君よ
エセな聖書で
春を行け

今日のヘッセはご機嫌で
シルクハットでご登場
石畳広場に蝶を飛ばし
舟遊びに楽団引き連れ歩いては
ことごとく林檎酒に耽る

酔っ払ったなら
森の古 ...
期待はずれ。
面白くもなんともない映画を観た
その帰りに目的もなくコンビニに立ち寄り
週刊誌を気ままにめくっていたら
偶然、店内の有線放送から流れてきた音楽に
耳を傾けてしまうと
その音楽 ...
何もないところから生まれて
ふりそそぐ雪片
その結晶の
ひとつひとつを確かめたい
純粋で
静かな構成に
私は憧れる

かつて卵だったころ
なにも知らなかった
幸せも、不幸も
ただ ...
     道ばたの石ころでした
     春になるとかたらわに
     青い花が咲きました
     今も道ばたの石ころです
     冷たく固く凍っています
     ...
僕が思う現代詩と合唱の関係について(7)


僕の部では合唱曲を一から作り上げて行くとき、必ずと言っていいほど、最初の一週間は
絶対に苦労する。その曲が難しければ難しい程。

なぜなら ...
僕が思う現代詩と合唱の関係について(6)


さあ、いよいよである。

僕は(1)〜(5)までの間合唱と現代詩の僕がしる限りでの現状を書いてきた。その中では、
二者が抱える「偏見」という人 ...
僕が思う現代詩と合唱の関係について(5)


なぜ現代詩はその偏見を振り払うことが出来ないのか。
その理由を、僕はこう考えている。

一「学校教育の中で「詩」はゾンザイに扱われている」
...
住みなれた街で
何をしているのだろう
僕は生きていく目的がわからなかった 
そして コーヒーを買った


そして 疲れた 僕はベンチで
詩を書いては 捨てるのは もう やめた
本を ...
僕は見た巨大な影がこの町を海の深くへ沈めているのを 僕の目の前に

ゴッホの「カラスのいる麦畑」の絵がある

それはまるで子供の描いた絵のように僕の前に掛かっているが

それは同時に子供には決して描けないものも含んでいる
...
雨で濡れた制服を物干しにかけると
お気に入りのセーターと
向かい合ってゆらゆらとダンスを踊った

優しい雨のなか
口ずさんだのはジーン・ケリーの“雨に唄えば”

これは何処からきた雨 ...
(前作つづき)

龍児登場(包丁を持っている)

龍児「まだ起きてたのか」
奈津「あ、お兄ちゃん、お帰り」
龍児「奈津、おれ、生きてるか?」
奈津「え?どういうこと」
龍児「ヘマやっち ...
時間は私の手から愛おしいものをもぎ取っていく
しっかりと抱きかかえて大切にしていたものを
何食わぬ顔をしてすれ違いざまにむしり取っていく

いつか時間が癒してくれると
優しいあの人は教えてく ...
湿った砂の温度
掘るほどに水が滲んで
肌で感じて頬に触れる
潮風の温い感触
乾ききれない海草の匂い
思っていたよりも
生々しい身の回りのすべて
ひりひりと目に沁みるあれこれが
頭を取 ...
あなたの透明な
指先が
奏でる旋律

振動が
胸の奥の影に
伝わって、響く

知らないうちに
涙が溢れていた

信じられないくらい
震えていた

文房具店で
シャープペン ...
       肩を叩かれた
       振り返ってひとりきり
       だれもが傘をさし
       早足で家路にいそぐ
       見上げれば顔に降りかかる雨
      ...
「台所のアルミ鍋を占有して何が悪い!」
あ、いえ、こちらの話ですスイマセン。
ユーレイのよに背後に立った父親が、私からアルミ鍋を奪い取ろうとしただけです。いつものコトです問題ありません。
はじめ ...
イケナイ小学校の裏門から

そっと忍び込む



百メートルの校舎裏

キライじゃなかった



左手は ずっとずっと校舎

でも


右手には給食調理 ...
君の肉の感覚だけが僕を救う
知り得る事は少ないし
実際に知る事は
もっと少ない
君の肉の感覚だけが僕を救う
どうでもいい。うざい。辛い。痛い。しよう。好き。嫌い。

楽しい。鬱陶しい。するべき。したくない。怖い。嬉しい。腹立たしい。可哀想。面倒くさい。悲しい。優しい。好き。嫌い。羨ましい。

易しい ...
魔法の扉から放たれた 流れ星

尾を引く その後ろ姿に
幾つもの願いをのせて 夢をのせて

果てしない空を駆け巡るよ

3回唱えて
魔法の呪文

キラキラ輝く
星屑たちが降り注げ ...
まぁ
さて・・・
ということでしょう
これは

おいらは
さて・・・
ばっかりで
これまでやってきましたけれど

まぁ
さて・・・
ということでしょう
これは

どこ?
...
不在の生誕日に花を添える
囁いたうたとともに
沈黙がいつまでも響いている
歌声は掻き消されて
漣の向こうには届かない

弾かれないギターは煙に巻かれて
どこまでも静寂のなかにいる
わた ...
詩ってどうやって書くんですか?

そんなつまらない質問が飛んでくる

詩と言うのはな…って別の人が講釈を垂れる

そいつの言っていることがトンチンカンでマシンガンを撃ち込む

詩って言 ...
あのヤリマンの女の子の人生を、うらやましいとは思わない
あのヤリマンの女の子と やれた男をうらやましいと思うとしても
あのヤリマンの女の子の人生を、とくにうらやましいと思うことはない。

...
待ち合わせ時刻三十分前
集合場所の金時計前に着く
街の風を
人の色を
この肌とこの五感で味わいたくて

初夏が近づいてくる
淡く華やかな
ふんわりとしたファッションが多い
歩いてい ...
うろ覚えの
歌詞が
思い出せない

メロディーだけは
何度も
浮かんで

あわせて
口ずさんでしまうのに

きみを
憎んで
だったか

きみを
煮込んで
だったか
...
 詩集が書店にない。そんな嘆きをまた読んだ。それがいまの人びとの詩に対する無関心を証明するものだとは私は思わない。売る側にとって、ただ単純に、売りにくい。それだけのことなのだ。お店の構成としては、雑誌 ... 担任の先生
支援学級の先生
児童心理学の先生
作業療法士の先生
言語療法士の先生
そうそうたる先生達に囲まれて
亀ちゃんについてのミーティング

亀ちゃんのテストの結果
チノウノハッ ...
【はじめに】

 2月15日をもちまして、HHMは完全に閉幕します。ご投稿くださった皆様、投稿作を読んでくださった皆様、現代詩フォーラムやTwitterでリアクションをとってくれた皆様、ありがとう ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ヘッセの散歩月形半分子自由詩313/2/16 4:54
涙の落ちるところsample自由詩2*13/2/16 4:33
雪片佐野権太自由詩11*13/2/16 3:09
道ばたにころがって花をみる石田とわ自由詩8*13/2/16 2:51
僕が思う現代詩と合唱の関係について(7)赤青黄散文(批評...4*13/2/16 2:44
僕が思う現代詩と合唱の関係について(6)散文(批評...1*13/2/16 2:36
僕が思う現代詩と合唱の関係について(5)散文(批評...1*13/2/16 2:31
公園の中の夕暮れ番田 自由詩213/2/16 1:44
夜が来る水瀬游短歌113/2/16 1:36
  ゴッホ 「カラスのいる麦畑」yamada...自由詩213/2/16 1:28
優しい雨川上凌自由詩17*13/2/16 0:58
戯曲(習作つづき)星☆風馬散文(批評...013/2/16 0:41
時間文字綴り屋 ...自由詩1*13/2/16 0:12
涙の落ちるところ木屋 亞万自由詩7*13/2/16 0:10
乳首がキューン2花形新次自由詩413/2/15 23:53
独りだと思う夜にきみはいる石田とわ自由詩8*13/2/15 23:51
【喪中につきHHM非参加作品】 幻の〝1st Anniver ...散文(批評...1*13/2/15 23:31
のに芦沢 恵自由詩19*13/2/15 23:29
渡辺亘自由詩113/2/15 23:06
一人になるということ南条悦子自由詩113/2/15 22:49
しあわせのうた椎名 菫自由詩213/2/15 21:56
さて草野大悟自由詩3*13/2/15 21:43
1月25日高瀬自由詩413/2/15 21:42
仲良くケンカしろ平和一三(P...自由詩013/2/15 21:10
bitch は bitch らしく死ね鈴木陽一レモ...自由詩1*13/2/15 18:27
孤動グラデーションkomase...自由詩1*13/2/15 18:22
煮込み切れない花形新次自由詩113/2/15 17:52
書店に詩を深水遊脚散文(批評...5*13/2/15 17:38
亀の唄夏美かをる自由詩22*13/2/15 15:32
HHM講評香瀬散文(批評...713/2/15 15:04

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