わたしは生まれてこのかた
きっともう何も知らない


カペラ、
木星の謎も水星の謎も
忘れていてすまなかった
いつかを今とは気づかなかった
空は大きすぎる
いつでも
そんなことを言 ...
水でした。
わたしは息をしました。
水の中でした。
水の中でわたしは息をしました。

実際の話です。
あるいは、
想像上のはなしです。

息でした。
はじめに見たものは、無数の ...
甘い手で引きずり下ろして見た空は 星も月も果て灰色の海

かわりめの溶けた若さを積む指はざらざらひかりなめれば甘い

幸福のかたちをつくる他人の手 呼ぶ声のする高く黒い手
後ろ手におさえたのが
白鍵だったのか黒鍵だったのか
耳のわるいわたしにはわかりません

あなたの指がおもいのほか熱く
おもいのほかふるえていたことしか
頭のわるいわたしには
わからな ...
もうすぐ
夕暮のような
朝焼けがやってくる

始まりのような終りが

青がやってくる
赤がやってくる
そして 黒と白がやってくる

何度でも傷つこう
この世界がはじまるために ...
こうも近いのか、、


たかだか
何年何週何回転したか



それぐらいなんだ



だけど


ズボンを降ろしてYシャツをいれる
鞄を持つ
嫌いだった音楽を聴いて
...
くらやみに
死後が浮かんで
あなたが消えた

これから生まれてくる
後の世界を書いて

真空のドーム
ガラスに手がふれる

星に、ぶつかればいいのに
入口と出口はいつも開かれていて
それでも
どこかへ向かうなら
繰り返す色身を
考えていくほうがよい。
宗教、政治、個性、悲しみ、楽しみ、etc.
場を作るのは私達
モードの先端いくような ...
涙を練って
甘くしたみたいに
空から温かい匂いがする

涙を流せない
木が
風に触れて話す

ぴよぴよと
黄色い花が
鳴いている

どこかに涙を隠している
だから、こんなにも ...
Toe rei zue croix lyuo toe zue
Croix lyuo zue toe lyuo rei neu lyuo zue
Va rei zue toe
Neu toe ly ...
雨がたたく
未だ訪れぬ眠り
氷の手足はかじかんで
波たつ音に 耳をすませば
君のぬくもり
触れられるような 気がした
雨がたたく
それでも
苦しみまでは
洗い流してはくれない
果たしてひとつの抗議であり得るだろうか
もしかしたらそれは命に対する敗北ではないだろうか
       (略)


               快晴という空虚

 ひざっこぞうを
       陽にかざし
 

        飛行機雲を一本引く
テレビからはみ出た悪魔の手が握る貧乏ゆすりしてるヒトダマ ないものねだりをするように
斜陽を写真に閉じ込める

ないものねだりをするように
野良猫に餌をやってみる

ないものねだりをするように
愛想を振りまき生きている

羨望や焦燥は
...
カミソリで手首切ったらキラキラのリストバンドを買ってもらえる 夕焼けのノートに青い罪落とし罰はひとりで背負うつもりさ ドラえもん読み終えていろいろ不便 猫が三角になる寒さ モアイにエクボ彫る  空には雲がなかった。ひとつも。
 その先にあるはずの宇宙を疑わせるほどに青かった。

 それについて考えていると、
 日差しの眩しさや温かさ、
 芝のにおいやこそばゆい先っぽ、
 そ ...
光は淡い
私は愁いを分泌する

花が咲いている
白の黄の 紫の花が咲いている
私は愁いを分泌する

ちいさい蝶たちも舞っている
私の目には見えないけれど
きっとちいさい精たちも
こ ...
布の鳥が鳴き
ほどけては地に落ちる
六角柱の空が
球になろうとして震える


砂煙の夜を
すぎる猫の背
二色をわたる
赤子の息


花のように立つ銀河
白は白 ...
時の流れは
遅いと思えば遅い
早いと思えば早くなる

夏にした花火は遙か彼方
思い出せば昨日のことのよう

夜桜の下で線香花火する
華やかな桜の花は
静かに様子を見守ってくれる

...
白衣着た天使を見れば落ち着いたほっとする時間作ってくれる

ボタン取れボタンをつけてくれる君手編みのセーター編むのが得意

小さくてあまり知られてない劇団親戚だけで創られている

深く濃く ...
朝日にゆれている

ひかりを透かせてゆれている

風にゆれている

水のおとがする

うたの練習のこえがする

車がとおる

公園で食べている

コンビニで買ったカレーのレトルト

朝日にゆれている
...
水際のハレルヤ
低くて低い山頂とやら
潮風のように鼻腔をくすぐるのは
あの日撫でた仔猫の後れ毛

虹は見せられたはずだから
許すことも許されることもないのなら
終わらないかくれん ...
菱形のような輪だ
水に跳ね返るような泡沫だ
知らしめんとする言霊が
ただのこだまだと気付いていたのは
朝靄をつらぬいて啼く雉鳥か
歌うすべのない兎だったか
それでも、紡がれる糸と糸 ...
季節は戻らないと
分かってるのに
サヨナラできない

次はいつ会えるの
胸の片隅で期待しているの

テーブルを挟んだ
その
わずかな
ほんのわずかな距離さえも
もどかしいくら ...
君だから話したいいつまでもすべてを
玉葱の皮を剥くように何重にも纏ったかなしみをすべてを

春なのに風はまだ冷たいんだ暖めて欲しいから
僕は自由なんて要らない君のそばにいたい

奸計は ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
祈りkawa自由詩113/4/29 18:51
4/24はるな散文(批評...513/4/29 18:40
甘い手短歌113/4/29 18:11
ピアノ自由詩613/4/29 17:47
世界自由詩513/4/29 17:36
無縁だと思っていた最都 優自由詩413/4/29 16:39
夜の上辺mizuno...自由詩413/4/29 16:25
みちの話はなもとあお散文(批評...213/4/29 15:50
はるがきた小原あき自由詩9*13/4/29 15:23
呼び声春日野佐秀自由詩013/4/29 15:16
Rainy自由詩113/4/29 14:49
自死はHAL自由詩3*13/4/29 14:33
春という椅子に座って空丸ゆらぎ自由詩1013/4/29 14:10
テレビからはみ出た悪魔の手が握る貧乏ゆすりしてるヒトダマ北大路京介短歌213/4/29 13:28
ないものねだりをするように茜井ことは自由詩3*13/4/29 13:28
カミソリで手首切ったらキラキラのリストバンドを買ってもらえる北大路京介短歌013/4/29 13:26
夕焼けのノートに青い罪落とし罰はひとりで背負うつもりさ短歌2*13/4/29 13:25
ドラえもん読み終えていろいろ不便自由詩313/4/29 13:20
猫が三角になる寒さ自由詩513/4/29 13:20
モアイにエクボ彫る自由詩613/4/29 13:20
習作、起点としての書き出しOhatu自由詩113/4/29 11:56
春の分泌系塔野夏子自由詩3*13/4/29 11:16
水と応え木立 悟自由詩413/4/29 9:20
四月の花火夏川ゆう自由詩413/4/29 8:43
白衣着た天使短歌113/4/29 8:41
朝日のおと吉岡ペペロ携帯写真+...313/4/29 7:24
サイレント凪名木なぎな自由詩213/4/29 2:53
糸車自由詩013/4/29 2:52
ウソツキシスターさん自由詩313/4/29 2:21
君と話したい梅昆布茶自由詩1113/4/29 0:31

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加筆訂正:
等価/umineko[13/4/29 18:27]
ちょっとだけ変えました
自死は/HAL[13/4/29 17:26]
どうしても納得がいかず一行書き加えました。高潔なる自死もあるのを知った上での一行です。どうかご容赦下さい。
4.28sec.