キーを叩き。明朝体を墜し、青白む紙の上へ
滲み、昏い余白を点し、未到の雪のうえを歩
く、ポーチライトが続々と消えて、踝に光だ
けを纏い、潜り、息を止めて、そっと近づき。
加速度をつけた空が硝子 ...
ひとはそれぞれの色を持つ
混ざるもの混ざらないもの

それぞれの色がキャンバスのうえで混じったり混ざらなかったり
様々な色調とタッチでそれぞれの場所を見つけて収まりひとつの風景をなす

そ ...
   透明な空に
   透明な鳥が
   飛んでいる

   草を蹴って
   跳ねる子供が
   捕まえようと
   手を伸ばす

   晴れた空は入口
   空想の世界への入口 ...
「父親がいつも私の鷲鼻のことを言うのよ」

思春期に観た映画のように
ドライブインで指輪をはめる
安い車に乗って
魂よりも外見よりも共有感が必要だということに気が付くことができずに
二人は ...
僕もまた人並みに幸福になりたいのだが

僕の中の宿命がそれを許さないのだ

僕は幸福が恐ろしい

幸福になる事はいつも、次の瞬間にやってくる

深淵への落下を予測させる
...
やるぞおと 空に向かいてノド鳴らす 誰見ることもない 初霜の朝 白い清冽

白い唐突

あらわれる

あらわれる

うごかない

有限時間の

そのリレー


まるで無限の

富士山さんに

見られている

見られている

遠景の

極小の

原始の

まなこ
...
つまり...そう わかるよね ぼくには何も わからない...きょうはとても疲れていて、ねむりが...眠くってさあ、 かんがえてるけどね うん...努力はね、そりゃ...ほら、なんていえば、いいかな?  ... 今日は誰もいない そして
考える そして 眠ることを
そして眠る 閉ざされた 目には
誰にも知られなかった目の記憶
目の中をさかのぼっていく


思い出された遠い夏の日
そこにいた 僕 ...
昔とおんなじだったというのは
本当には少し違っていて

こうだったら良かったのにって
ふたりだった



会えば楽しいけれど
別れたとたんどっと疲れたり、

約束して ...
強烈な光が飛び込んできた
それは小学生がボールを追いかけるようなスピードで
雨が降っているね
君はだるそうに言う
ねえもういいだろ?
そろそろ光、射して

可愛い耳たぶに光るピアスを付け ...
散り敷かれた落葉に半ば埋もれかけている公園のベンチが私に語る。
この人間の抜け殻のような落葉達のお陰で私は寒さをしのげるのだ、と。
お前はお前のその心を寒さから守ってくれるものを持っているか、と。 ...
みたことをみてないことにできないとその風景で秋の風鳴る


命日の早すぎるかな数えだすはじまりのきょうふた月も前


あの秋かあの冬か春か真夏には虹を二人でみる運もあり


去るもの ...
行き先の希望言うのをやめてみて確かに着いたここに十年


タバコ屋のおいちゃんが店閉めるってそうして町は暮れてゆくんだ


冬を待つわけは格別ないままに捲る日めくり明日燃えるごみ


...
親指が巻き爪だった一週間ビーチサンダル秋の風知る


あの頃にすがることしかできないとみあげる空に同じ月あり


台風が心を壊すほどの日に追憶のなかの秋晴れをゆく


暮れてゆくこど ...
しあわせなこと

疲れ果て家に帰れば 部屋は温かく
ただいまって言うと おかえりって返してくれる


夜 怖い夢を見て目覚めると 
となりには あなたがいて また眠ることができる

...
叔母さんが亡くなった
いとこが
「顔も見てやって」と
お棺のふたを開けてくれる
御顔を覗くと
少しも苦しそうでないので
ホッとして
「おばさん」て小さい声で言って

お葬式には少し慣 ...
歳時記に君の名前を書き込んで松尾芭蕉を越えるのも恋 口実を考えながら新酒酌む 撞木鮫八重歯ののぞく二十歳かな 死ぬ気でやって死んだ 野球のニュース見逃して明日は雨の予報 夢の中の白いシャツに墨汁の雨降らせている さあ、ほら、はじめよう
君の夢にまで見た世界
ありえないような正解

間違いだらけの制裁と 受け入れ難い救済を
望む間もなく 僕の胸を撃ち抜く銃弾

僕が故にまた来た世界
味気ないばか ...
あのころの輝きという物語をものがたっている空
 からの
爆弾が    いま  ここに爆裂する
   現実は いつも 特定秘密
 特定秘密は いつも 特定秘密を明らかにしない
それは
 特定 ...
時折 挫折します

嘘です

いつでも挫折しています

そのうち挫折があたりまえ

嗚呼 挫折こそわが人生わが歌

骨折も痛いが

挫折も痛いああ痛い

坐骨神経痛を略 ...
同行二人 つれづれの空
あたらしい道
いざ行かめやも

同行二人 耳許を
かけすが一羽すれちがう
同行二人 木漏れ日は
形を変えてまた消えて
同行二人 道端の
名もなき花に立ち止まる ...
 久しぶりだよね
 日曜日お父さんと二人でいるの
 何よその目
 なんか警戒してるっぽい
 あ、いっしょにお風呂入ろっか
 なぁんてうっそ冗談
 慌てちゃってかわいいんだから
 え、親を ...
国数と
英語と理科と
日本史で
満天を取り

連れてゆかれた






























...
まだ立てよ
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
疾走する文字列hatena自由詩4*13/11/21 15:22
colors梅昆布茶自由詩1213/11/21 12:39
霊感の鳥まーつん自由詩9*13/11/21 12:07
サウザンハーベストコバーン自由詩113/11/21 11:00
バベルの塔の頂上でyamada...自由詩113/11/21 8:55
やる気、元気、から元気bookof...短歌1*13/11/21 8:50
富士山さん吉岡ペペロ携帯写真+...213/11/21 8:49
10きるぷ自由詩2*13/11/21 4:57
誰かのスター番田 自由詩113/11/21 1:54
あのね鵜飼千代子自由詩14*13/11/21 0:37
ピアス北橋勇輝自由詩113/11/21 0:34
冬に立つヒヤシンス自由詩9*13/11/21 0:19
十月のノートから3 (十首)もっぷ短歌213/11/20 23:57
十月のノートから2 (十首)短歌313/11/20 23:55
十月のノートから1 (十首)短歌513/11/20 23:53
しあわせなこと葉月桜子自由詩213/11/20 23:00
お葬式Lucy自由詩16*13/11/20 22:55
歳時記に君の名前を書き込んで松尾芭蕉を越えるのも恋北大路京介短歌613/11/20 22:14
口実を考えながら新酒酌む俳句213/11/20 22:14
撞木鮫八重歯ののぞく二十歳かな俳句113/11/20 22:12
死ぬ気でやって死んだ自由詩613/11/20 22:11
野球のニュース見逃して明日は雨の予報自由詩113/11/20 22:11
夢の中の白いシャツに墨汁の雨降らせている自由詩413/11/20 22:11
明けない夜はないねこ歩き自由詩013/11/20 22:05
風通りの旗草野大悟2自由詩1*13/11/20 21:39
挫折の人ただのみきや自由詩23*13/11/20 21:39
山道を行く伊織自由詩8*13/11/20 21:28
レインボーお父さん平瀬たかのり自由詩513/11/20 21:18
別室にTAT短歌1*13/11/20 21:00
たまねぎ剣士自由詩113/11/20 20:52

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