ただ頷いて微笑うのはおりこうさん
泣きながら問い詰めるのはおばかさん
ひとつ問題があって
ものわかりのいいひとの粒子は
少しずつ崩壊している
淋しさをこじらせると
言葉すら思い浮か ...
何もない
あるのは道のり
歩いてきた気がする
そして 全て 失った
信じたことを
忘れ
そして 歩いた
海辺の街で
何をすればいい?
ボールを見ているみた ...
うちわであおがれひざ枕
これにまさる涼はなし
お礼に西瓜でも切ろうかしら
私の耳の穴をさわっても
なにもでてこないんだ
脳内を今日のかけらが
さらりとながれる
君の耳のかたちの
しまをめぐれば
世界ににたけしきが
耳からきざまれる
あしたへゆこう
...
...
涼それは
沸騰している中身(こころ)を
落ち着ける小さな風鈴(ねいろ)
涼それは
身体を刺すような棘(あつさ)を
癒す青い海(ぬりぐすり)
涼それは
のしかかるような熱風(おもさ ...
芯まで凍えちまうと
...
黙って水を口にして。扇風機の回っている部屋で、借りてきたばかりの本を読みながら、僕はたまらなく切ない気持ちになってしまう。
一人でいるとき 静寂がこの部屋を包み
静に吹いてくる風は、黙って僕に重圧 ...
「愛する人に愛されたい」
「あなた以外は要らない」って
同じ思いでいて欲しい
そんなの我儘だってことは分かってる
でも我慢できるほど私たちは大人じゃなくて
無条件に愛せない幼 ...
どうすれば僕は
急坂さえも一気にのぼる
機関車男になれるだろうか?
この腹に内蔵された
エンジンの蓋を開けたら
思いの他にぼうぼうと
炎は燃えていたのです ...
君に勝たせてあげよと出したチョキがそのまま縁を切り
桂枝雀の落語を聴いて俺の負けだと言う儀式
君と会うまで興味もなくて知らなかったよ愛の意味
ダメ句つぶやいて婚期が遠のいている
忘れる人がいるかもしれないふたつ持っていく
おまわりさん見るたびに敬礼している
異次元スポーツの代表格と言える
超人気スポーツ競歩が
単独で世界選手権を行うことになった
これまでのような長距離だけでなく
100m競歩や110m競歩ハードル等の短距離競技から
競歩幅跳びや ...
住む人の居ない
山の墓地
お盆には賑やかに花々が供えられている
生まれ故郷を訪れた人の形跡が
風に揺れる
たった今まで
誰かがそこにいた証拠
ロウソクの炎が
消え残り
線香の ...
自由な空
遠い明日
奇妙な行動
繰り返される今日
辿り着けぬ象徴のような
君の耳たぶ
頬は紅く
手は小さい
沈んでいく
どこまでも
どこまでも
もう這い上がることの出来な ...
こんな晴れた日にはあなたに会いたい。
見えない翼を広げてあなたのもとに飛んでゆきたい。
あなたは驚くでしょう?
私には見えない翼があるってことを。
こんな風の涼しい日には今すぐあなたに ...
君が悲しみに暮れる夜。
見えない僕は君の傍らに腰掛けただ微笑んでいるよ。
言葉なんかいらないと思うけれど、
もし必要なら夜が明けるまで話をしよう。
君が記憶の扉の中、淋しさを感じる夜。 ...
群青色の夜空を指で穿つと銀色に輝くんだ。
ほら、そこかしこに。君に見えるかい。
君もやってごらんよ。
そうすればこの夜は満天の星空に変わり、君と僕は今繋がる。
僕と君、二人の手を重ね合 ...
昨日がないので今日もない
だから明日も明後日もない
あるのは太陽の昇り沈み
大気の湿りと突然の雨
そして疲労を癒す涼しい風
自分は動物だと思っている
ときには蛇のようにしなやかに
...
あなたはもっと自信を持て
あなたはそんなもんじゃない
あなたに期待して
かつて地球におられた方々が
一心に合掌しているのだから
激流がしめされる
あなたは岩だ
...
隣の席の君が奏でた
低く透明な音質をまとって
価値はわからないけれどといって
ペンを走らせる尖った質感
体は売れるような品物じゃないですよ
そう高らかに笑って涙を落とすと
欲しいの ...
ほぼ体温と同じくらいに
熱せられた夏が
発火点を探しあぐねて
彷徨いの果て
私の絵の具を溶かしていた
指で透(なぞ)写る
あらかじめ決められていたように
螺旋状に滑り出すその先で捉え ...
前略
このクソ暑い日々の中、今もあなたは自分の殻に閉じこもっておられますか?
私は殻をぶち壊してしまい未だ修復不能という体たらくでございます
あなたと出会ったのは今よりは涼しく、しかし茹 ...
なんだかさ
しゅん、となる時もあるんだよ
大人だってさ
なんだかな
カッコ悪いことばかりなんだよ
大人なんてさ
だから
見逃してほしいんだ ...
Gからはじまる朝テンションコードのうえで踊るコーヒータイム
断裂の金属弦のはじける悲鳴うたが終って反転する夏
ジョンレノン忌 愛こそはすべてを歌う夜 ニューヨークの夏は優しい
アスフ ...
看板の電球が歯抜けのように消えた店
街路灯の陰には牙が落ちている
その店にたむろする娘のポケットに
住んでいた鼠の、よくとがれた牙
からかっていただけなんて今更
引き返せないと、思わ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ひどく簡単な、冴えたやり方
伊織
自由詩
11*
13/8/19 1:22
浜辺を
番田
自由詩
1
13/8/19 0:50
涼
殿上 童
自由詩
20*
13/8/19 0:46
耳のかたちのしま
朧月
自由詩
6
13/8/18 23:50
正しいセックスのしかた
TAT
短歌
3*
13/8/18 23:37
熱さとともに
ムウ
自由詩
7
13/8/18 23:28
芯まで凍えちまう
TAT
自由詩
1+
13/8/18 21:57
突然襲ってくる、切ない気持ち
創輝
自由詩
2
13/8/18 20:55
赤裸々
キダタカシ
自由詩
4
13/8/18 19:00
機関車男
服部 剛
自由詩
12
13/8/18 18:55
君に勝たせてあげよと出したチョキがそのまま縁を切り【都々逸】
北大路京介
伝統定型各...
3
13/8/18 18:55
桂枝雀の落語を聴いて俺の負けだと言う儀式【都々逸】
〃
伝統定型各...
1
13/8/18 18:55
君と会うまで興味もなくて知らなかったよ愛の意味【都々逸】
〃
伝統定型各...
2
13/8/18 18:54
ダメ句つぶやいて婚期が遠のいている
〃
自由詩
6
13/8/18 18:53
忘れる人がいるかもしれないふたつ持っていく
〃
自由詩
6
13/8/18 18:53
おまわりさん見るたびに敬礼している
〃
自由詩
3
13/8/18 18:53
世界競歩
花形新次
自由詩
2
13/8/18 18:44
お墓参り
Lucy
自由詩
19*
13/8/18 17:18
沈み
opus
自由詩
0
13/8/18 16:47
こんなに空が青いのに。
ヒヤシンス
自由詩
7*
13/8/18 16:04
もし僕が先に消えたなら。
〃
自由詩
4*
13/8/18 16:02
夜空の散歩
〃
自由詩
3*
13/8/18 15:58
歌
葉leaf
自由詩
2
13/8/18 15:26
あなたは岩だ
吉岡ペペロ
自由詩
6
13/8/18 13:51
レ・シート
かんな
自由詩
1+*
13/8/18 11:25
デカルコマニー
そらの珊瑚
自由詩
13*
13/8/18 10:45
前略 あなたへ
創輝
自由詩
1
13/8/18 8:56
大人だって
hiroto...
自由詩
2*
13/8/18 7:44
はぐれうた
梅昆布茶
短歌
5
13/8/18 4:03
鼠の歯
すみきたすみ...
自由詩
2
13/8/18 3:46
2493
2494
2495
2496
2497
2498
2499
2500
2501
2502
2503
2504
2505
2506
2507
2508
2509
2510
2511
2512
2513
2514
2515
2516
2517
2518
2519
2520
2521
2522
2523
2524
2525
2526
2527
2528
2529
2530
2531
2532
2533
加筆訂正:
詩法にかかわる断片
/
空丸ゆらぎ
[13/8/18 17:18]
2013.8.18
散歩の途中で
/
空丸ゆらぎ
[13/8/18 17:04]
まだまだエッセンスは追加
春の三部作
/
空丸ゆらぎ
[13/8/18 16:46]
短くもなく長くもなく
メモ
/
空丸ゆらぎ
[13/8/18 16:37]
短くもなく長くもなく
4.31sec.