秋のはじまりに
かなしいのかうれしいのか
ほっとしているのかわからずに
虫の音のまじる夜をあるきながら
みていたのは
夢でなくて
たぶんあなたでした
  まずしい日々をおくっている
  ばらの花がいったい、
  どんなところに咲くのかしらない



  雨上がりの
  気温がひくい朝
  きみの手をつよくにぎる
  教えて ...
ゆれるかげは
やがて裸になることを口約する
樹木の些細な手ぶりと
厳粛な黙秘

光の構図は
下書きのまま刷新され
不可視の層を成し
風を生み、流体になる

渡航する小葉に
あなた ...
空に大穴があいていて、そこから誰かがのぞいている
糸を垂らすなら
おまえもこっちにこいよ
その人は、亡くなるためにやってきます。
その人が、治らないからだの病気をかかえているのなら、
わたしはすぐ病院に行って、治療をすすめることができます
その人が、涙もでないほどのこころの病をかかえ ...
なんとかしたい

ありがとう

なんとかしたい

ありがとう

なんとかしたい

なぜか

ありがとう

ありがとう!
ゼリーの丸いお家を作った

わたしが捕まえてきたあなただけ


わたしを逃がさないのではなく、
あなたは逃げられないのよ。

ゼリー


ゼリー



ゼリー ...
朱色のときがいきなりきえて
雨傘は紫陽花をさがしている
心は
みちづれを探して雨傘を捨て
朱色のときは
その潔さにあんぐりしている

初秋という名のコオロギが
kotosimo鳴いて
...
かなしい

かなしい
のはしかたがないのだから
オレンジいろの実を植えよう
ひとつぶ

白い蝶がまい群集がなあに?あれはなあに?
ととう
ただしがきに埋めこまれたコスモスばたけの
...
僕たちはどうせ鮫なので
誰かを傷つけずにはいられぬのです
生まれたての赤子の弱さを嗅ぎつけて
群れからはぐれた小魚を追いまわして
この鋭い歯牙で貫かざるを得ないのです
そこに滴る黒い血を
...
残暑なんてあっという間
待たされるのは春くらいなもの

きょう雨はやわらかな御手
緑深い山々のあたまを撫でている

天はやさしく言い諭す
まるで母親のように

さあ片付けを始 ...
ご祝儀は888円末広がりで縁起いいでしょ この街に来る飛行機で見た海は赤くなかった恋もしていた 秋灯や漢字テストのマルとペケ 兎なら死ねてた 夜が止まらない ふっかつの呪文 メモらされている 死に続けている人を
思い出したり忘れたりしながら


生き続けている人を
遠ざけたり近づけたりしながら
名前が悪かったのかな
居場所がたまたままずかったのかな
いつかみたあの誰かの骨と同じ
友達のなかで一等賞をあげたい人が住む
雪国の冬の色と同じ
白さ特別扱いしてたけど
それは共同住宅ではN ...
約束の一時間前着いちゃってスタバでキャラメルフラペチーノ


アボカドの乗ったパスタを巻きながら今日は我慢よ苺のタルト


映画見て泣いてる貴方のお隣でポップコーンをもぐもぐするの
...
もういないよ

ここには誰もいなくなったよ

頭蓋骨と頭皮の間にたくさんナメクジが這いずりまわってる

誰もいないよ

水をゆく白いオフェリヤはどこかへ行ったよ

スミレの花も も ...
三日前、鳥の死骸を拾った

損傷のないきれいな状態だったので、
部屋に持ち帰ってスケッチしようとしたんだけど、
思い直して庭みたいな場所に埋めたへ部屋に戻って、
やっと届いたメルツバウを聴き ...
神様が焼死した

綿埃みたいに死んでった

私の望むものは

あなたと生きることではなく

あなたを殺すことなのだ

この水道水は無個性

仮睡に帰ろう

仮睡に帰ろう
...
空にカーテンを引いたら
みんな 夢を見なくなった

星の明かりも 眩しい朝日も
厚い布地に遮られて 広大な密室の中で
息を詰まらせていく 人々の 心の息付き

飛行機が飛び回り
打ち上 ...
あなたの、
きゅんとする性器に手を添えて
わたしの角度をはかります

嵐の方向にどす黒い夕暮れははじまって
なぞる、すべるように終わりゆく行為も
いつの間にかそういうはげしさを終えて
...
それは 白い、暗い
水のような
(いえ、湖)
奇妙な、安らかな、
欠落で

なめらかに隆起したそれを、
両手でささげ持つようにして、
人びとは
名前をつけた

それが
何だ ...
階段をあがると
すぐ左側に父親の部屋がありました
ドアをあけると
たばことヘアトニックと
何かが混ざった匂いがしました

どうしてこんな匂いに
なるんだろうと思いました

大人の男の ...
なにも多くを語ることはない
ただ深く語ればよい。
それをむずかしく考えることはできない
生まれて一生を終えたときの夢を語ればよい。

選れた詩人は優れた批評家だという
ならば ...
2003年 溢れる言葉を
適当に繋ぐだけで僕は詩人になれた

あれから10年
いろんなことがあって
世界も変わって

僕には
恋人が出来て 失って
仕事を得て 逃げて
適当に日 ...
新種のクロイツェル=ヤコブ病(新狂牛病)が猛威を振るう世界
肉という肉は高レベルに汚染され
上は牛肉から下はミミズ
果ては魚貝類に至るまで
人類は食肉の機縁から遠ざかっていた

そんな折、 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
三角はるな自由詩413/9/6 0:12
野ばら草野春心自由詩413/9/5 23:57
あわいsample自由詩5*13/9/5 23:40
大穴佐藤伊織自由詩413/9/5 23:38
その人は、亡くなるためにやってきます。自由詩013/9/5 23:00
叙事叙情短角牛自由詩113/9/5 22:58
ゼリー 〜生まれる〜鵜飼千代子自由詩7*13/9/5 22:49
蝉が鳴かなくなった草野大悟2自由詩0+*13/9/5 22:48
しろつめくさの海みけねこ自由詩513/9/5 22:34
ストーリーテ...自由詩213/9/5 21:53
見送るだけただのみきや自由詩18*13/9/5 21:44
ご祝儀は888円末広がりで縁起いいでしょ北大路京介短歌213/9/5 21:27
この街に来る飛行機で見た海は赤くなかった恋もしていた短歌213/9/5 21:26
秋灯や漢字テストのマルとペケ俳句213/9/5 21:26
兎なら死ねてた自由詩713/9/5 21:26
夜が止まらない自由詩213/9/5 21:25
ふっかつの呪文 メモらされている自由詩513/9/5 21:25
ここにいる自由詩2*13/9/5 21:23
どくだみもっぷ自由詩613/9/5 20:08
肉食女子はよく食べる。(ちょっとぽっちゃり系)時子短歌413/9/5 20:08
オフェリヤ消失散布すべき薬...自由詩013/9/5 20:07
セントクレメント自由詩013/9/5 20:03
ウイルス自由詩013/9/5 19:57
空にカーテンまーつん自由詩12*13/9/5 19:54
あらしはるな自由詩413/9/5 18:17
自由詩413/9/5 18:08
大人の男の人栗山透自由詩5*13/9/5 18:00
語れない詩評を語るアラガイs自由詩4*13/9/5 16:46
親愛なる2003年へsyuon自由詩313/9/5 16:28
鳥人間コンテスト+2013①和田カマリ自由詩013/9/5 16:14

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