くだものまるごとのみこんだ
ひとくちめで水がうまれて
ふたくちめに街がうまれた
もうひとくちはいらない
だれかの世界にこぼれ落ち
やわらかい素足に踏みつぶされて
かたちを失って色は破裂 ...
...
それは声にだした途端
ひび割れ砕け散る
鎖のようにつなぐもの
絡まる蔦のように
知らずに互いを
縛 ...
君の前ではアイスクリーム熱い視線にとろけちゃう
ふたりで笑って生きてくために互いに結ぶ赤い糸
銀河飲むBlackHoleマイルス忌
『心理学を勉強しすぎて色恋沙汰には全く興味が無いんだキャラ』を崩せずに仲間に入れない
嫌いな人がリツイートで流れてきた
記憶を消されて過去に生きている
ひとつずつ
酸っぱい思い出を
口にしてから食べると
より甘く感じる
けれど
三つめの思い出で
泣いてしまいそうで
味がわからなくなる
その種は花を咲かせて
実もなるけれど
その ...
むかしから廃れていた街だった
それでよかった 気にもとめなかった
隣にいるべき人が この景色には居たのは
あたりまえ
故郷とは そういう場所だった
潮風が吹いていると言われても な ...
あんまりにびしょびしょで
かまわないまま
それがなにかも気にせずに
奪いあったものだから
愛みたいにおもってしまう
ただのセックスを
それ以外のかたちにくり抜こうとしたから
からだは ...
扉の音がしたけれど
どちら側に開いたのかわからない
あったのかなかったのかわからない
いくつもの好意
あってもなくてもかわらないような
くりかえす行為、
いつまでも振り向けない ...
130928
「ピオーネと探偵たち」を50分で読破しろ
担任教師の檄が飛び
授業が始まった
パラパラとページを捲 ...
支柱にありがとう、と言った
夏のあいだじゅう
あなたが支えてくれたおかげで
私は安心して背を伸ばし
太陽に近づき
あおい葉を繁らせ
たくさんのこどもを生むことができた
赤い血がしたた ...
ぶくぶくと見た目に多幸なカモを育てます
トウモロコシなどです
運動はさせません痩せてしまいますから
エサ代も安くありませんしね
なぜ、ですか
私共はフォアグラを作っているんですよ ...
濃密な雨の拘束に
獣の目をした少女が一人
茄子の花のように濡れたまま
時の梯子が外された場所で
僕はポケットの中
ことばを撫ぜ回すだけ
秋の夕暮れ
夕暮れに白き根を噛み青き菜も
紅い水コップにつぎて砂糖足す
聖霊のたすけをかりて聖書読む
玄米のかゆを食みおり鮭そえて
賛美歌を歌う秋の日こころ富む
造 ...
揺れる穂は黄金でした身の丈を思いつめてた遠い瞳に
みる先にレンゲシロツメ微笑んでひとり上手と夕陽とシチュー
白い靴手放したのは誰ですか問われてのぞむあの日遠くて
まなざし ...
やさいをそだてる
くさとりをする
はたけの
ちかくの林で
うぐいすがないている
山は
さぁ雨上り
風に戦ぐ今日も
悔いは無し
ながめる
雲ゆく
鬼蜻& ...
何かに背中押されて
旅立っていく
自分の人生が成長していく
新しい風が吹くたびに
新しい何かが生まれている
寂しさなどはなく
どんな出逢いがあるのか
そればかり考えながら
一つ ...
にわか雨の後に風を読み
電線に止まった鳥がきれい、
だというならば
ガードレールの影がのびてゆき
おどろいた猫の目がきれい、
だというならば
たくさんの小さな色が花びらに
とけ込んでゆく ...
向かいの家の窓から
女が身を乗り出して下を見ている
左手になにか小さいものを持っている
それがなにかまでは見えない ここからは
コンセントに埃が溜ってい ...
風と光
肌触りと眼差し
雲と微笑
素っ気なさとほつれめ
先週より軽い靴音
長袖シャツの袖口が気になる
温かいコーヒーを飲もうと
財布を探った手が
ポケットの温もりを探し当てた
...
彼岸花さいている
あの窓にも
道端にも
彼岸花さいている
廃炉でも
再稼動でも
彼岸花さいている
オリンピック
福島第一
半沢直樹
あま ...
輝く想いを
お気に入りの
箱にいれて
静かに
鍵を
掛けましょう
胸に抱いて
ゆっくり
頬擦りしてから
心の海に
そっと
沈めましょう
落ちて
落ちて
底に ...
歯をぎりぎりと噛みしめる
私の目の前に広がる闇を睨みつけながら
負けたくないと思っていた
決して背を向けるもんかと
叩きのめせ
叩きのめせ
自分の胸を打ちながら
繰り返しては吐き ...
あなたの右手と、わたしの左手
絡まりあう指の隙間から汗
じんわりと湿っていく
心臓が移動して
あなたに鷲掴みにされているみたい
揉まれて、濡らされて
昂ぶっていく
手のひらか ...
朝がいそいでいる
子の笑う声のような
光たちを小脇に抱えて
ガラスの球は真ん中から
はっきりとふたつに割れた
きみが急に
うたうからだよ
ゆうべ見 ...
午前五時。満たされた心に筆が泣いている。
家を出て川辺に立ち、今は何も語らないせせらぎが時を刻む。
頭にぽっかりと穴が開き、そこに寂寞が広がるのはなぜ?
こんなにも心は満たされているのに。
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ピオーネ
かいぶつ
自由詩
13
13/9/29 2:05
チューする機能がまだ付いてて良かった
TAT
自由詩
1
13/9/29 1:52
ふたり
石田とわ
自由詩
13*
13/9/29 1:45
君の前ではアイスクリーム熱い視線にとろけちゃう【都々逸】
北大路京介
伝統定型各...
2
13/9/29 1:38
ふたりで笑って生きてくために互いに結ぶ赤い糸【都々逸】
〃
伝統定型各...
1
13/9/29 1:37
銀河飲むBlackHoleマイルス忌
〃
俳句
2
13/9/29 1:36
『心理学を勉強しすぎて色恋沙汰には全く興味が無いんだキャラ』 ...
〃
自由詩
6
13/9/29 1:34
嫌いな人がリツイートで流れてきた
〃
自由詩
0
13/9/29 1:34
記憶を消されて過去に生きている
〃
自由詩
4
13/9/29 1:34
ピオーネ
AB(なかほ...
自由詩
6
13/9/29 0:55
ジンジャー &エール
るるりら
携帯写真+...
7*
13/9/29 0:52
□
はるな
自由詩
5
13/9/29 0:44
扉
〃
自由詩
2
13/9/29 0:33
ピオーネ
あおば
自由詩
7*
13/9/28 23:41
秋別れ
そらの珊瑚
自由詩
16*
13/9/28 22:14
フォワ・グラ
一五川真
自由詩
2
13/9/28 20:44
消せない
ただのみきや
自由詩
22*
13/9/28 20:31
秋の夕暮れ
生田 稔
俳句
7
13/9/28 19:30
おさなごのまなざし (九首)
もっぷ
短歌
6*
13/9/28 18:35
黙とう
こしごえ
自由詩
7*
13/9/28 18:10
旅立ち
夏川ゆう
自由詩
2
13/9/28 15:21
きれい、
左屋百色
自由詩
15*
13/9/28 14:12
鈍行列車
草野春心
自由詩
9
13/9/28 13:26
9月28日 晴れ
nonya
自由詩
22*
13/9/28 12:32
彼岸花さいている
吉岡ペペロ
自由詩
7
13/9/28 12:13
_
りり
自由詩
4
13/9/28 12:07
問い
文字綴り屋 ...
自由詩
1
13/9/28 11:27
手のひらから火の手
茜井ことは
自由詩
1*
13/9/28 9:28
せわしない朝
草野春心
自由詩
5
13/9/28 9:02
しののめに立ちて
ヒヤシンス
自由詩
10*
13/9/28 7:35
2466
2467
2468
2469
2470
2471
2472
2473
2474
2475
2476
2477
2478
2479
2480
2481
2482
2483
2484
2485
2486
2487
2488
2489
2490
2491
2492
2493
2494
2495
2496
2497
2498
2499
2500
2501
2502
2503
2504
2505
2506
加筆訂正:
思わずにいられない
/
石田とわ
[13/9/28 23:42]
1行削除
5.52sec.