紋白蝶と
紋黄蝶が
八の字を描いてとんでいる

互いの色など
関係ないよととんでいる

あのひとは嫌いでね
と会話する私たちの上を

白と黄色の蝶は
とんでいった
わらいながら
保育園でのびのび過ごす
自由意志でのびのび育てる

私の想い出の保育園が
今年度いっぱいでなくなる
少子化が原因らしい

よく遊んでいた遊具
広い砂場で遊んだ淡い記憶

ガランとし ...
菜の花や一休みしてまた作画

卒業子ひとりとなりて知る自由

春の海知るや知らずやただの旅
彼女からの着信音だけ鳥のさえずりみたいに変えてある。
飲み会を抜け出して彼女の部屋につくと真っ青な唇の男がフローリングに寝っ転がってて、口には吐瀉物が詰まってる。
飲酒運転は本当はダメなんだけどこ ...
赤あげて白あげないで暮の春 暮の春自称フランス料理店 後悔しない生きかたを選んで後悔している ポエム贈られている 上に行くエレベーターじゃなかったのか  おとうさんだよ

 お前の名前は

 とうちゃんが付けたんだよ

 「かおるようにうつくしく」と

 「かおり」だと音がきついから

 「かおる」なのだよ

 君は母親の良く ...
ぼくはまだそれを途中だと思い

あなたはそれを

途中ではなく逡巡と受け取っていた

自然にまかせることができなかった


ぼくは不要だった

死を想ったら

もうなじんでい ...
見慣れた街の風景の一角
ブルーシートに覆われた遊休地
住宅街の一角に
ブルーシートに覆われた非日常
何らの標識もない
危険マークもない
青空を地上にへばり付かせた
痰のようなものを覆う
...
計算して

失わないようにする

計算?

自由にならないことは

そう、計算!


損は失うこと

失うって何?

得は失わないこと

失わないって何?


...
ぼくらが思うだけで

綺麗であろうと汚かろうと

先祖のいるイメージとしての次元

そこはぼくらに掃き清められてゆく


こんなことから楽になりたくない

こんなことで死んじゃな ...
切れ切れの
ビブラートが
君の内側に吹く
風の形を囁いた

痛みのような
ブレスが
君の内側を巡る
水の温度を呟いた

耳ではなく
皮膚の下の
毛細血管の先端で
僕はそれ ...
生まれた時から漬物石を心に乗っけられてたってわけ
あいつら俺の心を浅漬けにでもするつもりだったのか
おかげ様で今の俺の心はこんなにも不自由です

世界に対する弾力を失った
全力で人と戦う強さ ...
娘の担任の先生から突然メールが届く
件名は娘の名前
かすかな心臓の高鳴りを覚えながら
本文を開ける
文字が目に飛び込んでくる
“She had an accident!”
アクシデント!? ...
青春や希望という美名は

僕のMP3プレイヤーの中にしかなかった

現実はみんな真っ暗で

みんなが楽しそうに話している間にも

僕の耳にはローリング・ストーンズや

忌野清志郎や ...
ほのかに開いた日に
重ね続く事を信じた

風は草をゆらゆらさせて流れ
リズムと色をはずませた

目にも耳にも残らないものが大切だったと思った
笑っても 泣いても同じような
ぽっかり空い ...
とりとめもない詩をノートに書いた
意味も無く何でもない一日が終わる
たぶん僕は少し人よりセンチだった
ビデオ鑑賞BOXで肌の色の光を浴びる
この先生きていても意味がないと思う
いてつく新 ...
思い出 おもいだす
思い出 覚えてる
思い出 おもい だす
おもいで いつも いっしょ

思い出 思い出す
思い出 思いつづけ
おもいで 思い出す
思い出 おぼえてて

思い出 思 ...
土の間に爪が入るうごめきを感じるモーターの音と起動音
からなる空回り空回りと言うべきざわめき、木々でなくて
ぼくはかいつまんでいる、概略であって略歴であってそれ
は食物の腐る早さ、食物の腐る早さ ...
 
 電波帯域を売って

 かつ

 無理矢理にテレビジョンを

 視聴する機器を

 国民が買い換える

 個人的に収入を得たい

 諸君もそうだろう?


 直接的 ...
小六修学旅行京都八坂神社
昔ながらの雰囲気のある
土産物屋に無造作に掲げられる
最中の二文字
ひらひら軒下にゆれる
人気のなさが胸を打ちはじめる

さいちゅうって
なんのさいちゅう
...
いつでも買いたいけど
フッカフカの少し甘くてオレンジの混ざった焼き立てパン
そうはいかない貧乏生活

いつでも同じ服を着て
雨でも雪でも頑張って仕事してる でもグチは言わない
笑い話で励ま ...
 詩人の人と話をする機会を得た。夜、帰りの東横線の車内で渋谷から座って揺られていると、自由が丘のあたりで僕の真向かいに面して立っていた外国人が座席に向かって吐いていた。高速の嘔吐、軽い日常。

  ...
ツツジの花が
赤白赤と
クラッカーみたいに咲いていました

祝福も歓迎も
されていないのかもしれないけど
道の端にずらっと
クラッカーはならんでて

ぱーんと
紙吹雪がでてくるよう ...
僕を好きになってください


趣味は
月に落書きすることです
フクロウの背に飛び乗って
音もなく夜の森を滑空することです

金曜の夜に
大きな音でロックしたりします
...
立夏が来るのかと 区切りの日付をめくり皐月
決まってバッハのチェロが馴染む 晴れ
何度目の演奏を聴くのだろう 皐月の一月

立夏が来るのかと チェロが口笛を吹き始める 楽譜通りに
私は畳の部 ...
君の影が薄くなる度に
僕の罪悪感が濃くなって
まるで私を忘れないでよと
亡霊に縋られているような

君の顔を思い出す度に
僕の罪悪感が濃くなって
なんで私を忘れていたのよと ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
八の字の蝶朧月自由詩313/5/4 15:47
園児夏川ゆう自由詩013/5/4 15:39
俳句013/5/4 15:36
恋2ああああ散文(批評...113/5/4 15:25
赤あげて白あげないで暮の春北大路京介俳句113/5/4 14:31
暮の春自称フランス料理店俳句213/5/4 14:31
後悔しない生きかたを選んで後悔している自由詩913/5/4 13:53
ポエム贈られている自由詩113/5/4 13:53
上に行くエレベーターじゃなかったのか自由詩613/5/4 13:53
薫へドクダミ五十...自由詩413/5/4 12:01
途中吉岡ペペロ自由詩713/5/4 11:40
ブルーシートな僕ら……とある蛙自由詩9*13/5/4 10:59
計算吉岡ペペロ自由詩413/5/4 10:55
先祖のいるイメージとしての次元自由詩213/5/4 9:09
nonya自由詩15*13/5/4 8:58
ブレイクボトルシップ自由詩113/5/4 3:16
八重の優しさ夏美かをる自由詩34*13/5/4 3:07
MP3プレイヤーyamada...自由詩213/5/4 2:54
居心地加藤自由詩313/5/4 0:58
ブラックバード番田 自由詩113/5/4 0:38
おもいで御飯できた代自由詩113/5/4 0:37
しめらない自由詩213/5/4 0:10
これは変ドクダミ五十...自由詩013/5/3 23:38
まさかの最中灰泥軽茶自由詩6*13/5/3 23:37
頑張るマリエ自由詩713/5/3 23:22
ゲロ電車Faye自由詩013/5/3 23:20
ツツジクラッカー朧月自由詩413/5/3 22:35
リクエストまーつん自由詩4*13/5/3 22:35
DEAREST BACH朝焼彩茜色自由詩513/5/3 21:29
君の亡霊秋助自由詩013/5/3 21:17

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