僕らの青春は
あの一瞬のなかに

まだその青さに
気付けていなかった
まだまだ春なんて
来ちゃいないと思ってた

きっと振り返ることでしか
見えないんだ、僕のキセツ
今の暦はなんだ ...
ありがとう
過去へ照り返す言葉だが
同時に現在からリズムをつないでいく言葉でもある
この原野に幾つもの植生が交替していく間
地図のない遠い行路を本能だけで突っ走っていった
あなたの内 ...
微熱があって
今朝はブラックのコーヒーが
舌でざらついた
飼い猫は冬になってからというもの
こたつを定位置にしている
決まった居場所というのは
誰しも安心するものだろうか

手の ...
もうああいう風にはできないかなと言ったらそうなりそうなので口を閉じて笑った。友人は複雑な色合いの冬のコートを買った、よく似合っていた。
電車には、相変わらず知らない人がたくさんいる。知らないひと ...
今日の仕事

朝のコーヒー店
陽の明るさ
部屋に立ち
診療所の
コーヒー店
九時半に来て
準備して
私達の仕事
これからだ。
一言で
闇を
止めることが出来たなら
苦労などしない
一言で
死を
止めることが出来るなら
苦労などしない
一言で
世界を
滅亡の淵から救い出せるなら
犠牲はいらない
一言では ...
「彼女」は
折り重なって眠る自分に出逢おうと
霧深い山道を行きました
自分を断罪するように歩いて行きました


「彼女」は
耳が痛いのです
耳がとても痛いのです
三半規管が機能してい ...
【オータムポエム】

人の本心なんて
点滅し続け点描画のようなもの
ひとつひとつの点は 真摯に刻印された 思いだとしても
鳥が ときどき啄んで
さらってゆくから だれにもわから ...
「ある」

どこに?

「どこか」

世界に?

「ある。」



じゃあそれは実在する。

「なにが?」

それが

「それのなにが?」

なにかが

...
誰もこの道を通るものはいない
帰りのおぼろげに浮かぶ道を思う
だけどそれは たどりつくには遠すぎる道
そして歩いていた この疲れ果てた体だけが


遠くに消えかけた防波堤 その縁に
...
ススキが風にゆれる狭い道の際に
錆びた譜面台が立っていた
譜面の代わりに
たっぷり枯れ葉を置いて
クスクス笑いながら先を行く

気がつくと
辺りはモノクロになっていて
鉄条網に囲まれた ...
{引用=
冬がとどく
 

真夜中のようにしずかに
  誰にも 気づかれることの
  ないように


技師のつめたい指をして
  冬は、いつもきびしさで やってくる


翳ろ ...
  テナガザルが白い顔をひきつらせて けらけらと笑っているような
  摩訶不思議な雨が きょうは降っていた
  いたるところで石を打ち 草を濡らし 心をかなしくして



  きの ...
磨きつづける イデオロギー
まれに儲かる 架空詐欺
@メディアは目には見せない 現実 エリアに行けば 丸見え真実

騙し 騙され 成り立つ歴史!
そんなレシピ  己のペン一本で メイク ...
しょうがない君を愛しているのだし見た目はたぶんサルノコシカケ ダイキライ白い金魚が逆さまに泳いで赤く月は燃えてる 冬麗聴こえるようにアイラビュー グランデ、グランデ、グランデ家に帰る 言葉の宇宙さかさから読む 饒舌な静寂が夜を駆けぬけるとき
爆弾をしかけ
100000000の顔を吹き飛ばした奴は
3Dコピーで100000000の自分の顔を創り
すげ替える

100000000の静寂は
一瞬だけ ...
泣いてスベスベマンジュウガニ 血潮の騒ぐまま

夜の徒然なるままに

繰り返す螺旋の疑問符

指でなぞる唇が冷え切って

斜め上を見やってみる

月と自分と枯葉の声

教えてほしいのは

問いかけてほし ...
マニッシュな同級生の珍しいスカート姿にときめいている 悪いことをしたわけじゃない
好きな人の名前を言っただけ

大切なものを大切だと
この自分と永遠に不可分なものがあるのだと
これはもうひとつの塊なのだと
無理やり取り去ればそれは切除では ...
魂を売りに骨董屋へ行った
もちろん詩人の魂は売れなかったが
特別な思想とか宗教をもたないのであれば
家の掃除とひきかえに昼飯を食わせてやると言われた
それじゃあ、と言って
骨董屋の凝固まった ...
生みの親は
元アイドル天馬ルミ子
育ての親は
丸の内線つながり
茗荷谷博士

世のため人のために
開発された人型ロボット
その名も
鉄腕ツトム
本名 原子 力(はらこ つとむ ...
私たちは

不幸には過剰に反応するが

幸福には恐ろしく鈍感である
運命の赤い糸は1本だけだろうか?
僕はこう考える
小指からは透明な糸がたくさん出ている
世界中全ての人と繋がっているんだと・・・。

たくさんの人と出会い
糸の色が決まっていくのだ ...
朝の隅の
見えない朝
埃は歪み
渦を描き
金と緑の河を浮かべる


二重三重にひらく空へ
暗がりは流れ落ちてゆく
樹があり また樹があり
むこうには何も無いかのよう ...
キーを叩き。明朝体を墜し、青白む紙の上へ
滲み、昏い余白を点し、未到の雪のうえを歩
く、ポーチライトが続々と消えて、踝に光だ
けを纏い、潜り、息を止めて、そっと近づき。
加速度をつけた空が硝子 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
springtime of lifeなきり自由詩313/11/22 14:33
葉leaf自由詩6+13/11/22 13:46
笹舟の行方かんな自由詩5*13/11/22 13:22
ちくちくはるな散文(批評...113/11/22 12:28
今日の仕事生田 稔自由詩413/11/22 12:27
デッドリンクの日ゴースト(無...自由詩2*13/11/22 4:23
黒雲の日自由詩2*13/11/22 4:15
オータムポエムるるりら携帯写真+...10*13/11/22 1:21
ある佐藤伊織自由詩113/11/22 1:13
2012年、青森の港で番田 自由詩313/11/22 0:32
有意義な時間ichiro...自由詩213/11/21 23:49
冬情月乃助自由詩8*13/11/21 23:44
古くからの漁法を使って草野春心自由詩413/11/21 23:18
_卍琉九卍自由詩113/11/21 23:10
しょうがない君を愛しているのだし見た目はたぶんサルノコシカケ北大路京介短歌113/11/21 22:25
ダイキライ白い金魚が逆さまに泳いで赤く月は燃えてる短歌213/11/21 22:25
冬麗聴こえるようにアイラビュー俳句013/11/21 22:24
グランデ、グランデ、グランデ家に帰る自由詩013/11/21 22:23
言葉の宇宙さかさから読む自由詩313/11/21 22:23
饒舌な静寂草野大悟2自由詩1*13/11/21 22:23
泣いてスベスベマンジュウガニ北大路京介自由詩313/11/21 22:23
路程唯浮自由詩113/11/21 22:19
マニッシュな同級生佐野まこ短歌113/11/21 21:59
罪悪感でいなくなれるよクナリ自由詩7*13/11/21 20:03
グリーンピースの意味atsuch...自由詩9*13/11/21 19:21
鉄腕ツトム花形新次自由詩113/11/21 19:19
鈍感hiroto...自由詩3*13/11/21 19:00
糸の色龍九音自由詩3*13/11/21 17:35
ひとつ しずけさ木立 悟自由詩313/11/21 16:07
疾走する文字列hatena自由詩4*13/11/21 15:22

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