わたしたち本当に
三十五年も会ってなかったのかしら
ベルギービールの酔いはまわる
芳醇な香り
懐かしいというより
現在形の友情
ゆうじょう?
友情ってなに?
暫く使った ...
ハモられたりすると
なんか許せないって感じなのね
ひょっとして
おまえら最終的には
愛と平和とか
人民に力をとか
言い出すんじゃねえのかって
疑っちゃうのよ
そんなこと言い出したら
...
ねぇ開いてみせてよ
君が手でぎっちりと握っているものを
それは君の『夢』なんだろう
本当は飴玉のように甘く休息を感じさせるものなのに
そんな風にギュッと握り続けていたら
とても固く ...
紅花で染めたTシャツ寝間着にし船の窓から覗いたスピカ
大切な光が指を照らすからスローカーブが派手にも見える
寝違えた首が戻らぬ二年半知らないうちに増えた借金
恋愛評論家になって打席に立てないでいる
オズの魔法使いにマホトーンかけてやった
ひとりかくれんぼの横で ひとりだるまさんがころんだ
ひじきを煮付けていて
鍋の中はまっくらやみの夜
手を差し入れればぐいとつかむものがあり
イヤダイヤダと言っているうちに
連れて行かれた海の底で
おまえはうみうしになる
立派なうみうしになれ ...
映画は人殺しの数が多いほど
良い映画だという考えが一般的ですが
その上で、人殺しの張本人に
おまえらのせいで無駄な殺生しちまったぜ
って言わせるような映画が
個人的には好きです
でも本心は ...
夜空に
虎たちはみごとな円を描いた
あなたが笑ったので
電波は世界のすみずみを叩いた
たくさんの点で構成されるあなた、
膨大なたんぱく質で構成されるあなた
この世のなにかが
まぼろし ...
夕立は突然やってきて
落雷で鉄道の
運行が遅れている
雨宿りをしながら
駅の改札口で彼女と
待ち合わせをしていて
たくさんの
雨粒のなかには
彼女の残像を映す
きっとひと粒の
...
日が暮れるみたいにわらうのね
すばらしい夜と夜明けが待っているみたいに
すばらしい一日が終わっていくみたいに
静かに
きっぱり
わたしのいないところで
自分の昔を投影している
もうここにはいないあの人を
ただひたむきに思って
涙している自分が好きなのだ
わたしは女にはならない
あなたに好かれるあの ...
……ねぇ、どこまで行こっか
僕達は裸足のままで学校という世界から逃げ出したんだ。
君は唖然としていたけど、いきなり微笑んでくれて
じゃあ あの山に登ってみない?
いつも君が ...
何をか想うその瞳
何をか語らぬその口よ
私に教えてくれないか
キミの「恐れ」を少しでも
キミの「弱さ」を少しでも
キミの「願い」を少しでも
私に教えてくれないか
私は「秘 ...
黴
家へ帰って早速チューハイを冷蔵庫からおもむろに取り出して
さて昨日の枝豆はと見るとなにやら白いものが付着している
黴の生えた人生 ふと自分のことを思う
人に期待もされず人にも ...
豆御飯思考を停止させる美味
風鈴が白壁の街濃く染める
アイスティー瀬戸の小島で一休み
無期限激務
うたうたう るるりららりるる うたうたう
意外や意外。
第千巻完成だ
だいせんかんかんせいだ
いがいやいがい
うたうたう るるり ...
そら
くう
から
空
変換キィで
世界は変わる
くうですか
くうですね
ひとしくみんなくうになってゆきました
昨晩はよくふりましたなあ ざんざばらん
おかげでからっ ...
涼みを乞う 安寧の片隅に松明の炎 温まってゆく脳内温度
この時代を綿密に計算を弾き出し 宿い 瞳を開けた
何気なく途方も暮れず 穏やかな天性は決意を極めることもなく
どんな川にも流れ方向を拝 ...
向こうの椿は鮮やかであるとあなたは言った
足元を蠅が行過ぎた
{ルビ蝦蟇=ガマ}が捉えて
粘つく口で接吻をした
向こうの椿は鮮やかだった
こちらの{ルビ躑躅=つつじ}は枯れ果てているとあ ...
それぞれの屋根は真昼の太陽に辟易し白々と病んでいる。
こんな日は思い切って外に出てアカシヤの路でも歩いてみたい。
しかし結局我が倦怠がある魅力を持って私に寄り添い、テラスに出て庭の草花を
見 ...
これがその筋のひとのいう娑婆の空気なんだろう
別に刑務所に入っていた訣じゃない犯したのはただの喧嘩だ
しかし傷害事件とされ刑法弟39条による検察官の申し立てで
心身喪失で入院送致の判決が言い渡さ ...
好きな人がいる
好きな人が私を好きになった時
私は別に好きな人がいる
行きたい場所がある
行きたい場所にいった時
私は別の行きたい場所がある
髪を切りたいと思う
髪を切ってしまっ ...
夢を見た 巨大なイベント会場での婚活パーティー 何故だか三人の息子達とタッグを組んでいる
現実には親父と息子が婚活で共闘するなどということは有り得ないが夢だからまあいっか
たぶん会場は本来 ...
あの月をおぼえている
かつて輝いた太陽を知っている
その手に触れたものも
触れ得なかったものもぜんぶ
それは、
緑陰にそっと揺れていた
真昼のしんとした光を浴びて
それは、
あ ...
立ち上る陽炎の道には郷愁を誘うものがある。
ある者はそれに故郷を想い、ある者は自己の魂の遍歴を見る。
忌まわしい出来事は時の彼方に去ったのだ。
ただ眼前に横たわる幻想に今ここに在る為の心の拠 ...
黄金色に揺れる風景の、向こう側を知らない
あの子は
ちいさな家の出入り口の前から黄金のその揺らぎまでを
世界と認めて
何の屈託もなかった
愛らしさは笑顔からよりも俯きから顕れ
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ピンクの象
Lucy
自由詩
11*
13/8/21 22:25
ロック
花形新次
自由詩
1
13/8/21 21:31
君へ
文字綴り屋 ...
自由詩
1
13/8/21 21:21
紅花で染めたTシャツ寝間着にし船の窓から覗いたスピカ
北大路京介
短歌
3
13/8/21 21:14
大切な光が指を照らすからスローカーブが派手にも見える
〃
短歌
3
13/8/21 21:14
寝違えた首が戻らぬ二年半知らないうちに増えた借金
〃
短歌
1
13/8/21 21:14
恋愛評論家になって打席に立てないでいる
〃
自由詩
5
13/8/21 21:12
オズの魔法使いにマホトーンかけてやった
〃
自由詩
1
13/8/21 21:12
ひとりかくれんぼの横で ひとりだるまさんがころんだ
〃
自由詩
3
13/8/21 21:12
夜中の生き物
春日線香
自由詩
2*
13/8/21 20:59
映画
花形新次
自由詩
1
13/8/21 20:59
まぼろし
はるな
自由詩
9
13/8/21 20:01
一瞬と永遠はとても似ている
りゅうのあく...
自由詩
8*
13/8/21 19:25
日暮れ
はるな
自由詩
4
13/8/21 18:33
無題
晝
自由詩
2
13/8/21 18:32
ぼくと、君と、ぼくらのクラスは最強だから。 #3
創輝
自由詩
0
13/8/21 18:26
親成れば
hiroto...
自由詩
1*
13/8/21 17:53
黴
梅昆布茶
自由詩
6
13/8/21 17:10
アイスティー
夏川ゆう
俳句
4
13/8/21 16:19
満月の夜、砂時計が逆さに落ちる【回文】
るるりら
自由詩
14*
13/8/21 14:37
あおいそら
そらの珊瑚
自由詩
24*
13/8/21 14:17
涼みを乞う
朝焼彩茜色
自由詩
6*
13/8/21 14:02
対話篇 (花)
マチネ
自由詩
2
13/8/21 13:29
真昼の気晴らし
ヒヤシンス
自由詩
9*
13/8/21 12:56
のっぺらぼう
HAL
自由詩
4*
13/8/21 12:53
ズレ
そよ風
自由詩
2
13/8/21 10:00
長すぎる夢
梅昆布茶
自由詩
3
13/8/21 8:44
緑のおもいで
石瀬琳々
自由詩
7*
13/8/21 6:03
陽炎の道に立ちて。
ヒヤシンス
自由詩
5*
13/8/21 4:50
産声
もっぷ
自由詩
3
13/8/21 0:43
2490
2491
2492
2493
2494
2495
2496
2497
2498
2499
2500
2501
2502
2503
2504
2505
2506
2507
2508
2509
2510
2511
2512
2513
2514
2515
2516
2517
2518
2519
2520
2521
2522
2523
2524
2525
2526
2527
2528
2529
2530
4.73sec.