徒花に実をつけさせてやる
僕は君をスキャンしてもう一人君を作ってしまった
とても素直で良い娘だ ちょうど昔の君みたいに
3Dプリンターは存在しないものは作れないんだ
僕はまた恋をするだろう 3Dの君に
そして携 ...
顔見ると
大体この子は
将来巨乳になりそうか
わかるんで
スカウトしてきて
立派な巨乳になるように
栄養豊かな食料と
適度なエクセサイズを与え
と言っても強制ではなく
あくまで本人の ...
別れ際はいつもうそみたいにすがすがしかった。
うしろ髪をちぎれそうなほどひかれながら、それでもひとりで帰っていくこと。
もともとひとり同士のものが、いっときそばへ寄って、それからまたひとりへ戻 ...
セピア色古いイメージ膨らんだ運動会ではしゃいでいた僕
昔からある食べ物は今も美味手を加えない純粋な味
浜辺からギターの音が流れ来る聞き覚えある幸せの歌
水溜まり車が走り飛び散った天然 ...
お漏らしせずに ちょっと我慢して!
もう少しで宇宙までいけるから!
なんて言ったってただのオーガズムじゃね、
上空400キロメートル、ギリギリ地球だよ。
あつーいあつい大気圏抜けて ...
僕は壊れたラジエーター星間飛行もままならぬほしのまにまに愛と彷徨う
ひかり差す君の右手を握りたくて闇に左手売り渡す
愛人とエデンの園をさがしに行くそれは太陽系の第三惑星
この街 ...
この街全体を見下ろすにはあの廃ビルをのぼればいいんだけど、のぼっても見えるのは廃ビルそして廃ビル、だってこの街はちょいと昔からビルの墓場だから、人々はこの街を離れて新興住宅地の一角、小さな庭付きの家で ...
ゆるやかなかたちをした盆の夜に
引き離された電信柱は
ふるえる蝉の叫びを聞きつつ
ただひとり
とーん
と、立っているのであります。
向こうの小路の小さな光は
いったいどいつのあかりで ...
裁判所から出頭の通知が来た
なのにこのこころの優雅さはなんだろう
みんなじぶんが正しくて
みんなじぶんが得をしたいだけだ
そんなことで砕け散るような
俺は岩じゃない
...
鮮やかに降り積もる 霰は霞み 日より煌めく
知らぬ記憶にあり それでも待ち続けるもの 春風
あまりにも温かく 色鮮やかで
「妬ましき」
柔らの殻に在りて震え
風に誘われ
離すもの ...
哀しい村を過ぎて丘を下る 教会の鐘が鳴る午後 マリアは涙を流す
礼拝堂は空虚で まるで僕の心みたいに 遠近法を失っている
君の庭園はとても静かだ 静謐という名の永遠
遥か高みを鳥が横 ...
おまえのためのものじゃない、その
激しいギターのうねりも
おまえのためのものじゃない、その
強烈な言葉の羅列も
おまえのためのものじゃない
世界を振動させるリズム
...
たくさんの人に埋もれながら
心はそこにありますか?
一人の人を想うたび
心はそこにありますね
頭と心と後ろの者 散乱の言葉になれない象徴まで掘り下げることの
困難なダイヤモンドダストが滞ることなく 手を伸ばし 溢れている
ただそれだけのこと 生きを背中から知らせ 前へ倣う最前列 ...
ぼくが温めていたのは
翡翠色でつむじ曲がりの卵
アイスクリームにはボートを浮かべ
溺れるふりして幽霊女とキスをする
ポケットに隠した一人分の蠍をひらり
素顔の道化師に変えてご覧に入れまし ...
盆休みでネタがないから
毎年毎年この時期になると
無理に深刻な顔して
何とかしのごうとしてんじゃねえだろうな
もし不細工ねえちゃんかき集めた
グループが覚醒剤で一斉検挙でもされたら
みんな ...
今日また一年ぶりに、伝えられなかった言葉が増えた
首元がうっすら日に焼けて
キャミソールの跡がわかる朝
白い肌が好きだと言った瞳を
ときどき思い出している
隙間からこぼれおちる光を集 ...
Kids
明日から、明日からと 何度も何度も見送ってきた君も
もうどこにも逃げ出せない そんな今日にやがてたどり着いたんだ
観客席から舞台の上の ヒーローに拍手を送ってただ過ぎた日々
...
ぜいたくな悩みなんて
じゅうぶんにわかってる
あの子が好きよ
でもね
ああ
わかってる?
叶わない恋って
みんなもしたことあるでしょ
あきらめなよ
なんて聞きたくない
あの ...
あなたたちは自ら望んで
戦地に赴いた訳ではない
ただ父や母や祖父や祖母を
そして幼き子と愛する妻を護るために
玉砕覚悟で銃火飛び交う島々へと
海では一機一艦の命を受け空で散華された
...
嫌いな店へバイトで入りネットにあげるテロ行為
心の闇を照らしてくれる光眩しく眠れない
君の花壇に咲いてた花のひとつひとつが夏の恋
大人の階段を昇る筋肉がない
死んで花実を咲かせている
男にも連れ去って欲しい夜がある
一回ヤレば済むようなことを
人前に晒すな、ボケえ!
それはさておき
このクソ暑い中
人混みに突っ込んで
ガキのわめき声聞くぐらいなら
竹島に突っ込んで
あのときの日本人の恐さ
思い ...
考えることもなく ぼんやりしている
朝から 何もしていない
それとも何だろう
白い 釣り糸を垂れて
あの言葉は何を意味したのだろう
女のことばかりを考えていた
緑色の自転車を走 ...
熱が森から差す、しずくはじゅくじゅくと零れ出る
琥珀色の病を照らして あゝ なんて美しいのだろう、と
つぼみを ゆるやかになぞるのです。
無声がしきりに溢れ 排熱するのどを愛で
ah-ah-a ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
徒花に実をつけさせてやる
北大路京介
自由詩
1
13/8/16 15:39
3Dプリンターの悲劇
梅昆布茶
自由詩
11*
13/8/16 15:14
巨乳牧場
花形新次
自由詩
1
13/8/16 15:14
朝顔のこと
はるな
散文(批評...
1
13/8/16 13:59
セピア色
夏川ゆう
短歌
1
13/8/16 8:36
脳内麻薬で宇宙まで
なかうち ま...
自由詩
1
13/8/16 2:05
夜間飛行 星のまにまに
梅昆布茶
短歌
4
13/8/16 1:44
君ら爆弾、かなり飛んでる
ざらざらざら...
自由詩
6
13/8/16 1:20
真夜中の迷子
マチネ
自由詩
3
13/8/16 1:12
俺は岩だ
吉岡ペペロ
自由詩
4
13/8/16 0:43
箱庭にて 雪氷積りて 草花艶やかに
黒ヱ
自由詩
1
13/8/16 0:11
千の丘を下る
梅昆布茶
自由詩
15
13/8/15 23:37
おまえのためのものじゃない
ホロウ・シカ...
自由詩
4*
13/8/15 23:09
そこに
hiroto...
自由詩
0
13/8/15 23:04
片目の露骨
朝焼彩茜色
自由詩
8*
13/8/15 21:50
熱帯抱卵節
ただのみきや
自由詩
21*
13/8/15 21:40
涼を求めて
花形新次
自由詩
2
13/8/15 21:27
バースデー
ku-mi
自由詩
1
13/8/15 17:54
kids
itukam...
自由詩
0
13/8/15 17:48
ひとりぼっち
森未
自由詩
2*
13/8/15 15:35
御霊(みたま)への歌
HAL
自由詩
8*
13/8/15 14:22
嫌いな店へバイトで入りネットにあげるテロ行為【都々逸】
北大路京介
伝統定型各...
1
13/8/15 14:07
心の闇を照らしてくれる光眩しく眠れない【都々逸】
〃
伝統定型各...
1
13/8/15 14:06
君の花壇に咲いてた花のひとつひとつが夏の恋【都々逸】
〃
伝統定型各...
1
13/8/15 14:06
大人の階段を昇る筋肉がない
〃
自由詩
8
13/8/15 14:05
死んで花実を咲かせている
〃
自由詩
2
13/8/15 14:05
男にも連れ去って欲しい夜がある
〃
自由詩
10
13/8/15 14:05
クソ暑い
花形新次
自由詩
1
13/8/15 13:43
夢の夏
番田
自由詩
2
13/8/15 13:18
舞手の皮膚
夕ぐれ鉄塔
自由詩
1
13/8/15 12:53
2496
2497
2498
2499
2500
2501
2502
2503
2504
2505
2506
2507
2508
2509
2510
2511
2512
2513
2514
2515
2516
2517
2518
2519
2520
2521
2522
2523
2524
2525
2526
2527
2528
2529
2530
2531
2532
2533
2534
2535
2536
4.22sec.