辿り着くまでは
大変だったしお金も遣 ...
アデューという
 言葉が浮かび 調べたよ

きみとの絶縁 考えてたとき


 {引用=※アデュー …フランス語で長い別れを意味する、さよならの挨拶}
およそ
舐められうるところは
明確に気持ちがいい
舐められないところについて
人は、チンポコしなければ
ならない
チンポコするということの
意味あるいは
単に言葉の意味について
語る ...
 胸ポケットに挿した Myボールペンをとって
 くるくると 青空に放ってみた

 跳ね返す春の光で ウインクを繰り返しながら
 手元に帰ってきたときは 一本のナイフに代わっていた

 迎え ...
 君は強いねと言うから
 そうかもねと答える
 弱さに溺れる人は本当は強く
 あなたのような人が本当は一番弱いのかもしれない
 私は強い。
 働いてるから、とかいう労働者を私は殺すし
 勉 ...
遠くの山が
見える日は

空気も澄んで
はりつめる

景色を切り取る
窓の枠

部屋の暗がり
差す光

窓の向こうへ
踏み出せば

額縁のない
風景画

溶 ...
ひとつづきの管の内側

いい色の椅子を買うのに置き場所がないと

手続き半ばで電報を破棄、

太陽を見上げたらまぶしいということをおぼえた

目覚まし時計の溶けた電池は仕方ない

...
あなたのこのみはなんだろう
と、おもいつつ
たまごを割り
しろみ

きみ
にわける
よく冷えた銀色のボオルに、ひしゃげた顔がうつり
かしゃかしゃと、撹拌されていく

こんげつのつ ...
肺の中は毒が回り、血液はもっと忙しそうに体内を回る。
口の中の黄色い泥は、ペットボトルの水に流されて何処かへ消えていく。


ついこないだまで浅黒く煤けていたウッドデッキは、
いつ間にかとこ ...
反射熱は
あたたかい
風は
つめたい

風に
風に吹かれて
どこまでいくのだろう
あの人のもとへと
いそぐのだろうか
僕はまた
恋をするのだろうか

反射熱は
あたたかい
...
ことばよりさきに
脱ぎ去れない肉体を持って
取り乱す
見上げれば
木漏れ日が
からだを斑に染め
赤と緑に、網膜が灼ける

わたしは、うまれてしまったのだ
あかくふよふ ...
少しく眠っていた
ワインのほこりをはらうように
表紙もはがれはじめた 
古ぼけた詩集を手にすれば,

あの時
あたしの詩集は、
日常という単語ばかりで 
充たされていた

...
春が淡く咲き誇り
散りゆけば夏
終わり始まり
繋がる日々に

出逢いと別れが
繰り返すのなら
眩しい景色も
散火の咲く様

騰がる熱量
灼ける残像
燃えて焦がれる
なんて切な ...
 詩は本当のことを語っているのでしょうか。つまり、詩はノンフィクションなのでしょうか。それとも、詩は嘘のことを語っているのでしょうか。つまり、詩はフィクションなのでしょうか。

岩が   吉野弘
...
飄然(へうぜん)と家を出(い)でては
飄然と帰りし癖よ
友はわらへど
   (石川啄木『一握の砂』より)

PV=kT(ボイル=シャールの法則、Pは圧力、Vは体積、Tは絶対温度、kは定数)
...
東へ旅立つ人々よ
にくしみを夜明けの庭に植えて
立ちたまえ
妹の胸に植えて 去りたまえ
花嫁をうばわれた機関手のために
蘇鉄はけさうすあかい綿を噴き
ふるさとの日の出をぬぐう
   (谷 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ちょー能力花形新次自由詩013/2/25 22:04
歳時記も棺桶に入れてあげよう北大路京介自由詩213/2/25 22:02
童貞きどってるやつ 二人子がいる自由詩513/2/25 22:02
爪先まで宇宙自由詩813/2/25 22:02
チャンス短歌313/2/25 21:58
梅花祭俳句113/2/25 21:55
春ショール俳句013/2/25 21:55
犬と猿と鳩小川 葉自由詩413/2/25 21:27
夕方のバウムクーヘン吉岡ペペロ自由詩513/2/25 21:23
蚊のなきごえ浅香 葉菜自由詩113/2/25 20:56
遺骨千波 一也自由詩713/2/25 20:41
ダイヤから一(はじめ)朝焼彩茜色自由詩5*13/2/25 20:32
ランチタイム花形新次自由詩013/2/25 20:05
ハウリング自由詩313/2/25 19:31
純潔な眠りHAL自由詩5*13/2/25 19:27
学んでないのに知っている佐和短歌413/2/25 19:07
論理哲学チン考花形新次自由詩013/2/25 18:54
ペンは、剣よりも…まーつん自由詩6*13/2/25 18:52
前夜ソリッド町子自由詩213/2/25 17:50
風景シホ.N自由詩513/2/25 17:10
仕方ないと言わないでマシュー=ハ...自由詩113/2/25 14:58
チョコレートケーキを焼く凍湖自由詩5*13/2/25 14:52
独り言Miyo自由詩113/2/25 13:54
渡辺亘自由詩013/2/25 12:48
ことばよりさきに凍湖自由詩9*13/2/25 12:40
ありふれた十一通の手紙 ‐4‐月乃助自由詩8*13/2/25 10:42
残像[花]カルメンオジ...自由詩313/2/25 10:18
詩とフィクション 詩と向き合う葉leaf散文(批評...513/2/25 3:31
詩と科学 詩と向き合う散文(批評...213/2/25 3:30
隠喩について 詩と向き合う散文(批評...5*13/2/25 3:29

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加筆訂正:
ペンは、剣よりも…/まーつん[13/2/25 21:37]
右手に突き刺さり→右手をつらぬいて
4.89sec.