世界中のエージェントたちとすれ違う

カードを首にかけているから

おなじようなエージェントだとひとめでわかる

このカードで施設のほとんどがフリーだ

船上のプールサイドほどこの世でさびしい場所はな ...
デッキで味気ない風に吹かれて

意味ないな

そう思って部屋に戻っていった


酒を飲もうかなんて

どうでもいい時間から

解放されてやっとこさ

風に吹かれにこれた


デッキで味気ない風に吹かれ ...
ポケットに溢れるほどの夏の恋




なつかしい蜜柑色した夕の街




白い鳩しみわたるほどのあおぞらに




ちいさな手 氷のグラスを握りしめ




白 ...
8月の戯れに嫌気がさした 
僕はとろけたチョコレート色に 
世界を塗ったくりたい気分で
ほんの数秒ずれた 
シャッターチャンスで 
笑っている
夕陽が落ちてきて 
浴槽をレモン色 ...
世の中にある苦しみのひとかけらも知らないというような微笑み 言葉尻に「けど」つける娘よわたしはその「けど」のあとが聞きたい (夢をみて 過ごす)
(夢だけをみて 過ごそうとおもった)


7月10日

よしくんが 蝉の抜け殻の中に
ねり消しを詰めて
ブロック塀の上に置いていた
きっと
中身がある
て  ...
最も対極の銀漢から 阿羅漢肖るカインの蘇芳色
ヘブライ卍ラテン+サンスクリットの鍵穴 弓張る月に矢を掛け

燦として輝く燻らす渦の最中 暫時司る縁を刻んで斬る
無智叡智の表裏を重ね縫い 生まれ ...
とうめいの
とじひもが
ゆるむ
午睡から目覚めきれない
漠とした意識のなかで
たとえば
カムチャツカ半島からの
かえりみち

{引用=わたしはだれであったのでしょう}
とうめいの
...
 人類は死を克服しました。

 誰も死なない世界では、妊婦だけが、処刑される。誰も死なない世界で、やはり誰かは死んでいく。温度の少ない電流が臓器を浮かせて、細動を引き起こす。使いものになら ...
お母さん 今日で8年経ちます
さっき シロップ入りのアイスコーヒーを注ぎました
ドトールのではないけれど

どうぞ飲みに来て下さい

   私は一分おきにグラスの減りを見てしまう

お ...
句点打つかわりにハート鷹の爪 朝顔がブラスバンドのごとく咲く 背番号小さくなって野球の日 きのう人間になりました 大人になるために諦めた恋や夢の墓を荒らしている 女三人寄って各自ラジオ聴いている 窮屈そうに
眉を寄せて
酸っぱそうに
唇をとんがらして
真剣に考えを巡らせている

そんな横顔を
眺めていたら
不謹慎にも
笑いがこみ上げてきて
君に怒られた

取り繕うこ ...
もぎたてのトマトに
齧りついたこと思い出す

子供の頃に感じた
感動的なあの美味しさに
今なかなか出逢えなくなった

スーパーに並んでいるトマト
美味しさにばらつきがある気がする

...
トタン屋根は大気を焼き
雨を含んだ杉の木を溶かしている
杉の葉には微細な虫たちが
ひどく痩せた足を這わせているはずだが
私には見えない

ポリエチレンにとらえられたカブトムシがもがいている ...
いつもボクは優勢だった
だから
今日のソレも
ボクには勝算アリと踏んでいた

勝っていると思っていたんだ

キミのその顔をみるまでは
セミヌードっていう人いつも裸だな ○身辺の女性のデータは要チェック!
・色白
・黒髪
・最近死んだ


○ブレただけの通行人と思われて、損するレイが後を絶ちません。


○火の玉や白いモヤを覚えたら、今度はそれを顔状 ...
昼間のうだるような夏の空気に
すっかり力を
すっかり リカちゃんは わすれました

あまりにながいこと 西日の中にいたものですから
セルロイドのように 時間も すっかり やわらかくな ...
諦めなければ叶うなどと言う

夢物語は成功者だけのお話で

大半の事柄が叶わない現実は

それでも私の足首を掴んでて

一瞬の気の迷いのように夢を

今日も見せよう ...
くまのぬいぐるみのなまえはわすれてしまった。


いたみよりしーつのしみがきになった。


へやばんごうはしゅっせきばんごうだった。


いきづかいだけがいつまでもか ...
山女の実を一つもいで、隣に立つあなたにあげる
眩暈の先で揺らぐあなたに

輪郭の消えた右手の形が
たしかに山女をのせている

はりつめた耳鳴りの向こうで、あなたが何かつぶやいている

...
              130809




ダーツで的の真ん中を狙う
初めて握ったダーツの矢は
鉛のように重く
指と手首等での感覚を迷わせる
いつまでも躊躇しないでくださいと
...
何かが掌に残れば

それは温かく光るだろう

君が蛍でないにしても

君にも光る一瞬があるのかもしれない

この世界で生きている以上

僕達は火を燃やすための燃料以上の存在ではない ...
さぁ鮮やかに
暗転、ブラックアウト

分かち合う僕達の世界、夜
畏れているのはあまりにも酷い結末
狭いグラスには溢れかえる朝
僕と君の時間が止まったみたいに
忙しなく充電を始める、「世界 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
トム・クルーズもうひとり吉岡ペペロ携帯写真+...113/8/10 17:46
風に吹かれに携帯写真+...013/8/10 17:45
夏(九)青色銀河団俳句113/8/10 17:41
レモネードサンセットマーブル自由詩513/8/10 17:35
_久里短歌013/8/10 16:44
言葉尻に短歌313/8/10 16:38
いつかの夏の日記 みたいなものあれこれ佐東自由詩1113/8/10 16:16
蘇芳色の魂 朝焼彩茜色自由詩4*13/8/10 15:57
【とじひも】詩サークル「群青」八月のお題「漠」からそらの珊瑚自由詩11*13/8/10 13:10
克服破片(はへん...自由詩2*13/8/10 12:37
母へのうーとーとー朝焼彩茜色自由詩1013/8/10 12:31
句点打つかわりにハート鷹の爪北大路京介俳句213/8/10 12:02
朝顔がブラスバンドのごとく咲く俳句413/8/10 12:01
背番号小さくなって野球の日俳句313/8/10 12:01
きのう人間になりました自由詩313/8/10 12:00
大人になるために諦めた恋や夢の墓を荒らしている自由詩613/8/10 11:59
女三人寄って各自ラジオ聴いている自由詩113/8/10 11:59
かわいいnonya自由詩24*13/8/10 11:27
トマト夏川ゆう自由詩313/8/10 10:53
猛暑の記マチネ自由詩013/8/10 10:46
完敗hiroto...自由詩3*13/8/10 10:16
裸の区別小猫峰 護自由詩013/8/10 4:58
「幽霊なら知っておきたい、心霊写真心得」短歌113/8/10 4:37
ここにいてもいいるるりら自由詩9*13/8/10 3:29
あなたが好き永乃ゆち自由詩6*13/8/10 0:53
その日。自由詩2*13/8/10 0:16
山辺の道にてマチネ自由詩613/8/10 0:13
ここにいてもいいあおば自由詩7*13/8/10 0:10
一瞬の劇場yamada...自由詩113/8/9 23:45
林檎の香りにブラックアウト/ビスケットは品切れ智鶴自由詩213/8/9 23:21

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