月見草カップヌードル待つ三分
羊草迷う一歩も一歩から
朝顔やきょうは素顔で銀座まで
渋滞は四十キロです走馬灯
ちゃぶ台の菓子盆かこむかき氷
百日紅鶴は ...
通っている喫茶室の中に
硝子張りの電話ボックスがある
おそらく四年ほど
通ってはいるのだが
まだ其れを利用している人は
見たことがない
また自分も
まだ利用したことがない ...
私は八月の夜、
声なき慟哭に揺さぶられた。
慟哭、ではないかもしれない。
声はかすれていたから。
だが、あれは「慟哭」だった。
だって声をあげようにも、
隣 ...
夏の果て負けるもんか負けるもんか
びっしりと瓢箪の中切った爪
所持品は瓢箪と駒だけでした
吐瀉物の中にダイヤやルビーやエメラルド
こっくりさんに乱入しよう
おばけ仮装大会で本物が2位
ケーキを食べ終えて
たどりついたベル・エア
あなたが歌ってくれる
やさしい
Rock and roll.
I can hear music playing on a glass record.
I ordered a hot chocolate from the coffee shop in the ...
うらっかえして
溜まった汚れを
洗い流せるなら
洗い流してしまいたい
染み付いた
生活のにおいが取れるなら
取ってしまいたい
今までだって
望んで来たんだから
これからも
きっ ...
「身勝手に生きてきたんだ
大好きなものしか周りにおかないで。
自由に自由に 今日まで、生きてきたよ。幸せだったよ」
テレビで、誰かが死んだニュースが流れるたびに俯いて
自分の部屋にこもって ...
誰にも話せなかったことが
ずっと下にたまっている
ささやかなつみ重ねを
自分ですら見落としていた
時間がたつにつれ
ウヤムヤになっていく話を
ずっと気にしているままだった
以前あ ...
この悲しみに負けない。
そうやって生きる
そうやってずっと生かされてきたから
負けない
怒りに変えたり
憎しみに変えたりしたけど
そうじゃな ...
植木鉢を抱えている人が増えたね。
カミオは、トットに二杯目のワインを薦めた。このレストランで、一番の売れているワインだ。店が売り出しているということは、利益率が高いか、美味いかのどちらかだろうと ...
うつら、うつら
でも
鬱で、現で、眠れない
うつら、うつら
最後の日はいつだった
うつつで、うつら
眠れない
うずら、のたまご、は
今日も確実に生まれていて
でも ...
クリームソーダのクリームが
ゆっくりと溶けていくような喪失感で
わたしは寝られません
痩せ犬に肉付けするのと
無闇に餌をやって肥やすのとは
少し いや かなり違う
肋が浮き上がる胸が大きく上下する
にわかに笑ってみせる
しまった 僕の負けだ
明日を夢見るのと
今日をや ...
とても懐かしいものを見た
男の子が女の子の
スカートめくりをしている
スカートのむこうに
何かがあるのだ
あれは
永遠の命を求める
行為なのではないだろうか
...
(うごかない)
そのまま
わたしはうごいている。
円の隙間から
光 漏れる 「」
。
あ いのちだ
いのちがふっては さわいでいたんだ
どうしよう うごかない
...
夢の中に死んだあのひとがでてきました
鮮明に
あの笑顔でよびかけました
友人のために一肌脱ごうよと
そうだった
あなたのまわりにいつもみんないました
楽しかった
叱られたことさえ ...
白金の雲が天球を流れ
大きな波はぽちゃぽちゃと音を立てて
わたしたちは海を見下ろす小高い丘陵の
点のような椅子に腰掛けていた
腰掛けて
水平線のあやうい空気の色をなぞりながら
ゆっくりとテ ...
百日紅みてないみてないみていない会いたし命の色の朱の色
小さい時から、人の背中に蛇口が見えた。
それは、僕が小学校に上がるか上がらないかぐらいの頃だったと思う。
その日はとても暑くて、公園で一日中友達と駆け回って遊んだ僕は、夕方、皆が帰ってしま ...
南から君は来て
気に入ったみたいだね
この島国
例外の北国もあり
らしいけど
まだわからない
君は風かい
たずねてみると
暦です
という応え
わたしね
八月の電気代が
...
花形さんって
詩を書かれるんですってね
ど、どうしてそれを?
私興味あるなあ
な、何故?
花形さん、普段は明るくって
みんなを笑わせてるじゃないですかあ
そ、そうかな
だけど本当はさみ ...
南半球
夜の港で船を待つ
いつもの星空とちがう
散らばり方がちがう
強くひかる星の位置もちがう
流れ星ひとつ消えるまに
お願いごと
三回唱えることに成功した
...
飛行機がとても苦手だ
人一倍こわいのに
それでも乗るということは
たぶん自殺願望があるのだろう
思春期のころ
エレベータに乗れなくなったことがある
自殺願望があるか ...
特技ショーに安田くんもでるって言ったから
安田くんなにするのって聞いたんだ
そしたらまだ決まってないって言うんだ
そんなの特技ちゃうやろって思ったけど
安田くんは手から鉛筆が落 ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
むちゃくちゃ夏六句+1
もっぷ
俳句
3*
13/8/11 15:37
お気に入りの席で
ニワコ
自由詩
2*
13/8/11 15:06
慟哭〜あるいはそれに近いもの
田園
自由詩
2
13/8/11 14:08
夏の果て負けるもんか負けるもんか
北大路京介
俳句
2
13/8/11 13:14
びっしりと瓢箪の中切った爪
〃
俳句
0
13/8/11 13:14
所持品は瓢箪と駒だけでした
〃
俳句
1
13/8/11 13:14
吐瀉物の中にダイヤやルビーやエメラルド
〃
自由詩
3
13/8/11 13:13
こっくりさんに乱入しよう
〃
自由詩
2
13/8/11 13:13
おばけ仮装大会で本物が2位
〃
自由詩
8
13/8/11 13:13
Summer nights, mid July.
mizuno...
自由詩
1
13/8/11 11:51
Time Travel Girl.
〃
自由詩
1
13/8/11 11:33
恥垢
花形新次
自由詩
1
13/8/11 10:03
身勝手な親友へ 死刑という殺人が行われる前に
創輝
自由詩
2
13/8/11 9:40
過ぎてもわからない
加藤
自由詩
1
13/8/11 3:18
負けない。
まきちぇり
自由詩
4
13/8/11 2:40
背負って生きられるのかね
影山影司
散文(批評...
1
13/8/11 1:47
うつら、うつら
かの
自由詩
1
13/8/10 23:48
喪失感
〃
自由詩
2
13/8/10 23:46
日付変更線上での待機
こうだたけみ
自由詩
0*
13/8/10 23:33
スカートめくり
小川 葉
自由詩
3
13/8/10 23:08
光
佐藤伊織
自由詩
1
13/8/10 22:44
おかえりなさい
朧月
自由詩
3
13/8/10 20:54
海辺の丘陵で 〜Sせんせいに〜
オイタル
自由詩
6*
13/8/10 20:38
étude
もっぷ
短歌
3*
13/8/10 20:36
蛇口
時子
散文(批評...
3
13/8/10 19:38
夏
もっぷ
自由詩
4
13/8/10 18:55
殺意
花形新次
自由詩
8
13/8/10 18:19
夜の港で船を待つ
吉岡ペペロ
自由詩
6
13/8/10 17:50
飛行機
〃
自由詩
2
13/8/10 17:48
特技ショー
〃
自由詩
2
13/8/10 17:47
2501
2502
2503
2504
2505
2506
2507
2508
2509
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2527
2528
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2530
2531
2532
2533
2534
2535
2536
2537
2538
2539
2540
2541
加筆訂正:
メモ
/
空丸ゆらぎ
[13/8/10 18:34]
初期
5sec.