吐きたい
ということは
感動したい
ということだ
けれど
どちらも
口にはだされない
低い
紫色の空から
隕石が
落ちるのを
待つことはできない
朝に濡らした手で
夜まで ...
美しい女性が
美しいセックスをするのを
じっと見ている
液晶画面のConnieの動きは
前衛的な現代舞踏のようで
まったくエロを感じない
透き通ったガラスの中の舞だ
セックスを芸 ...
アパートに似た生き物が
背中を掻いている
古い窓を開ければ子供の声が聞こえ
秋の風も入るようになった
父が死に
母が死に
君は僕と同じ籍にいたくないと言った
もう昔みたい ...
声にならない想いを
どう伝えよう
言葉はいつも役に立たない
秋口の住宅街を歩く
電線には名も知らない鳥
焼き付くようなおもいと共に
思い出される過去
空虚が約束された今
見えない未来
...
彼は私にゾッコンだ
それは4年前からかわらずそしてこの先もかわらない事実だ
彼の口からは数えきれないほどの愛の言葉が溢れる
イタリア男も舌を巻くに違いない
けれど、それでもまだまだ足り ...
悲しみは後からやってくる
それでも私は今生きている
想いでが突如現れたことに
戸惑うて眼を閉じ深層心理
入り込み入り込ませるのだ
それは誰不可思議な出遭い
あなたは ...
そうですね、
青に白を混ぜても
水色にならないのが現代詩ですから
かと言って
テニスコートでサッカーをやるのが
現代詩というわけでもない
だからわたしは
現代詩の闇について
そこに吹く ...
*
時刻は朝の六時を
まわったところだった
ふたりはビルに囲われた
小さな噴水のある小さな公園で
撮影ポイントを探して歩いている
「青がよく映えるから
朝がいちばんいい時間帯 ...
小ぶりのスイカみたいにも 見える
これが ウリ
今が 売りどき
いえ 買い時ですよ と 声がする
スーパーでは 細長いヤツが
微笑んでいる
似たような 色合いで
去年あ ...
校庭を見つめる
あんなことをして
秋の日暮れを
ぼくもまた過ごしていた
校庭を行き過ぎる
あんなことをして
秋の日暮れを
ぼくもまた過ごしていた
「 ...
何しても許される気でいた 十二歳
十三歳
味方がどこにもいなかった
遠くから見つめたはセクシーなひと
セクシーに話せないまま十五歳
カラッポを埋めるようにする部 ...
8月上旬に水島さん(と呼ばせていただきます…)から、新詩集の「小さなものの眠り」を送っていただいた。1ヶ月越しとなってしまったが、その感想を述べたい。
まず、一読して感じたことは、私が飯島耕 ...
水面しか思い出せない 悔いはない
溢れんばかりに憚る言葉が間合に入ってくる いつでもどこでも
拾おうと跪くと脆く「N」の単位でなんか話にならない 早くに去ってしまう
いづれ ...
汚染された少年は
灰だらけの翼を広げて
身を抱いている
汚染された少年は
ろくでもない世の中から
隔絶されたいと願っている
心が血を流し
私は気を失いかけ
果てのない悲しさに
果てを ...
引越しが落ちついて
さあどこかに食べに行こうという算段になり
歩いていける距離といえば
とんかつかフランス料理風か喫茶店かお好み焼きだった
「お好み焼きアキちゃん」は
とびきりの笑顔のふ ...
まっさらのシャツにボンゴレ・ロッソのトマトソースがついてしまう日曜日、葉巻を吸い紫色の煙をくゆらせるのはドン・カルネデス、追跡はまだ始まったばかり。
だれもがあの平和な午後を境にして、変ってしまった ...
哀切という音を見送る 九月の蝉声 あれはハーメルンの笛だろうか
湖に街の模様が映り込む見比べるように見つめる子供
成長が早い子供は逞しい夢と希望が膨らむばかり
海の家人の流れが止まらない賑やかな声秋に届かず
美しい声美しい顔をして小さな店を繁盛さ ...
本を読むのが日課
活字にはひとつも希望が詰まっていない
友人たちの成功に
心を厳しく墨で塗られては
それでも知識を蓄えねばと
狭い部屋で魂を受験に売り飛ばす
家族は私が楽をして ...
{引用=
奥は暗くておそろしければ… 和泉式部
}
ふいに戸を閉められて
暗い場所に置き去りにされてみれば
息をするのもままならぬほどで
手探りで進む手に
布がひらひらとまといつく
天 ...
わからないことにうなづく白露のひ
魂を開放させよ鳳仙花
嘴も翼もなしにジャンプして砂漠の鳥は喉を潤す
言葉にできないほど好きなことを言葉にするのは難しい
だーーーーー(略)ーーーい好き
多くが寂しい
目の前におぼろげに見えるもの
遠くには 夜
思い出
そして山
星が
暗闇の中で
音楽で
西麻布で
いくつかの
暗い夜道を 女と
歩いてきた
...
愛してるから愛されたいのか
好きだから愛されたいのか
可愛いから愛されたいのか
おもしろいから愛されたいのか
ちっこいから愛されたいのか
笑顔にキュンとくるから愛されたいのか
どうして ...
愛してる
あいしてる
アイシテル
すき
大好き
好き
I LOVE YOU
我爱你
Ti amo
ジュ・テーム
君を見ると言いたくなる言葉たち
ごめんなさい
ごめんなさい
ぼくに、ごめんなさい
玄関の隅に蜘蛛の巣がある
大きな蚊の死骸が かかっている
ほうきではらい 外に掃く
小さな蜘蛛が逃げる
朝の外気が 玄関から流れ込む
蚊の死骸は やがて蟻に運ばれるだろうか
巣 ...
ありのままをみせる蟻はいないけど、わたしたちはあるがままに暮らす人だったので、ゴシック体でゴシップ斜め微笑み返しでお互いの口の中へウィスキーボンボンを放り込み、舌べらで潰しあった。薄っぺらな唇を噛んで ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
○
イシダユーリ
自由詩
9
13/9/9 22:15
Connie・Carterの芸術
花形新次
自由詩
1
13/9/9 22:01
電話
たもつ
自由詩
23
13/9/9 21:56
断片
渡辺亘
自由詩
1
13/9/9 21:50
ゆるやかに死のう
石川きよこ
自由詩
1
13/9/9 21:35
風の響き・・・
tamami
自由詩
1
13/9/9 21:09
強い風の歌を聴け
左屋百色
自由詩
14*
13/9/9 20:20
おじいちゃんの手
栗山透
自由詩
1
13/9/9 19:39
響きが 楽しくって
藤鈴呼
自由詩
3*
13/9/9 18:05
秋の日暮れ
吉岡ペペロ
自由詩
4
13/9/9 17:58
いつも青かった
結川菜青
川柳
1
13/9/9 17:30
水島英己「小さなものの眠り」を読んで 〜引用を生きる〜
中川達矢
散文(批評...
2*
13/9/9 16:49
間合に入る言葉
朝焼彩茜色
自由詩
6*
13/9/9 16:13
いつかきっと生まれ変われる時まで
黒髪
自由詩
3*
13/9/9 13:00
アキちゃん
そらの珊瑚
自由詩
20*
13/9/9 11:33
曜日感覚
rock
自由詩
3
13/9/9 11:30
九月の蝉
そらの珊瑚
短歌
8
13/9/9 10:32
美しい声美しい顔
夏川ゆう
短歌
3
13/9/9 10:30
浪人
葉leaf
自由詩
5
13/9/9 8:27
暗峠
春日線香
自由詩
7
13/9/9 3:50
わからないことにうなづく白露のひ
北大路京介
俳句
5
13/9/9 1:01
魂を開放させよ鳳仙花
〃
俳句
3
13/9/9 1:01
嘴も翼もなしにジャンプして砂漠の鳥は喉を潤す
〃
短歌
0
13/9/9 1:00
言葉にできないほど好きなこと
〃
自由詩
3
13/9/9 0:58
真夜中の青山通り
番田
自由詩
4
13/9/9 0:57
哲学メモ
北大路京介
自由詩
5
13/9/9 0:56
アイシテル愛してる
〃
自由詩
2
13/9/9 0:56
ごめんなさい
殿上 童
自由詩
15*
13/9/9 0:39
巣編み
砂木
自由詩
13*
13/9/9 0:39
WORD+L=WORLD
阿ト理恵
自由詩
19*
13/9/9 0:31
2469
2470
2471
2472
2473
2474
2475
2476
2477
2478
2479
2480
2481
2482
2483
2484
2485
2486
2487
2488
2489
2490
2491
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2493
2494
2495
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2497
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2499
2500
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3.89sec.