夜の終わりを
123数える
不思議とこの町には
生き物の気配がない
あるのは静寂に満ちた
silver moon
雲の隙間を塗っている
ハンカチーフには
春に咲いた花びら
...
赤裸々 ララ ララ 裸子植物
裸子植物のたくましさよ
太古の生命があるのよ
赤道 ドン ドン 肌刺す光
光のとらえどころのなさよ
粒子でもあり 波でもあるのよ
光よ ララ ...
「名刺は、記号。」
だと言われたので
百枚ばかし刷って
十枚二十枚を、鞄に入れた。
「梓ゆいです。」
と言って一枚差し出せば
ひとつの記憶と
ひとつの記号にな ...
悲しみは拭えない
わざわざ拭おうとも思わない
一生分の悲しみを抱え込んだまま
何も、それは私に限ったことじゃない
虚しさは払えない
わざわざ払おうとも思わない
一生 ...
その日はとても暑かった
何をしても集中、出来なかった
砂浜の上を小さな裸足で踏んづける
「いつもここに来るの?」
「辛いことがあった日に来るよ」
「じゃあ今日は辛いの?」と僕は君に聞かなかっ ...
願わくは
初めてじゃなくてもいい
そう言ってくれるあなたの
最後のわたしに
あと何度海を見ようと
あと何度夏を迎えようと
あなたと過ごした夏は
最初で最後の
わたしの永遠の夏だ
寄せる波も
流れる星も
上がる花火も
じりじり太陽も ...
アトムのこどもです
トムキャッスルに住んでます
リトマス試験では紫色になります
エロ度凍結零級
阿ト理恵
カナカナとそのひぐらしがやめられず
媚びは錆び黴てやがてはゴミとなる
本に詩味染み紙魚喰う程うまいのか
真実を見ないで太陽睨みつけ
跳び跳ねる教訓今日君臨せず
夕方に遊方忘れ立ち尽くす
...
アレルギー体質は体質だけど
今んところ
化学物質は大丈夫なのね
キツいヤツとかは試したことないけど
えっ、そういうことじゃない?
へいき違いだ?
ああ、そっちのへいきか
鬱陶しい話題 ...
*
神が人を創ったとか
人が神を創ったとか
今日が誰かの誕生日で
誰かの命日だとか
そんなこと
本当はどうでもよくて
きっと彼は ...
力なんて抜いて 瞳なんか閉じて 足音なんか響かせず
滑走路という幻の残像を束ね括り 放棄な姿勢 気だるい
アバンギャルド メタリックな瞼の上の影り
人工の色彩からの迷彩に砕け澱む 吐いた ...
こんなところで
ベビーカーを押すお母さんが
コーヒーショップに入ってきた
乗っている赤ん坊は周囲への目配りが鋭い
スマホで大声で話している人がいたが
赤ん坊はまるでカメレオンみたい ...
逃げてはいけないらしい
自分から
世界から
逃げたくなるらしい
だれでも
いつかは
ぐるっとみまわしても
手ごたえがなくて
ふっと上をむいたら
いつでも空
足の裏が地球 ...
コトバなんか信じちゃいけない
コトバになんて
あなたの思いを託してはいけない
コトバに
命なんか
絶対に預けてはいけません
それは持っていかれてしまう
たちまち浚われて
悪魔の手先 ...
夕暮れどき
路地をバイクで走りながら
眠気を誘う
ちょうどよい風にゆられながら
家屋やマンションから漏れてくる生活音や話し声
屋根や電信柱の隙間から覗く空に
うとう ...
手の鳴る方に
なるべく
申し分ないから、
助けてあげよう
空から落ちてくる
断わる意味がない
無精髭の話
目を合わせて
返り咲く
私は融ける
部屋の中で
残暑の厳しい光を避けて
私は融ける
一間の部屋で
秋まだ来ない熱風を避け
私は融ける
部屋の布団で
隣に寝ている妻に背を向け
私は融ける
八月の ...
オルゴール
個人的に 大好きで
楽しくなれる アイテム
なけなしの 小遣いで
透明箱を 紐解いた
流れる 旋律
流れる 戦慄
郷愁と 哀愁の
交じり合う 感覚
それで ...
{ルビ咆哮=ほうこう}する。
私は咆哮する。
涙をこぼす{ルビ数多幾多=あまたいくた}の星々に、
命を削り飛び交う{ルビ虫螻=むしけら}どもに、
彼に口付ようとするあの{ルビ女=ア ...
かつて誰のために祈れただろうか
飾りのついた服を着て 街を歩いていなかったか
自らさいなむひとを見捨てなかったか
酒におぼれて遠ざけたものの数々
いまどこを旅しているのか
...
神給う日々
朝になった
昨夜の雨のせいか
湿気のする空気
伝道奉仕に出ようか
それとも・・・・・
妻が励ます
行こうよ
みんなで集まって
それから、それぞれ
家々を訪ねる ...
朝の目覚めで貴方の後ろ姿が見えた
振り向きかげんの貴方は振り向かず
一つの欠片を落し小さくなって行く
私の足は動かず私の声は声にならず
貴方の後姿を目で捉え見送るばかり
...
今となっては
そこに何があったのかわからない焼け野
原
その映
像
見つめながら投
稿
小さく裂けた文学を
右二本左二本
わたし四本の指でひろげ進
入
想像上の戦場を早
退 ...
北きつね
北きつね化粧もしないきたきつね
首巻きやキツネのなつた襟まきや
とびまわる自然の中のキツネたち
なりたしやしぜんのままの人間や
頂点は たやすく折れて
なだらかな草原があらわれる
ぶっころすぞ ときみは笑って
ななめに とがった歯
あしたになったら きっともう探せない
うそみたいだね
うそみたいだね
きみ ...
君を
うらまないでおこう
たとえこの恋の結末が
ご破算になろうとも
積み重ねてきた
幾千日が
すべて不意になろうとも
たとえ火のようなおもいが
どこにも行けず
私を焼こうとも ...
前に進めば
景色は後ろに流れていくように見える
だがそんなある日僕は
動いているのは景色の方だと閃いた
まさしく 世界の景色は
僕の足元のキャタピラで動いていた
僕はどこまでも歩いて行 ...
ーーー時々
昼下がりに君と眠る
まだ産まれて数ヶ月だというのに
すさまじく速い成長スピードに
瞬きすら許されない
全てを焼き付けたいの
ある日突然知らない声で叫んで
泣き ...
灼熱の晩夏
なぜ私は
欲望に身を焼かねばならないのか
人としての宿命なのか
苦しみは
私を苛んで
一時も離してくれない
あなたが好きだ
あなたが好きだ
もし赦されるなら
祈 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜の数えかた
マーブル
自由詩
8
13/8/29 2:21
赤裸々なとうもろこし
小川麻由美
自由詩
8*
13/8/29 2:13
私という名の・・・・。
梓ゆい
自由詩
4
13/8/29 2:04
アンドロメダに向かってハンドキック
komase...
自由詩
3*
13/8/29 1:46
君をさらって
北橋勇輝
自由詩
1*
13/8/29 1:38
願わくは
自転車に乗れ...
自由詩
2
13/8/29 1:01
「永遠の夏」
ともりん
自由詩
3*
13/8/29 0:33
いまさらではありますが、折句で自己紹介してみた。
阿ト理恵
自由詩
5*
13/8/29 0:17
皮肉の耐えられない軽さ
〃
俳句
4*
13/8/29 0:13
化学平気
花形新次
自由詩
3
13/8/28 23:24
依存
自転車に乗れ...
自由詩
2
13/8/28 22:13
メタリックに溶けた しらけた怒り
朝焼彩茜色
自由詩
3
13/8/28 21:28
こんなところで/大相撲珈琲場所
壮佑
自由詩
13+*
13/8/28 20:30
足の裏の地球
朧月
自由詩
4
13/8/28 20:27
もっていかれる
Lucy
自由詩
11*
13/8/28 20:09
夕暮れどき
灰泥軽茶
自由詩
4
13/8/28 20:04
みだり
opus
自由詩
0
13/8/28 18:41
不定型な夏
……とある蛙
自由詩
8*
13/8/28 17:16
透明箱
藤鈴呼
自由詩
2*
13/8/28 16:54
咆哮。
時子
自由詩
2
13/8/28 16:24
懺悔の相手もみつからず
梅昆布茶
自由詩
15
13/8/28 16:19
神給う日々
生田 稔
自由詩
3
13/8/28 14:15
時の欠片・・・
tamami
自由詩
2
13/8/28 14:01
文/学
左屋百色
自由詩
6*
13/8/28 13:35
北きつね
生田 稔
俳句
0
13/8/28 13:31
ギター
はるな
自由詩
1
13/8/28 13:27
翔ける
渡辺亘
自由詩
0
13/8/28 12:35
would walk
Neutra...
自由詩
7
13/8/28 12:18
そして、太陽を抱きしめた
りぃ
自由詩
2
13/8/28 12:08
灼熱の祈り
渡辺亘
自由詩
1
13/8/28 11:17
2482
2483
2484
2485
2486
2487
2488
2489
2490
2491
2492
2493
2494
2495
2496
2497
2498
2499
2500
2501
2502
2503
2504
2505
2506
2507
2508
2509
2510
2511
2512
2513
2514
2515
2516
2517
2518
2519
2520
2521
2522
3.62sec.