街の中になくした
放り投げるようになくした
あなたの
多面体のブロックパズルの面が、
そろわないからと
子供のようにわめいて
そろわないままの多面体は
街中の賑わいに似た
何色もの色に ...
違う顔になって来たなー
もしかしてシェパード混じってるかも
いや、毛並みはボーダーコリーか
何それ?
あ、そうや君には関係ないな!
ボクはボクやで
そうやん、全部「犬」でい ...
こんな怒りを抱きながら
僕は笑って生きるのか
生まれたこの子を抱きながら
そっぽに首ふり生きるのか
太りだしたその子が腕の中で
くへくへ泣きながら暴れている
見ているひとの ...
涙のかわりに雨はふる
涙のかわりに雨はふる
傘を差し出すひとの手を
断るたびに雨はふるんだ
大人になったら
神様になって
...
過去は単なる時間ではなくて 様々な色彩と匂いによって彩られた巨大なオブジェです 大事な過去捨てたい過去 どんな過去とも付き合っていかねばならず まるで世間の人間模様のようです ひとつだけ棘だらけの過去 ...
夕暮れの窓辺
瑠璃色の切子硝子の一輪ざしに
梔子の白が映える
夕凪 無風状態になれて
心が弛んできたら
闇が迫る少し前 風が頬を渡る
どこからか声を運んできた
楽しい声 悲しい声
...
【つめたい てのひら】
どんなに ちいさな赤ん坊であっても
うまれながらに ちいさな爪があるように
花であるなら 必要とする土が要り様でしように
イヌサフランときたら
土 ...
桃色のスカイツリーや蚯蚓鳴く
チワワの向こう側に虹
墓荒らしの墓を荒らす
童貞じゃなくなったら俺じゃなくなる
紙ねんどでできた魂が
窓ぎわで色あせていました
緑化された街へとつづく
海風にやぶれた辺外の家の
そこだけ乾いた晴れの日のモーヴ
わたしはわたしの火で身を焼いた
「あの日」となづけ ...
まちがいだと
笑わないでください
季節を
取り違えた
ばかな花だと
笑わないでください
きょうだいたちが
眠っているのを
ただ静かに見守るためだけに
秋に咲いた
一輪の紫陽 ...
小川コーヒー
ニコニコと母子立ちけり横丁に
あれこれと注文考う小川コーヒー
テーブルでビール一本つぎて呑む
午後の店三人立ちより談笑す
白き手で水を注ぎては立ち去りぬ
...
モテ期がやって来た。
唐突にやって来た。
夏までがピークだと思っていたら
秋になってからもやって来た。
秋と言ってもまだ9月。
昼間は夏のように暑い日があるから
モテ期がや ...
朝の心の空に
温暖前線がやってきて
晴れて
温かくなった
さっきまで雨が降っていたのに
雲も遠くへいってしまった
公園に散歩に行って
寒椿の花をながめる
午後
嫌なことを思いだし ...
薄縹の空のした浜辺をひとり歩く
潮の香りと眠りの匂い
拾った貝に耳をあてれば
なつかしいひとの声
「元気かい」
...
風の冷たさと
周波数の長さ
変調
及び
同一の周波数
煙草の味が
変わったなら
また節気が
刻まれた気がした
肌寒さに
息を潜め
かけられている
バイアスを思う
...
雛と言う文字から
はじまっているからでしょうか、
ことり、の部分で
音を立てるイメージを描きながらも
脳裏に浮かぶのは
小鳥の姿でした。
飛び立つのは 数羽の小鳥
数話 ...
目を開ける
違う、開く
そのまま意味もなく、にやけて見せる
それからコップ一杯のオレンジジュースで拳程のクルミパンを五回咀嚼してから流し込む
食道が凸凹してから胃の右中間部手前斜め ...
人の消えた風景の中
寂しい思い出がうかぶ
海の上に浮かんだ あの 木片
そして 夏が流れた
気づけば 過ぎた
寂しさとは つまり
二人の頭の中で営む恋愛ごっこ
手がつながれた ...
Crazy tube top から溢れ落ちて
Big boobs stay in the night
Tongue先で確かめたいよ あの娘のheart beat
恥ずかしげなCherry ...
電車の 私の後ろの座席で
アイドルグループの カツーンの話に夢中になっている
二人組の女がいた 若い声で
むっちゃなんやねん
めっちゃあれやねん
...
嗚呼
腰も乏しく成り候ふ
嗚呼
膝も乏しく成り候ふ
嗚呼
目も乏しく成り候ふ
ついでに
頭も随分と
嗚呼乏しく成り候ふ
今日(こんにち)こうも衰えに
至るこの身 ...
路傍に酸漿の実が
ひとつ落ちていた
睫毛の影
黄昏時に震える飴色の
懐で翳した
さかしまの風の流れを映さないかと
鈴の音もなく
からりからり
蹴飛ばして
丸い膜の内側に吐 ...
きっとどこかに
月や星や雪が闇に影をつくっていることを
もう失われてしまった
地球の独り言のように感じていた
なのに
ここには闇などなかった
どこもかしこも
...
売れない
あまりに売れない
食っていけない
だから巨乳を活かして
ロマンポルノに出演したところ
瞬く間に
トップ女優に躍りでた
あの新川タマミさんのことか?
違う?あっそう・・・
...
夜中に地震で目が覚めて
地震が起きるたびに
いろんな神社の鳥居から
小石がぱらぱら落ちているのだろうな
と窓を開け閉めして
もう一度、すとんと夢の中に入る
夢の中では栗の木林にいて
...
先生、私ファンタジーが書きたいです
現実のうらみつらみごとくさいものや自傷自虐自意識性狭窄や無節操な欲目や退廃堕落どろどろだらりんや排泄物じみたものとかこととか虚無的悲観などとは、無縁な ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
東京23色/街の中にいくつも散らばっていく
水町綜助
自由詩
9
13/10/1 18:07
雑種犬との会話
木葉 揺
自由詩
3
13/10/1 17:46
その子は僕に似た声でくへくへと泣くのさ
雨の音
自由詩
1
13/10/1 17:06
雨
〃
自由詩
4
13/10/1 16:27
大人になったら
TAT
自由詩
1
13/10/1 14:44
twitter
葉leaf
自由詩
3
13/10/1 14:11
【 風の栞 】
泡沫恋歌
自由詩
16*
13/10/1 13:31
つめたい てのひら
るるりら
携帯写真+...
9
13/10/1 12:14
桃色のスカイツリーや蚯蚓鳴く
北大路京介
俳句
4
13/10/1 10:29
チワワの向こう側に虹
〃
自由詩
5
13/10/1 10:27
墓荒らしの墓を荒らす
〃
自由詩
4
13/10/1 10:27
童貞じゃなくなったら俺じゃなくなる
〃
自由詩
3
13/10/1 10:27
神のアール
平井容子
自由詩
11
13/10/1 9:41
シークレット ガーデン
そらの珊瑚
自由詩
11*
13/10/1 9:03
小川コーヒー
生田 稔
俳句
4
13/10/1 7:06
モテ期がやって来た。
komase...
自由詩
1*
13/10/1 6:57
閉塞前線
殿岡秀秋
自由詩
8
13/10/1 4:54
鈍色のひかり
石田とわ
自由詩
16*
13/10/1 4:14
変調
ねなぎ
自由詩
2
13/10/1 3:56
ことり、
藤鈴呼
自由詩
1*
13/10/1 2:22
朝食
一五川真
自由詩
1
13/10/1 2:11
君の夏
番田
自由詩
1
13/10/1 2:01
怪しげなマーメードショー
花形新次
自由詩
1
13/10/1 0:21
大阪駅までの
八男(はちお...
自由詩
1
13/9/30 23:22
仕方なや
hiroto...
自由詩
0*
13/9/30 21:46
夜半楽
神山
自由詩
3
13/9/30 21:37
愛やつながり
吉岡ペペロ
自由詩
4
13/9/30 20:29
新劇の巨乳
花形新次
自由詩
0
13/9/30 19:21
鬼あざみ
春日線香
自由詩
2
13/9/30 19:16
現実にあることしか言葉にはできないのか
北街かな
自由詩
9*
13/9/30 18:50
2464
2465
2466
2467
2468
2469
2470
2471
2472
2473
2474
2475
2476
2477
2478
2479
2480
2481
2482
2483
2484
2485
2486
2487
2488
2489
2490
2491
2492
2493
2494
2495
2496
2497
2498
2499
2500
2501
2502
2503
2504
加筆訂正:
ホーム
/
Lucy
[13/10/1 9:55]
6行目「取り残されている」→「取り残されてある」に修正しました
4.97sec.