ビルの屋上から屋上へ
跳躍し 着地し また跳躍し
立ち止まり 眼下を見据え
飛び込む
加速度に視野が滲む
こみあがる恐怖と爽快感
生きているという実感
数多 ...
たったひとりじゃないけどさ
ひとりと感じる夜がある
おなじひとりの君と
一緒にいたい夜がある
なにかいいあうわけじゃなく
なにもいわないわけじゃなく
ただなんとなくそばにいたい
...
思い描いていたものとは、ちょっと違うみたいだ
怒り 嫉み 憎しみ 苦しみ 悲しみ
買い込まないままで 暮らして生きた
感情を持てることそのものが贅沢だって
甘える事すら憚られるから
やが ...
かわいいねと
いって
てんしと
いってみたが
きらわれているので
だめそう
あと
かれしと
ちちくりあっていたり
かれしとわかれて
しゃかいじんとつきあったり
かれしと
よりを ...
おかえり
おかえり!
君がいなくて寂しかったんだよ?
おかえり
おかえり♪
ねえねえ
僕にお土産いっぱい買ってきてくれた?
おかえり
ただいま
離れて ...
地下鉄でクソうるさいガキどもにんにゃ
有無を言わさず
金属バット振りきってやるぜんにゃ
俺はミートの巧い、スプレーヒッターだかんにゃ
おまえらのアタマなんか
左中間に転がしてツーベースはわけ ...
すきです。
打算とか 思惑とか
そんなもの 一切なくて
ただ あなたが
すきです。
すきだって思ったのも
すきだってひととごはんを食べたのも
すきだってひとと手を ...
わたしと云う うつわの中に
血のほかのものが
そうめんながしのようにさらわれながら
どこかへとするする向かっている
芯のある雪の根もとで
眠っているかと思いきや
ハマグリの部屋 ...
湖の水が淡く揺れる。
葉の雫が涙の様に儚く落ちる。
これは
私の恋心かしら。
これは
貴方に片思いする私の心象かしら。
誰かが陰で優しく微笑。
それは
貴方かしら。
...
湖の水が淡く揺れる。
葉の雫が涙の様に儚く落ちる。
これは
私の恋心かしら。
これは
貴方に片思いする私の心象かしら。
誰かが陰で優しく微笑。
それは
貴方かしら。
...
SEXしたくて
たまらないと
思うと
何処からともなく
きみは現れて
(確かに電話は掛けている)
私の部屋のドアを叩く
チェンジは
オバマのときに
言うものよ
ちょ ...
あなたが
西日にうずめたものを
知るすべもなく
いまは昔
あなたが
見ていた向こうには
なんにも無いと思ってた
なんにも無いと
思いたかった
向こう見ずなあな ...
マンションやマンションがあって
チカチカと路肩にパトカーが横付けされていて
何があったのかと覗き込む渋滞を整理する警官A
自転車とともに倒れ込んだ赤いジャンパーの男
それを取り囲む警官BとC
...
気難しい顔で、本を読んでいた
犬が
ニッと笑った。
――それには訳がある。
犬の気難しさより
笑いの
その意味の落差のほうが
カクッと おもしろかったのであり
...
アスリートが試合に臨むときの眼光は
ひとのそれではなく
獣が餌を狙うときの眼そのものである
また普通のひとがその眼光になるのは
戦場に於いて兵士となり
敵を見つけたそのときである
夜になったら
月の灯りが
景色を蒼く
包んでくれる
夜明けが来れば
滲んだ紅が
地平線から
拡がるだろう
それならせめて
今この時は
そこに在る物
見つめてみよう
...
唾を呑むサウンドがトランペットの吹く空気に触れる
一寸先の昼間の終わる頃
己の残像が赤道をつたい一周する
あらかじめ光速を蓄えておく
物語の奥深く数字に置き換えられない おおざっぱな荒 ...
人なかで咳が出ると
はやく止まれとあせる
半径3メートルにいる人たちから
無言で疎まれていると感じて
目的地のことなどどうでもよくなり
消え去りたくなる
独りで居るとき咳が出ると
ほ ...
金色のみかんの浮かぶ夕景に君への想いがひとつふたつ
朝の息にかじかんだこころ暖めて君の手を取る冷んやりと恋
パルメザンふりかけて朝のナポリタンコーヒー色の目覚めの時間
タブレット指を ...
かりん
島の
こここ
こ鳥
恍惚のかおり 蜜のにおいに むせ返る
夜咲く花は たれのため
こここ鳥は 花の中をぬけだして
歌声のほうへ朝日とともに ...
昔の俺を好きになってくれた人たちへの感謝と礼儀として
会っちゃいけない顔を
今 俺は している
西の空に浮かぶ
網戸越しにみる満月の光
あなたにも似て
クロス(十字架)にも似て
ああ いつになく煌めいた
二度とみることのない
夢よ再び
...
運命線がないんだね
ってだいすきなあなたに
言われたので
なんだか、無性にうれしい。
つまるところ
わたしの指には赤い糸がないので
わたしとあなたは運命じゃないし
前世の行いのせいじ ...
どこからどこまでを少女と呼ぶのか
それは自分の幼年をさかのぼる程度でしか知らない
だとしてもだ
あの病院で出会ったのはたしかに少女だった
「会った」というより「会ってしまった」
そう ...
僕は詩を書いた
それを読み返した 僕は
まだ きっと 僕の
できることがあるのかもしれなかった
君は金も得られないまま
行ったり来たりするのは憂鬱だった
だけど そんなふうに ...
130226
モーターボーディングかも知れませんね
電源を共通にしてありますから部品が劣化すると信号が漏れて
不気味な共振のように大きな音を立てはじめること ...
「箱の中のヒト」
やはり平和だった
パンダ向かいにして囲碁かなんかして遊んでた
土から羽の生えたちっこい人
がでてきた
すると雲がなんか落とし
駆けよりその箱開けてみる
すぐ ...
無数の傷のついたフライパンで
三枚のベーコンを焼いている
その男はただの大人だった
円周率を小数点以下八桁まで記憶し
足指のひとつに水虫をわずらう
...
母、作文用紙を持って立っている
龍児、父、座っている
せむし、椅子に座っている
母 「将来の夢。六年一組、三浦聖子(ともこ)人はいつか死にます。死んだら三次空間を抜けて幻想第四次空間 ...
腹七分目の食事で
カロリー摂取を制限すれば
長寿遺伝子のスイッチが入るらしい
人間は
食べるために生きるのか
生きるために食べるのか
いや、人間は
食べられる分だけ生きるのだ
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
咆哮
短角牛
自由詩
0
13/2/26 21:45
夜になかないで
朧月
自由詩
4
13/2/26 21:44
凪化
ねこ歩き
自由詩
0
13/2/26 21:23
ゲマネッセのハヨネ
6
自由詩
2
13/2/26 21:16
おかえり ただいま
ジュリエット
自由詩
0
13/2/26 21:10
ソフトボール
花形新次
自由詩
0
13/2/26 21:10
泡沫
はるこ
自由詩
0
13/2/26 20:55
ひらり、ぽわ
唐草フウ
自由詩
11*
13/2/26 20:22
片想い
椎名 菫
自由詩
2
13/2/26 19:34
_
〃
自由詩
3
13/2/26 19:33
SEXしたいときにきみがいる
花形新次
自由詩
0
13/2/26 19:18
向こう見ずなあなた
千波 一也
自由詩
7
13/2/26 18:47
罪と罰
七味とうがら...
自由詩
1
13/2/26 18:13
本のチカラ
石川敬大
自由詩
14*
13/2/26 14:51
眼光
HAL
自由詩
1+*
13/2/26 14:34
原色の記憶
カルメンオジ...
自由詩
3
13/2/26 12:47
唾を呑む音から物語りは終わる
朝焼彩茜色
自由詩
6+*
13/2/26 11:32
咳
そらの珊瑚
自由詩
10*
13/2/26 8:47
春宵一刻
梅昆布茶
短歌
4*
13/2/26 8:38
かりん島のここここ鳥
るるりら
自由詩
13*
13/2/26 7:48
悪人面
八男(はちお...
自由詩
2
13/2/26 3:23
十字架(クロス)
アラガイs
自由詩
6*
13/2/26 3:16
運命線がない
凍湖(とおこ...
自由詩
5*
13/2/26 3:07
「少女の指で書かれたカルテ」
ベンジャミン
自由詩
9
13/2/26 2:36
かつての詩
番田
自由詩
1
13/2/26 1:25
かりん島のここここ鳥
あおば
自由詩
3*
13/2/26 0:43
箱の中のヒト②
まきしむ
自由詩
1
13/2/26 0:43
大人
草野春心
自由詩
5
13/2/25 23:58
戯曲(習作つづき3)
星☆風馬
散文(批評...
0
13/2/25 23:49
長寿遺伝子
イオン
自由詩
0
13/2/25 23:39
2686
2687
2688
2689
2690
2691
2692
2693
2694
2695
2696
2697
2698
2699
2700
2701
2702
2703
2704
2705
2706
2707
2708
2709
2710
2711
2712
2713
2714
2715
2716
2717
2718
2719
2720
2721
2722
2723
2724
2725
2726
加筆訂正:
アポロ/裏町の月
/
茶殻
[13/2/26 2:44]
2/26 誤字及び内容を修正
4.81sec.