この
フェルトセンスを

どうしても
言葉にしなきゃ
いけない?

言葉の数は
全然、足りないし

ぴったりの言葉なんて
どこにも無いのに

それでも

僕たちは
伝え ...
言ったけど聞こえなかったので
大きな声で言った
今度は伝わらなかったので
口を大きくあけた
あなたが見てくるから
くちがどんどん開いてく
どんどんどんどん開いた
唇であなたが見えなくなっ ...
道の先には置き忘れた  
少年の靴が、ひとつ   
夏の日に照らされ輝いていた。  

靴は近づき、通りすぎ、遠のいて――  
ふり返るとやっぱり輝いている  
あの少年の靴  

い ...
ホットコーヒーの世話になる 九月の仕切りに
何度目かの酷暑は人間のせい 異常気象は台風の目の中のように覆っている
それでも どうにか 保つしかないんだ

ごめんね 極寒の氷
人間様で ごめん ...
雪忘れ村の花嫁は
結婚初夜
行為の最後に
男性自身を挿入したまま放尿し
何もかも洗い流して
男性経験の有無をうやむやにすることが
花嫁花婿双方の暗黙の了解事項となっていた
これを座敷濡ら ...
誰も知らない

気疲れで倒れそうなことを

誰も知らない

右目と右脳が悲鳴をあげていることを

誰も知らない

マッサージ師に?を連発されていることを

誰も知らない

...
生きているだけで、戦争だ。



言った君の様に

戦う場所は、ここだ。



思った…。。。

くじけないで・くじけないでと

読み上げた

柴田トヨさんの声を聞 ...
トマト畑に、食の神様がいた。

真夏の午後

トマトを一つもぎ取って

冷たい水にひたして

丸かじりをする。

甘いお菓子よりも腹に溜まり

喉の渇きを潤したトマトは
祖父 ...
サイコロを振ってはひとつ駒進め
振り返らずにあなたを待つわ
コンセント抜いたときに出た火花
あのとき見た花火に似てる
君は僕の手を離そうとしない
花火が散ったとき君は隣にいなかった 

打ち上げ花火、横から見るか下から見るか
そんなこと、どっちでも ...
  鳶という鳥の
  名前を覚えたのもこの街だった
  アキタケンホンジョーシゴモンチョウ
  蜜柑色の陽射しにひたされた夢の形



  パーマ液の匂いがするこの街
  ここ ...
真昼の荒野に陽炎が立つ。
茫洋たる荒地の果てに大海の在るを望む。
私は干からびた海月だ。
海月に語る者は在るか。(それは心の語り手であるか。)

自らの体に楔を打て。その裂口を見よ。
...
徒歩五分で海
という環境で育ったわたしは
ただ鈍感だった
ひどく夕陽が眩しく
一日の終わりを告げる焼けた空が
ひりひりした匂いを連れてくる
そんなものだと思っていた
その空もあの ...
夏が圧をなくしてゆく

なし崩しの継ぎ接ぎだらけの

プロセスばかりが裏切りの

結果だけがハッピーエンドな

夏が圧をなくしてゆく


秋よさらば

台風がスライドする

大気よりも海洋が

あたた ...
鯊釣りや義理の息子の長き竿 新しい墓石の上に桐一葉 鈴虫の齧る親指ダリの髭 王子を待つ女と天使を待つ男がいて夜が明けないでいる ダイエットは明日から 履歴書書くのは明後日から はやくはやく

わたしは
ゆめでもここでも
あなたをまつ

はやくはやく

わたしは
こころもからだも
あなたをまつ

はやくはやく

わたしは
きょうもあしたも
あな ...
はりきって出かけた わたしは
きゅっと胸をはって歩いた
つぎつぎと 景色を変える町
太陽はいま 一番高い場所に

バターナイフを持つ母の指
コーヒーカップを持つ父の指

立ち止まって自 ...
┌−−−−−┐
|ねこここね|
|このこのこ|
|ここはここ|
|こねこねこ|
|ねこここね|
└−−−−−┘

ねこだましはできても、ねこだましいは、ねこのこねがないと持つことができないようです ...
拝啓 酷暑の折 いかがお過ごしでしょうか
僕は一足先に
夏に別れを告げるつもりです
今日の帰り道 揺れるススキの穂を見つけ
あと少しで訪れる秋が待ちきれなくなったからです
あの頃僕は 夏の活 ...
傷だらけの赤い液体を
大事そうに抱えてる君と
言葉ではなにも伝えられないぼくが
ぐらり 抱きあって よろけている
仲のいい酔っ払いみたいに
ふたりしてよろけている

酔えるのならば実は簡 ...
シロとクロの
誤魔化し切れない感情が
胸の奥を過る

シロとクロの
縞模様のウマの形が
意識の端を歩いている

草食系も肉食系も
一緒くたにして
懇ろに混ざり合わせたはずなのに ...
バスからみる
街は、
ばかみたいにオレンジで
おもいだす

あの子 や
あのひとに
なれなかった

ちょうちょはたくさんいた
花もたくさんあった
夢もいっぱいみた
とかげ ...
ねじれた女は
男のかたちをして
朝の歩道に
放りだされている

季節はたしかにうつろいだが
ことばはひとつも増えず
減らずに
雪融けるような角度のなか
ゆっくりと腐りはじめる
...
  するどい刃は
  闇のなかでじくじくふくらむ
  夕暮れ時、しろい壁には
  おおきすぎる影がひろがる



  電話越しに言葉をぶつけながら
  床にはみにくい落書きをし ...
雨つぶと雨つぶは
出会っても うたわない
分身だったから
うたう必要がないから
うたわないけど
静かに溶けて
ひとつになれる
みずたまりは
世界で一番平和で小さな海になった

雨つ ...
夏の三時から四時の間は
何となく切ないような感じがする

庭に響く虫の鳴き声
うとうと眠くなる
家族は用事で出ていて独りきり
やけに田舎の静けさが気になる

まだまだ気温が上がりそうな ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
VERBAL LAG一二三自由詩013/9/1 2:39
クレバーさいとう自由詩113/9/1 0:25
少年の靴  服部 剛自由詩1213/8/31 23:38
秋への祈り 示し達へ朝焼彩茜色自由詩5*13/8/31 22:56
日本のエロ風習3 座敷濡らし花形新次自由詩113/8/31 22:06
誰も知らない吉岡ペペロ自由詩813/8/31 21:39
防衛戰梓ゆい自由詩313/8/31 21:10
夏野菜自由詩213/8/31 20:56
サイコロを自転車に乗れ...短歌113/8/31 20:25
HANABI北橋勇輝自由詩3*13/8/31 20:05
S62草野春心自由詩513/8/31 18:56
茫洋ヒヤシンス自由詩9*13/8/31 17:11
カモメのことばを知らないかんな自由詩15*13/8/31 16:12
秋よさらば吉岡ペペロ携帯写真+...413/8/31 15:58
鯊釣りや義理の息子の長き竿北大路京介俳句1*13/8/31 15:48
新しい墓石の上に桐一葉俳句113/8/31 15:47
鈴虫の齧る親指ダリの髭俳句113/8/31 15:45
王子を待つ女と天使を待つ男がいて夜が明けないでいる自由詩613/8/31 15:45
ダイエットは明日から 履歴書書くのは明後日から自由詩213/8/31 15:44
「はやくはやく」ともりん自由詩3*13/8/31 15:41
小指栗山透自由詩5*13/8/31 14:13
ぐるりと猫こねくりまわしてみたねコネクション 阿ト理恵自由詩17*13/8/31 13:57
秋を迎える為に作る花火があってもいいNeutra...自由詩813/8/31 13:13
君の好きな歌を栗山透自由詩3*13/8/31 12:46
シマウマnonya自由詩20*13/8/31 11:03
バスからはるな自由詩213/8/31 10:17
ゆっくりと腐りはじめる自由詩513/8/31 10:11
嫉妬草野春心自由詩413/8/31 9:56
子守唄そらの珊瑚自由詩19*13/8/31 9:09
切ないような夏川ゆう自由詩313/8/31 9:09

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加筆訂正:
鯊釣りや義理の息子の長き竿/北大路京介[13/8/31 16:59]
長い竿 → 長き竿
5.24sec.