この間
タトゥーを入れたのね
右肩に
エリマキトカゲが
二本足で立って走る姿

見る?
いい?
あ、そう

左肩には
ウーパールー・・・

見ない?
そう、わかった

...
ウディ・ハーマンが
新しい星を見つけていた頃

カウント・ベイシーが
新人と呼ばれていた時代

バードの吹くサックスは
なにを聴いても余りに切ない

そこがトレーンの吹く
サッ ...
かわいさが
はんてんして
はんてん
まだら
もよう
ひふに
まだらが
うきでて
くるのは
かわいさが
はんてんして
はんてん
まだら
もよう

てをくんで
うれしいー
...
ロンドンからのサイレン
夜は言う
耳をふさげばいいよと
やさしく夜は言う
愛してやまず
愛されたくて
そうだね、と返す
けれどウソだと知っている
けれどやさしいから
やさしいから
...
休み時間は
呼び出し時間だ
学校の休み時間は
呼び出し時間だ
それは
だれもが知っているようで
知らないことの
1つでもある

さて
今日も学校で
誰かの名前が
...
ファミマのレジで
俺が角煮まんを
注文しようと
機を窺っていると
俺の前に並んでた
現場作業員風が
二個しかない角煮まんを
二個注文しやがった
俺は二リットルの水で
奴の後頭部を
...
知らを切る切なさから来る事の真実
見かねっつらからの吐く息情けに見える
事から下っ端も泣くに正しくなるに見る情け
張り切りに勝る優者だけどと私
耳にかさすり機嫌だけと悟るふりの自分

時だ ...
僕は何もかも言い尽くした
それでいてどんな言葉も
からっぽなんだということに
気づいてしまった人の様な気分で
さらに 新しい言葉を
青黒く汚れた綿を繋いだ空に
探していた

神様  ...
 
 
栞の代わりに挟んでいたミルクをこぼして 
僕らはどこまで読んだかわからなくなった 
立春が来たことに気づかないまま
掃除を始めた人たちみたいに
ひどく狼狽えた気持ちになった 
...
あなたも
私も
同じ穴のムジナ

愛しのムジーナ
どうして
あなたはムジーナなの
答えは
いつも
風に吹かれて
爪先が痛い

私、自覚症状はない
でも
数値は
40過ぎて ...
僕が思う現代詩と合唱の関係について(8)

(7)で述べたように、僕の部活ではこのように曲を作っていく。他の合唱団はどのような
取り組みで曲を作っていくのかは全然知らないのだが、家の部活ではこの ...
大きなお世話を
売る店が
だいぶ減って
しまったから
世の中は
だいぶ自由になって
他人の
一挙手一投足を
監視したり
嘲笑したりして
ときを
費やしている


...
  それは 真夜中の出来事だった


  白いシーツにくるまった
  私の鼓膜をくすぐる
  乾いた漣の音

  胸騒ぎが
  私を揺り起こした

  その音が響いてくるのは
  ...
Influenza


流行性感冒に罹りやすい季節

予防が肝心ですよ

マスクを着用致しましょう

外出し帰宅したらうがいと手洗い

充分な睡眠とバランスの取れた食事

免 ...
漠然とした過去の解消によって現在が剥き出しに現出し、錯綜を保留することにより安定している"私"が、一貫した実在である私へと、すなわち生身へと生誕される。

私は蓄積した過去によ ...
生きている時間を
三分の一以上使わないと
夢は叶わない

そうでないのに叶った場合は御用心

それ悪夢ですよ
静かな夜に一人
ふと空を見上げる
白雲にふんわりと
程良く欠けた月

赤い目をしてた君
何時もより饒舌
触れば壊れそうで
他愛もない話

車の音と
風の音
他には何も
聴こえ ...
30代のはじめの僕は
銀色の自転車を買って
どこまでも走っていった

ほんの少しで取り戻せそうな
やけくその若さは
飲みきれなかったコーラの缶と一緒に
便所で泡立って消えていく

...
池掃除を 月に一度 するのです
今回は 藻が浮かび
非常に 大変でした

昔 大きなグリコ看板の下を 覗き込みながら
いっそ 飛び込めたら 気持ち良さそうだねぇ 
と 呟いたけれど
...
むらさきが聞こえ
立ちどまる
むらさきから また
むらさきが降る


真昼に解かれた
窓の前を
光のふちどりの生きものが
淡く明るくすぎてゆく


銀は廻り
...
ベンチで親知らずを引っこ抜いた
僕はそれを かじっていた
抱えてたのはボロのギター
幾度目かの夜


やっと 給付金をもらったが
全部をパチンコにつぎ込んだ
ボロ負けだったのは僕自 ...
こんばんは
こんばんはといえば夜ですが
夜になってもまぶたの裏が痛みます
きっと蛍光灯のせいでしょう
蛍光灯はしろっぽくってあおっぽくって
だからやつのせいでしょう
そういう ...
怒っていた

思い通りにならないことに
いうことをきかないひとに

いいたいことをいえないじぶんに

怒って
むくれて
投げ捨てて


やばい とおもいなおして
なきなきひ ...
むかしむかしある所に
哀れなおんながありました
たいへん貧しく生まれたので
おんなは
人に何かをもらうことしか
考えませんでした
自分は哀れな身の上なので
情けをかけてもらうという心得で ...
ディスプレイの黒は
後方の色を遮断した結果

本当の黒になりきれず
矛盾をかかえて装う


皮膜だけの黒


皮膜だけの黒は
全ての色を受け止めながら


解除


...
駅のホーム
行列二番目
ひとり歌う
投げるよう
詩唄う午後

   アナウンス

      振り向く人
      見ないフリ
      ささやき声
      線路の向う
...
いつかみた風景のなかに僕たちがいた
求刑されることをまっていた

無期懲役かおなじぐらいの罪障が押しつぶそうとするが
僕は罪のために生きようと思った

生きること自体はもう辛くはなくなった ...
いつもパズルばかり置いてゆく
今宵は ただ雨のそばで 宿りながら 解くのを止める

機能性に想いを寄せた ふかふかの布団 春色にまだ染めれない
仰向けに呼吸を睡眠体制に 海に浮く

クラゲ ...
とんでもないことを、
これから言いだすよ
それは
二種類のアンビエントだ

あなたの画廊においた写真
かべにはり付けてある
もし双眼鏡があったら
ぼくとあなたで見るだろう

あなた ...
ときとして、はじまりを告げるは誰の声か
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
タトゥー花形新次自由詩013/2/27 22:00
新しい星だったのだろうかHAL自由詩2*13/2/27 21:38
グリミアス,グリモイアス6自由詩013/2/27 21:37
寝るための思案 5自由詩0*13/2/27 21:12
「或る呼び出し」赤青黄自由詩3*13/2/27 20:57
角煮まん花形新次自由詩013/2/27 20:49
ダミー自由詩113/2/27 20:28
二0一二年九月のある日、早朝の都市間バスに乗って僕は・・・Lucy自由詩14*13/2/27 20:06
代理睡眠たもつ自由詩913/2/27 19:33
愛しのムジーナ花形新次自由詩013/2/27 18:47
僕が思う現代詩と合唱の関係について(8)赤青黄散文(批評...3*13/2/27 18:42
大きなお世話千波 一也自由詩813/2/27 16:50
月あかりの羽ばたきまーつん自由詩14*13/2/27 16:16
流感ドクダミ五十...自由詩2*13/2/27 14:52
無題南条悦子自由詩013/2/27 13:59
夢について竜門勇気自由詩8*13/2/27 13:30
午前1時カルメンオジ...自由詩113/2/27 12:40
OVER OFF, OVER ON(無理してでも飲むんだ)竜門勇気自由詩2*13/2/27 12:16
鯉の隣藤鈴呼自由詩3*13/2/27 11:43
ひかり ふたつ木立 悟自由詩113/2/27 1:48
足立区の公園の中で番田 自由詩013/2/27 0:28
_ズー自由詩11*13/2/27 0:19
ほしがきいていた朧月自由詩713/2/26 23:47
砂をんなsalco自由詩18*13/2/26 23:33
陰陽魚Seia自由詩213/2/26 22:39
アナウンス自由詩513/2/26 22:36
風のなかのソネット2013梅昆布茶自由詩1013/2/26 22:19
浮き寝朝焼彩茜色自由詩813/2/26 22:06
二種類のアンビエントマシュー=ハ...自由詩113/2/26 21:59
1ame自由詩013/2/26 21:46

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