椎茸の炊き込み御飯母の声 木漏れ日を受けた椎茸哲学者 恋でした。
次のページをめくっても恋でした。
眼鏡かけても君しか見えない 前世来世も俺だけの女でいろよ   恋人とよんでもいいだろうか
  きみのことを
  この夏がおわるころには



  はげしい雨がふる夜は
  ビニール傘を用意するから
  おなかが空いたらカップヌードル、 ...
大空を切り裂く百舌の軌跡あり


みどりごが喋った喋った花畑


{ルビ末枯=うらが}れに手を差し伸べて日が帰る


秋蒔きの汗を愛しむ空の神


丁寧に過ごす真昼に小鳥来る
...
スカイツリー木陰で仰ぐ花一輪


灯る燈に明日を覚えて眠る猫


波音に誘われてみるみどりごよ


その青に秘めるものありインク花


ゆく夏に惜しまれながら百日紅


...
 懐に斬新をも捨て 拾う落武者たちと亡骸 口元が泣く

男冥利を暴けず泣く訳には 空に轢かれようと それだけは出来ない

朱華色のように儚い褐色 沁み込は直接魂を貫く 宿命は誰も宥めない

...
   かなしさは夜のなかにある。



   体育の時間、ぼくはだれともペアをつくれ
  ずに、みんなが踊るフォークダンスを眺めて
  いた。それは濁った河を渡る水牛を眺めるの
...
沈黙に支配された世界
太陽系を少しハミ出したところでボイジャーは動きを止めていた 。
joshu は船のピットを開き静かにボイジャーを回収する 。
様々な塵や宇宙放射線を浴び続けながらじ ...
渓流に 足を潜らせ 涼を取る

立ち込める 花火燻かし 夏キャンプ

醒ヶ井や 梅花藻に降る 百日紅

陽を惜しみ つるべ落としに 肉を焼く

倒木に 陰を求める 岩魚たち

酔い ...
この夏を共になんとか生き延びて ずしりと重い冬瓜を買う

唐辛子 束ねて売れば店先が花屋になった花屋であった

セルリーがしなびて見切り三十円 手にとればもう戻せなくなる

無花果の星型に ...
  集会にいざなう

駆けてくる、駆けてくる
秋の並木道
娘の姿はくっきり
われらの車に乗るため

次の週も、次の週も
同じ並木道
娘は可愛ゆげに
カバン持ち駆けてくる
小さく告げられるニュース

摂理のように

ありきたりな浸透をする

たゆたゆと

それにわたしは浸り

夢を見る

夢を見ては

まぶたの裏にある残像を

日常 ...
遠くなる空の頃にはもういない夏のひかりは恋のトリガー


八月にあと十日ある暦みて七月の長さ蝉と比べる


みあげるといつものままの夏の空きのう見たのが二年前でも


東京じゃない場 ...
(ちょっと聞いて
)大き過ぎて潰せないのが資本主義なら大きければなんでも許されるのも資本主義でしょ?
痒いわ
(え 、違うの ?
)はやく鶴を折れよ(笑)

大きければ確か ...
紫陽花の枯れ果ててあるきょうの昼わたしは外へ帽子忘れて


包んだら届くのかなと丁寧にリボンもかけたひと夏の夢


もう咲かない閉鎖し工事中の場にもう咲くことのない君の名は


まだ ...
西方に下弦の月あり夕暮の空惜しみつつ北へ曲がりぬ


窓の外聴こゆる音分け解しをりきみの音のみ供養塔より
言葉はまるで埃のよう

陽に透ければ多少の見栄えもするけれど

所詮はただの塵芥 腹の足しにもなれはしない


深夜零時の交差点で

ゴミを相手にワンツーステップ

星が消え ...
メタファーを食べてみたいと笑う馬鹿 川があった。

大きな川だった。
その川の中腹に、一人で立っていた。

ときどき、強い風が吹く。
そのまま川面に倒れ込んで、
流れに身を任せてみたくなる。

いつしか、辺りは暗くなっ ...
赤く染まっていく電信柱の向こうに
夕暮れが突っ立っている

突っ立っているその背中めがけて
君が思い切りボールを投げつける

力の限りの全力で
見渡す限りの赤空へ
思い切りボールを投げ ...
深海魚が太陽を見る日
光のパレットナイフが
海鳴りの弦を切断する
青い狂喜で上塗りされ
それが比喩かも忘れて

人がひとり墜ちて行く
閉ざされた貝のように
白く饒舌な泡に抱かれ
記憶 ...
あーもう汚い 潰したい
グチャグチャに叩き潰したい
それよりも殺虫スプレー?

一撃必殺はスッキリする
ジワジワと嬲り殺すのはワクワクする

外の世界にいれば
僕たちの邪魔しなけれ ...
  祭囃子が遠ざかる
  ひとの気も知らないで



  暗い夢をひとつひとつ、
  棚の奥へ押しこめていくように
  きみの顔が笑っていた
  みじかい髪の毛がひとつひとつ、 ...
力を抜きたくない
力みたくない

走り挑みたい
赤裸々にモザイク細工施す 重ね塗り 厚みの飛び出る 絵

きっと自画像だと感じる 季節の寂しさの木葉の裏側の瞠目
高揚と背中合わす 己に革 ...
泡と消えた夢のこと
昔は希望でいっぱいだった
いつからか苦痛がとってかわった
いいことは全てはじけて消えていった
まだ人生にしがみつく
情けない自分の情けなさを悔いたけど消えた光は戻ってこな ...
川のせせらぎに今ひとひらの葉が落ちた。
すべての音や空気や木々の彩りが秋に向かっている。
突然の驟雨でさえも、今はもう晩夏の趣は無く、
ただひたすらに秋の匂いがする。

日本の秋が今年も ...
キムとよく
この店に来たものさ
取り敢えず焼肉を頼んだよ
コリアンで賑やかな
この店の片隅で聴いていた
チョウ・ヨンピル
ノ・ムヒョンは今も崖の上
ハヤオ・ミヤザキは引退だ
時は流れた ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
椎茸の炊き込み御飯母の声北大路京介俳句313/9/13 17:57
木漏れ日を受けた椎茸哲学者俳句213/9/13 17:56
恋でした。次のページをめくっても恋でした。自由詩313/9/13 17:55
眼鏡かけても君しか見えない自由詩613/9/13 17:54
前世来世も俺だけの女でいろよ自由詩113/9/13 17:54
恋人草野春心自由詩613/9/13 17:45
秋八句+1もっぷ俳句513/9/13 17:39
八句 (夏)俳句113/9/13 17:26
武器を捨てた男冥利朝焼彩茜色自由詩1*13/9/13 16:38
かなしさは夜のなかに草野春心自由詩20*13/9/13 12:29
アース ミッション 3アラガイs自由詩2*13/9/13 12:13
夏の思い出和田カマリ俳句1*13/9/13 11:51
冬瓜を買うそらの珊瑚短歌1113/9/13 10:25
 集会にいざなう生田 稔自由詩213/9/13 9:23
ラジオかかり自由詩113/9/13 9:07
日記「七月」2 (二十首)もっぷ短歌413/9/13 4:20
紙本主義アラガイs自由詩3*13/9/13 4:05
日記「七月」 (十八首)もっぷ短歌4*13/9/13 3:55
西⇔午前三時短歌113/9/13 3:43
cadenzasyuon自由詩113/9/13 2:17
メタファー自転車に乗れ...俳句113/9/13 1:45
見送る人結城 希自由詩313/9/13 0:55
夕暮れが突っ立っている自由詩313/9/13 0:40
海に描いた反ジガゾーただのみきや自由詩21*13/9/12 23:11
害虫みゆ自由詩113/9/12 23:02
祭囃子草野春心自由詩413/9/12 22:58
真摯の紅朝焼彩茜色自由詩5*13/9/12 22:52
泡と消えた黒髪自由詩2*13/9/12 22:16
秋の音ヒヤシンス自由詩6*13/9/12 20:49
ガロ、ア理ラン花形新次自由詩4+13/9/12 19:41

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加筆訂正:
小径/こしごえ[13/9/13 15:28]
中ごろの『(そよそよ)と/いまだ止まず』を付け足しました。拝礼。
4.08sec.